スタアラ特典でアジアぐるぐる 【16】 香港滞在 その1

今回の旅で一番苦労したのは、香港での宿泊先を探すことでした。

香港は狭い半島と島に、東京23区の人口と同じくらいの数の人が住んでるらしいです。
そのため、不動産はめちゃめちゃ高いため、それがホテルの宿泊代にモロに反映されています。


宿泊を伴う旅行を計画する時に、私がホテルを探す時の基準にしているのが、
(1)交通機関(主に駅か空港)の拠点から近いか
(2)宿泊代が8,000円くらいまでのビジネスホテル
(3)部屋の清潔さ、広さ、設備の充実
(4)クチコミ
この順番でホテル探しをします。


ところが香港のホテルは、「セレブな超高級ホテル」か「バックパッカー御用達のゲストハウス」か。
超両極端なんです。
この2つの間にある「お手ごろなビジネスホテル」というものがビックリするほど少ない。
ビジネスホテル並みの設備でMTRの駅からそこそこ近いホテルだと、宿泊費が素泊まりで15,000円前後もします。


「MTRの駅の近くで、ほかに宿泊施設はあるかな~?」と探すと、1,000円台~4,000円台のゲストハウスばかり。

1泊で滞在時間も短いのでゲストハウスでもいっかなーと思ってました。最初のうちは。
ところが、部屋の写真を見ると、どこも部屋がとにかく狭い。
すごいところになるとドアから入ってすぐベッド。室内全体がベッド。
「これ、部屋にどうやってベッド入れて組み立てたんだ?」と不思議に思うほど。

1泊で滞在時間も短いので部屋全体がベッドでもいっかなーと思ってました。最初のうちは。
しかし。よくよく設備条件を読んでいくと、シャワー・トイレ共用で、シャワーはお湯が出る時間が限定されていたり、門限があったり、入り口が開放されている時間が管理人さんが起きている時間に限られているので好きな時に外に出られなかったり・・・
とにかく自由度が低い。

あと、このようなゲストハウスは、ビルの中の一部にあったりするのがほとんどで、中には迷路のように入り組んだところにあったりするので、万が一火災でもあった場合のことを考えるとちょっと怖いです。


どうすべー、どうすべー、と結構ギリギリまでホテルが決まらない状態で、出発日がどんどん迫ってきていました。



で、最終的に予約したのが、尖沙咀(チムサーチョイ)にある、ハーバーベイホテルです。
MTRの尖沙咀駅に徒歩5分と近く、道路を挟んだ隣りがハイアットリージェンシーで、エアポートエクスプレスのシャトルバスのバス停がここにあるので、九龍駅からシャトルバスで行くことができました。
宿泊費は、1泊素泊まりで15,000円くらいするところのようですが、AGODAのメンバー限定料金で9,000円でした。
安いときには7,000円台で予約できる時もあるみたいです。

大通りからちょっと中に入った、ダウンタウンのような雰囲気のところにあるので最初は戸惑いましたが、夜遅くても人通りが多いところだったのでそれほど不安に思うほどではありませんでした。

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Googleのストリートビューで見るとこのホテルは存在せず、工事中のビルになっています。
実際にホテル前まで来ると、オシャレなエントランスのホテルでした。
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エントランスから入ると、狭い空間に小さなフロントと小さな椅子が2脚あるだけのロビー。
このコンパクトさなのに、朝も夜中も必ずドアマンのおじさんがいて、ドアの開け閉めをしてくれるのが驚きです。

フロントは気さくな若いお兄ちゃんでした。
上海のクソくそ&クソな小姐とは全く正反対の、明るい笑顔でチェックイン対応してくれました。
もちろんまず最初は英語で、中国語で捲くし立ててくるようなことはありません。
こちらが少し北京語ができるのが分かると、英語から北京語での応対に変わりました。
日本語ができるスタッフはいないそうです。
英語も広東語訛りっぽいちょっと独特な英語なので、日本語しかできませんという方にはハードルが高いです。


