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ニュージーランド航空搭乗記 その8  オークランド空港「インターナショナルラウンジ」

ニュージーランド時間の朝4時です。
これから日本へ帰ります。

空港ターミナルすぐ脇の「ノボテル」に泊まっていたのですが、シャワー浴びたり準備したりで、午前3時には起きていました。

しかし、前の晩は荷物を整理したり、窓の外にすぐ見える空港を行き来する飛行機の動きが気になって空港をずっと眺めてたりして、寝付いたのは24時近く。
実質3時間ほどしか寝てなくて、前の日のオーバーナイトフライトでは2時間ほどしか寝てないので、この2日間で5時間の睡眠。
「いやぁ、きついですわー」と言いつつ、変に心躍る妙なハイテンションはいったい・・・・。


オークランド空港は24時間空港ですが、さすがにこの時間は人影もまばらです。
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ニュージーランド航空の搭乗手続きエリアは、有人カウンターなどは無く、全て自動チェックイン機。
(奥のほうに見えるカウンターは、荷物預けのバゲージドロップ)
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老若男女、誰も何も言わず、誰の助けも得ずに自動チェックイン機で搭乗手続きをしています。
ニュージーランド航空のスタッフさんもちらほら姿が見えますが、端末の操作が分からなくてスタッフさんを呼び止める搭乗客は全然いません。
いろんな意味で「ニュージーランドは日本よりもかなり進んでるなぁ」と思いました。


天井には、各国の言葉で「こんにちは」を書いたウェルカムボード。
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国際線出発便のディパーチャーズボード。
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これからニュージーランド航空NZ99便、東京行きに乗って帰ります。
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一般の搭乗手続きエリアのとなりに、パープルのネオンが煌々と光る妖しいブースが・・・
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ニュージーランド航空の「プレミアムチェックイン」カウンターです。
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「プレミアムチェックイン」の対象となるのは、これらの乗客。
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ニュージーランド航空の「プレミアムエコノミー」でも「プレミアムチェックイン」が使えます。
下のほうの注意書きに「お友達や家族は外でお待ち下さい(=該当する乗客以外は中に入らないでね)」と書かれているあたり、「利用資格のある乗客のためのプレミアムな空間」で特別な利用客をもてなそうとするニュージーランド航空の姿勢を感じますね。


今日はこれからビュージーランド航空のビジネスクラス「ビジネスプレミア」に乗って成田まで帰るので、遠慮なく「プレミアムチェックイン」を利用させてもらいます。
(スターアライアンスゴールドでも使えるんですけどね。)




中はどんだけセレブゥ~な空間が広がっているのかと、ドキドキしながら奥へ進むと・・・・!







一般のチェックインゾーンと同じく、自動チェックイン機しか置いてないという、驚きのあっさり仕様。
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中に入ると、髭をたくわえたマネージャーっぽいおじさんのスタッフが「搭乗手続きですか?」と寄って来ました。
手に持っていたEチケットとパスポートを見せると、そのおじさんが機械で搭乗手続きを全てやってくれました。


発券された搭乗券は、ペラペラの感熱紙。
あんまり「ビジネスプレミア」の重みが感じられなくて、ちょっと残念・・・。
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そのおじさんに「6A席に席を変えられますか?」と聞いてみると、「(ボーイング)787の6Aはみんな指定したがるねぇ」とニコニコしながら、別の端末を操作して6Aが空いているかチェックしてくれました。


★なんで「6A」を希望するのか
 ・窓が背中側にあるヘリンボーン席にあって、ちょっと体をよじれば真横に窓が大きく1枚占有できるのが6A
 ・ビジネスプレミアのトイレ・ギャレイは前方にあるので、最後方の6Aなら真横を行き交う人が少ない
 ・朝の東京行きの場合、A席側が西側にあるので、日中のフライトでも太陽の日差しが直射しない


しかし、「6Aはもう指定済みになってるね」とのことで、残念ながら希望する席への変更はできませんでした。
最初の予約時に東京オフィスで言われた「6Aは空港調整席」はやはり違うようで、訳あり客にあてがうブロック席のようです。



2階に上がり、手荷物検査~出国手続きをします。

すでに50人くらいの人がゲートオープンを待って行列していました。
ニュージーランド航空のプレミアムチェックイン対象の乗客は、搭乗券に「EXPRESS LANE」のシールが貼られ、その行列に並ばなくても、優先レーンから手荷物検査場へと入ることができます。
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手荷物検査場のオープンは、事前にネットで見た情報では朝4時30分オープンという話でしたが、実際にゲートが空いたのは5時過ぎでした。


入国の時は手荷物に食品が入ってないか、厳しくチェックされましたが、出国の際は驚くほど簡単な検査でセキュリティーゾーンをパス。あまりに簡単すぎて、「え?ザルすぎじゃね?」と若干不安になるくらい。

入国審査では短い滞在期間(1泊2日)をちょっと疑われましたが、出国審査はパスポートと搭乗券をチラッと見ただけで「バイバ~イ」と笑顔でエアサイドに送り出されました。

日本人がよほど信頼されてるのか、出てく人間はカンケー無ぇ!というスタイルなのか・・・・果たして?!





出国審査場を抜けると、それはそれは煌びやかな免税店エリア。
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ここで売っているのは、ブランド物のお酒や化粧品・タバコばかりで、「ニュージーランドのお土産」ぽいものはありません。
「ニュージーランド産のワインでもお土産に買おうかな」と思ったのですが、これだけお酒がズラっと並んでるのに、ニュージーランドワインは全く置いてません。



高級ブランド品が並ぶ免税品店エリアを抜けると、いきなり薄暗くなって、ターミナル内大絶賛工事中状態。

これからニュージーランド航空の「インターナショナルラウンジ」へ向かうのですが、工事エリアを覆う白壁が迷路のように立ちふさがる中、ラウンジへの案内がたったのこれだけ。
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「こんな細い通路の先に、本当にラウンジなんてあるの?」と思いながら、白壁に囲まれた通路を奥へ進むと、行き止まりにはエレベーターとエスカレーター。
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しかし、上のフロアに上がるとスタイリッシュな空間が広がっていて、いきなり雰囲気が変わるので驚きます。
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出国審査開始と同時にエアサイドに出てラウンジへ直行したので、ほぼ一番乗りでラウンジに入れました!
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ニュージーランド航空が世界数ヶ所に展開している「インターナショナルラウンジ」の中でも、オークランド空港は旗艦ラウンジともいえる存在で、その規模と広さは驚きです。

エントランスを入ってすぐの「メインラウンジ」。
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カウンター越しの「バーラウンジ」。
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シンプルな雰囲気でコンセント付きの大きな長テーブルが作業向きの「ビジネスラウンジ」。
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間接照明で照度を暗くして落ち着いた雰囲気の「クワイエットラウンジ」。
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「クワイエットラウンジ」には、乗り継ぎなどで体を休めるのに使えるベッドが7台用意されています。
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大きな窓からの光と、森を感じさせる鮮やかな緑が屋外の開放感を演出する「エクステリア・テラスラウンジ」。
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コンシェルジュデスク。
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大画面でラグビーなどのスポーツ観戦が楽しめる「シアターラウンジ」
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メインラウンジから離れた小部屋にある、子供連れでも安心の「ファミリーラウンジ」
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「ファミリーラウンジ」に併設の「キッズゾーン」
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シャワーブースは、予約不要で空いていれば誰でもいつでも自由に使えます。
車椅子でもそのまま入れる大きな部屋を含めて、7部屋が用意されています。
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シャワールームの内部はシンプル。飾り気はありませんが、とてもきれいに掃除されているので清潔感に溢れています。
アメニティはバスタオルのみで、ハブラシなどはありません。
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ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーはニュージーランド産のオーガニック製品が用意されています。
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メインダイニングエリア。
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カフェバーのロングテーブルの天井には、シダの葉をイメージしたオブジェが吊るされています。
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写真がいっぱいなので、ラウンジの様子は次回に続きます!



