lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
まだ続いてますよ。
午前中で早くも5種の小田急ロマンスカーを乗車制覇。
小田急新宿駅から徒歩にて西武新宿駅へと向かいます。
次なる「ロマンスカー特急」は、
【6th ランナー】 「小江戸」13号 西武新宿12:30→所沢12:58
MSE/VSE/EXE/RSE/HiSE/LSE/371/SPACIA/RYOMO/AE100/NRA

西武鉄道の「レッドアロー」です。
・・・・・となる予定だったんですけど、

西武新宿駅で特急券を買おうとすると、券売機は全て「発売中止」。
なんでも人身事故の影響で西武新宿線はダイヤが大幅に乱れた状態だそうで。
「特急レッドアロー号は全列車運転を中止しております」と、非情な放送。
「西武レッドアロー」も、今回の「特急ロマンスカー制覇」には欠かせない、立派な有料特急。
今日に限っては、乗らずにスルーするわけには行きません。
駅員さんに聞いてみると、池袋線の特急レッドアロー号は通常通りに走っているということなので、とりあえず新宿線の電車に乗って、池袋線との交差駅である「所沢」まで向かうことにしました。
とりあえずホームに入ってきた「拝島快速」なる電車に乗ります。

この電車は所沢には行かないというので、途中駅で後続の電車に乗り換え。
で、なんとか所沢駅に来られました。
あらためまして・・・
【6th ランナー】 「ちちぶ」24号 所沢13:24→西武池袋13:46
MSE/VSE/EXE/RSE/HiSE/LSE/371/SPACIA/RYOMO/AE100/NRA
もともとの予定で「小江戸13号→ちちぶ24号」でレッドアローの乗り継ぎをするつもりだったので、この「ちちぶ24号」をキャッチできたことで、元の予定通りに戻れました。
特急レッドアローの登場。

小田急ロマンスカーのダイナミックな流線型の電車をみてきたせいか、レッドアローのニュートラルな顔つきは、なんだか「地味」に見えてきます。

車内は各車両とも10人ちょっとが乗っている程度。

レッドアローは全車両が普通車。特別席とかはありません。
座席はJRの新型「あずさ」なんかとそっくりなもの。座面スライド機構は有していません。
シートピッチが1,000mmで、座ってみると足元がかなり広く感じられて、その余裕に優越感。

青いモケットの座席に水色のヘッドカバーが、見た目に清涼感たっぷりで、夏場は乗った瞬間から爽やかな気分になれそう。

レッドアロー号は、特に休日の「ちちぶ」号などは観光客やハイカーの利用も多いようですが、売店や車内販売はありません。そのかわり、先頭車のデッキには飲料の自動販売機が設置されています。

7両編成のうち、トイレがあるのは両端の先頭車だけ。
中間車は徹底的に客室に空間を割いた設計で、座席を多く設置することを設計目標にしているよう。
夕刻から深夜に掛けてのホームライナー的な通勤特急としての運用が一番の活躍の場です。

座席のテーブルには広告のステッカーが貼られています。
以前に乗ったときは、某メーカーのノートパソコンのステッカーが貼られていましたので、通年でテーブルは広告スペースとして使われているみたいです。
座っていると目線にどうしても広告が入ってくるのでコマーシャル効果はかなりありそうですが、実際にはけっこう目障りな感じ。

所沢から池袋までは20分ほど。
あっという間に着いちゃうって感じですが、かなり「優雅な20分」を過ごせます。

ボディ側面にはスピード感のある「NRA」のロゴマーク。
「ニューレッドアロー」の愛称。「ニュー」はこの車両が2代目レッドアローということで附されています。
グレー基調のカラーリングに窓周りはブラック。そこに一本線を締めているのはレッドライン。
「レッドアロー」の走行シーンは、きっとまさに「流れ行く赤い一本矢」の如く、なのでしょうね。
さて・・次なるランナーは?!
まだ続きます。
お友達さんのサイトで「成田スカイアクセス」の新型スカイライナー試運転の模様が公開されたのを見て、私もぜひ開業前に一足早くそのお姿を拝みたいなぁと、思い切って出かけてきました。
わざわざ出かけてきたのに、今日は試運転やってませんとかだったらガッカリだなーと、
一抹の不安も抱きつつ。
やって来ました。北総線「東松戸」駅。
「成田スカイアクセス」の一翼を担う北総線。
試運転やるなら、ここで高速運転の走行試験だろう!とか予想して。
(あと、お友達さんも北総線内で撮影していたので京成本線よりこっちのほうが確率高いかなーと)
ホームに上がるといきなり「試運転列車が高速で通過しますのでご注意下さい」のアナウンス。

駅に着いてわずか数分で、いきなり新型スカイライナーとご対面。
ご対面といっても、あちらさんは時速100キロは軽く超えてるであろうスピードであっという間に行ってしまいましたが。
ホームの発車表示装置には、ご丁寧に「試運転」の表示。

現在は運転士さんの習熟訓練の段階のようで、試運転電車の運転本数もヘタすると営業開始後よりも多く走ってるかも。
とりあえず、走り去っていったスカイライナーを追いかけて高砂方面へ向かう。
新型の試運転は高砂折り返しなのかなーと思って来たのですが、新型いませんでした。
というか、こんなに頻繁に電車が出入りしている駅では折り返すのはムリですね。
このまま上野方面まで追いかけようかどうしようか迷っていると、

また上りの試運転がやってきました。すごい運転間隔ですなぁ。
結局、ここ(高砂)でどっかで折り返して戻ってくるであろう新型を迎え撃つことにしました。
「スカイライナー」来た。

どうでもいいんですが、京成線なのに完全に京急電車に乗っ取られてます。この駅。




4面あるホームのうち、3面が京急電車で埋め尽くされてるとか、激しおすなぁ。
恐るべし相互乗り入れ。
新型スカイライナー来ました。

この後にすぐ北総線行きの電車が来たので、それに乗って再び北総線内で撮影場所を探す。
・・・トンネルの中の駅とか、トンネルに挟まれてる駅とか、そんな駅ばっかりなので。
結局、再び「東松戸」で撮影。




お友達さんが撮影に来た時は「東松戸」停車パターンの試運転もあったそうですが、今日は全列車が容赦なくガンガン通過して行きます。
「どっかで停車中をじっくり撮れないかなぁ・・・。」
北総線の終点の「印旛なんとかかんとか」駅は高速新線との結合部分なので、もしかすると一旦停車とかするかもー!?と、無知ゆえの思いつきで、終点まで行ってみることに。
やって来ました「印旛なんとかかんとか」駅。
正しくは「印旛日本医大」駅。
乗ってきた電車のすぐ後を試運転が追いかけてくるダイヤだったので、新型すぐ来た。
ホームの先端からだと真正面がちに撮れます。(画像は300mm望遠画像をさらにトリミング)

・・・なんだか異様に鈍足でこっちに向かってきます。
これはもしかしてー!!?
「無知」の勝利の瞬間。試運転電車はここで一旦停車でした。
ロゴマーク。「SKYLiNER」の赤丸は、日の丸のイメージなのかな?

フルカラーLEDの行先表示機。「試運転」と「TEST RUN」を交互に表示。

丸窓の並んだオッシャレーなところもありました。

丸窓から中を覗いてみたら、自動販売機のあるフリースペースになってました。
形式表示はシンプル。AE1-1は新型AE形のトップナンバー?

5分ほど停車していたのですが、窓のブラインドはフルオープンの状態で中は覗き放題。
■□■ 座席探訪:preview 京成電鉄 AE形 新型「スカイライナー」 ■□■

座席は見るからにクッションが薄そうな感じ。
座面クッションに使われている「バネックス」なる素材の効果や、如何に!?
ヘッド部分は一見膨らみがあって柔らかそうですが、裏面がえぐられて空洞になっているのでかなり固そう。頭を載せた時の感触が今から楽しみです。
センターの肘掛は跳ね上げられて収納されているのが見えたので、付いてます。
リクライニングは肘掛先端のレバー?で動かすみたいです。

窓は横方向にかなりワイド。
しかもブラインドのセンターガイドがワイヤー?のような鉄線になっているので、窓のワイドさが損なわれずに処理されています。
一方の縦方向は、若干寸詰まりな感じがします。荷物棚を低めに設定しているのかな?