宿泊代はAGODAのサイト上でカード決済していたのですが、ここでもデポジットで500香港ドルの預かりがあり、クレジットカードの提示を求められます。
最初JCBカードを出したのですが、JCBは使えないということで、VISAカードを出しました。
デポジットの500香港ドルは、チェックアウト時に預かり状態が解除されるので、カードの利用明細には載ってきません。
(ちなみに、このあと香港でいろいろ買い物をしたり食事をしたりしましたが、JCBが使えない場面がけっこうありました。やっぱりなんだかんだ言って、一枚持ってると安心のVISAカード)

エレベーターは2機ありますが、混んでいる時はエレベーターが来るまでに時間が掛かったりするので、急いでいる時はちょっと困るかもしれません。
エレベーターに入ってフロアーのボタンを押す前に、カードキーをかざさないとボタンが反応しません。
最初、なんで動かないのかとちょっと焦りました。
逆を言えば、宿泊者以外の人は客室フロアに上がれないので、防犯的には安心です。



部屋は6階のスーペリアシングルでした。
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セミダブルサイズのベッドがドドーン!と。
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デスクにクローススペース。
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クロークスペースの下にはセーフティーボックスもあるので安心です。
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デスクの半分は、ふたを開けるとドレッサーに早変わり。
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ティーセットも充実。お湯はポットで沸かして飲みます。ミネラルウォーターは無料サービス。
その奥に見えるスマホは、宿泊者が自由に使えるサービス端末。使い方が良く分からなかったのと、自分の持って行ったスマホで事足りたので、使いませんでした。
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洗面台はシャワーブースの脇に。
ベッドスペースとは仕切られていないので、日本のビジネスホテルの造りと比べると不思議な感じがしますが、むしろこのほうが使い勝手が良いような気がしました。
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バスアメニティは、一通りのものが揃っています。統一されたパッケージがデザイナーホテルっぽいです。
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洗面台の下には冷蔵庫。中にはコカコーラ製品が入っていました。これも無料サービスです。
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バスタブは無く、シャワーブースのみ。シャワーは通常のシャワーと、レインシャワーがあります。
もちろん24時間いつでも好きな時にお湯が使え、シャワーの湯量もストレス無く、満足に使えました。
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バスとトイレは別になっています。トイレはシャワートイレではありません。
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香港で気をつけたいのが、コンセントの形状。
この部屋はコンセントが室内のあちこちにあって、場所を選びながら便利に使えそうでしたが、コンセントの形状がすべてコレでした。
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日本からアダプターを持っていかないと、日本仕様のコンセントの充電器やスマホのコードなどは全く使うことができません。
ホテルでのアダプターの貸し出しはありません。

ネット接続は無料のWi-Fiが使えます。スピードも電波もストレスフリーでサクサク使えました。


10,000円以下で予約できれば、かなりコスパのいいホテルだと思います。
フロントのお兄さんもドアマンのおじさんもいい人でしたし、設備も申し分ない素敵なホテルでした。
ただ、ちょっと気になった点がいくつか。

・床がひんやりしているので、冬場は暖房をつけていても足元が冷える。
・トイレを流したあと、タンクに水が溜まるまでの音がベッドまで丸聞こえ。
・ホテルの目の前にはバーがあり、酔っ払いがいると低層階は酔っ払いの声がうるさい。
・窓は厚いカーテンしかないので、閉めると部屋が真っ暗。
朝日を部屋に入れたい場合はカーテンを開けるしかなく、低層階の場合は外から部屋が丸見え。
・ホテルからネイザンロードに行く途中のモディロードは、夜は売春婦がいっぱいいる。


ホテルに入って一息ついたら、もうすでに夜の22時30分。
普段なら「もうそろそろ寝るか~」なんて感じですが、香港の夜はまだこれからだぜぃ!


まずは尖沙咀プロムナードに来ました。ホテルから歩いて10分くらいです。
プロムナードの入り口には、モニュメントのクロックタワー。
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かつてここには九龍駅があったそうですが、駅舎は1975年に現在の紅磡(ホンハム)駅に移転しました。
ここに駅舎があった時代を後世に伝えるモニュメントとして残されています。

そして尖沙咀プロムナードといえば、夜景ですよな。
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ヴィクトリア・ハーバーの対岸の香港島の夜景が見える、香港の象徴的なシーン。

ショボいデジカメなので、こんな夜景しか撮れなかった・・・
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毎晩20時から光のショーをやってるらしいですね。
今回このショーの時間に間に合わなくて、すごく残念でした。
今度また香港再訪するぞ!



