lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
2017年に上越新幹線が開業35周年を迎え、いろんなイベントが開催されましたが、10月14日に開業35周年記念列車が運転されたので乗ってきました。
この列車は旅行会社によるツアー貸切列車で、JRのびゅうトラベルのほか読売旅行など数社の相乗りの形で販売されました。
各社でこの貸切列車を絡めたツアー内容は異なっていて、びゅうでは現美新幹線やSLばんえつ物語号に乗れたり、他社では新潟のバス観光があったりと様々。
今回は読売旅行の日帰りツアーに申し込みしました。
東京駅の発車案内表示。上から3番目がこれから乗る「上越新幹線開業35周年記念号」です。
貸切列車なので、単なる「団体」の表示。


列車はE2系の10両編成のようです。

ホームに上がるとE2系が「団体」表示で待機してました。
団体行動で列車に乗り込むとじきに発車時間なので、先頭車は見に行けませんでした。
先頭部分に記念のステッカーが貼られてたりするのか、ちょっと気になります。

団体貸切列車ですが、座席背面のマガジンポケットには通常の運行列車と同じものがセットされていました。
車内販売は行われないということでしたが、車内販売メニューも置いてありました。


E2系のJ71編成だったので、コンセントが完備されてます。
やっぱりコンセントがあると便利ですね。

行きは運良く窓側席があてがわれました。
添乗員さんから「ツアー参加者みんなで公平になるように、往路が窓側席だった人は復路は通路側席になります」と案内されたので、帰りの列車は通路側席になるようです。
上野駅・大宮駅に停車してツアー参加者を乗せていきます。
大宮駅の次は、熊谷駅に停車。熊谷から乗ってくる人はいないのですが、停車ということは上越新幹線開業記念ということで全駅に停車するのかな?
反対側のホームにはE4系重連16両の「Maxたにがわ」号がいました。


熊谷に停車したので、イベント的に全駅停車するのかと思ったら、本庄早稲田を豪快に通過。

このあと、高崎には停車しましたが上毛高原は通過と、特に開業記念イベントを意識したものではなく、単に通常ダイヤに割り込ませてもらった貸切列車のダイヤ通りという感じだった模様。
JRの新潟支社の社員さんが、開業当時の車掌さんの制服を着て乗車記念証を配布。

このツアー列車は新潟駅到着後、そのまま新潟にある新幹線の基地に直行して、基地で開催されている公開イベントに参加できる流れになっています。
通常は新潟駅~新潟新幹線車両センター間は回送列車しか走らないので、今回のように一般人を乗せた新幹線が走るのは非常に珍しく、この「回送線体験乗車記念」のパスが配られました。

パスの裏には「カーブ区間が多いのでケガ防止の為、座席に座ったままで、立ったり移動したりデッキに行ったりはしないでください」という珍しい注意書きが。
この貸切列車は、車両基地から新潟駅に戻る時にも運転されるようで、回送線を往復体験乗車できるみたいです。

こちらは、昔の食堂車のウェイトレスの制服を着たスタッフさん。特急「とき」の食堂車のイメージかな?

食堂車のウェイトレスさんは、乗車記念グッズを下さいました。
袋の中には、カラフルな電車のアイコンが楽しいメモ帳、マスキングテープ、定規、クリアファイル、ボールペンが入ってました。
普通に「新幹線グッズ」として販売したら、けっこう売れるんじゃないかなと思うようなかわいらしさと出来栄えの良さです。

大清水トンネルを抜けて新潟県側に出ると、ずっと曇りだった空が徐々に青空に変わってきました。
日本海側は晴れてるのかな?新幹線の基地でのイベントに雨降りだったらやだなぁと思っていたので一安心です。

途中で、上越新幹線開業当時に車内放送で使われていた各駅の民謡チャイムが流されました。
新潟駅に到着。
上越新幹線の営業線はここが終点ですが、このあと基地まで直行するこの列車は降りる人も無く、ドアも開きません。