天井はかなり高そうに見えました。
この画像からは分かり難いですが、天井が小田急VSEのようなヴォールトルーフになっていました。
外から中を覗いてみて天井が高そうと感じられたので、座席に着いてみての頭上の開放感はさぞかし爽快なのではないでしょうか。

床面はブルーとブラックのグラデーション模様で、「星空」「宇宙」を連想させます。
よく見ると細かい市松模様で構成されているので、「日本の風流さ」を狙った演出かも?ちょっと「山本寛斎流」を感じさせる部分です。

客席端部の座席。テーブルは前方壁面、マガジンポケットは側壁面に。
デッキ仕切り壁の色合いが、青磁器のようなしっとりとした艶やかな色合いで美しいです。

デッキはやや薄暗い照明。客室の明るさとは対照的です。
手すりの明かりとアルミ調の壁面パネルが宇宙船チック。

4両目だか5両目に自動販売機コーナーがありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
成田空港方面に走り去っていった新型スカイライナーを見送って、一旦改札を出ました。
Suicaでピッと改札を通った瞬間に驚くような金額が精算されたので、改札機の誤精算か!?と思ったのですが、券売機の料金表を見て納得。(いや、納得はできないけど・・・・北総線って運賃高いのね。)
再び高砂方向に向かいます。(下車駅での精算金額に若干怯えながら)
降り立ったのは「新柴又」駅。今日はここでシメとすることにしました。
まずは上りの新型スカイライナー試運転。

そして数分後に下りの試運転。

高砂方にある防音シェード?の存在がなんか未来鉄道っぽかったので、コレと絡めて。

このバックショットで本日の新型スカイライナーの試運転追っかけを終了。
高砂駅にて。

表紙のかっこよさに惹かれて、記念に数部持って帰ってきました。
続きです。
【4th ランナー】 「はこね」6号 小田原10:05→町田10:47
MSE/VSE/EXE/RSE/HiSE/LSE/371/SPACIA/RYOMO/AE100/NRA
小田原からは「EXE」で新宿方面へと逆戻り。


6両編成で、貫通型の先頭車を先頭にやってきました。
後ろ側の先頭車はゴツい流線型。
シャンパンゴールドの、上品にキラキラしてるボディはいつ見ても異彩。
車内のお客の数は定員の1割程度。

もっとも、この後「新松田」「本厚木」「町田」(さらには「向ヶ丘遊園」にも停まる)とこまめに停車して、車内は大盛況になるわけですが。
「EXE」も「ロマンスカーファミリー」なので売店コーナーがありますが・・・

この「はこね」6号は車内販売がない列車なので、売店もカラッポ。
「EXE」も全車普通席。

リクライニングシートですが、傾斜角度はわずかです。「ちょっと倒れたかな」と分かる程度。
座席そのものは、クッションが柔らかめだし、座席全体にドッシリとした安定感があるので、座っていて安心して体をもたれることができます。
さて「EXE」というと、「展望席」や「特別席」の存在を完全に廃したために、「遊び心がない」「こんなのは“小田急ロマンスカー”とは呼べない」とか「ブルーリボン賞取れなかったのがダメ車両の証拠」とか、とかくファンから大ブーイングで嫌われまくりなわけですが・・・
まぁ、たしかに「展望席」も「スーパーシート」もありませんけど、そういう派手でキャッチーな部分ではなく、見逃されがちな部分や素通りしてしまう部分をよく見ると、そんじょそこらの「特急車両」とは比べ物にならないほどに、細かいところまで凝りまくっているところが見えてきます。

客室ドアのガラスには「EXE」のロゴ。
ガラスも単なる透明ガラスではなく、軽くブロンズに着色されていて、これが夜間に乗るとガラス向こうの客室がまるでホテルラウンジかのような雰囲気に。デッキと客室の落ち着いた照度がこのブロンズガラスを際立たせ、さらに空間全体を上品に映るという「マジック」。

デッキの電話コーナー。
それを照らす照明と照らし方も独特ですが、壁のシルバーブルーの色合いや、客室ドアとは1枚の簡単なパーテーションを隔ててこの空間を作っている点でかなり手が込んでいます。
普通だったらこんな電話は、デッキの空いている部分に直付けですよ。

車内案内のパネルは、ステンレスパネル。こういうのはたいていステッカーで壁に貼られてますよね。

一般のお客には全く必要の無い情報である「ナンバープレート」
「単なる数字の羅列」であるはずが、わざわざオリジナルのフォントで飾っています。

座席のヘッドカバーには、さりげなく「EXE」の刺繍入り。

座席そのものも見た目に肉厚で、座る前から「ゆったりできそう」という安心感。
さらに天井に目を向ければ、

間接照明にスポットライトに補助照明と、照明だけで3WAY。
荷物棚から数えると、3段構成になっている天井も、頭上の高さに伸びやかさが感じられます。
ほかのロマンスカーファミリーに比べると、やはり「華」がないのは否めません。
でも「普段着の特急」という土俵で、例えばこの先に出てくる西武の「NRA」や東武の「RYOMO」、JRでいえば「フレッシュひたち」「踊り子」なんかと比べた時、この「EXE」には段違いの上質さを兼ね備えていることが見えてきます。
決して「小田急ロマンスカー」としての誇りを蔑ろにして誕生したわけではない。
ただ、ちょっと他とは「路線」が違うだけで、RSEとは違う「異端児」ゆえに嫌われ者になってしまった「EXE」はちょっと可哀相な運命だな・・・・
などと考えていると、「町田」に到着。


さきほど乗った「あさぎり」2号が新宿で折り返してきた「あさぎり」3号と並びました。
「町田」からは1駅戻って「相模大野」へ。
【5th ランナー】 「えのしま」24号 相模大野11:07→新宿11:39
MSE/VSE/EXE/RSE/HiSE/LSE/371/SPACIA/RYOMO/AE100/NRA
午前中最後のランナーは「LSE」の「えのしま」号。
早くもこれで5車種を制覇です。おそるべし小田急ロマンスカー!!

この「えのしま」24号は、時刻表上での車種が「▲E」で、「EXEでの運転が基本だけど、他の車種になることもありますよ」と、運用車種に幅を持たせた表示になってます。(ま、HiSEかLSEかってとこなんですけど)
この日は運良く「LSE」で運転されていたので、5車種目となりました。

この「えのしま」って字体が、なんかかわいい。
さっそく乗り込むと・・・予想に反して意外と混んでました。
江ノ島線の特急だし藤沢始発だからガラガラかなーとか勝手に思ってました。
「えのしま」号ではごく一部を除いて車内販売がありません。

売店コーナーは無人です。
「LSE」も全車普通車。

座席はちょっとレトロ~な風貌。リクライニングすると座面が前にせり出してきます。
この座席、着席の姿勢が異様に低くて、なんだか腰が抜けたそうな姿勢になっちゃうんですよね。
今日は、一番前。展望席最前列に座っちゃいます。

登戸を過ぎて複々線に。VSEとすれ違いました。
成城学園前駅を通過中。


あっという間に新宿駅に着いちゃいました。


降りる時に、ブルーリボン賞の受賞プレートを撮っておきました。

1980年生まれで、1981年のブルーリボン賞を受賞。
LSEも、もう30年ランナーです。
今こうして第一線で走っているばかりか、展望席つきのロマンスカーとして人気者の確固たる地位に就き続けていることがすごいですね。

外に出ると、ヘッドマークはもう折り返しの「さがみ」になってました。
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□■□ はじめての、ろまんすかー □■□
初めて「小田急ロマンスカー」というものに乗ったのは1983年の夏。
当時、海老名に住んでいた叔母の家へ行くのに、叔父さんが新宿から町田までロマンスカーに乗せてくれました。
この時に乗ったのが「えのしま」号。
この頃の「えのしま」号は、町田停車で相模大野は通過でした。
車種は忘れもしない「NSE」です。

画像は後年撮ったもの。乗った当時はたしかヘッドマークが電気式ではなく逆三角形の差込型でした。
切符が小田急独特のもので、初めて見た「ロマンスカーの切符」に感激。
よほどお気に入りだったようで、なにかと趣味のコレクションを無くしたり、うっかり捨ててしまうことがあった私にしては「奇跡的に(?)」、今でも手元に残っています。

当時は「えのしま」号でも「走る喫茶室」のサービスがありました。
新宿を発車すると、アテンダントさんが乗客一人一人にメニュー兼時刻表を配って回ります。
この時のメニューも切符と一緒に大事にとってありました。