(つづく)

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ニュージーランド航空搭乗記 その7  オークランド観光篇 Vol.2

オークランド市内での観光と買い物を終えて、ホテルに戻って来ました。

宿泊するホテルは、空港ターミナルすぐ脇の「ノボテル」です。

部屋は一番安い部屋ですが、お値段は(自分が普段の旅行で泊まるホテルの価格からすると)かなりお高め。
「どうせ空港ターミナル脇ってことで高いわりに狭い部屋なんだろうな」と思ってたんですが、室内は想像していたよりも広くて、ベッドも驚くほど大きかったです。
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空港のすぐ脇に建っているホテルなので、フライトの前泊・後泊、乗り継ぎでの利用者も多いと思いますが、クロークスペースはさほど大きくないので、大きなスーツケースなどで荷物が多い人にはちょっと使いにくいかもしれません。
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ミニバーは、アコーホテルズなどの上級会員以外は有料。
お値段はホテル価格なので、空港ターミナル内のコンビニで飲み物を買ってきたほうが断然安上がりです。
ここにもウィッタカーズのチョコレートが用意されていますね。
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冷蔵庫の上の引き出しには、スナック類とインスタントコーヒー、紅茶が入っています。
スナック類は有料ですが、コーヒー・紅茶はフリーサービスです。
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バスルームは、正面が洗面台。左側がシャワーブース。バスタブはありません。
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右側がトイレ。ウォシュレットではありません。
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洗面台にはパッケージがかわいいバスアメニティがセットされています。
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シャワージェルとシャンプーと石鹸はパラグアイ産のサトウキビから、コンディショナーとボディローションはガーナ産のシアナッツ(シアバター)から作られた、天然素材品。
全世界のノボテルで共通で使われているアメニティみたいです。




空港ターミナルのすぐそばに建っているホテルなので、ターミナル側のお部屋ならご覧のとおりの眺め。
オークランド空港ターミナルは、建物がビルのように高くないので、スポットから駐機場、滑走路の西側末端が一望できます。
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真正面にはエミレーツのA380、ニュージーランド航空のオールブラックス塗装のB777-300ER、中国南方航空のB787が見えました。
日本ではまず見ることができない並びです。
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ターミナル内にいるのは、ほとんどがニュージーランド航空の機体です。
しかし、日本ではニュージーランド航空の飛行機は、成田や羽田でも時間帯によって1機見られるかどうかという程度でしか見ることができないので、それが右にも左にもいっぱい駐機している光景というのは、なんとなく贅沢な感じです。
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客室廊下の突き当たりにも窓があって、そこからは国内線ターミナルが見えます。
ニュージーランドの国内線は、A320やATR機、ボンバルのQ300といった小型機が主力です。
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日が暮れるまでの短い間ですが、スマホでフライトレーダー24をチェックしながら、部屋と廊下の窓から飛行機撮影を楽しみました。
(ホテルの窓は全て熱線吸収の着色ガラスのため、画像ソフトで補正を加えています)


カンタス航空  A330-200  【VH-EBK】
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ニュージーランド航空  B787-9 Dreamliner 【ZK-NZJ】
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ヴァージン・オーストラリア  B737-800  【VH-YIW】
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ニュージーランド航空  A320-200  【ZK-OXG】
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エアアジア・エックス  A330-300  【9M-XXW】
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ラタム・チリ  B787-8 Dreamliner  【CC-BBF】
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ニュージーランド航空  B777-300ER All Blacks Livery  【ZK-OKQ】
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ニュージーランド航空  A320-200  【ZK-OXM】
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ニュージーランド航空  A320-200  【ZK-OJM】
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ニュージーランド航空  B777-200ER  【ZK-OKA】
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エア・タヒチ・ヌイ  A340-300  【F-OSUN】
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中国南方航空  B787-8 Dreamliner  【B-2733】
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中国国際航空  B787-9 Dreamliner  【B-1466】
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四川航空  A330-200  【B-6535】
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ニュージーランド航空  B787-9 Dreamliner  【ZK-NZM】
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ニュージーランド航空  A320-200 STAR ALLIANCE Livery  【ZK-OJH】
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上:ニュージーランド航空  A320-200 STAR ALLIANCE Livery  【ZK-OJH】
下:ニュージーランド航空  A320-200   【ZK-OXJ】
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上:ニュージーランド航空  Bombardier DHC-8 Q300  【ZK-NEH】
下:ニュージーランド航空  A320-200 STAR ALLIANCE Livery  【ZK-OJH】
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ニュージーランド航空  A320-200 STAR ALLIANCE Livery  【ZK-OJH】
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ニュージーランド航空  B777-300ER  【ZK-OKM】
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ニュージーランド航空  A320-200 All Blacks Livery  【ZK-OAB】
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カンタス航空  A330-300  【VH-QPF】
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チャイナエアライン  A350-900  【B-18902】
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エアアジア・エックス  A330-300  【9M-XXW】
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この時、ニュージーランドの季節は秋の頃。夕方5時を過ぎると一気に暗くなって、窓の外は真っ暗に。
飛行機撮影は終了して、空港ターミナルへ食事と買い物をしに出かけました。



オークランド空港の国際線ターミナル。1階が出発カウンターフロアになっています。
日本では見かけない航空会社のインフォメーションボードが、通路沿いにズラッと並んでいます。

ラタム・チリ航空。日本では馴染みのない航空会社です。
この案内板で「ワンワールド」加盟会社であるのを初めて知りました。
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フィジーエアウェイズ。最近、成田に復活就航を果たしました。
民族模様のようなデザインがステキです。
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ヴァージン・オーストラリア。ヴァージンらしい、メタリックパープルで挑発的なデザインの看板です。
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日本でもおなじみのカンタス航空。
オーストラリアの各都市とオークランド間を一日に何便も飛ばしているので、出発カウンターではニュージーランド航空の次にたくさんのカウンターを占有しています。
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2階は出国エリアです。出国審査場の手前には小さなショッピングモールがあり、搭乗客以外でも誰でも買い物ができます。

「TIKITOUR」はニュージーランドのお土産がたくさん揃っているスーベニアショップ。
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出国後の免税店ゾーンでもこの手のショップはいくつかありますが、オークランド空港は大規模改装工事中で、エアサイドのショッピングモールは大幅に縮小されているため、品揃えがいまいちです。
もし、「欲しい!」と思うものが「TIKITOUR」で見つかったなら、先に購入しておくことをオススメします。


そのとなりには、ニュージーランドを・・・というより世界を代表するラグビーチーム「オールブラックス」のオフィシャルショップ。
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ユニフォームやアパレル関連が充実しています。有名な人気選手のユニフォームのレプリカはほとんど揃っている感じです。
ほかにもいろんなグッズがあって、しかも非常にスタイリッシュなデザインの商品が多いので、ラグビーやオールブラックスに関心がなくても欲しくなるグッズがいっぱいです。
ちなみに、出国後のエアサイドでは、アディダスショップでオールブラックスのグッズを取り扱っていますが、品揃えが非常にわずかなので、オールブラックスグッズを揃えておきたいなら、オークランド市中のオフィシャルショップを第一に、帰国前に欲しくなったものがあったらターミナル内のここで買っておくことをオススメします。



前述のように、オークランドの国際線ターミナルは大規模リニューアル工事中のため、フードコートエリアも非常に狭くなっています。
しかも、日本の空港のように本格的なレストランは無く、マクドナルドにKFCにサブウェイにバーガーキングにダンキンドーナツと、ファーストフード店ばかり。
ほかにはラグビーなどの試合を大画面で放映しているスポーツバー(カフェ)や、なぜかラーメンと寿司のレストランがあるだけ。


で、結局ニュージーランドでたった1回の夕食はマクドナルドになってしまいました。
(海外に行くと、1食は必ずマクドナルドでその国にしかないメニューを食べるのが好きなのですが・・・)

ここのマクドナルドは、カウンター脇にあるiPadのような端末でお客がセルフサービスで注文を入力します。
注文が終わると端末の下から番号が書かれたレシートが発券され、レジでその番号を呼ばれたら取りに行きお支払いをするというスタイル。
日本以外の諸外国ではマクドナルドに限らず、多くのファーストフードチェーンで採用されているスタイルですが、慣れている人にはこっちのほうが断然早いので、日本でも取り入れて欲しいですね。

日本には無い「ザ・チキンベーコン・デラックス」のセットにしました。
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バーガーの作りは雑で、バンズは固く、でも中のチキンは巨大で肉厚、そしてポテトは塩なし。
フローズンコークは、これでもMサイズなんですが、完全に日本のLサイズの大きさ。
ストロベリーサンデーも、日本の2倍くらいの大きさでした。

マクドナルドのバーガーのセット一つで、「あぁ、今この瞬間、外国にいるんだなぁ」としみじみ実感。







翌朝は、いよいよニュージーランド航空のビジネスクラス「ビジネスプレミア」に搭乗します!