ホームの左側では、新幹線から特急「いなほ」「しらゆき」にダイレクトに乗換ができる高架ホームの新設工事が急ピッチで行われていました。

しばらくすると、到着ホーム側に駅長さんが歓迎の看板を持って歩いて来ました。

すると、駅長さんのあとに続いて、新潟駅のスタッフの方が歓迎の垂れ幕を持って歩いて来ました。

30分ほど新潟駅のホームで停まった後、ツアー列車はゆっくりとしたスピードでいよいよ秘密の回送線へ。
車両基地の敷地内に入ると、ツアー列車は研修庫の中に入り、ツアー客は研修庫内で下車となりました。

ここで初めて今回のツアー列車の先頭車とご対面。
特に「開業35周年記念」の装飾やステッカーは無く、いつものごく普通のE2系のままでした。

研修庫の中は、マニア視線で見ると興味深いものがいっぱいです。
これは各座席にセットする車内誌と車内販売メニュー。

上越新幹線に入ってくる各編成が書かれていますが・・・ゴミ袋かな?

棚に貼ってあった列車番号の書かれたマグネット。

こちらは座席に掛けるヘッドカバーリネンかな?

パレット板に貼られていたのか可愛らしい新幹線のイラスト。
下のは、顔がE1系Maxだけど平屋建て新幹線?

研修庫を出たところでツアー客は一時解散となり、新潟駅までの戻りのツアー列車が発車するまでは新幹線基地のイベントを自由見学になります。
イベント会場のマップを見ると、いろいろな催しが行われているみたいですね。

まずは車両センターの本棟内で行われているイベントを見に行きました。
1階のエントランスには、廃車になった新幹線車両から切り出した、本物のロゴマークパネルが展示されていました。
これはE4系Maxのロゴマーク。今の朱鷺色になる前の、紫苑ブルーと山吹イエローの頃の物。

こちらはE1系Maxのロゴマーク。リニューアル後の朱鷺色になった頃の物。

200系新幹線から切り出したナンバー部分のパネルと車両銘板。


2階ではNゲージ模型の運転会が行われていました。
走っている新幹線は、もちろん上越新幹線にゆかりのある模型車両。

E4系の重連は、旧色と新色というマニアックな編成が走ってました。

在来線の模型車両も、新潟に関係ある車両が走っていました。
某「フレッシュしらゆき」。

カーペットカー「のどか」。こんなのも市販されてるんですかね。改造車両かな?

2階からは中庭のイベント会場がよく見えます。
これでも、一番混んでる時間帯の様子です。首都圏での鉄道イベントに比べたら平和ですね。

本棟の中は、ここで働く人たちのためのいろんな設備が垣間見えました。


食堂は、休憩スペースとして開放されていました。
(食堂の営業はやってませんでしたが、壁に貼られたメニューとかはそのままでした)

中庭では駅弁販売が行われていました。
なぜか、JR西日本エリアの0系新幹線弁当や500 TYPE EVA弁当まで登場!


今日はツアー列車で新潟駅に戻ったあと、寿司を食いに行く予定になっているので、ここで弁当は食べませんでした。
当時まだ地区限定販売で関東エリアでは売られていなかった「ルマンドアイス」だけ食べました。

(つづく)
この列車は旅行会社によるツアー貸切列車で、JRのびゅうトラベルのほか読売旅行など数社の相乗りの形で販売されました。
各社でこの貸切列車を絡めたツアー内容は異なっていて、びゅうでは現美新幹線やSLばんえつ物語号に乗れたり、他社では新潟のバス観光があったりと様々。
今回は読売旅行の日帰りツアーに申し込みしました。
東京駅の発車案内表示。上から3番目がこれから乗る「上越新幹線開業35周年記念号」です。
貸切列車なので、単なる「団体」の表示。


列車はE2系の10両編成のようです。

ホームに上がるとE2系が「団体」表示で待機してました。
団体行動で列車に乗り込むとじきに発車時間なので、先頭車は見に行けませんでした。
先頭部分に記念のステッカーが貼られてたりするのか、ちょっと気になります。