たしかコーラとプリンを叔父さんに買ってもらいました。
メニューを見ると・・・この時に乗ったのは「森永」担当のロマンスカーだったみたいです。
食堂車でもないのに、ウエイトレスさんが車内を頻繁に行ったり来たりして、自席にいながらにグラスでコーラを飲んだりプリンを食べたりできることが鮮烈な印象でした。
とにかくそんな「走る喫茶室」のインパクトが子供の目と心にはかなり強烈に記憶に刻まれたようで、その後どんな景色を見ていたのかとか、車内がどんな様子だったのかとか・・・全然覚えていません(笑)
メニューは見開きで、中が時刻表になっています。

今のロマンスカー時刻表と比べると、驚くほどシンプル。
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さて、再びふりだしの新宿に戻ってきましたが、次はどこへ向かうのか・・・?!
まだ続きます。
続きです。
松田駅からの乗り換えはこちらの電車。
【2nd ランナー】「あさぎり」2号 松田8:52→本厚木9:13
MSE/VSE/EXE/RSE/HiSE/LSE/371/SPACIA/RYOMO/AE100/NRA
同じ「あさぎり」号でも、こちらはJR東海所属の371系電車。

このカプセル状の先頭車。初めて見た時はあまりに斬新過ぎてブッ飛びました。
この部分だけ見ると、昔の東海道新幹線の0系や100系新幹線みたい。

車内は2~3割程度の乗車率。

ほとんどがビジネスマン。新聞見たり寝てる人ばかりです。
普通車の座席はグレー系のモケットでとってもシック。

シートピッチは1,000mm。足元には跳ね上げ式のフットレストもあります。
クッションも柔らかく、シート表面のスリットが体全体をしっかり支えながら包み込むので、掛け心地は日本中に数ある特急普通車座席の中でも最強ランク。
3号車と4号車の2階は「グリーン席」(小田急線内では「スーパーシート」)

グリーン車の車両には売店コーナーがあります。

やはりこちらの「あさぎり」号でもワゴン販売がメインで、売店にはスタッフさんは常駐していません。
「あさぎり」2号でも先頭車の最前列(普通車指定席)にしてみました。

席から立つとこんな眺めです。
が、座ると目線の位置に運転席の方が高くて、RSEほど前があんまりよく見えません。

20分ほどで本厚木に到着。

ガラガラだった車内はここで一気に満席になりました。
【3rd ランナー】 「はこね」7号 本厚木9:17→小田原9:48
MSE/VSE/EXE/RSE/HiSE/LSE/371/SPACIA/RYOMO/AE100/NRA
本厚木からは、なんとも珍しい「本厚木始発のロマンスカー」に。

今回、フルコンプリートを狙うに当たって、ネックだったのが「HiSE」と「LSE」。
この2車種は小田急の時刻表で「L/H展」と1括りになっていて、LとHのどっちだか分かりません。
パソコンからロマンスカー予約ができる「ロマンスカー@クラブPC」だと、これが分かります。

最初組んだ行程では「あさぎり」2号を新宿まで乗るつもりでしたが、そのあとに繋げていく列車にどうしても「HiSE」が当たりません。ここで「あさぎり」2号を町田下車・本厚木下車で乗り継ぎを調べていくと、この「はこね」7号で「HiSE」に当たったので、今回のような行程に仕上がりました。
閑話休題。
乗り換え時間が僅かなので、改札を一旦出て再度改札を通って乗り込むと、すぐに発車。

本厚木始発ということで前展望が狙えるかと思ったのですが、最前列は満席。
後展望の最前列で予約しておきました。
景色がびゅんびゅんと遠ざかっていきます。


下りロマンスカーだと、日中の前展望はちょうど逆光で眩しいのでそういう点では後展望もオススメ。
「HiSE」ロマンスカーの車内を探検。
全車普通席で「スーパーシート」とかはありません。
普通車は赤系の座席の車両と、

青系の座席の車両がありました。

本厚木始発ということでか、誰も乗っていない車両ばかり。
この列車自体が海老名の基地から?箱根湯本への「車両回送」の目的なのでしょうね。
カフェカウンター。「はこね」7号では車内販売もないので完全に無人です。

車両間の自動ドアはオレンジ色に着色された透明ガラス。
なんだか昭和時代の喫茶店の入り口みたいな感じです。

「百合」のシンボルマークもレトロな感じ。
HiSE自体は1987年生まれで、平成目前の頃なんですけどね。
ナンバープレートを発見。

「10001」 10000形「HiSE」のトップナンバーでした。
「HiSE」は1988年のブルーリボン賞受賞列車。

もう20年以上も前のことですが、今でも誇らしげにプレートが掲げられています。
展望席はゆるやかな曲線で構成されていて、特に天井は優雅な趣き。

最前列はこんな感じ。

前からも横からも景色がすぐそこに迫り来るようで、かなりダイナミックです。
展望席も含めて普通車の座席はリクライニングしません。

背面はそこそこ傾斜が付けられていて、座席全体で体を包み込むようなバケット形状にはなっていますが、乗っているとやっぱり「ちょっと座席を倒したいな・・」と思います。
「はこね」7号は箱根を目指して、どんどん進みます。



酒匂川橋梁。
このあたりでは右手に富士山が大きく見えるのですが、この日は雲の中でした。
小田原到着。

鋭角な傾斜の先頭形状と上品な2色のレッドの色使いが、いかにも「優等列車」という存在感。

「はこね」7号は、終点「箱根湯本」を目指して走り去っていきました。
小田原からの折り返しは・・・さてさて??
次回に続きます~。
無謀な企画、また実践してきました。
首都圏の民鉄ロマンスカー全車種を一日で制覇するとかいう、完全にトチ狂った乗り鉄の旅です。
ちなみに、「首都圏の民鉄ロマンスカー全車種」を挙げておくと、
小田急・・・MSE/VSE/EXE/RSE/HiSE/LSE/(JR東海371)
東武・・・・100系スペーシア 200系りょうもう
京成・・・・AE100Skyliner
西武・・・・NRA
東武の300系とか、京急の2100形はどうなのよ?と言われると、まぁそのへんも「ロマンスカー」になるのかなぁと思いますが、取り敢えず「座席やサービスなどに、特急らしい設備を備えた有料特急列車」を「ロマンスカー」としておきます。
【1st ランナー】「あさぎり」1号 新宿7:15→松田8:27
MSE/VSE/EXE/RSE/HiSE/LSE/371/SPACIA/RYOMO/AE100/NRA
酔狂な行程のワンデー乗り鉄。
ファーストランナーは小田急ロマンスカーの異端児「RSE」の「あさぎり」号。

「RSE」の特徴はパステル調の淡いカラーリングと、なんといっても2階建て車両の存在。

2階席の「スーパーシート」が、民鉄特急では珍しいファーストクラスとして設定されていますが、
今回はこちらに。

先頭車の最前列席。
「展望席」の無いRSEですが、最前列席ではこんなにも見晴らしの良い展望が楽しめます。
「あさぎり」1号は、朝のラッシュ帯に新宿を発車。

新宿を目指して押し寄せる数々の上り列車とのすれ違いが楽しめます。
複々線区間に入ると、対向列車とすれ違いながら緩行線の電車を同時に追い越したり。
普通車はどの号車も4~5割くらいの席が埋まっていました。意外と混んでるものですね。

お弁当や飲み物、お土産品などのワゴン販売があります。

ちなみに「ROMANCECAR CAFE」のオレンジ色のカップは1個20円で買えます。
小田急20000形「RSE」の車内設備をご紹介。
(「座席探訪」というコンテンツを持っているサイトが「なにを今さら」・・な感じですが)
3号車と4号車の2階にある「スーパーシート」

2+1の配置でどっしりとした座席が並んでいます。
オーディオや衛星放送のテレビ放映サービスは無くなってしまったので、今は「大きな椅子」がウリです。
4号車の1階席は「セミ・コンパートメント」

向かい合わせのソファー席の真ん中にテーブルがあって、各部屋はしっかり仕切られています。
こちらも3号車と4号車にあるサービスステーション。

アテンダントさんはワゴン販売で車内に出ているので、車内販売の基地として機能。
電子レンジやビールサーバーなど、本格的な設備が整っています。
今回は、利用した普通車の座席を全て同じアングルでご紹介していきます。
(これこそ、まさに「いまさら~」な?~~笑笑笑)
「RSE」の普通車はこんな感じです。