(つづく)

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ニュージーランド航空搭乗記 その6  オークランド観光篇 Vol.1

オークランド空港のターミナルビルは、帆船のようなデザイン。
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オークランドが「帆の街」と呼ばれることにちなんだ意匠です。
ニュージーランドで一番大きい国際空港のターミナルにしては非常にコンパクトな大きさと作りになっていて、利用者側からするととても使いやすいターミナル構造です。
(この時はターミナル内外が大幅リニューアルに伴う大工事中で、一部迷路のようになっているところもあった)


今回の旅は、ニュージーランドでたった1泊しかしないのですが、その1泊で利用するホテルはこちら。
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空港ターミナルビルのすぐ真向かいにある「ノボテル」です。

ええ、お値段はそれはもうお高くてですね。
たった1泊の宿泊代で、普段の旅行でよく泊まるビジホに3~4泊できてしまうんじゃないかっていう。

なんでそんなお高いホテルに泊まることになったのかというと、翌朝の出発時間が早朝なので、選択肢がもうここしかなかったという感じです。

もちろん空港周辺には、大小いくつかのホテルがあるんですが、空港の敷地外に建ってるんで、そこそこ距離があるんです。
しかも、ホテルから空港ターミナルまでの送迎が早朝はやってないとか、路線バス利用が必須だとか、初めての慣れない土地でいろいろ面倒なのは嫌なので、ちょっとお値段張るんですが、便利さと安心を最優先しました。


さて、今日はこれから一日フリーです。
(最初の予定では、空港ターミナルの展望デッキで飛行機撮影して、空港近くの大型ショッピングセンターで買い物したりメシ食ったりして、ほぼ空港から出ないつもりでいた)
ノボテルでチェックインして、とりあえず部屋に荷物を置いて身軽になろうと思ったのですが、チェックインは午後の14時からだそうで、「エキストラ料金払えばすぐに部屋に入れてあげるよ」と言われたけど、フロントのクロークでの荷物預かりは無料だって言うんで、スーツケースを預けました。


身軽になったところで、とりあえず、オークランドの街中に行ってみることにしました。
(ちなみに、今回ちょっとだけ下調べした地図とか資料は持ってきたけど、「地球の歩き方」みたいなガイドブック的な物は持ってこなかったので、初めての外国の地でWi-Fiとスマホだけを頼りに観光に行くというチャレンジャーになってきました)


オークランド空港からオークランド市内へは、スカイバスがほぼ唯一のアクセス手段です。
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日中は10分おきぐらいに走ってます。
片道18NZドル(約1,350円)。往復チケットは34NZドル(約2,550円)なので、往復チケット買ったほうがちょっとだけ安上がりです。
空港から市内の中心部までは、40分くらいでした。
オークランドの市内は、道が狭い上に交通量が多い(東京に似てます)ので、混雑時はもっと時間が掛かりそうな予感。

乗客は、私のほかはニュージーランド人の老夫婦だけでした。
真ん中の通路を隔てて斜め前の席に老夫婦が座っていたのですが、日本人が珍しいのか、ちょくちょく話しかけられました。
(8割方、何を言われているのか分からなかったが)
バスの運転手さんも、降りる予定の1つ前のバス停を出たら「日本人!次が降りるバス停だよ!」と教えてくれたり、なんだかとても親切な人たちでした。


オークランドの市街は、至る所で新しいビルと古い建物の混在している風景が見られました。
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走っている車は、日本車もけっこう見かけましたが、ヨーロッパのメーカーの車が多かったです。
ニュージーランドには車メーカーも工場もないので、走っている車はみんな「外車」ということになります。


オークランドの中心部は、かなり坂道が多いです。
歩きで観光してたんですが、アップダウンが多くてけっこう大変でした。
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まずは、「スカイタワー」に上ります!
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オークランドの「スカイタワー」は、南半球で最も高いタワーだそうです。

遠くから見てると「日本のスカイツリーに比べたら大したことねぇな!」と思ってたんですが、真下まで来るとさすがに高い!
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タワーの上部からロープみたいなのが垂れ下がっているのが見えますが、実はこれ展望台の上部から飛び降りるバンジージャンプ用のロープとかいう、完全基地外じみてるアトラクション。



スカイタワーの入り口はタワーの根元ではなく、タワーの脇に建っているホテルから。
しかも、タワーの入場ゲートはそのホテルの地下にあるという複雑怪奇なつくりなもんで、入場券売り場に行き着くまで、20分もあちこち迷いまくりました。


タワー展望台に上がるエレベーターは、床の一部がガラス張り。
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地上186メートルの「レベル51」がメイン展望台。
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360度ガラス張りになっているので、全方向にオークランドの街並みの眺めが楽しめます。

クイーンズワーフ側の、オークランド市内で最も賑やかなエリア。高層ビル群が足元に見えます。
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クイーンズワーフとは反対のウェスタンパーク側。こちらは住宅街が遠くまで広がっています。
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オークランド・ハーバーブリッジ。
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荘厳な雰囲気の建物は「タウンホール」。劇場やコンサートホールが入っているそうです。
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高層ビルやタワーの展望台のお約束、ガラス張りの床ももちろんあります。
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展望台でよ~く景色を眺めていると、駅と電車のようなものが見えました。
帰ってきてから調べてみると、「オークランド・ストランドステーション」という駅でした。
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昔はターミナル駅だったみたいですが、オークランドの繁華街へ地下路線が延びて、新しいターミナルの「ブリトマート」駅が開業してからはすっかり落ちぶれてしまったそうで。
今は、観光列車の「ノーザン・エクスプローラー」が週1回発着するほかは、近郊電車の留置線として使われているそうです。
(画像、左下に向かってカーブしているのが、ブリトマート駅につながる新しい本線)



メイン展望台のレベル51よりさらに上、高さ220メートルのレベル60には「スカイデッキ」という展望デッキが別にあります。
普段は追加料金が必要みたいなのですが、この日は追加料金無しでレベル60まで登れました。
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レベル60の「スカイデッキ」も、360度ガラス張りの眺めが楽しめます。
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さっきよりも、高く感じる・・・ような・・・?
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ハーバーブリッジのたもとにある「ウエストヘブン・マリーナ」
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オークランドが「帆の街」と呼ばれる由来が、このおびただしいまでの数のヨット。
オークランドは「住民一人当たりの船舶所有率」が世界一で、週末や休みの日になると、オークランド周辺の海はヨットやボートに乗って海上で休日を楽しむオークランド市民で溢れかえるそうです。


高層ビルの合間合間に、こうした古い建築物が自然に佇んでいるのが見えます。
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ラグビーが盛んなニュージーランド。展望デッキからもラグビー場のある公園がいくつか見えます。
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オークランド市内のひときわ高い丘の上に建っているのが、「オークランド戦争記念博物館」
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あとで調べてみたら、戦争関連の展示物以外にも、ニュージーランドや周辺諸国の民族・文化に関する展示も充実しているそうで、この後別の博物館の見物に行くのですが、こっちに行けばよかったなぁと思いました。



スカイタワーのあとは、タクシーで「交通科学博物館(MOTAT)」に向かいました。

スカイタワーからはタクシーで10分ほどの距離なんですが、スカイタワーを出発した時は快晴だったのに、途中で急に雨が降り出してきて、MOTATに着いた時はどしゃ降りの雨。
ホテルで預けた荷物の中に折り畳み傘を入れたまま観光に来てしまったのが、ここにきてとんだ大失態に。
雨だからといってタクシーを降りないわけにも行かず、豪雨の中タクシーを降りて、大通りからMOTATの入り口までダッシュ。
おかげで、全身びしょ濡れになってしまいました。

エントランスに駆け込むと、チケット売り場のおばさんに「あんた、大丈夫?!」と、超ビックリされました。

ところが、入場券を買っているうちに雨はピタッと止んで、再びご覧のような快晴に。
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「MOTAT」は2ヶ所のエリアに展示館が分かれていて、メインエントランスの敷地にあるのが陸上の交通に関する博物館。
ここからMOTAT所有のトラムに乗って20分ほどのところにあるのが、空の交通に関するアビエーション博物館。

雨に降られて全身びしょ濡れ、完全にテンションバリ下がりモードで「帰りてぇ気分マックス」状態だったのですが、とりあえずアビエーションの方だけでも見に行くことにしました。
というのも、事前にネットで見た情報では、アビエーションの方にはニュージーランド航空の昔の機体が保存されていて、ニュージーランド航空のグッズ販売も行われているらしいとのことなのです。