そのあとは、スターフェリーに乗って香港島へ渡ってみました。

スターフェリーの乗り場は尖沙咀プロムナードのすぐとなりにあります。
乗船にはもちろんオクトパスが使えます。改札口のICパネルにオクトパスをタッチするだけで改札をスルー。
乗り場につながるブリッジまで来ると、ちょうどフェリーが出発していったところでした。
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尖沙咀(チムサーチョイ)と中環(セントラル)を結ぶスターフェリーは5~8分おきくらいに出ています。
次のフェリーを待つ間、ブリッジからも夜景を眺めることができます。
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尖沙咀からは、湾仔(ワンチャイ)へ行くフェリーも出ています。
写真の左のフェリーは、湾仔行きのフェリー。
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フェリーは2層建てになっていて、2階の1等客席の方が眺めが良いので、2階席に乗りました。
木製のベンチが並んでいて、客室内はとてもレトロな雰囲気。
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尖沙咀(チムサーチョイ)から中環(セントラル)までは10分くらいのフェリークルーズです。
目の前に香港島のビル群がどんどん近づいてくるので、乗船中ずっと夜景の写真を撮ってました。
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中環(セントラル)に着いた後は、デヴォーロードや蘭桂坊(ランカイフォン)のあたりをブラブラして、中環駅から尖沙咀駅までMTRに乗ってホテルに戻ってきました。
香港の人も夜遊び大好きみたいで、平日の夜遅くでも人通りはかなり激しかったのですが、お店はカフェとかバーくらいしか開いてなくて、さすがにショッピングを楽しむような店はすでにどこも閉店後でした。
あれこれと買い物を楽しみにしていたのですが、明日の予定の空いている短い時間でパパッと済ませなければならなさそうです。

夜景のショーも見られなかったし、今度香港来る時は、もっと長い滞在で目いっぱい楽しみたいですね。



さて、ホテルに戻ると、もうすでに日付が変わろうかという時刻です。

思えば、今朝はまだ上海にいたんだよなぁ。
朝飯は上海で食べて、夕方には台北にいて、今こうして香港で夜を迎えてる。
なんか不思議な感じでした。


ほとんど一日中、空港のラウンジでダラダラしてるか、飛行機に乗って空を飛んでるかのどちらかでしたが、移動だけでもけっこう疲れるもんですね。

普段の旅行だと現地のテレビとか見ながら夜更かししてることが多いんですが、翌日も朝早くから動く予定なので早めに寝ました。




(つづく)


スタアラ特典でアジアぐるぐる 【15】 エバー航空 EVA/BR857便 台北桃園→香港 Boeing777-300ER ロイヤルローレルクラス その2

上空に出て巡航に入ると、CAさんはすぐに機内食の配膳準備に入ります。

まずは、テーブルクロスが敷かれます。
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そして、前方席から順番に機内食が配られます。
1時間50分の短いフライトですが、ワンプレートながらも、ちゃんとしたお料理が提供されました。
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前菜は「野菜とラタトゥイユ入りのチキンロール」
メイン料理は「鱈のカルディナーレ風とうがらし添えソース」
(清蒸鱈魚排佐彩椒龍蝦醤/Steam cod fillet with Cardinal Capsicum sauce)
デザートはフルーツ盛り合わせ。

ちなみに、メイン料理は中華料理も選ぶことができて、こちらはメニューに「鮮蝦肉片玉板」と書かれていたので、海老と豚肉の炒め物のようです。

パンは籠に入った3種類から好きなものを、好きなだけもらうことができます。
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食事が終わって食器が下げられたあとは、急いで座席の展開状態を撮影。
なんせ、ビジネスクラスゾーンの最後列に座っていたので、食事が配膳されるのは一番最後で、食器の片付けも一番最後。
この頃にはもうすでに、フライト行程も残り1/3というところまで来てしまっていました。

