lounge SRG 見た目は大人、中身は子供!
コロナ禍でANAのマイレージの有効期限が2020年くらいから2年に渡って延長されてきましたが、2022年の年末近くになると、日本を含めた世界各国の渡航制限がだいぶ緩和されて、国際線の動きもだいぶ活発化してきました。
年が開けて2023年1月になっても、ANAからは再度のマイレージ有効期限延長のアナウンスが無かったので、「本格的に人の流動が戻ってきたのでもうマイルの延長は無いだろう」と思い、期限延長され続けてきた大量のマイルが2023年3月に期限切れを迎えるのにあたって、貯まりに貯まったマイルを特典航空券にして旅行に行くことにしました。
とはいえ、海外旅行はまだちょっと怖いなという躊躇いがあったので、国内線の特典航空券にすることにしました。
(ちなみに、ANAから「2023年3月に期限切れになるマイルは2024年3月まで延長します」というアナウンスが2023年2月に入ってからありまして、「マジかよ、ちくしょー!!だったらこのままマイル延長しといて、再来年あたりにド派手に往復ファーストクラスとかで海外旅行に行ったのにー!!」と、今現在において発狂しております。まったくの激おこプンプン丸ですよ(古))
さて、旅行のルーティングですが。
同じようなことを考えているANAマイラーが多かったのかどうかは知りませんが、実際に特典航空券の空席状況の探りを入れてみると、2023年1月の各国内幹線の特典航空券空席状況はなかなか厳しいものがありまして、使いやすい時間は大型機でも満席、新千歳線や那覇線は早朝便と最終便以外は一日中満席とかザラでして。
というわけで、主要幹線を乗り継いで大空港から大空港へ移動するルーティングはやめて、地方ローカル線をポイントに置いて乗り継ぐルートを作成することにしました。
ルート作成の中で、乗りたい機種や路線、前から乗ってみたかった観光列車を組み込んで旅程を組むことにしました。
①新千歳-那覇の国内最長距離路線
②プロペラ機(ボンバルディアQ400)
③退役が近いと噂されるボーイング777-300(国内線機材)
④西九州新幹線
⑤北陸新幹線
⑥JR九州の観光列車「ふたつ星4047」
⑦JR西日本の観光列車「花嫁のれん」
⑧JR北海道のキハ183系「オホーツク」「大雪」
まず①ですが、今はこの路線はANAでは飛んでないんですね。(ピーチに移管された模様) 全然知りませんでした。
というわけで、ここは別の長距離路線に振り替えました。
それ以外の②~⑧は最終的に結局どうなったのか、旅行記をどうぞご覧ください。
で、出発当日。
地元駅から特急「ときわ」に乗ります。

(画像をクリックするとYoutubeで入線シーンの動画が見られます)
偶然にも復刻「フレッシュひたち」カラーの編成に当たりまして、なかなか幸先いいぞぉ!
旅行2日目の朝です。
ビジホの無料朝食を食べて伊丹空港へ。
全国旅行支援でホテルで貰った大阪府のクーポンを伊丹空港で使い切る。
この先まだ旅程は長いし、ホテルステイが何度も続くから冷蔵品や消費期限が短いお土産は買えず。
初っ端から荷物を増やしたくないのもあって、たこ焼きせんべいとかグリコ詰め合わせみたいなのをクーポンで引き換えて、この後の到着地で会うお友達さんにお土産であげました。
搭乗手続きをして、とりあえずANAラウンジへ。

仙台空港では1時間半ほどの乗り継ぎ時間。
朝に伊丹空港で本日搭乗の3区間をまとめて搭乗手続きしておいたので、仙台空港ではそのままエアサイドで乗り継ぎ。
が、伊丹から乗ってきたANA733便を降機してボーディングブリッジを進むと、ご丁寧に乗り継ぎ案内のグランドスタッフさんが「乗り継ぎご案内」の札を持って、私が飛行機から出てくるのを待っててくれました。
「京九様でいらっしゃいますね?」と向こうから声を掛けてくれたので、おそらく伊丹オフィスから仙台オフィスに私の服装や身なりなんかが連絡入っていたのかな。キャーコワイ!!
で、そのグランドさんに先導されてどこに連れていかれるのかと思ったら、

ANAラウンジでした。
「お乗り継ぎの便までお時間がございますので、こちらでごゆっくりお過ごしください」と、グランドさんからご丁寧な案内までされてしまって、なんだか恐縮至極な2度目のSDJであった。
仙台から約1,800キロを飛んで、到着したのは那覇空港。
冷たい空気が肌にヒリヒリ刺さる東北から、3時間半で一気にまったり暖かい南国・沖縄へ。
那覇空港での乗り継ぎ時間は短かったのですが、とりあえずANAラウンジに寄ってワンドリンクだけ頂いてきました。

那覇空港のANAラウンジは、リニューアルオープンしてから初めて来たのですが、以前の「シグネット」のところにあったラウンジに比べて広さが5倍くらい広くなったように感じました。
武雄温泉駅から観光特急「ふたつ星4047」に乗車して、長崎へと向かいます。
(-前編-はこちらから)
列車は「肥前浜」駅に到着。 「36ぷらす3」の停車時と同じようにホームにはたくさんの人がお出迎えに来ていました。

ホームに出ている出店や販売しているお土産品の数は、「ふたつ星」の全てのおもてなし停車駅の中でも、ここ「肥前浜」駅が一番多くて充実していました。
「36ぷらす3」で培ってきた経験があるためか、「ふたつ星」から降りてきた乗客への声掛けや試飲・試食の進め方なんかも慣れた感じです。
西九州新幹線「かもめ」を長崎-新大村で試し乗りしてきた後は、「ふたつ星」の上り列車・大村湾コースに乗車します。

上り「ふたつ星」発車の20分前に在来線ホームに来ましたが、列車はすでに入線していました。
下り列車の到着ホームと同じところに停まっていたので、もしかしするとずっとホームに据え付けのままだったのかな?
宮地駅から再び観光特急「かわせみやませみ」に乗車して熊本へと戻ります。
阿蘇駅から宮地駅へはコミュニティバスに乗車。
ローカル線の乗り降り旅で、ちょうどいい時間の列車が無い時は地元のコミュニティバスも便利に使えると、勉強になりました。
宮地駅の改札に入ると、「かわせみやませみ」はまだ駅横の留置線にいました。