MOTATのエントランス前からトラムに乗車。
トラムは、元はオーストラリアのメルボルンで活躍していたものらしいです。
MOTATの入場券を持っていれば無料で乗れますが、MOTAT利用者以外でも乗車券を買えば誰でも乗れます。
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本来であれば、MOTATからアビエーション博物館までは、トラムに乗ればそのまま直行できるのですが、この日は線路の補修日とかで、途中区間が工事のため封鎖されていました。
そのため、途中の道端でトラムを降り、50メートルほど歩いて別のトラムに乗換え。
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しばらく待っていると、今度は赤いトラムが迎えに来ました。
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トラムの中はきれいに修繕がなされていますが、必要以上に手が加えられていないので、往時のままの雰囲気が味わえます。
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写真の親子は、途中の「オークランド動物園」停留所で降りていったので、最後は私一人の貸切運転でした。

終点に到着。
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トラムの停留所のすぐ目の前に、MOTATのアビエーション博物館があります。
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館内は戦闘機や戦争関連の展示がほとんど。なんだか重苦しい雰囲気の博物館です。
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ジブリ映画にでも出てきそうな雰囲気の飛行艇。
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いろいろと運が悪いことは重なるもので、この日博物館の一部は何かの祝賀パーティーの準備が行われていて、ここから先の見学ゾーンには立ち入りできませんでした。
パッと見た感じで、ニュージーランド航空の古い機体のようなものは見当たらず、おそらくパーティー会場の場所確保のためにバックヤードに移動させられてしまった模様。
グッズ売り場を見ても、ニュージーランド航空関連の商品はなく、グッズ売り場のお姉さんに「ニュージーランド航空のグッズはありませんか?」と聞いたところ、「ニュージーランド航空の75周年記念で催しをやってた頃はいろいろあったけど、今はもう置いてない」とのこと。

なんともガッカリな結末でした。

さらに運悪く、トラムはお昼の時間帯は運転士さんの昼休憩のため、1時間以上運転休止に。
MOTATのメインの方へ戻ることができなくなってしまいました。


結局、グッズ売り場のお姉さんにタクシーを呼んでもらって、そのままオークランドの中心部へ戻ることにしました。
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「昼ごはんは何食べよう~?」と街をほっつき歩いてると、また雨が降ってきたので、とりあえず近くにあった「デニーズ」に入ることにしました。
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日本にある「デニーズ」とは、ロゴがちょっと雰囲気が異なります。
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日本のデニーズもニュージーランドのデニーズも、原点となるのはアメリカの「デニーズカフェ」が由来のようですが、それぞれ現地の資本が入って、まったく別モノのデニーズへと成長したようです。

メニューも日本のデニーズとは全く異なるものでした。
(メニューの写真を撮る前に店員さんに持ってかれてしまったので、「Denny's NZ」のサイトでメニューをご覧あれ)


店内の雰囲気からして、日本のファミレスとは全然違うアメリカナイズされたインテリアだし、となりの席の人の食べてるもののサイズを見ても、日本のファミレスの比じゃないデカさ。
明らかに「日本のデニーズ」のノリで注文するととんでもないことになってしまいような予感全開。

「とりあえずワンプレート頼んで、足りなかったら追加注文しよう」と思って、ホットチーズサンドとカーリーフライのプレートだけを注文しました。








(比較用にボールペンを置いてみました)
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なんなの、このデカさとボリューム?!

そして汚ったねぇ盛り付けマジハンパねぇ!!


あと、コーラも頼んだんですが、大ジョッキみたいなデカさのグラスに絶望。


おかげさまで、このワンプレートとジョッキコーラで腹いっぱい。





【悲報】NZのデニーズ、スイーツがまったくインスタ映えしない
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ちなみに、この日のオークランドは日中の気温が17度。
日本とは季節が真逆なので、ニュージーランドはこれから冬になろうという頃なんですが、デニーズ冷房ガンガン。
寒くなった時のために、長袖シャツを1枚リュックに入れてきたので、雨に濡れたシャツは着替えることができたんですが、それでも寒い。


デニーズで食事を終えて店を出ると、雨は上がって、また再び快晴。
まるで雨季の東南アジアに来てスコールに遭ってるかのような天気です。

オークランドの繁華街をブラブラ散策しながら、ショップやスーパーマーケットでお土産を買いました。
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「海外旅行のお土産にチョコレート」っていうと、スイスとかハワイとか、中国のパンダチョコって印象が強いですが、ニュージーランドもチョコレートがお土産に大人気です。
というか、ニュージーランド人自体がチョコレート大好き。
スーパーでお土産になりそうなものを探していたら、チョコレート売り場の充実度がハンパない。
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棚の上から下まで、端から端まで、全部チョコレート!!

中でも「Whittaker's(ウィッタカーズ)」のチョコレートはパッケージが非常に美しく、お土産に人気です。
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私も数種類、自分用と友人のお土産用に購入しました。
1枚約300円~500円くらいで、板チョコにしてはちょっと高級品ですが、値段的にはお手ごろです。

ちなみに、ニュージーランド航空の機内で提供されるチョコレートも「Whittaker's」。
ニュージーランド人にとっては、おなじみのチョコレートブランドです。

ほかにも、いろんなお菓子や雑貨を購入しました。


ニュージーランドではクレジットカードでの支払いが日本より進んでいて、スーパーやコンビニはもちろん、観光地やタクシー、街中の小さなジューススタンドででもクレジットカードが使えます。
今回、短いオークランド滞在でしたが、支払いでクレジットカードが使えなかったというシーンは全くありませんでした。
カードブランドも、VISAやアメリカンエクスプレスが最強ですが、JCBもどこでも問題なく使えました。



「シビックシアター」
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なんでも、大変歴史的価値のある建物らしいです。


このシビックシアターの近くに「スカイバスラウンジ」があって、そこから空港行きのスカイバスに乗り、ノボテルに戻りました。
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(つづく)

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ニュージーランド航空搭乗記 その5  プレミアムエコノミー篇 Vol.4

映画を1本見終わったところで、そろそろ寝ることにしました。


シートを最大に倒して、レッグレストを最高まで持ち上げて、羽毛の枕に頭を凭れて、ふわふわで肌触りの良いブランケットに包まって寝る体勢に。

ボーイング787はエンジンの音が非常に静かなのですが、窓側席だと風切り音がやはり気になります。
アメニティキットに入っている耳栓がなかなかの高品質で、ずっと聞こえてくる風切り音を遮ってくれるけっこういい仕事をしてくれました。

あと、窓側席だと壁側から冷気が伝わってきます。なにしろ壁の向こうはマイナス50度以下の世界。
この冷気の伝わりも、ブランケットがしっかり防いでくれて、快適でした。




・・・・しかし、普段は椅子に座る体勢で寝るのに慣れていないのと、初めての長距離路線でのオーバーナイトフライトで、気分が高まってなかなか寝付けません。





ちょっと寝落ちして目が覚めました。
熟睡したような気がしたので、かなりの時間・距離を進んだような気がしたのですが、モニターで飛行位置を見ると、行程はまだまだ半分というところ。
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寝落ちしてたのはわずか1時間くらいでした。日本ではまだ日付が変わったばかりの頃です。
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L2-R2ドア間のギャレイとトイレは、プレミアムエコノミー乗客専用の空間となっています。
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このように、プレミアムエコノミーとエコノミークラスはカーテンで仕切られ、エコノミークラスの乗客はL2-R2ドア間のギャレイ空間には入ってこられないようになっています。
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夕食の後から朝食が始まるまでの夜間フライト中、ギャレイにはプレミアムエコノミーの乗客専用のミニバーコーナーが用意されます。
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ポテトチップやクッキー、チョコレート(いずれもニュージーランドではポピュラーな、ニュージーランドの人々に愛されているブランド)のほか、ペットボトルのミネラルウォーターやニュージーランドワインなども自由に飲食できるようになっています。
(もちろん自席に持っていってもOK)


このギャレイに隣接されているトイレ1ヶ所もプレミアムエコノミー専用。
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プレエコの乗客にはアメニティキットが配られているためか、トイレの中にはハブラシやマウスウォッシュなどは用意されていませんでした。

トイレはウォシュレット非装備です。
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「ボーイング787=ウォシュレット完備」って勝手に思ってましたが、787を導入するエアラインによってはウォシュレットを装備しない会社も普通にあるようです。
ちなみに、便座のフタはダンパーが仕込まれていて、フタを閉める時に「バターン!」と音がしないようになってます。



エコノミークラスのほうへ散歩に行ってきました。
真っ暗なキャビンはほとんどの人が就寝中。(さすがにキャビンの写真を撮るのはやめておきました)

見た感じではエコノミーの搭乗率は5割程度といった感じ。
「スカイカウチ」を利用している人は想像していたより多く、「スカイカウチ」ゾーンの1/3くらいの席が「スカイカウチモード」で寝ていました。
中には80,000円の追加料金を払ったのか、一人で「スカイカウチ」を利用しているリッチ?な人も。