まずはリラックスモード。
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そしてフラフラットのベッドモード。
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足を伸ばす奥のほうは、ANAのスタッガードタイプに比べるとかなり狭いですね。
もっとも横になるだけなら、この狭さでも何の支障もありません。
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肘掛は、銀色のコックを押して肘掛全体に力を入れて押し込むと、
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このように完全に収納することができて、ベッド面積を広げることができます。
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機内映画放映では「シン・ゴジラ」がラインナップされていました。
中国語圏では「シン・ゴジラ」はこういう漢字を当てて表記するんですね。
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オーディオプログラムのジャパニーズヒッツチャンネルです。
「ゲスの極み乙女」は「極品下流少女」、「きゃりーぱみゅぱみゅ」に至っては何だか分けが分かりません。
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フライトマップの表示では、香港がもう目前のところまで来ています。
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タイムテーブル上のフライトタイムは1時間50分。
実際にはもっと短い時間で飛んでいるので、羽田空港から新千歳空港くらいまで飛んでいるくらいの距離と時間感覚です。
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窓の外には、眩しいほどの夜景が見えてきました。
香港のビクトリアハーバーの夜景です。
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到着後にこれから向かうところ、しかも世界3大夜景を空から眺められるなんて、感動です。
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香港島の南で大きく旋回して、西側から香港国際空港に着陸。




着陸後は、ずいぶん短いタキシーでターミナルに入っていきました。
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となりのスポットには、エミレーツ航空のエアバスA380がいました。
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着陸してからあっという間にターミナルに入ったので、「香港の空港って思ったよりコンパクトなんだな」と思ったら、到着したターミナルは、本館となるターミナル1から離れたところにある「ミッドフィールド・コンコース」でした。
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ご覧のとおり、ミッドフィールド・コンコースはターミナル1から離れているので移動が必要になります。
空港の地下にはシャトルトレインの軌道が敷かれていて、この二つのターミナル間の移動は新都市交通システムを利用することになります。

ミッドフィールド・コンコースからターミナル1までの移動距離はだいたいこのくらい。
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あまり距離感がないので、羽田空港を同じ縮尺にして移動距離線をそのまま重ねてみると・・・
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羽田空港第2ターミナルの北ピアから、南ピアを通り越して、1タミや国際線ターミナルと接続する誘導路も通り越して、D滑走路へ向かう途中にある駐機場ぐらいまでの距離になります!
JALメインの1タミなら、主にスカイマークが使っている北側の一番はじっこのスポットからJALのメンテナンスセンターぐらいまでの距離です。
これはけっこうな距離ですよ。

ただでさえ遅れて桃園空港を出発したのに、ミッドフィールドコンコースからこの移動距離。
さらに入国審査もどのくらい行列待ちするのか分からないような状況。
入国後には銀行で香港ドルへの両替もしなければならないし、空港を出たあとも香港の中心部へ出るためにエアポートエクスプレスに乗らなければなりません。
それ以前に香港空港自体が初めてなので、両替や駅の場所もよく分かりません。

いったいどのくらいの時間で空港から出られるのか・・・・
何時ごろホテルには入れそうなのか・・・・
このあと夜の香港を観光するほど時間の余裕はあるのか・・・・

初めての地だと、移動時間が全く読めないので、到着後の時間に余裕が無いと焦るばかりです。


飛行機のドアが開いてすぐさま降機したいところですが、今回はせっかく乗ることができたエバー航空のB777-300ERの「ロイヤルローレルクラス」。
機内の客室や座席の画像も撮影しておきたいという願望もあって、「先を急ぎたい」でも「じっくり機内写真を撮りたい」と焦った結果、なんとも中途半端な写真しか撮っていませんでした。はい、反省。
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降機後は、初めてでも迷うことなく、ほとんど一本道でシャトルトレインの乗り場まで移動できました。
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ミッドフィールド・コンコースから入国審査場のあるターミナル1までは、地下のシャトルトレインで移動です。
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乗り場に着いたら、目の前で出発されてしまったのですが、すぐに次のシャトルトレインが来ました。
この車両は、三菱重工と石川島播磨重工業が製造しているんだそうです。