ソファーは見た目に反して意外と固めです。
(といっても最近のガチガチな固さの座席とは比べ物にならない柔らかさを持っています)
テーブルは背面と壁面の収納式の2WAY。インアーム収納テーブルはありません。
足元にはフットレストが付いています。シートピッチは1,000mm。
「RSE」は1992年のブルーリボン賞を受賞。

ちなみに同年の「ローレル賞」は、253系「成田エクスプレス」でした。
秦野を過ぎると周囲の景色には緑が多くなります。

このあたりにくると「ロマンスカーでいよいよ箱根に近づいてきた」って感じがしますね。
途中にはトンネルも。

「あさぎり」号は、JR沼津が終点なので、当然そのまま箱根へは向かいません。

「新松田」駅手前の分岐線で、「あさぎり」号は下り本線から上り本線へと進入。
ほんのわずかな距離ですが、上り線を「逆走」します。
さらに上り本線から分岐して、ヘロヘロな線路へと侵入。

画像左の2線が「小田急」本線。「あさぎり」号は一番右側の、雑草生い茂る線路へと入っていきます。

そのヘロヘロ線路を駆け上がっていくと、急カーブして別の線路と交わります。

ここはもうJR東海の「御殿場線」。一気に「小田急」から「JR東海」へとワープ。
そして見えてきた駅は、JR東海の「松田」駅。
「あさぎり」号は、小田急の「新松田」ではなく、JR東海の「松田」駅に停車します。
ここ「松田」駅では「小田急」の運転士さんと車掌さんが、「JR東海」の乗務員さんと交代。

東海道・山陽新幹線の「新大阪」駅で見られるような、念入りな引継ぎなどをして交代するのかと思って見ていたら、意外と簡単に敬礼しただけで交代終了でした。

ここから「小田急のあさぎり」号は「JR東海の特急」となって、JRの御殿場線を沼津駅まで走ります。
さて、次は・・・・「あさぎり」1号で「松田」まで来たという事は、当然アレですね(笑)
次回に続きます~。
首都圏の民鉄ロマンスカー全車種を一日で制覇するとかいう、完全にトチ狂った乗り鉄の旅です。
ちなみに、「首都圏の民鉄ロマンスカー全車種」を挙げておくと、
小田急・・・MSE/VSE/EXE/RSE/HiSE/LSE/(JR東海371)
東武・・・・100系スペーシア 200系りょうもう
京成・・・・AE100Skyliner
西武・・・・NRA
東武の300系とか、京急の2100形はどうなのよ?と言われると、まぁそのへんも「ロマンスカー」になるのかなぁと思いますが、取り敢えず「座席やサービスなどに、特急らしい設備を備えた有料特急列車」を「ロマンスカー」としておきます。
【1st ランナー】「あさぎり」1号 新宿7:15→松田8:27
MSE/VSE/EXE/RSE/HiSE/LSE/371/SPACIA/RYOMO/AE100/NRA
酔狂な行程のワンデー乗り鉄。
ファーストランナーは小田急ロマンスカーの異端児「RSE」の「あさぎり」号。

「RSE」の特徴はパステル調の淡いカラーリングと、なんといっても2階建て車両の存在。

2階席の「スーパーシート」が、民鉄特急では珍しいファーストクラスとして設定されていますが、
今回はこちらに。

先頭車の最前列席。
「展望席」の無いRSEですが、最前列席ではこんなにも見晴らしの良い展望が楽しめます。
「あさぎり」1号は、朝のラッシュ帯に新宿を発車。

新宿を目指して押し寄せる数々の上り列車とのすれ違いが楽しめます。
複々線区間に入ると、対向列車とすれ違いながら緩行線の電車を同時に追い越したり。
普通車はどの号車も4~5割くらいの席が埋まっていました。意外と混んでるものですね。

お弁当や飲み物、お土産品などのワゴン販売があります。

ちなみに「ROMANCECAR CAFE」のオレンジ色のカップは1個20円で買えます。
小田急20000形「RSE」の車内設備をご紹介。
(「座席探訪」というコンテンツを持っているサイトが「なにを今さら」・・な感じですが)
3号車と4号車の2階にある「スーパーシート」

2+1の配置でどっしりとした座席が並んでいます。
オーディオや衛星放送のテレビ放映サービスは無くなってしまったので、今は「大きな椅子」がウリです。
4号車の1階席は「セミ・コンパートメント」

向かい合わせのソファー席の真ん中にテーブルがあって、各部屋はしっかり仕切られています。
こちらも3号車と4号車にあるサービスステーション。

アテンダントさんはワゴン販売で車内に出ているので、車内販売の基地として機能。
電子レンジやビールサーバーなど、本格的な設備が整っています。
今回は、利用した普通車の座席を全て同じアングルでご紹介していきます。
(これこそ、まさに「いまさら~」な?~~笑笑笑)
「RSE」の普通車はこんな感じです。

ソファーは見た目に反して意外と固めです。
(といっても最近のガチガチな固さの座席とは比べ物にならない柔らかさを持っています)
テーブルは背面と壁面の収納式の2WAY。インアーム収納テーブルはありません。
足元にはフットレストが付いています。シートピッチは1,000mm。
「RSE」は1992年のブルーリボン賞を受賞。

ちなみに同年の「ローレル賞」は、253系「成田エクスプレス」でした。
秦野を過ぎると周囲の景色には緑が多くなります。

このあたりにくると「ロマンスカーでいよいよ箱根に近づいてきた」って感じがしますね。
途中にはトンネルも。

「あさぎり」号は、JR沼津が終点なので、当然そのまま箱根へは向かいません。

「新松田」駅手前の分岐線で、「あさぎり」号は下り本線から上り本線へと進入。
ほんのわずかな距離ですが、上り線を「逆走」します。
さらに上り本線から分岐して、ヘロヘロな線路へと侵入。

画像左の2線が「小田急」本線。「あさぎり」号は一番右側の、雑草生い茂る線路へと入っていきます。

そのヘロヘロ線路を駆け上がっていくと、急カーブして別の線路と交わります。

ここはもうJR東海の「御殿場線」。一気に「小田急」から「JR東海」へとワープ。
そして見えてきた駅は、JR東海の「松田」駅。
「あさぎり」号は、小田急の「新松田」ではなく、JR東海の「松田」駅に停車します。
ここ「松田」駅では「小田急」の運転士さんと車掌さんが、「JR東海」の乗務員さんと交代。

東海道・山陽新幹線の「新大阪」駅で見られるような、念入りな引継ぎなどをして交代するのかと思って見ていたら、意外と簡単に敬礼しただけで交代終了でした。

ここから「小田急のあさぎり」号は「JR東海の特急」となって、JRの御殿場線を沼津駅まで走ります。
さて、次は・・・・「あさぎり」1号で「松田」まで来たという事は、当然アレですね(笑)
次回に続きます~。
続きです。「きたぐに」号乗車レポは今回で最終回。
新大阪からバスに乗って、伊丹空港へ。
神戸に出てスカイマークの茨城空港行きで帰ろうかとも思ったのですが、JALの株主優待券が期限目前で残っていたので、これを使うためにJALで帰ります。

乗るのはこれ。JAL3002便。

茨城に帰るのに、羽田に出るより成田に出たほうが乗り換え少なくて済むし。
成田行きというのは1日に2本しかないのですが、朝の便に余裕で間に合うので3002便にしました。
伊丹→成田だと格安の片道料金設定がないので、株主優待券を使う意義も充分にありますし。
8:00頃に搭乗開始。
この時点では、乗り込む人が意外と少なかったのですが、時間ギリギリになって駆け込み搭乗多数。
セキュリティレーン混雑のため、まだ来ない搭乗客を待つということで出発は20分ほど遅れました。
ドアクローズ後は、一度も停まることなく滑走路へ、そして一気に上空へ。

「クラスJ」で予約したので、「エグゼクティブクラス」のシェルフラットシートです。

座席のリクライニング機能は全開放されているので、フラットにもできます。

フラットにして完全に寝入っている外国人客もいました。
エグゼクティブクラス前方のバーコーナー。

さすがに国内線で飛んでいる時はカラッポです。
最前方はファーストクラス区画。国内線運用時はここも「クラスJ」。

よく見ると3席ほど空席があります。
実は伊丹のカウンターでこのファーストゾーンに空席があったら座席指定を変更して欲しいと頼んだのですが、「満席です」と断られたので、諦めてました。
ダメ元でCAさんに、ここに座席移動したい旨を伝えるとOKしてくれました。
そんなわけで、ファーストクラスの「住人」になりました♪

伊丹~成田間では「クラスJ」でもお菓子のサービスがあります。

「さつまいもガレット」を貰いました。
こちらの座席もリクライニング機構は国際線運用時と同じフルオープン状態になっています。
リラックスモード状態。

で、フルフラット状態。

「きたぐに」号のA寝台よりも寝心地が良かったのは・・・・・・ナイショだ。
残念ながらテレビは全チャンネルクローズの状態。何にも見られません。

現在の飛行地点くらい映してくれてもいいのにねぇ。
どのへんでしょう?静岡県あたりかな?