「スカイカウチ」にならない席でも、3人掛けの席の肘掛を全部上げて、横になって寝ている人もちらほら見かけられました。

エコノミークラスのギャレイにも簡素なミニバーコーナーがあり、水とクッキーが用意されていました。
エコノミーにもミニバーが用意されているのは、さすがニュージーランド航空です。
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プレミアムエコノミーゾーンに戻ると、ギャレイではマギーさんとイヴァンさんが喋っていました。
散歩して戻ってきたのを見て、マギーさんが「眠れないの?何か飲むものを用意しましょうか?」と話しかけてきて、そのあとしばらく3人で小声でおしゃべり。

マギーさんと話す時は北京語で、イヴァンさんと話す時は英語で。
イヴァンさんとの英語がどうしても通じないときは、マギーさんを介して北京語から英語に通訳してもらったり。
日系エアラインじゃない国際線だと、日本語が通じない不便さとは逆に、いろんな国の出身のアテンダントさんと外国語でおしゃべりする楽しみがあることを知りました。


イヴァンさんはフィリピン人なので、「ニュージーランド航空はフィリピンにも就航してるの?」と聞くと、イヴァンさんはオークランド在住のフィリピン人で、ニュージーランド航空に就職したそうです。
「ニュージーランド航空はフィリピンには飛んでいないんですが、オークランドでの採用でいろんな国の人が集まっているから、フライトクルーの中には就航地じゃない国の人もいっぱいいるんだよ」とのこと。

マギーさんの出身地・台湾へは、今年の11月にニュージーランド航空が台北桃園-オークランドが新規就航するので「今からすごい楽しみ!」と嬉しそうでした。
「ぜひ、次の時は台北経由で桃園からニュージーランド航空に乗ってね!」とオススメされました。


話し込んだついでなので、「搭乗の記念に、ポストカードとかステッカーのような小物があったら貰えませんか?」とお願いしてみました。
マギーさんがギャレイの引き出しやらケースやらをあちこち探してくれましたが、どうやらそういうギブアウェイは積んでないみたいです。
イヴァンさんはなんとわざわざビジネスクラスのギャレイに戻って探して来てくれたのですが、やはりありませんでした。

マギーさんが「エコノミーの一番後ろのギャレイは機内で一番大きいから、あそこなら何かあるかも。なにか見つかったらあとで席に届けてあげるね」と言ってくれました。



席に戻って、もう一度寝ようと頑張ってみますが、マギーさんとイヴァンさんとおしゃべりするのに頭フル回転だったので目が冴えてしまい寝付けません。
再び、ウトウトしながら寝落ちしたものの、1時間ほどで目が覚めてしまいました。

フライトマップを見ると、もうだいぶニュージーランドに近いところまで飛んできています。
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オークランドまであと2時間30分。
このあと朝食の時間を迎えるのを考えると、もう熟睡して寝るほどの残り時間は無く、結局機内での睡眠時間は2時間ほどでした。
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機内の照明が徐々に明るくなってきました。
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パープルのライティングではなく、日の出と朝焼けをイメージしたライティングで、視覚的に朝を思わせる演出です。


背後のギャレイでは朝食の準備が始まったのか、カチャカチャとお皿やトレイの音が聞こえてきて、パンのいい匂いが漂ってきました。
この頃になると、熟睡していた人も起き出して、キャビン内は朝を迎えます。
しかし、窓の電子シェードを明るくしてみても、まだ窓の外は真っ暗。

飛行機はちょうどヌーメア上空に差し掛かった頃です。
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窓の外はまだ陽が上っていませんが、機内ではモーニングタイムが始まりました。
オークランド到着のちょうど2時間前です。

昨晩のディナーの希望は私が一番最後でしたが、マギーさんの言うとおり、モーニングの希望は私が一番最初に聞かれました。
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メインの温かい料理は3種類から選べます。
あんまりおなかが空いていなかったので、「スクランブルエッグ」プレートはてんこ盛りっぽいし、和食でご飯を食べる気分でもなかったので、「シナモンワッフル」を選びました。

スターターには、シリアルとヨーグルトとフルーツ。
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フルーツは、乾燥した機内では普段食べるのより数倍フレッシュに感じます。
しかし、こういう比較はあんまりよくないかな?と思うのですが、フルーツに関しては「エバー航空」で出てくるものほど美味しくはありませんでした。
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クロワッサンは機内で焼き上げた(温めなおした)ものが、熱々の状態で提供されます。
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このクロワッサンがとんでもなく美味しかったです!おかわりをお願いして、追加で2個も貰いました。

そして、メインのシナモンワッフルです。アップルコンポートとヨーグルトが掛かっています。
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こちらもワッフルがサクサクで、「機内にワッフル焼き機でも搭載してるのか?」と思うような焼き上がり。
シナモンがけっこうキツイので、シナモンが好きな人には朝から非常に幸せな気分になれます。
アップルコンポートはちょっと味付けが甘すぎだったかな?ヨーグルトと絡めて食べるとちょうどいい感じでした。

「どうせ、全体的にベチョっとした感じのパンや、フニャフニャで風味の無いワッフルが出てくるんだろうな」と予想してたんですけど、なんともまぁ、ホテルのルームサービスのモーニングでも食べてるような上品なおいしさでした。


食後の飲み物には、マギーさんおすすめのホットジャスミンティー。
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ちょっと濃いめの味だった「シナモンワッフル」プレートのあとには、ジャスミンの爽やかな香りで口内がすっきり。




モーニングの片付けが終わると、もうあと1時間ほどでオークランドに到着です。
席でのんびりしていると、イヴァンさんがビジネスプレミアゾーンからやって来ました。

何かな?と思ったら、「さっきのポストカードなどの搭乗記念の小物なんだけど、うちの会社では用意してないみたいで、機内には積んでないみたい。で、これ、僕が乗務する時にカバンの中の小物を整理するのに使ってるポーチなんだけど、昔ビジネスプレミアで配ってたアメニティバッグで使われてたものなんだ。僕が使ってたものだからあんまりきれいじゃないんだけど、こんなので良かったら記念にあげるよ」
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と、わざわざイヴァンさん自分の使ってたポーチをプレゼントして下さいました。
ポーチには「Air New Zealand」の刻印とロゴマークが入っています。
イヴァンさんの使い方が丁寧なのか、物が丈夫なのか、あまり痛んだところも無く、とてもきれいな状態でした。

ポストカードは、ニュージーランド航空創立75周年記念の時に、「TEAL」時代のポスターを復刻したデザインのもので、こちらは別のアテンダントさんが持ってたものを提供して下さったそうです。


「機内に積んで無いんです。すいません」で済むところを、わざわざこうして私物まで出してきて提供して下さったことに、嬉しさや感激ももちろんありましたが、一番には非常に頭の下がる思いでした。


イヴァンさんが下さったポーチやポストカードを眺めていると、今度はマギーさん。
「反対側の窓から朝日が昇ってきたのが見えるよ!」と、ギャレイの窓のところへ連れてってくれました。

窓から外を見てみると、まるで雲の向こうが燃えているかのような真っ赤な空。
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待つ事、数分。 眩しい光が窓に差し込んで来ました。 日の出の瞬間です!
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自分の席に戻ると、日の出とは反対側の西の空も、徐々に赤く染まり始まりました。
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飛行機は徐々に高度を下げていきます。
朝食が終わって30分ほどすると、成田を飛び立ってから10時間以上ぶりに視界に陸地が見えてきました。
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ノースアイランドを南に沿って飛んできた飛行機は、東に向かって急旋回。
オークランド空港への着陸態勢に入ります。
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成田空港出発から約10時間30分で、オークランド空港に到着。
着陸すると、外は湿度が高いのか、窓が一瞬で真っ白になってしまい、空港の様子があまりよく見えませんでした。


モニターのフライトインフォメーションは、オークランド空港に到着するとこんな表示に切り替わりました。
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成田出発時の到着予定時刻は7時34分で、タイムテーブル上よりも1時間早着の予定でしたが、結局予定より30分の延着。
それでもタイムテーブル上の予定時刻より30分ほど早い到着となりました。



ボーディングブリッジはL2ドアにのみ据え付けられ、ビジネスプレミアとプレミアムエコノミーの乗客が優先降機。
ドア位置的にプレミアムエコノミーのほうがビジネスプレミアより降機口に近いので、実質、プレミアムエコノミーの乗客が最優先降機となります。