団体貸切列車ですが、座席背面のマガジンポケットには通常の運行列車と同じものがセットされていました。
車内販売は行われないということでしたが、車内販売メニューも置いてありました。


E2系のJ71編成だったので、コンセントが完備されてます。
やっぱりコンセントがあると便利ですね。

行きは運良く窓側席があてがわれました。
添乗員さんから「ツアー参加者みんなで公平になるように、往路が窓側席だった人は復路は通路側席になります」と案内されたので、帰りの列車は通路側席になるようです。
上野駅・大宮駅に停車してツアー参加者を乗せていきます。
大宮駅の次は、熊谷駅に停車。熊谷から乗ってくる人はいないのですが、停車ということは上越新幹線開業記念ということで全駅に停車するのかな?
反対側のホームにはE4系重連16両の「Maxたにがわ」号がいました。


熊谷に停車したので、イベント的に全駅停車するのかと思ったら、本庄早稲田を豪快に通過。

このあと、高崎には停車しましたが上毛高原は通過と、特に開業記念イベントを意識したものではなく、単に通常ダイヤに割り込ませてもらった貸切列車のダイヤ通りという感じだった模様。
JRの新潟支社の社員さんが、開業当時の車掌さんの制服を着て乗車記念証を配布。

このツアー列車は新潟駅到着後、そのまま新潟にある新幹線の基地に直行して、基地で開催されている公開イベントに参加できる流れになっています。
通常は新潟駅~新潟新幹線車両センター間は回送列車しか走らないので、今回のように一般人を乗せた新幹線が走るのは非常に珍しく、この「回送線体験乗車記念」のパスが配られました。

パスの裏には「カーブ区間が多いのでケガ防止の為、座席に座ったままで、立ったり移動したりデッキに行ったりはしないでください」という珍しい注意書きが。
この貸切列車は、車両基地から新潟駅に戻る時にも運転されるようで、回送線を往復体験乗車できるみたいです。

こちらは、昔の食堂車のウェイトレスの制服を着たスタッフさん。特急「とき」の食堂車のイメージかな?

食堂車のウェイトレスさんは、乗車記念グッズを下さいました。
袋の中には、カラフルな電車のアイコンが楽しいメモ帳、マスキングテープ、定規、クリアファイル、ボールペンが入ってました。
普通に「新幹線グッズ」として販売したら、けっこう売れるんじゃないかなと思うようなかわいらしさと出来栄えの良さです。

大清水トンネルを抜けて新潟県側に出ると、ずっと曇りだった空が徐々に青空に変わってきました。
日本海側は晴れてるのかな?新幹線の基地でのイベントに雨降りだったらやだなぁと思っていたので一安心です。

途中で、上越新幹線開業当時に車内放送で使われていた各駅の民謡チャイムが流されました。
新潟駅に到着。
上越新幹線の営業線はここが終点ですが、このあと基地まで直行するこの列車は降りる人も無く、ドアも開きません。

ホームの左側では、新幹線から特急「いなほ」「しらゆき」にダイレクトに乗換ができる高架ホームの新設工事が急ピッチで行われていました。

しばらくすると、到着ホーム側に駅長さんが歓迎の看板を持って歩いて来ました。

すると、駅長さんのあとに続いて、新潟駅のスタッフの方が歓迎の垂れ幕を持って歩いて来ました。

30分ほど新潟駅のホームで停まった後、ツアー列車はゆっくりとしたスピードでいよいよ秘密の回送線へ。
車両基地の敷地内に入ると、ツアー列車は研修庫の中に入り、ツアー客は研修庫内で下車となりました。

ここで初めて今回のツアー列車の先頭車とご対面。
特に「開業35周年記念」の装飾やステッカーは無く、いつものごく普通のE2系のままでした。

研修庫の中は、マニア視線で見ると興味深いものがいっぱいです。
これは各座席にセットする車内誌と車内販売メニュー。

上越新幹線に入ってくる各編成が書かれていますが・・・ゴミ袋かな?