シャトルトレインに数分乗ると、すぐにターミナル1に到着です。

先ほどとなりのスポットにエミレーツのA380がいたので、入国審査は最悪のパターンの大行列を予想していましたが、全く並ぶことなくスイスイ進んで、あっという間に到着ロビーに出ることができました。
飛行機を降りてからの時間で約18分で香港に入国です。ミッドフィールド・コンコースからシャトルトレインの待ち時間と乗車時間も考えると予想外の速さでした。

ANAのSFC会員は、e道(e-Channel)という自動出入国審査ゲートサービスを利用することができます。
ただし、初めての際は申請をしておく必要があります。
申請をするオフィスは入国審査を受けた後にあり、ここをスルーして到着ロビーに出てしまうと当然戻ることはできません。
てっきり申請オフィスが入国審査前にあるのかと思ってて、「審査待ちの行列も全然混んでないし、そのまま普通に入国しちゃおう」と思って入国審査を通過して、到着ロビーに出てしまったので、大失敗でした。

ここでe道の申請をしておけば、帰国時から自動ゲートを使え、次回の香港訪問時にもし入国審査が混んでてもスイスイっと香港に入国できます。




到着ロビーに出たところにあるアライバルインフォメーションボード。
上から6番目が、今しがた乗ってきたエバー航空857便です。
定刻より22分遅れだったみたいです。台北桃園空港の出発がかなり遅れたわりには、意外と早く着けたかな?
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上海の浦東空港と違って、到着ロビーに出るとすぐに両替のできる窓口が見つかりました。
銀行ではなく、「Travelex」です。
東京でも繁華街で「Travelex」の両替所を見かけることがありますので、なんとなく安心感があります。

空港で両替するのと市中で両替するのではレートに損得があるのかな?と思いましたが、現時点で香港ドルをまったく持っていないので、空港で両替をするほかありません。
(ネットで旅行記などを見ると、空港のTravelex」で両替するのと市中の銀行で両替するのではほとんどレート差がないそうです。むしろ旅行者をひっかけるボッタクリ両替屋が多いようなので、香港について言えば空港で両替するのが一番レートも良く、安心だそうです。)

香港でどのくらいお金が必要なのか、物価はどのくらいなのかほとんど分からなかったので、まず乗るエアポートエクスプレスの運賃(空港駅→九龍駅間が片道90香港ドル)から換算して、5,000円ほど両替しました。
レートは1香港ドル=約16.5円でした。
手元には約300香港ドルがきましたが、ホテル代は予約時にネット決済ズミで、お土産などの大きな買い物はクレジットカードを使ったので、一晩だけの香港滞在で空港から出国した時には手元に数十香港ドルが余りました。


両替を済まして、すぐにエアポートエクスプレスに乗るために空港駅へ。
エアポートエクスプレスの乗り場は到着ロビーのほぼ中央にあり、初めての香港でもすぐに見つかるほど分かりやすいです。


エアポートエクスプレスの乗り場の手前には切符売り場あります。
到着ロビーに出てほぼすぐ目の前にあるので、初めてでも全く迷わずに切符売り場を見つけられました。
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片道切符のほか、ちょっと割引になる往復切符、往復のエアポートエクスプレスと地下鉄やバスが乗り放題になるトラベルパスなど、いろいろな種類のチケットをここで購入することができます。


今回は、ちょっとだけ地下鉄や市内の乗り物を使う予定だったので、「八達通(オクトパス)」カードを購入しました。
エアポートエクスプレスもこのカードで乗れますし、コンビニやスーパーなどの買い物の支払いにもこのカードが使える、いわば「香港のSuica」みたいなカードです。
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新しく買ったばかりなのに、カードは色が褪せててキズだらけでした。
回収した使用済みカードを再利用してるみたいです。
空港駅限定デザインやエアポートエクスプレスが絵柄のカードなんかがあれば買おうかと思ったのですが、そういうのは無いみたいでした。




