lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
昔の写真で綴る旅行記も、ストックが枯渇してきました。
マジでブログに上げるネタが尽きてきたので、手元にあるコレクションをアップしていきたいと思います。
私、SuicaやPASMOなどのICカード全盛期以前の、オレンジカードやイオカードなど乗車券が自動券売機で買えるプリペイドカードをかなりコレクションで持ってます。
正確な枚数を数えたことはないのですが、たぶん1,000枚以上は持ってると思います。
自分で購入したカードももちろんあるのですが、私の祖母や叔父が営業の仕事をしていたので、その仕事の移動で電車を使う度に購入して使い終わったオレカやイオカを捨てずに取っておいてくれて、あとから私に大量にくれたカードがかなり多いです。
祖母や叔父は、私が電車が好きなのを知っていたので、仕事の出先などでオレカやイオカを購入する際は、カードの絵柄が電車の写真だったり、鉄道に関係する絵柄のカードを買ってくれました。
ですので、手元にあるコレクションには動物・風景などの絵柄のカードは少なく、当時の花形の特急や新幹線の絵柄のカードがたくさんあります。
また、当時は私鉄各社も会社ごとに乗車系プリペイドカードを発行していて、「とーぶカード」(東武鉄道)、「ロマンスカード」(小田急)、「ルトランカード」(京急)など、様々なプリペイドカードが発売されていました。
首都圏の私鉄のプリペイドカードはその後、「パスネット」の規格で統一化が図られましたが、「パスネット」後も各社で自慢の特急車両などを絵柄にしたカードを出していて、コレクションする側としては「パスネット」も華やかで見た目にも楽しいカードが多かったです。
私鉄系のカードも、祖母や叔父が仕事で私鉄各社を利用する際に購入することが多かったようで、使用済みをあとで貰えることがありました。
祖母や叔父の仕事の営業エリアの関係で、東武鉄道・小田急電鉄・京成電鉄・東京メトロを利用することが多かったので、それらの会社が発行したカードはたくさん持っていますが、それ以外の西武鉄道や京王電鉄のカードはほとんど持っていないので、コレクションにはかなりの偏りがあります。
親戚関係から使用済みカードを貰って集めていた以外にも、当時は乗車系カードを集める手段がいくつかありました。
そのひとつが、同じようにカードをコレクションしている人と、手元にあるカードでダブってたり要らないカードを相互交換するという方法です。
昔の「鉄道ファン」誌の巻末辺りには、「文通しませんか」「電車の写真・ネガを交換しませんか」というような、文通友達募集コーナーがありました。
そこで、「オレンジカードの交換をしませんか」という募集をしている人と手紙をやり取りして、自分の手元にあるJR東日本のオレンジカードと、遠方に住んでいる相手の方が持っているオレンジカードを交換して、日本各地で発行された使用済みオレンジカードをたくさん集めることもしていました。
SNSやネットオークション、フリマアプリ全盛期の今では考えられないことですが、当時は特にJR北海道が発行する北斗星のオレンジカードや、JR九州の水戸岡デザインの特急が絵柄のオレンジカードが欲しくて、北海道や九州在住の鉄道ファンの方と文通しながら、オレンジカードの交換をしていました。
首都圏では多彩なオレンジカードが発行されていたので、遠方に住んでいるファンの方からはJR東日本の電車柄のカードは、かなり喜んで交換してもらえました。
JR東日本以外のJR各社や、JR東日本管内でも仙台や秋田エリアなどでは、オレンジカードの通信販売もごく当たり前のように行われていました。
郵便小為替と返信用封筒を送って、遠方のJRや支社のカードを購入するなんてことも頻繁にやっていました。
あとは、昔は駅の自動券売機の脇に「使用済みのカードはこちらにお捨て下さい」と小さなカード差しを置いてある駅が多く、そこで珍しい絵柄のカードを見つけたら、そのカード差しから引っこ抜いて持ち帰ったものもあったりします。

そんなわけで、しばらくは以前と同じように派手に旅行に行ったりすることが叶わなそうなので、ブログ記事を絶やさないために(?)、手元にあるカードのコレクションを載っけていくことで、ブログを続けていこうかと思っております。
1990年6月にデビューした、東武鉄道の新型特急100系「スペーシア」。
その就役を記念して、とーぶカードが発売されました。
シルバーの台紙に、メタリックに輝く印刷で「TOBU LIMITED EXPRESS SPACIA」のロゴ。

2002年に上越新幹線の愛称に「とき」が復活したのを記念して、JR東日本新潟支社で発行された記念カードです。
上越新幹線の愛称は、速達タイプが「あさひ」、各駅停車タイプが「とき」の愛称が付けられていましたが、近距離タイプの「たにがわ」が登場したのと、長野新幹線開業で新しく「あさま」の愛称が登場したことで、上越新幹線の東京~高崎間で多数の愛称の列車が走ることになったため、停車駅別ではなく行先別に愛称を整理することになり、新潟行きは「あさひ」に統一されることになったため「とき」の愛称は1997年9月30日で消滅しました。
しかし、新潟側では在来線特急時代から「とき」の愛称に特別な愛着や郷土感を持っている利用者が多かったこと、「あさひ」と「あさま」が1字違いの愛称で紛らわしいことによる乗り間違えが多発したことから、5年後の2002年12月に新潟行きの上越新幹線の愛称が「とき」に変わることになり、それと入れ替わりに「あさひ」の愛称が消滅することとなりました。
この「とき」の愛称の復活に際して、新潟支社では在来線で183(189)系「懐かしの特急とき号」を運行。
それと同時にこの記念オレンジカードが発売されました。

2000年3月のダイヤ改正で、特急「かもめ」「みどり」「ハウステンボス」から485系が撤退した際に発行された、惜別記念カードセットです。
縦長の台紙で、485系の乗降ドア脇に掲げられた「かもめエクスプレス」「みどりエクスプレス」「ハウステンボス」の真鍮製エンブレムをあしらった、JR九州らしいデザインセンスに長けた表紙となっています。

1999年9月18日で東海道新幹線での運行を終了した0系新幹線。
その引退を記念して発行されたオレンジカードセットです。
表紙は、ズラリと並ぶ0系の姿。 まだ100系も生まれていない、まさに「新幹線=0系」だった時代の頃の写真です。

0系末期の頃と違い、黄色味がかったアイボリーに、黄色い鼻がいかにも0系全盛期という感じがして、見ているだけでワクワクしてくる写真です。
日本で最初に市民レベルで広く普及したプリペイドカードは、「テレホンカード」ではないでしょうか。
鉄道車両を絵柄にしたテレホンカードも鉄道会社の要望で多く作成され、車内や駅売店などで販売されていました。
また、鉄道会社とは別に、NTTが作成した鉄道車両を絵柄にしたカードが市中の様々な場所で販売されることもありました。

上の787系「つばめ」のテレホンカードは、東京のアクシスギャラリーで行われた「水戸岡鋭治展」で販売されたもの。
中の南海50000系「ラピート」のテレホンカードは、鉄道の日イベントの南海ブースで購入したもの。
下の小田急20000形「あさぎり」のテレホンカードは、自分がアルバイトしていたレストランのレジで販売していたものです。