棚に貼ってあった列車番号の書かれたマグネット。

こちらは座席に掛けるヘッドカバーリネンかな?

パレット板に貼られていたのか可愛らしい新幹線のイラスト。
下のは、顔がE1系Maxだけど平屋建て新幹線?

研修庫を出たところでツアー客は一時解散となり、新潟駅までの戻りのツアー列車が発車するまでは新幹線基地のイベントを自由見学になります。
イベント会場のマップを見ると、いろいろな催しが行われているみたいですね。

まずは車両センターの本棟内で行われているイベントを見に行きました。
1階のエントランスには、廃車になった新幹線車両から切り出した、本物のロゴマークパネルが展示されていました。
これはE4系Maxのロゴマーク。今の朱鷺色になる前の、紫苑ブルーと山吹イエローの頃の物。

こちらはE1系Maxのロゴマーク。リニューアル後の朱鷺色になった頃の物。

200系新幹線から切り出したナンバー部分のパネルと車両銘板。


2階ではNゲージ模型の運転会が行われていました。
走っている新幹線は、もちろん上越新幹線にゆかりのある模型車両。

E4系の重連は、旧色と新色というマニアックな編成が走ってました。

在来線の模型車両も、新潟に関係ある車両が走っていました。
某「フレッシュしらゆき」。

カーペットカー「のどか」。こんなのも市販されてるんですかね。改造車両かな?

2階からは中庭のイベント会場がよく見えます。
これでも、一番混んでる時間帯の様子です。首都圏での鉄道イベントに比べたら平和ですね。

本棟の中は、ここで働く人たちのためのいろんな設備が垣間見えました。


食堂は、休憩スペースとして開放されていました。
(食堂の営業はやってませんでしたが、壁に貼られたメニューとかはそのままでした)

中庭では駅弁販売が行われていました。
なぜか、JR西日本エリアの0系新幹線弁当や500 TYPE EVA弁当まで登場!


今日はツアー列車で新潟駅に戻ったあと、寿司を食いに行く予定になっているので、ここで弁当は食べませんでした。
当時まだ地区限定販売で関東エリアでは売られていなかった「ルマンドアイス」だけ食べました。

(つづく)
本棟の中を見学したあとは、再び研修庫の中を通って車両展示会場へ向かいます。

研修庫の中には、先ほど乗ってきたE2系のほか、E4系Maxが2本いました。

普段は見ることがない低い位置からE4系を見上げてみる。
いつものアイレベルで見るE4系は「イカのお化け」といった不恰好さですが、下から見上げてみるとけっこうかわいい顔しています。

すごい曲線造形。この複雑な3次曲線の組み合わせ、さすが日本の技術力。

高速走行を支える台車。見た目に華奢な感じだったので、これが最高時速240Km/hの足とはちょっと驚きです。

2階建て新幹線の高さはやっぱりすごいですね。 目の前で見上げると、まるでビルみたいです。

研修庫の出口まで来ました。

ちょうど上越新幹線で一仕事を終えたE4系が帰ってきました。


東京駅から乗ってきたE2系のツアー列車は、イベント会場の洗浄線体験列車に使われていました。
たくさんのイベント参加者を乗せて研修庫を出発。


いったん洗浄線を素通りして、再び研修庫への折り返しで洗浄装置が動き出し、そこをE2系が水浴びしていきます。





さらに歩みを進めて、車両展示会場まで来ました。
普段は新潟まで来ることは滅多にない、E6系こまち、E7系、そして上越新幹線のエースE4系の3本並び。






車両展示会場から少し離れたところに、ひっそりとE1系Maxの先頭車が留置されていました。
わざわざ1両だけ残してあるということは保存用ということだと思いますが、車両のすぐ脇に重機が置かれているので、解体の準備が進められているのかとも勘ぐってしまいます。