オークランド空港に向けて着陸態勢に入る前に、マギーさんから「空港に到着してから先を急いでる?すぐに飛行機を降りる?」と聞かれました。
別に先を急ぐ用事も無いのでそう答えると、「じゃぁ、空港に到着したらしばらく席に座って、私が呼びに来るまで待っててね」とのこと。





プレエコとビジネスプレミアの乗客がみんな降りた後に、エコノミー客の降機が始まりました。
エコノミーの客が半分くらい降りたであろう頃に、マギーさんが席に来ました。


マギーさん「キャプテンがコックピットで待ってますから、一緒に行きましょう。」






「え?」と、一瞬言われていることが理解できず、マギーさんの後に付いていくと、なんだか流れ的にコックピットに招き入れられているという展開。


大きな体のニュージーランド人のキャプテンが「ようこそ!」と満面の笑顔で、「どうぞ中に入って!」


「え?え?え?」となんだか状況がよく理解できないうちに、キャプテン席に座って、帽子をかぶせられて、気が付けばコックピット内で記念撮影してました。
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「写真撮ってもいいですか?」とキャプテンに聞くと、「もちろん!滅多に見られないだろう?いっぱい撮ってくといいよ!」
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写真を撮りながら、隣の席に座ってるコーパイさんが、「このレバーはね・・・」「ここを押すとね・・・」と英語で説明してくれたんですが・・・英語がよく理解できない上に、コックピットの機器も全く知識がないので、残念ながら説明はほとんど分からずじまいでした。
こんな展開になるなら、コックピットについて勉強して来ればよかったなぁ。
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キャプテンがとてもお話好きで、ジャンボを操縦してた頃の話とか、787がオークランドに初デリバリーされた時の様子とか、それはそれは楽しそうに話してくれて、夢のようなひとときでした。
(でも自分の英語力の無さのせいで、キャプテンの熱い語りが全て理解できなかったのが、本当に残念・・・!)


キャプテンやコーパイさん、そして操縦交代要員のもう1人のコーパイさんと熱く握手を交わした後、急いで降機口へ。



降機口からブリッジに出ると、フライトクルーさんが全員勢ぞろい。
ちょうど機内のチェックが終わって、みんなで飛行機を降りるところでした。
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マギーさんが「みんなで写真撮りましょう!」ということで、フライトクルーのみなさんとも記念写真を撮ってもらいました。
(写真を撮ってくれたのがマギーさんだったので、マギーさんが写ってないのが残念)


結局、フライトクルーのみなさんと一緒に飛行機を降りてブリッジを進んで、マギーさんやイヴァンさんとお話しながら入国審査場まで一緒でした。
みんな、一晩の長いフライトで仕事をしてきたとは思えないほど元気で、全然疲れた表情が無いのがすごいなぁと感じました。



「そういえば・・・」と、この時改めて思ったのですが。
10時間以上も飛行機に乗ったままで移動してきて、寝不足気味なのに、想像していたよりも疲れがほとんど感じられません。

普段は日本で国内線に乗っただけでも、到着空港で顔や腕の肌がカサついて、知らない間に爪が割れてたりするのはよくあることなんですが、オークランドの空港に着いて飛行機降りた後もそういった症状が全く出ていません。
今回、超長距離でボーイング787に乗ってみて、787の特徴でもある機内の湿度の高さを、身をもって実感しました。




成田から飛んできたボーイング787-9。
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英語で書かれた看板や空港の建物の雰囲気から、「お~!海外の空港に来たぞ!」という実感がわいてきます。


オークランドの空港に駐機している飛行機は、ほとんどがニュージーランド航空の機体ですが、
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オーストラリアのカンタス航空の飛行機も多く見かけます。両国のつながりの深さや行き来する人の多さを感じます。
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入国審査場の手前に、ニュージーランド原住民の装飾をあしらったゲートがありました。
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ゲートの奥に銀色の大きなゴミ箱のようなものが見えますが、不要な食品の廃棄ボックスです。
このあと、入国審査場に入るまで、至る所にこの廃棄ボックスが置かれています。

ニュージーランドは入国の際に、他国からの食料品の持ち込みが非常に厳しくチェックされます。
肉、果物、野菜、魚、豆類などは当然持ち込み不可。他国の乳製品やハチミツなども持ち込みできません。
ニュージーランド航空のビジネスプレミアでは、機内でリクエストするとリンゴやバナナなどの果物がもらえますが、これらをカバンに入れて機外に持ち出し、税関のチェックに引っ掛かると罰金になるので、ちょっとしたことで非常に恥ずかしい目に遭うみたいです。

さらに、出発空港で出国後に購入したお菓子やお土産品の類も、食べかけや開封してあるものは基本持ち込み不可。
非常に厳しいです。



入国審査場の手前に、なぜか巨大な免税店街があります。
有名高級ブランドの化粧品やお酒の類などで、ニュージーランドっぽいものはありません。


入国審査場はガラガラでした。
NZ90便がオークランドに着いたのが午前8時頃。
アメリカやアジアからの長距離便の到着ラッシュは、もっと早い朝の5時~6時台なので、入国審査場の混雑もすでに終わった後という感じで、入国審査場は非常にまったりとした雰囲気でした。

入国カードを審査員に出すと、今日到着で明日帰国するという弾丸スケジュールを若干疑われました。
「休暇が短いので」とか「日本人はあまり長い休みが取れないのです(それにしてもニュージーランドに1泊2日というのはアレだが)」とか、いろいろ説明(言い訳?)した挙句、最終的に「マイレージランです!(マイル修行)」という超恥ずかしい理由まで説明して解放、入国できました。



で、大変なのがこのあとの税関と検疫検査です。
ここでの手荷物検査が非常に厳しい。
成田からの飛行機がオークランドに着いた後、私はそのあとコックピットにお招きされたので、飛行機を降りる頃には同じ飛行機に乗ってきた乗客は全員降りて行った後でした。
入国審査場にも、成田から飛んできたと思われる日本人の姿は全く無かったのですが、税関まで進むと同じNZ90便に乗ってきた日本人がまだわんさか行列していました。

まず、検査官に手荷物に食品が入ってないか聞かれます。
実は、成田空港で「機内で食べよう」と思って買ったチョコレートと小袋のスナック菓子を持ってました。
さらに、機内のミニバーコーナーでお菓子を物色してたら、マギーさんが「よかったら持って帰る?」と、大量のミニバー提供品のチョコレートやらクッキーやらポテチやらを袋に入れて、お土産に持たせてくれました。

入国の際に食品持込が厳しくチェックされるというのは事前学習で知っていたので、あらかじめ持っている食べ物は全てコンビニのビニール袋にひとまとめにしておきました。
せっかくマギーさんにもらったお菓子も、最悪没収かな~と心配でしたが・・・・

検査官に「食品チェックするから全部出してね」と言われたので、お菓子をまとめといたビニール袋を出しました。
ビニール袋の中に何が入っているか、けっこうちゃんとチェックされました。
機内で貰ったお菓子が全部ニュージーランド産の有名なものだったのと、成田で買ったチョコレートが世界の有名ブランド「キットカット」だったので、これらはほぼスルー。
(ニュージーランドに来た外国人が、なんでニュージーランドのお菓子を大量に持ってるのかという疑問は持たれなかったのだろうか・笑)

しかし、成田で買った小袋のスナック菓子が思いっきり日本語で書かれていたので、検査官に「なにこれ?」と聞かれました。
「日本で買ったポテチです」と言うと、没収かな~?と思ったのですが、それもスルーでした。
「スーツケースの中にほかに食品は入ってない?」と聞かれ、「入ってないです」と伝えると、検査場を抜けることができました。


で、このまま到着ロビーに出られるのかな~と思ったら、さらに手荷物の開封検査とX線検査が待っていました。
「スーツケースの中にほかに食品は入ってない?」と聞かれ、「入ってないです」と伝えた先で、スーツケース開けて食べ物出てきたら、それはもう恥ずかしい展開が待っているという恐ろしいニュージーランド・トラップ!!

アジア圏のゆるーい税関・検疫の感覚でニュージーランド行くと、とんでもないことになるので、要注意。
食品の持ち込み申請は、真面目にちゃんと。
自分でうまく説明できない食べ物は持って行かない。

あと、ニュージーランドでは医薬品の持ち込みも厳しくチェックされるらしいです。
常用している薬や、飲みつけている薬を持っていく場合、何の薬か英語で説明できるようにしておいたほうがいいみたいです。


飛行機を降りてから約30分で、到着ロビーに出られました。
飛行機からターミナルまでが歩いて10分くらい。入国審査場は待ち時間無しだったので、残りの20分ちょっとを税関と検疫で費やした計算になります。


ついに、ニュージーランドに初入国!!
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到着ロビーの壁には、大きく女性アビエーターが描かれています。
ニュージーランドの女性パイロット「ジーン・バテン」の肖像画です。天井からぶら下がっているのは、彼女の愛用機かな?