実はこのフライト、ちょっとしたサプライズ的なことがありました。
このファーストゾーンの担当で、私の座席移動をOKして下さったチーフパーサーのSさん。
この3002便のフライトがラストフライトだそうでして、成田到着でCAさんを引退されるとか。
別のCAさんがこのことを教えて下さったので、Sさんへのお礼を「お客様の声」と機内にあったポストカードの裏に書いて降りる時に渡してきました。(機内でも、Sさんが脇を通りかかった際にお礼をしたら、ちょっとお話しすることができました)
さて、関東上空に来ると、

眼下は厚い雲に覆われていました。
昨日からの雨がまだ残ってるのかなぁ・・・。
成田着陸はB滑走路でした。 B滑走路への着陸って初めてかも。

当然ながら第2ターミナルのスポットへ。成田着はANA便利用が多かったので、なんか違和感(笑)
地上は、エプロンが濡れていましたが雨は上がっていました。
降機時に、チーフパーサーのSさんにご挨拶。
とっても笑顔がチャーミングなSさんでした。
もうSさんにはお会いできないけど、こんなステキなCAさんが頑張っているJALなら、今後はJAL贔屓で飛行機乗ろうかな、なんて思っちゃいました。
成田からはバスで茨城へ。 これにて「きたぐに」号乗車レポ終了です。
新大阪からバスに乗って、伊丹空港へ。
神戸に出てスカイマークの茨城空港行きで帰ろうかとも思ったのですが、JALの株主優待券が期限目前で残っていたので、これを使うためにJALで帰ります。

乗るのはこれ。JAL3002便。

茨城に帰るのに、羽田に出るより成田に出たほうが乗り換え少なくて済むし。
成田行きというのは1日に2本しかないのですが、朝の便に余裕で間に合うので3002便にしました。
伊丹→成田だと格安の片道料金設定がないので、株主優待券を使う意義も充分にありますし。
8:00頃に搭乗開始。
この時点では、乗り込む人が意外と少なかったのですが、時間ギリギリになって駆け込み搭乗多数。
セキュリティレーン混雑のため、まだ来ない搭乗客を待つということで出発は20分ほど遅れました。
ドアクローズ後は、一度も停まることなく滑走路へ、そして一気に上空へ。

「クラスJ」で予約したので、「エグゼクティブクラス」のシェルフラットシートです。

座席のリクライニング機能は全開放されているので、フラットにもできます。

フラットにして完全に寝入っている外国人客もいました。
エグゼクティブクラス前方のバーコーナー。

さすがに国内線で飛んでいる時はカラッポです。
最前方はファーストクラス区画。国内線運用時はここも「クラスJ」。

よく見ると3席ほど空席があります。
実は伊丹のカウンターでこのファーストゾーンに空席があったら座席指定を変更して欲しいと頼んだのですが、「満席です」と断られたので、諦めてました。
ダメ元でCAさんに、ここに座席移動したい旨を伝えるとOKしてくれました。
そんなわけで、ファーストクラスの「住人」になりました♪

伊丹~成田間では「クラスJ」でもお菓子のサービスがあります。

「さつまいもガレット」を貰いました。
こちらの座席もリクライニング機構は国際線運用時と同じフルオープン状態になっています。
リラックスモード状態。

で、フルフラット状態。

「きたぐに」号のA寝台よりも寝心地が良かったのは・・・・・・ナイショだ。
残念ながらテレビは全チャンネルクローズの状態。何にも見られません。

現在の飛行地点くらい映してくれてもいいのにねぇ。
どのへんでしょう?静岡県あたりかな?

実はこのフライト、ちょっとしたサプライズ的なことがありました。
このファーストゾーンの担当で、私の座席移動をOKして下さったチーフパーサーのSさん。
この3002便のフライトがラストフライトだそうでして、成田到着でCAさんを引退されるとか。
別のCAさんがこのことを教えて下さったので、Sさんへのお礼を「お客様の声」と機内にあったポストカードの裏に書いて降りる時に渡してきました。(機内でも、Sさんが脇を通りかかった際にお礼をしたら、ちょっとお話しすることができました)
さて、関東上空に来ると、

眼下は厚い雲に覆われていました。
昨日からの雨がまだ残ってるのかなぁ・・・。
成田着陸はB滑走路でした。 B滑走路への着陸って初めてかも。

当然ながら第2ターミナルのスポットへ。成田着はANA便利用が多かったので、なんか違和感(笑)
地上は、エプロンが濡れていましたが雨は上がっていました。
降機時に、チーフパーサーのSさんにご挨拶。
とっても笑顔がチャーミングなSさんでした。
もうSさんにはお会いできないけど、こんなステキなCAさんが頑張っているJALなら、今後はJAL贔屓で飛行機乗ろうかな、なんて思っちゃいました。
成田からはバスで茨城へ。 これにて「きたぐに」号乗車レポ終了です。
続きです。
「きたぐに」号は新潟駅を出発。
発車前に編成をぐるっと見回してみた感じでは・・・
A寝台・・・・・自分を含めて3人
B寝台・・・・・5/10号車にチラホラ 8/9号車はカラッポ
グリーン車・・・1人
自由席・・・・・4両で20人くらい(1両あたり5人程度)
空気輸送寸前です!!!!!
こんなんで売り上げとか出るんでしょうか。。。。
とりあえず、洗面台で顔洗って歯を磨いて、寝る準備。(すぐ寝ないけど)

洗面台は大きくて明るいものに交換されていました。
湯温調節もできて、温かいお湯がわりとすぐに出てくるので快適。
洗面台でお湯が出てくるまで何分も冷水が出続けるのは不快なんですよね。水が勿体無いし。
寝台内が狭いためか、寝台車両のデッキ寄りには更衣室が設置されています。

中は広くてカーペット敷き。靴を脱いで上がります。
これにシャワー室もあったら快適最上級だったんですが、さすがにそこまでは望めなかったか。
A寝台車は乗客が少ないこともあって、とても静か。
人の話し声も聞こえず、電車が走る音だけが密な空間に響き渡ります。
通路側のカーテンを閉めて、寝台内の照明を消して窓から流れ行く夜景を。
といっても新潟駅を出て、住宅街の街並みを抜けるとほとんど真っ暗なんですけどね。

10分おきくらいにこまめに停まっていくところが「急行電車」。
窓から外を眺めていると、ホームでこの電車を待っている人・この電車から降りて改札口へ向かう人の姿が交錯して・・・・途中駅でけっこう乗り降りがあります。
新潟を発車してから約1時間で長岡駅。

ここでは4分ほど停まるので、ホームの自動販売機で飲み物の購入が可能。けっこうホームに降り立って自販機に向かう人がいます。(売店はさすがにクローズしているので、食べ物は入手できない)
このあとの停車駅では、30秒~1分の停車がほとんど。
長岡を出ると次の数分停車は、深夜の「金沢」「福井」までありません。
持っていたミネラルウォーターを飲み干してしまったので、私もここで新たにミネラルウォーターを購入。
ちなみに、「きたぐに」号の車内は(まぁ「きたぐに」に限らず夜行列車全般でいえることですが)、夜間はかなり乾燥します。思った以上に体が水分を欲するので、飲み物は余分に持っていたほうがヨイです。
「きたぐに」号では車内販売はもちろん、車内に自動販売機もありません。
新潟駅では車内の画像撮影に集中していて先頭の写真を撮らなかったので、水を買った後に先頭まで行ってきました。

「あさかぜ」や「0系」なんかに乗った時にも感じたのですが、JR西日本はホントに古い電車を外も中もキレイに整備して使っているなぁと感じます。この583系も外観にボロボロなところはなく、「まるで新車」とまではいかないまでも、ホームの蛍光灯を実に艶やかに反射するボディの輝きは、思わず見とれてしまう美しさです。
長岡駅を出ると、A寝台・B寝台・グリーン車の車内照明は減光状態に。