雨だれと水垢で汚い姿ですが、この3ヵ月後にはピカピカに生まれ変わって大宮の鉄道博物館へと無事搬入、保存展示されることとなりました。マックス、よかったね。



E1系初代Maxと、E4系2代目Maxを見比べてみる。


もう一度イベント会場をぐるっと回って、そろそろ新潟駅へ戻るイベント列車の発車時間なので集合場所の研修庫へと戻ります。

東京から乗ってきたのと同じ、E2系J71編成に乗ります。

車両基地のイベント開放時間も終了で、先ほど並んで展示されていたE6系・E7系・E4系も奥に引っ込んでました。


ゆっくりとしたスピードで、回送線を新潟駅へと向かいます。

新潟駅に到着。ここからは団体行動なので、添乗員に引率されてぞろぞろと移動。

改札口を出たところで、お買い物タイムということで一時解散となりました。
簡単にお土産購入を済ませたあと、入場券を購入して新潟の電車を駅撮り。

知りませんでした! というか、E129系という電車自体を初めて知りました!

新潟駅の待合室には、新潟エリアと縁の深い列車の鉄道部品が展示されていました。
上越新幹線開業前まで、上野と新潟を結んだ急行「佐渡」のヘッドマークのレプリカ。

上越線長岡経由で上野と金沢を結んだ特急「はくたか」のヘッドマーク。
このヘッドマークは、「懐かしのはくたか号」で実際に使われたヘッドマークだそうです。

こちらも上越線長岡経由で上野と金沢を結んだ寝台特急「北陸」のヘッドマーク。

新潟駅のホームで実際に使われていた乗車口案内表示板。
40代以上の鉄道ファンにはなじみのある愛称ですが、全部無くなってしまいましたね。
改めて昔の列車愛称には味があったなぁと感慨深くなります。

お買い物タイム終了後は再び団体移動で、新潟駅から程近い「富寿司」さんへ。

新潟の日本海で獲れた新鮮なネタを使ったお寿司をおいしく頂きました。

食事を終えたあとは、新潟駅から上越新幹線に乗車して東京へと戻ります。

新潟駅の上越新幹線コンコースは、「開業35周年記念」の垂れ幕でいっぱいでした。

上越新幹線で活躍した車両を紹介する大型パネルもありました。
ここに、もうじきE7系も仲間入りですね。

帰りのとき号もE2系でした。帰りはE4系Maxだったらよかったのになぁ・・・


コンセント無しの初期型編成でした。
この柄のシートを見ると、どうしても「E2系あさま」のイメージが強いです。

行きは窓側席だったので、帰りは通路側席でした。
とは言っても、走行時間帯がすでに夜なので窓の外は真っ暗。
行きに窓側席に座れたのは運がよかったかも。
車内販売で「こしひかりジェラート」を買って食べました。お米感があっておいしかったです。

以下2枚の画像。どちらもE2系の車内のご案内ですが、さてどこが違うでしょうか?
(上は後期編成J71で撮影。下は初期編成で撮影)


上野駅で降りるとちょうど良いタイミングで常磐特急「ときわ」に乗り換えられるので、上野駅で下車しました。

(おわり)

研修庫の中には、先ほど乗ってきたE2系のほか、E4系Maxが2本いました。

普段は見ることがない低い位置からE4系を見上げてみる。
いつものアイレベルで見るE4系は「イカのお化け」といった不恰好さですが、下から見上げてみるとけっこうかわいい顔しています。