国際線のアライバルインフォメーションボードです。
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この1枚で朝7時台から夕方16時台までが表示されているので、ニュージーランドで一番大きな国際線ターミナルと言えども海外からの便は非常に少ないですね。
それだけニュージーランドが世界中のどの都市からも遠く離れていて、非常に距離があるということでしょうか。



オークランド空港のターミナルはあちこちが改装工事中。
インターネットで確認したターミナルマップでは、展望デッキがあるようだったので、さっそく行ってみようと思ったら、展望デッキに繋がっている階段があるはずの場所は工事用の壁に囲まれていました。
空港の案内カウンターで聞いてみたら、展望デッキはターミナル工事で閉鎖中とのこと。
うーん、残念!


とりあえず、ホテルへ向かうことにしました。





今回乗ったニュージーランド航空90便のフライトルート (Flightradar24より)
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(つづく)

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ニュージーランド航空搭乗記 その4  プレミアムエコノミー篇 Vol.3

上空へと到達して安定飛行に入ると、プレミアムエコノミーではまずウェルカムドリンクのサービスがあります。
カートに7~8種類くらいのアルコール・ノンアルコールを積んで、左側の23A席から順番に。
機内食メニューにはドリンクの種類の記載が無いので、カートに積んであるものを見て、「これ頂戴」みたいな感じでオーダー。

この時、カートに積んでないものでも、サービスメニューとして機内搭載されているドリンクであればギャレイから持って来てくれます。
ニュージーランド航空を使い慣れてるっぽい乗客は、好みのニュージーランドワインを注文して持って来てもらってました。
ノンアルコーラーの私は、オーソドックスにオレンジジュース。
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この時、となりの通路側の座席に座っていた方が、通路を隔てた反対側の、真ん中列の通路側席に移ってくれました。
その真ん中列の席もセンターの席が空いていたので、その人にとっては隣りに人がいない席に移れるってことで、都合が良かったのかもしれません。
「席、移りますんで、ここ自由に使ってください」と仰ってくれたので、贅沢にもプレエコ2席を自由に使わせてもらえた上に、通路にも楽に出られるようになりました。
本当にありがたかったです。



ウェルカムドリンクサービスが終わると、早くもニュージーランドの入国カードが配布されます。
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全部英語で書かれていますが、そんなに難解な項目はありません。

ニュージーランドへの入国に際しては、食品を持っているかの申請が非常に厳しいです。
入国カードの項目に「手荷物に食品が含まれているか」という項目がありますが、チョコ1枚、クッキー1枚でも持っているならチェックボックスにチェックを入れなければなりません。
これを「持っていない」で記入して、手荷物でチョコ1枚でも出てこようものなら、ものすごい罰金がいきなり科せられるらしいのでご注意を。

ちなみに、ニュージーランド航空IFEのメニューの中には、「入国カードの書き方」というのがあって、日本語でやさしく記入の仕方を紹介してくれる、非常にありがたいメニューがあります。


その後、ドリンクのおかわりを聞きながら、ディナーの希望を取ります。
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なんと、プレミアムエコノミーなのにメインが3種類から選べます。
「牛肉を使ったニュージーランド料理」、「和食」、「チキンを使ったイタリアン」

オーダーの希望もキャビン左側の23A席から取っていきます。
私は25K席なので、オーダーの順番が回ってくるのが本当に一番最後。
外国産の牛肉はどうも臭みが強いってイメージがあるので、チキンにしようって思ってました。


ところが、オーダーを聞きに来たマギーさんに「ごめんなさい。もうチキンは売り切れなの」と言われてしまい、ガッカリ。
外国系エアラインで和食ってチョイスはなんか地雷っぽいし、ここはニュージーランドビーフに敬意を表して?牛ほほ肉に煮込みをオーダーしました。

するとマギーさん「注文をみんな公平にするために、夕食のオーダーが最後だった人は、朝食の希望を一番最初に選べるようになってるから、朝食の時はあなたの好きなものを選べるわよ。期待しててね!」とフォロー。
思わず、その場ですぐに「うーん、朝食は何を選ぼうかなぁ」とモーニングメニューをじっくり予習しちゃいました。




成田を飛び立って約1時間後の19時30分過ぎ。
ディナーの配膳が始まりました。
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ビックリしたのが、前菜とデザートが一緒に出てきたところ。
コースの最初の一品と最後の一品がひとまとめで出てきちゃいました。
そのあと、カゴに入れたパン3種類を持って各席に回り、パンを選ばせてくれます。
パンは焼きたて(温め直し)を機内ギャレイで行うので、すぐ真後ろがギャレイだった私の席にはパンのいい匂いが漂ってきて、ディナータイムの始まりにテンションが上がります。

パンは、フォッカチオとオニオンロールを貰いました。ガーリックトーストは匂いと色合いがキツかったのでパス。
フォッカチオがフワフワで味も美味しかったので、このあと2個おかわりしちゃいました。
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前菜は和食という謎展開。
「外国系エアラインで和食はヤバい」って思ってたんですが、この前菜プレートすごく美味しかったです。
このあとのメインも和食にすればよかったかなぁと、この前菜を食べてからちょっと後悔しました。
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-前菜-
和風前菜プレート チキンのテリーヌ、海老とサヨリの黄身寿司、海老と魚のダンプリング
クリスピーなそら豆、吉野ふぶき(馬鈴薯)



デザートは抹茶のシフォンケーキ。
たぶん、外国人にも食べやすいようにってことでの味付けなんだと思いますが、日本人からすると食べ慣れた抹茶ケーキとはちょっと違う(見た目より抹茶の味付けが薄い)味でした。
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-食後のデザート-
抹茶シホンケーキ、あずきのコンポート添え


それより、「デザート」ってことで、メインの料理も食べ終わってからにしようと思って最後まで取っておいたのですが、なんせ最初に前菜と一緒に出てきてしまうので時間が経ち過ぎてしまい、なんか柔らかくなりすぎのベチョベチョ感のあるケーキになってしまったのが残念・・・。



そして、メインの「牛ほほ肉の煮込み」です。
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-メインコース-
牛ほほ肉の煮込み、マスカルポネ風味のマッシュポテト
クミン風味のニンジンとラディッシュのロースト


内心ビクビクしながら手をつけたのですが、思ったほど牛肉の臭みが無く、けっこう美味しかったです。
お肉もとても柔らかく煮込んであって、ナイフを使わなくても簡単に切れる・・・・いや、切るというより、口の中に入れただけでとろける~!
地上のレストランで頼んでも、出てきてすぐにガチガチに固くなるクソ調理(肉がクソなのかな?)してるようなところもある中、いろいろと調理準備に制限のある上空での提供品で、これだけ柔らかいお肉が出てくるのには驚きました。


煮込んだソースも見た目にすっごい味が濃そうなんですが、最後の一口までまろやか~な味が楽しめる絶妙な味付けでした。

欧米路線のビジネスクラス搭乗ブログなんかを見ると、特にアメリカ系のエアラインでは固くてクソ不味い牛ステーキプレートが出てくるなんて記事をよく目にしますが、ニュージーランド航空の牛肉料理はハズレなしに間違いないです!