「おやすみ放送」が流れて、車内放送は6:00すぎの「大津」到着まで中断となります。
寝台のシーツがよれてしまったので張り直している時に発見。

敷布団に縫い付けられたタグ。まさかの「日本國有鉄道」をこんなところで。
すぐには布団にもぐらず、窓から夜景を眺めていました。

軽快な走行音。流れてゆく信号の赤いランプ。近づいては遠ざかる踏切の警報音。
「夜行列車」に乗っているんだ、と一番実感する瞬間。
列車の旅で一番好きな時間、一番好きな瞬間です。
「柏崎」を出たあたりで布団に入って、眠りに就きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

目を覚ますと、カーテンの隙間から光が漏れています。
窓を開けると外はすっかり明るくなっています。
朝5:00過ぎ。
「きたぐに」号はすでに北陸地方を抜けて、琵琶湖の東側を米原に向けて快走中。
自分の寝台を抜け出して廊下へ出ると、あちこちの寝台でスリッパが乱雑に。
自分が寝付いた深夜帯にもかなりの乗車があったようです。
朝ごはんに持ってきたパンを食べようかと思いましたが、ガサガサゴソゴソやってはうるさいかと思い、

寝台客室の手前にあるソファーコーナーへ移動。
ここはA寝台利用者専用の「フリースペース」で、喫煙コーナーになってます。
深夜帯に走り抜ける「きたぐに」号では使われることも少ないようで、煙草の臭いもありません。
米原に到着。
デッキからホームに顔を出して見てみると、降りる人もそれなりにいますが、自由席の辺りにはスーツケースを持った人が何人も乗ってくるのが見えました。
これから関空へ向かって海外旅行?それとも伊丹に出て国内旅行?
300X・STAR21・WIN500を横目に見ながら。

こっそり、編成をぐるっと見回ってみました。
A寝台・・・・・下段は2区画を残して満席。上段はほとんどカラッポ
B寝台・・・・・5/9/10号車は下段がほぼ満席 上中段もけっこう埋まっている
8号車はパンタ下の2区画埋まっている以外はカラッポ
グリーン車・・・ほぼ満席
自由席・・・・・各ボックスとも1~3人が座っている状態
新潟出発時の閑散っぷりが嘘のような利用状況に驚き。
始発駅→終着駅の利用者よりも、途中停車駅間の利用者にかなり高く支持されているようです。
京都を出るとA寝台も一気に起きる人が増え、廊下を行き交う人で賑やかに。
洗面台の順番待ちなんて、まるで夜行列車全盛期のような光景?
寝台の片側を起こして座席仕様にしてみました。

座面・背面を軽くスライドさせて立ち上げるだけで、あっという間に寝台が座席に。
このギミックを考えた人、すごいですね。
「こんなんやってるの自分だけだろうな~」と思ってたら、他にも2区画でコレやってる人、発見(笑)
しかも鉄道好きとは思えない、フツーのスーツ姿のおじさんが。
もしかして、「きたぐに」のヘビーユーザーにはよく知られた「機能」になっているのかも??
京都からは座席に座って、カーテン閉めて、ちょっとした「昼行特急個室」気分。
(あ、でも、大阪で降りる前にいちおう寝台に戻して降りてきました)
新大阪でほとんどのお客を下ろして、大阪までの一区間はまるで回送電車状態に。
で、時間ぴったりに大阪駅に到着しました。


平日だからか、誰も記念写真とか撮ってる人がいませんでした。
自分だけかなり浮いてたなー(笑)
A寝台(下段)での一晩。
ベッド幅も広かったし、天井板までの高さも余裕があったので、快適にゆっくりと寝られました。
往年の名車「583系」を夜行列車として、いつでも体験できる「きたぐに」号。
乗っておくべきは、今のうちかも?!
(まだ続くよ。たぶん次で最終回。)
「きたぐに」号は新潟駅を出発。
発車前に編成をぐるっと見回してみた感じでは・・・
A寝台・・・・・自分を含めて3人
B寝台・・・・・5/10号車にチラホラ 8/9号車はカラッポ
グリーン車・・・1人
自由席・・・・・4両で20人くらい(1両あたり5人程度)
空気輸送寸前です!!!!!
こんなんで売り上げとか出るんでしょうか。。。。
とりあえず、洗面台で顔洗って歯を磨いて、寝る準備。(すぐ寝ないけど)

洗面台は大きくて明るいものに交換されていました。
湯温調節もできて、温かいお湯がわりとすぐに出てくるので快適。
洗面台でお湯が出てくるまで何分も冷水が出続けるのは不快なんですよね。水が勿体無いし。
寝台内が狭いためか、寝台車両のデッキ寄りには更衣室が設置されています。

中は広くてカーペット敷き。靴を脱いで上がります。
これにシャワー室もあったら快適最上級だったんですが、さすがにそこまでは望めなかったか。
A寝台車は乗客が少ないこともあって、とても静か。
人の話し声も聞こえず、電車が走る音だけが密な空間に響き渡ります。
通路側のカーテンを閉めて、寝台内の照明を消して窓から流れ行く夜景を。
といっても新潟駅を出て、住宅街の街並みを抜けるとほとんど真っ暗なんですけどね。

10分おきくらいにこまめに停まっていくところが「急行電車」。
窓から外を眺めていると、ホームでこの電車を待っている人・この電車から降りて改札口へ向かう人の姿が交錯して・・・・途中駅でけっこう乗り降りがあります。
新潟を発車してから約1時間で長岡駅。

ここでは4分ほど停まるので、ホームの自動販売機で飲み物の購入が可能。けっこうホームに降り立って自販機に向かう人がいます。(売店はさすがにクローズしているので、食べ物は入手できない)
このあとの停車駅では、30秒~1分の停車がほとんど。
長岡を出ると次の数分停車は、深夜の「金沢」「福井」までありません。
持っていたミネラルウォーターを飲み干してしまったので、私もここで新たにミネラルウォーターを購入。
ちなみに、「きたぐに」号の車内は(まぁ「きたぐに」に限らず夜行列車全般でいえることですが)、夜間はかなり乾燥します。思った以上に体が水分を欲するので、飲み物は余分に持っていたほうがヨイです。
「きたぐに」号では車内販売はもちろん、車内に自動販売機もありません。
新潟駅では車内の画像撮影に集中していて先頭の写真を撮らなかったので、水を買った後に先頭まで行ってきました。

「あさかぜ」や「0系」なんかに乗った時にも感じたのですが、JR西日本はホントに古い電車を外も中もキレイに整備して使っているなぁと感じます。この583系も外観にボロボロなところはなく、「まるで新車」とまではいかないまでも、ホームの蛍光灯を実に艶やかに反射するボディの輝きは、思わず見とれてしまう美しさです。
長岡駅を出ると、A寝台・B寝台・グリーン車の車内照明は減光状態に。

「おやすみ放送」が流れて、車内放送は6:00すぎの「大津」到着まで中断となります。
寝台のシーツがよれてしまったので張り直している時に発見。

敷布団に縫い付けられたタグ。まさかの「日本國有鉄道」をこんなところで。
すぐには布団にもぐらず、窓から夜景を眺めていました。

軽快な走行音。流れてゆく信号の赤いランプ。近づいては遠ざかる踏切の警報音。
「夜行列車」に乗っているんだ、と一番実感する瞬間。
列車の旅で一番好きな時間、一番好きな瞬間です。
「柏崎」を出たあたりで布団に入って、眠りに就きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

目を覚ますと、カーテンの隙間から光が漏れています。
窓を開けると外はすっかり明るくなっています。
朝5:00過ぎ。
「きたぐに」号はすでに北陸地方を抜けて、琵琶湖の東側を米原に向けて快走中。
自分の寝台を抜け出して廊下へ出ると、あちこちの寝台でスリッパが乱雑に。
自分が寝付いた深夜帯にもかなりの乗車があったようです。
朝ごはんに持ってきたパンを食べようかと思いましたが、ガサガサゴソゴソやってはうるさいかと思い、

寝台客室の手前にあるソファーコーナーへ移動。
ここはA寝台利用者専用の「フリースペース」で、喫煙コーナーになってます。
深夜帯に走り抜ける「きたぐに」号では使われることも少ないようで、煙草の臭いもありません。
米原に到着。
デッキからホームに顔を出して見てみると、降りる人もそれなりにいますが、自由席の辺りにはスーツケースを持った人が何人も乗ってくるのが見えました。
これから関空へ向かって海外旅行?それとも伊丹に出て国内旅行?
300X・STAR21・WIN500を横目に見ながら。