すごい曲線造形。この複雑な3次曲線の組み合わせ、さすが日本の技術力。

高速走行を支える台車。見た目に華奢な感じだったので、これが最高時速240Km/hの足とはちょっと驚きです。

2階建て新幹線の高さはやっぱりすごいですね。 目の前で見上げると、まるでビルみたいです。

研修庫の出口まで来ました。

ちょうど上越新幹線で一仕事を終えたE4系が帰ってきました。


東京駅から乗ってきたE2系のツアー列車は、イベント会場の洗浄線体験列車に使われていました。
たくさんのイベント参加者を乗せて研修庫を出発。


いったん洗浄線を素通りして、再び研修庫への折り返しで洗浄装置が動き出し、そこをE2系が水浴びしていきます。





さらに歩みを進めて、車両展示会場まで来ました。
普段は新潟まで来ることは滅多にない、E6系こまち、E7系、そして上越新幹線のエースE4系の3本並び。






車両展示会場から少し離れたところに、ひっそりとE1系Maxの先頭車が留置されていました。
わざわざ1両だけ残してあるということは保存用ということだと思いますが、車両のすぐ脇に重機が置かれているので、解体の準備が進められているのかとも勘ぐってしまいます。

雨だれと水垢で汚い姿ですが、この3ヵ月後にはピカピカに生まれ変わって大宮の鉄道博物館へと無事搬入、保存展示されることとなりました。マックス、よかったね。



E1系初代Maxと、E4系2代目Maxを見比べてみる。


もう一度イベント会場をぐるっと回って、そろそろ新潟駅へ戻るイベント列車の発車時間なので集合場所の研修庫へと戻ります。

東京から乗ってきたのと同じ、E2系J71編成に乗ります。

車両基地のイベント開放時間も終了で、先ほど並んで展示されていたE6系・E7系・E4系も奥に引っ込んでました。


ゆっくりとしたスピードで、回送線を新潟駅へと向かいます。

新潟駅に到着。ここからは団体行動なので、添乗員に引率されてぞろぞろと移動。

改札口を出たところで、お買い物タイムということで一時解散となりました。
簡単にお土産購入を済ませたあと、入場券を購入して新潟の電車を駅撮り。

知りませんでした! というか、E129系という電車自体を初めて知りました!

新潟駅の待合室には、新潟エリアと縁の深い列車の鉄道部品が展示されていました。
上越新幹線開業前まで、上野と新潟を結んだ急行「佐渡」のヘッドマークのレプリカ。

上越線長岡経由で上野と金沢を結んだ特急「はくたか」のヘッドマーク。
このヘッドマークは、「懐かしのはくたか号」で実際に使われたヘッドマークだそうです。

こちらも上越線長岡経由で上野と金沢を結んだ寝台特急「北陸」のヘッドマーク。

新潟駅のホームで実際に使われていた乗車口案内表示板。
40代以上の鉄道ファンにはなじみのある愛称ですが、全部無くなってしまいましたね。
改めて昔の列車愛称には味があったなぁと感慨深くなります。

お買い物タイム終了後は再び団体移動で、新潟駅から程近い「富寿司」さんへ。

新潟の日本海で獲れた新鮮なネタを使ったお寿司をおいしく頂きました。

食事を終えたあとは、新潟駅から上越新幹線に乗車して東京へと戻ります。

新潟駅の上越新幹線コンコースは、「開業35周年記念」の垂れ幕でいっぱいでした。

上越新幹線で活躍した車両を紹介する大型パネルもありました。
ここに、もうじきE7系も仲間入りですね。

帰りのとき号もE2系でした。帰りはE4系Maxだったらよかったのになぁ・・・


コンセント無しの初期型編成でした。
この柄のシートを見ると、どうしても「E2系あさま」のイメージが強いです。

行きは窓側席だったので、帰りは通路側席でした。
とは言っても、走行時間帯がすでに夜なので窓の外は真っ暗。
行きに窓側席に座れたのは運がよかったかも。
車内販売で「こしひかりジェラート」を買って食べました。お米感があっておいしかったです。

以下2枚の画像。どちらもE2系の車内のご案内ですが、さてどこが違うでしょうか?
(上は後期編成J71で撮影。下は初期編成で撮影)


上野駅で降りるとちょうど良いタイミングで常磐特急「ときわ」に乗り換えられるので、上野駅で下車しました。

(おわり)