ちなみに、ニュージーランド航空のプレミアムエコノミーの食事では、ちゃんとステンレス製のシルバー類が提供されます。
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デザートは前菜と一緒に出てくるので、メインの料理が出るとディナーは終了。
前菜が出てからだいたい1時間くらいでディナーは終了です。
食後には、コーヒーや紅茶などと一緒に、ニュージーランドで人気の「Whittaker's(ウィッタカーズ)」のチョコレートが配られました。
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一般的に、プレミアムエコノミーで提供される食事というのはエコノミークラスと同じか、エコノミークラスのものにプラスアルファ、またはライトミール(サンドイッチやカップ麺など)が選べるという内容のものがほとんどのようですが、ニュージーランド航空でのプレミアムエコノミーでは、ビジネスプレミアとほとんど同じ内容のものが提供されています。

メニューの右側がプレミアムエコノミー、左側がビジネスプレミア。
いずれもオークランド→東京のNZ99便の同じフライトのものです。
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ビジネスプレミアでは前菜が2種類から選べるのに対して、プレエコではビジネスと同じものを1種類提供。
メインはビジネス・プレエコどちらも3種類から選べますが、なんと内容が全く同じものが選べるようになっています。
食後のデザートだけは、ビジネスとプレエコでは全く違うものが用意されています。






ディナータイムが終わると(というか、ディナータイム終盤の頃から)、機内の照明は徐々に暗くなり、窓の電子シェードも自動的にOFFになり真っ暗に。
機内は、強制的に「寝ろ!」な時間を迎えます。


まださすがに食事が終わったばかりなので、ほとんどの人が起きて液晶モニターで映画などを見ています。
自分は普段、座席にモニターが付いててもフライトインフォメーションやフライトマップ(現在位置)を表示しっぱなしにして、映画や音楽などのIFEシステムをほとんど使うことはありません。
しかし、今回は到着地までまだまだ先の長いオーバーナイトフライト。
いろいろとIFEを使ってみました。


モニター画面の一番最初のメニュー選択画面です。言語は様々な言語が選べ、日本語にももちろん対応。
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一番オーソドックス?な「フライトマップ」
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画面をピンチアウトすると、地図が拡大表示されます。
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一定時間おきに、マップと交互にフライトインフォメーションが表示されます。
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天気予報。出発地と到着地がデフォルト設定されていますが、世界中の都市の中から表示追加をすることもできます。
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座席間の「シートチャット」機能も。
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出発後早々に配られた、ニュージーランドの入国カードの記入方法の説明画面も用意されています。
これはとてもありがたいですね。
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映画チャンネル。邦画も比較的新しい作品がラインナップされています。
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スターウォーズシリーズも全作収録。
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そして、ニュージーランドを舞台に撮影された、「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」も全シリーズを収録。
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「ニュージーランド航空について」のチャンネル。
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ニュージーランド航空のフリート紹介やマニアックなカルトクイズ、過去のセーフティビデオの収録など、航空ファンには嬉しいコンテンツが盛りだくさんのチャンネルです。

2015年に創業75周年を迎えたことを記念して、「75年目のアニバーサリー」と称したヒストリー紹介が収録されていました。

ニュージーランド航空は1940年に創立。
当時は「TEAL(Tasman Empire Airways Limited/タスマン・エンパイア・エアウェイズ・リミテッド)」という社名でした。
創業当初は飛行艇を使って、オークランドからオーストラリア、ニューカレドニア、フィジーなどのオセアニア諸国への運航を行っていました。
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1950年代に「NAC(National Airways Corporation/ナショナル エアウェイズ公社)」が設立され、ニュージーランド国内線の運航を開始。
機材もビッカース・バイカウントなどのターボプロップ機が投入され始まりました。
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1960年代になると、「TEAL」は「Air New Zealand(ニュージーランド航空)」に改称。
同社初のジェット機にダグラス社のDC-8を導入して、北米やアジア圏へ向けて本格的に長距離国際線へと進出していきます。
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1973年にDC-10の初号機を受領。北米路線からDC-8をDC-10に置き換え、機材の大型化が始まりました。
一方の「NAC」は1968年から国内線にボーイング737を導入。
ニュージーランドの空を支える飛行機は一気に近代化が進みます。
1978年には「NAC」とニュージーランド航空が合併し、ニュージーランド航空は国際線・国内線を運航するビッグキャリアへ。
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1979年の年末にはDC-10を使った南極観光フライトがスタート。
1980年に5機のボーイング747ジャンボジェットを発注、翌1981年に747の初号機がデリバリーされました。
同じ頃には、東京・成田空港へ乗り入れを開始し、日本路線の運航も開始されています。
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1990年にはハイテクジャンボのボーイング747-400を導入。
1999年には、ANA、アンセット・オーストラリア航空と共にスターアライアンスへと加盟しました。
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2000年代に入ると、機材の更新が加速。エアバスA320を大量投入して、国内線や近距離オセアニア国際線で使用していたB767-200やB737-300を一気にリプレースしました。
2005年には、ボーイング777-200ERにヘリンボーン型のフルフラットビジネスクラスシート「ビジネスプレミア」を世界中の航空会社の中でもいち早く採用し話題となりました。
しかし、その一方で、2000年代初頭には、業績の悪化していたアンセット・オーストラリア航空へ資金提供を行ったものの、アンセット自体がニュージーランド航空の資金を食いつぶすようになり、ニュージーランド航空がニュージーランド政府の支援を受けるという事態にも見舞われました。
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2010年にはボーイング777-300ERの導入を開始。
と同時に、世界のエアラインの中でもいち早くボーイング747-400ジャンボ機のリプレースに着手。
B777-300ER導入と同じ年には、世界で初めてのB747-400の退役解体第一号機(ZK-NBS)が発生しています。
スカイカウチや豪華なプレミアムエコノミーはこの頃に誕生し、2011年にはスカイトラックスで「ワールドベストプレミアムエコノミー賞」を受賞。
2014年には全てのボーイング747-400ハイテクジャンボが全機引退。
そして、同じ年にはローンチカスタマーとなったボーイング787-9ドリームライナーの導入が始まり、徐々にその保有数を増やしつつ、新たな長距離国際線の開拓が進んでいます。
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ニュージーランド航空といえば、真面目にフザけたセーフティビデオが有名です。
機内IFEコンテンツにも、過去に人気のあったセーフティビデオがいくつも収録されていて、時代を超えて機内で楽しむことができます。
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The Most Epic Safety Video Ever Made #AirNZSafetyVideo(HOBIT Virsion)



An Unexpected Briefing #AirNZSafetyVideo(HOBIT Virsion)



Betty White -- Safety Old School Style #airnzsafetyvideo



Safety in Hollywood #AirNZSafetyVideo



The Bear Essentials of Safety #airnzbear



Mile-high madness with Richard Simmons! #AirNZSafetyVideo



"Men In Black Safety Defenders" - AirNZSafetyVideo

(Men In Blackバージョンは、利権などの関係でか、IFEコンテンツメニューに含まれていますが再生できないようになっていました。ニュージーランド航空のYou Tube公式チャンネルからも削除されています)






飛行機に乗った際、その航空会社をアピールするロゴ入りグッズや、機内でしか買えない限定グッズなどを買うのが楽しみという航空ファンも多いはず。
私もそんな航空ファンの一人なんで、飛行機に乗ると真っ先に座席に備え付けてある機内販売カタログをチェックしちゃいます。

今回、ニュージーランド航空に乗ることになった時から機内販売のグッズ購入を楽しみにしていたんですが、いざ機内に入って自分の席に着くと、座席ポケットに機内販売カタログが備え付けてありませんでした。
ニュージーランド航空では機内誌も基本的に各座席に備え付けてなく、キャビン後方のブックラックから持ってくるかアテンダントさんにお願いするようになっているのですが、機内販売カタログもそうなのかな?と思って、ブックラックを探しましたが機内販売カタログは見当たりません。

マギーさんに「インフライトショッピングのカタログはありますか?」と聞いたところ、なんとニュージーランド航空では機内販売は行っていないとのこと。
その代わりに、IFEのメニューの中に「ショッピング」コンテンツがあり、モニターを使って通信販売で機内限定販売品を注文することができると教えてくれました。
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モニターに映し出される数々の商品は、機内には全く搭載されておらず、フライト後に全世界発送で指定した住所に送られて、受け取るシステムになっています。
この機内通信販売については、オークランドから日本への帰りのフライトで購入を試してみたので、のちほどご紹介します。


さらには、ニュージーランド産のワインも、この機内注文の通信販売で購入できます。
フルボトルだと機内で買っても、空港で飛行機を降りて自宅に帰るまでずっと手荷物として持って帰らなければならないので、大変重い思いをするところを、何本買っても自宅配送してくれるのでラクチン。
私はワインについては全く知識がないので詳しくは分からないのですが、かなりの種類のワインがセレクトされています。
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ディナーが終わり、夜が明けてモーニングタイムが始まるまでの間、ギャレイにアテンダントさんが常駐している時は、ドリンクのリクエストをモニターで行うことができます。
(別のキャビンへのヘルプなどでギャレイにCAさんがいない時は、このオーダーシステムがOFFにされるのか、「現在ご利用いただけません」という表示になります)
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IFEのメニューを一通りあれこれいじり倒してみましたが、それでもまだまだ先の長いフライトが続きます。
普段、フライト中にIFEの映画を見ることはないんですが、今回はロングフライトの時間つぶしに「THE PEANUTS MOVIE」を見ました。
音声・字幕とも日本語には対応していなかったので、音声は英語、字幕は中国語で視聴。
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長い夜を飛び続けるドリームライナーの旅は、まだまだ先が長いです。




(つづく)

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京九快速

Author:京九快速
ちょいちょいアップします。

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