こっそり、編成をぐるっと見回ってみました。
A寝台・・・・・下段は2区画を残して満席。上段はほとんどカラッポ
B寝台・・・・・5/9/10号車は下段がほぼ満席 上中段もけっこう埋まっている
8号車はパンタ下の2区画埋まっている以外はカラッポ
グリーン車・・・ほぼ満席
自由席・・・・・各ボックスとも1~3人が座っている状態
新潟出発時の閑散っぷりが嘘のような利用状況に驚き。
始発駅→終着駅の利用者よりも、途中停車駅間の利用者にかなり高く支持されているようです。
京都を出るとA寝台も一気に起きる人が増え、廊下を行き交う人で賑やかに。
洗面台の順番待ちなんて、まるで夜行列車全盛期のような光景?
寝台の片側を起こして座席仕様にしてみました。

座面・背面を軽くスライドさせて立ち上げるだけで、あっという間に寝台が座席に。
このギミックを考えた人、すごいですね。
「こんなんやってるの自分だけだろうな~」と思ってたら、他にも2区画でコレやってる人、発見(笑)
しかも鉄道好きとは思えない、フツーのスーツ姿のおじさんが。
もしかして、「きたぐに」のヘビーユーザーにはよく知られた「機能」になっているのかも??
京都からは座席に座って、カーテン閉めて、ちょっとした「昼行特急個室」気分。
(あ、でも、大阪で降りる前にいちおう寝台に戻して降りてきました)
新大阪でほとんどのお客を下ろして、大阪までの一区間はまるで回送電車状態に。
で、時間ぴったりに大阪駅に到着しました。


平日だからか、誰も記念写真とか撮ってる人がいませんでした。
自分だけかなり浮いてたなー(笑)
A寝台(下段)での一晩。
ベッド幅も広かったし、天井板までの高さも余裕があったので、快適にゆっくりと寝られました。
往年の名車「583系」を夜行列車として、いつでも体験できる「きたぐに」号。
乗っておくべきは、今のうちかも?!
(まだ続くよ。たぶん次で最終回。)
続きです。
新潟駅、在来線3番ホーム。
通勤電車も出て行って、このホームに佇む人は「きたぐに」を待つ人ばかりになるわけですが・・・
長ーいホームを見渡しても、乗客と思しき人の影は10人足らず。
「もしかして、運休?」と、若干不安になる。
小雨が舞う中、いよいよ今晩の主役の登場です。

「急行 きたぐに 大阪」

この縦長の行先表示機、583系だけに見られる独特の形状で、もうこれ見ただけでワクワク!
しかしですねー、

これはまだいいですね。「新潟」になっちゃっていながらも「きたぐに」表示ですから。

「東北夏祭り」!!!!!
堂々とこんなんが表示されちゃってるのはどうにかならないものかと(笑)
方向「幕」だと、時々こういう誤表示がありますね。
485系全盛期にもよく見ました。
「特急ひたち いわき」行きなのに 「特急ひたち 仙台」になってたり「ホームライナー土浦」になってたり。
すごいと「これ以上巻くな!」が出てたり(笑)
最近のコンピューター一括操作のLED表示ではありえない、まぁ、国鉄型のおおらかさというか(!?)
今宵、短い時間ながらも一夜の宿となるのはこちら。

7号車 A寝台 「サロネ581-103」
いまどき、個室でもない寝台車に1万円以上もつぎ込むのは心底躊躇われるのですが、この583系A寝台は「きたぐに」号でしか存在しない(過去においても「きたぐに」でしか存在しなかった)特別な車両なので、今回は「えいやぁ!」と11,760円を投じて乗ってきました。
そんなわけで、この「きたぐに」で最も高価な寝台。A寝台下段の利用です。

なんだかとってもレトロー!な雰囲気です。
・・・いや、雰囲気だけなら昭和から時間が止まってしまったかのような、まるでタイムマシン列車。
下段は寝台の高さが120センチあるので、座った状態でも頭が(よっぽど座高が高く無ければ)天井板につっかえることはありません。おまけに大きな窓は独り占め。通路側のカーテンを閉めれば、一晩中窓から流れ行く夜景を眺めていようが誰にも迷惑が掛かりません。
A寝台だとアメニティとして浴衣・ハンガーのほか、使い捨てスリッパが付いてきます。
(本音では、A寝台なんだから洗面セットぐらいくれよ!と思うわけですが、今回はちゃんとハブラシ・タオル・セッケン・耳栓は持参してきました。夜行慣れしたが故の用意周到さは旅の回数が物語る悲しきサガか(笑))
同じくA寝台の上段です。

屋根裏部屋って感じで、「狭いところ好きー!」「俺って閉塞圧迫空間フェチなんだよねー」という方にはおすすめ。それ以外の方にはおすすめできない、「きたぐに」の設備の中でも全くバリュー感に乏しい寝台です。
なにしろ窓が無いし(ごく小さなシャッター式の窓はある)、寝るだけの設備でしかないので起きている時には身の置き場が無い。そんでもって料金は「A寝台」。ぶっちゃけA寝台上段ならB寝台買っても同じようなもんじゃないかと。むしろB寝台下段のほうがよっぽども居心地良くてオトクなんじゃないかと。
A寝台のお隣の車両は、グリーン車。

天井、高っけー!!!! 開放的過ぎて、むしろ落ち着かないのは私だけでしょうか。
ま、今日はグリーン車の乗客ではないのでそんな心配はどうでもいいんですが。
グリーン車客室の各両端部にはソファーとテーブルを備えたサロンコーナー。

編成によってはこのサロンコーナーが無い車両もあるらしいので、コレにあたるかは運次第。
大阪方の4両はボックスシートが並ぶ自由席。

583系「はつかり」とか連想しちゃう1975年生まれのアタシです。
そういや初めての一人旅で使った夜行列車が583系「はくつる」の当時1両だけ連結されてた指定席で、このボックス席で一晩を過ごしたっけなーとか遠い日の記憶。
ほかの車両は3段式のB寝台車。

この通路両脇から迫り来るような寝台のカーテンの壁が、「583系」の独特さですよね。
3段寝台は横から見るとこんな感じ。

今時、こんなんアリかー!?って窮屈さは、見てるだけで伝わってくる。
一番下の「下段」。

真ん中の「中段」。

一番上の「上段」。

もうね、「機能性」をとことんまで追求した、ある種の感動すらおぼえる「空間密の機能美」。
「壁を木目調にして落ち着きある空間をなんとかかんとか」とか「誰にでも優しいバリアフリーのうんたらかんたら」とか、今の新車レビューにあるようなPRが微塵も隙入るところがない。これ、批判的な見方じゃなくてね。
とにかく「昼も夜も特急として使えるように、最大限「特急らしさ」を備えて走らせたい」「横になって寝られる人を少しでも増やして、夜行列車で運んであげたい」っていう当時の開発コンセプトがギュッと詰まった、「あの頃の鉄道の花形主役はこうだった」というのを、その後の時代のニーズに流されずに今に保って生き残っていることに感動なんです。
(ま、一般の利用者にしてみれば単に「ボロくて狭い電車」って意見にまとまっちゃうんでしょうけど)
583系B寝台で人気の、通称「パン下」。

ここはやっぱり天井が高い分、広く感じます。一番人気なのも納得。
今回は「きたぐに」号の設備紹介で終わってしまいました。
(それだけ客室設備が豊富ってことですね。)
次回はいよいよ新潟を出発しますよ。
というわけで、続く。
新潟駅、在来線3番ホーム。
通勤電車も出て行って、このホームに佇む人は「きたぐに」を待つ人ばかりになるわけですが・・・
長ーいホームを見渡しても、乗客と思しき人の影は10人足らず。
「もしかして、運休?」と、若干不安になる。
小雨が舞う中、いよいよ今晩の主役の登場です。

「急行 きたぐに 大阪」

この縦長の行先表示機、583系だけに見られる独特の形状で、もうこれ見ただけでワクワク!
しかしですねー、

これはまだいいですね。「新潟」になっちゃっていながらも「きたぐに」表示ですから。

「東北夏祭り」!!!!!
堂々とこんなんが表示されちゃってるのはどうにかならないものかと(笑)
方向「幕」だと、時々こういう誤表示がありますね。
485系全盛期にもよく見ました。
「特急ひたち いわき」行きなのに 「特急ひたち 仙台」になってたり「ホームライナー土浦」になってたり。
すごいと「これ以上巻くな!」が出てたり(笑)
最近のコンピューター一括操作のLED表示ではありえない、まぁ、国鉄型のおおらかさというか(!?)
今宵、短い時間ながらも一夜の宿となるのはこちら。

7号車 A寝台 「サロネ581-103」
いまどき、個室でもない寝台車に1万円以上もつぎ込むのは心底躊躇われるのですが、この583系A寝台は「きたぐに」号でしか存在しない(過去においても「きたぐに」でしか存在しなかった)特別な車両なので、今回は「えいやぁ!」と11,760円を投じて乗ってきました。
そんなわけで、この「きたぐに」で最も高価な寝台。A寝台下段の利用です。

なんだかとってもレトロー!な雰囲気です。
・・・いや、雰囲気だけなら昭和から時間が止まってしまったかのような、まるでタイムマシン列車。
下段は寝台の高さが120センチあるので、座った状態でも頭が(よっぽど座高が高く無ければ)天井板につっかえることはありません。おまけに大きな窓は独り占め。通路側のカーテンを閉めれば、一晩中窓から流れ行く夜景を眺めていようが誰にも迷惑が掛かりません。
A寝台だとアメニティとして浴衣・ハンガーのほか、使い捨てスリッパが付いてきます。
(本音では、A寝台なんだから洗面セットぐらいくれよ!と思うわけですが、今回はちゃんとハブラシ・タオル・セッケン・耳栓は持参してきました。夜行慣れしたが故の用意周到さは旅の回数が物語る悲しきサガか(笑))
同じくA寝台の上段です。

屋根裏部屋って感じで、「狭いところ好きー!」「俺って閉塞圧迫空間フェチなんだよねー」という方にはおすすめ。それ以外の方にはおすすめできない、「きたぐに」の設備の中でも全くバリュー感に乏しい寝台です。
なにしろ窓が無いし(ごく小さなシャッター式の窓はある)、寝るだけの設備でしかないので起きている時には身の置き場が無い。そんでもって料金は「A寝台」。ぶっちゃけA寝台上段ならB寝台買っても同じようなもんじゃないかと。むしろB寝台下段のほうがよっぽども居心地良くてオトクなんじゃないかと。
A寝台のお隣の車両は、グリーン車。

天井、高っけー!!!! 開放的過ぎて、むしろ落ち着かないのは私だけでしょうか。
ま、今日はグリーン車の乗客ではないのでそんな心配はどうでもいいんですが。
グリーン車客室の各両端部にはソファーとテーブルを備えたサロンコーナー。

編成によってはこのサロンコーナーが無い車両もあるらしいので、コレにあたるかは運次第。
大阪方の4両はボックスシートが並ぶ自由席。

583系「はつかり」とか連想しちゃう1975年生まれのアタシです。
そういや初めての一人旅で使った夜行列車が583系「はくつる」の当時1両だけ連結されてた指定席で、このボックス席で一晩を過ごしたっけなーとか遠い日の記憶。
ほかの車両は3段式のB寝台車。

この通路両脇から迫り来るような寝台のカーテンの壁が、「583系」の独特さですよね。
3段寝台は横から見るとこんな感じ。

今時、こんなんアリかー!?って窮屈さは、見てるだけで伝わってくる。
一番下の「下段」。

真ん中の「中段」。

一番上の「上段」。

もうね、「機能性」をとことんまで追求した、ある種の感動すらおぼえる「空間密の機能美」。
「壁を木目調にして落ち着きある空間をなんとかかんとか」とか「誰にでも優しいバリアフリーのうんたらかんたら」とか、今の新車レビューにあるようなPRが微塵も隙入るところがない。これ、批判的な見方じゃなくてね。
とにかく「昼も夜も特急として使えるように、最大限「特急らしさ」を備えて走らせたい」「横になって寝られる人を少しでも増やして、夜行列車で運んであげたい」っていう当時の開発コンセプトがギュッと詰まった、「あの頃の鉄道の花形主役はこうだった」というのを、その後の時代のニーズに流されずに今に保って生き残っていることに感動なんです。
(ま、一般の利用者にしてみれば単に「ボロくて狭い電車」って意見にまとまっちゃうんでしょうけど)
583系B寝台で人気の、通称「パン下」。

ここはやっぱり天井が高い分、広く感じます。一番人気なのも納得。
今回は「きたぐに」号の設備紹介で終わってしまいました。
(それだけ客室設備が豊富ってことですね。)
次回はいよいよ新潟を出発しますよ。
というわけで、続く。
日本で最後の存在となった、583系定期運行列車・急行「きたぐに」に乗ってきました。
その時のレポです。ちなみに乗車日は5月の、とある平日です。
東京駅から上越新幹線に。

一番上の「とき347号」に乗ります。
「とき347号」は、200系新幹線でした。


最初から自由席に乗っていくつもりだったので、ちょっと早めに東京駅に出てきましたが、

自由席ガラガラ。各窓側席に1人座っているかどうかという程度の乗客数。
時間的に、新潟方面へ帰る人で混んでいるのかと思ったんですけど。
車内で駅弁でも食べて晩御飯にしようと思っていたのですけど、
駅の弁当売り場に残っているお弁当はほとんど売れ残りっぽいものばかり。

結局「鶏めし弁当」。
こんなことならデパ地下とかでお弁当買ってくればよかったなぁ。
(あ、でも美味しかったですよ「鶏めし弁当」)
「とき347号」は、わりと速達タイプ。上野駅も停まらずに、次の停車駅は大宮駅。

大宮を出ると次は越後湯沢。乗り間違えると一気に新潟県まで連れて行かれちゃいます。
外はすでに夜の闇で真っ暗なので、移り変わりゆく車窓の楽しみも無い。
そうなると、自然と座席のポケットに入っている車内誌や車内販売のメニューに手が伸びます。
車内販売のメニューにヘンなの発見。
「コーンポタージュアイス」
買って食べてみました。

・・・・なにこれ。
うん、味はねー、コーンポタージュ味のアイスでした!(そのまんま)
というかですね、これはスイーツなんだろうか・・・。食後のデザートに食べていいの?
コーン独特の甘さで、アイス。
アイスクリームになったコーンポタージュスープ。
なんだか、何にカテゴライズされる食べ物なのか判断がつかないままに、
とりあえずクセになって、2個目も買って食べる。
終点「新潟」に到着。

新潟駅からはいよいよ、夜行急行「きたぐに」号に乗ります!
続く。
その時のレポです。ちなみに乗車日は5月の、とある平日です。
東京駅から上越新幹線に。

一番上の「とき347号」に乗ります。
「とき347号」は、200系新幹線でした。


最初から自由席に乗っていくつもりだったので、ちょっと早めに東京駅に出てきましたが、

自由席ガラガラ。各窓側席に1人座っているかどうかという程度の乗客数。
時間的に、新潟方面へ帰る人で混んでいるのかと思ったんですけど。
車内で駅弁でも食べて晩御飯にしようと思っていたのですけど、
駅の弁当売り場に残っているお弁当はほとんど売れ残りっぽいものばかり。

結局「鶏めし弁当」。
こんなことならデパ地下とかでお弁当買ってくればよかったなぁ。
(あ、でも美味しかったですよ「鶏めし弁当」)
「とき347号」は、わりと速達タイプ。上野駅も停まらずに、次の停車駅は大宮駅。

大宮を出ると次は越後湯沢。乗り間違えると一気に新潟県まで連れて行かれちゃいます。
外はすでに夜の闇で真っ暗なので、移り変わりゆく車窓の楽しみも無い。
そうなると、自然と座席のポケットに入っている車内誌や車内販売のメニューに手が伸びます。
車内販売のメニューにヘンなの発見。
「コーンポタージュアイス」
買って食べてみました。

・・・・なにこれ。
うん、味はねー、コーンポタージュ味のアイスでした!(そのまんま)
というかですね、これはスイーツなんだろうか・・・。食後のデザートに食べていいの?
コーン独特の甘さで、アイス。
アイスクリームになったコーンポタージュスープ。
なんだか、何にカテゴライズされる食べ物なのか判断がつかないままに、
とりあえずクセになって、2個目も買って食べる。
終点「新潟」に到着。

新潟駅からはいよいよ、夜行急行「きたぐに」号に乗ります!
続く。