乗り場の手前には巨大なエアポートエクスプレスの看板。
この看板の下を直進すると、そのままエアポートエクスプレスのホームです。
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驚いたことに、空港の入国審査から税関を抜けたあとに到着ロビーに出てエアポートエクスプレスに乗るまで、1段の階段も上がり下がりもありません。
ほぼまっすぐ歩くだけで、空港からそのまま列車に乗って香港市街へと移動することができるのです。
オクトパスを持っていれば切符売り場に寄る必要も無いので、まさに「究極の空港アクセス列車」と言えるのではないでしょうか。



エアポートエクスプレスの車両はこんな感じです。
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駅は全てホームドアで、乗り場と車両の間には全面ガラスの壁があるので、最初はどんな外観の列車なのか全く分かりませんでした。(写真は帰りに乗ったエアポートエクスプレスから撮った、車庫にいた車両の写真です。)
メタリックブルーの塗装と、飛び立つ飛行機をイメージしたラインがかっこいいです!



エアポートエクスプレスの車内は2+2シートが進行方向とその逆向きで固定された車内になっています。
座席はリクライニングしないし、シートピッチも狭いのですが、空港駅から終点の香港駅まではわずか24分なので全然苦になりませんでした。
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デッキや連結面の仕切りの上部には、列車の現在位置表示装置があります。
夜だったので外も真っ暗、そして初めての香港で土地勘が全く無かったので、自分が降りる九龍駅に列車がどのくらい近づいてきているのか知るのに非常に便利でした。
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エアポートエクスプレスの車内では無料Wi-Fi接続サービスがあります。
接続開始から60分間の接続時間制限がありますが、空港駅から終点の香港駅まで乗ってもわずか24分なので充分。
飛行機で香港に着いたあと、香港の中心部へ向かう列車の車内ですぐネットで香港の観光や地図、ホテルやレストランなどの情報をチェックできるので、非常に便利でした。
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エアポートエクスプレスの乗客は、九龍駅と香港駅からシャトルバスサービスを無料で受けることができます。
各駅からいくつかのルートがあり、主要ホテルを回って再び駅へと戻る循環バスです。
駅からホテルへ向かうのはもちろん、帰りに各ホテルから九龍駅や香港駅へ行くにも利用することができます。

宿泊先のホテルは、このシャトルサービスのバス停があるホテルの近くだったので、このバスを利用しました。
シャトルバスはエアポートエクスプレスと共通のデザインなので、初めての利用でもすぐに分かります。
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この日のEVA/BR857便のフライトルートです。(Flightradar24.comより)
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(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【14】 エバー航空 EVA/BR857便 台北桃園→香港 Boeing777-300ER ロイヤルローレルクラス その1

台北からはエバー航空857便で香港まで飛びます。
搭乗するのは、ビジネスクラスの「ロイヤルローレルクラス」。
漢字で書くと「皇壐桂冠艙」。なんだかものすごくハイランクなクラスっぽいです。
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C1搭乗口は、桃園空港第2ターミナルの中でも一番隅っこのゲート。
ラウンジを出てから、途中寄り道したのもありましたが、ゲートに着くまで20分ほど掛かりました。
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台北桃園-香港間のエバー航空の主力機材は、エアバスA321。
この小型機材でほぼ1~2時間に1本の割合で飛んでいます。都市間シャトル運航みたいな感じですね。
しかし、今から乗るのはこの飛行機。
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エバー航空自慢の最新機材、ボーイング777-300ER。
この機材は主にヨーロッパやアメリカ大陸行きの長距離路線や、シンガポール行きなどに使われていますが、ごくたまに上海線やこの香港線に投入されることがあります。(座席需要の高い時には、関空線や成田線に入ることもある)

今回は、このボーイング777-300ERで展開されている最新ビジネスクラス「ロイヤルローレルクラス」に乗るために、台北-香港間にこの機材が投入されている日を狙って旅行行程を組みました。
このひとつ前に乗ったボーイング747-400もお目当てでしたが、このボーイング777-300ERも今回の旅の目的のひとつです。


搭乗券に記載された搭乗開始予定時間の10分前にゲート前に着きましたが、「ZONE1」のラインには誰も並んでいません。
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ベンチの並んだ待合スペースには、空席が無いほどビッシリ搭乗客が座っていました。
ベンチにありつけなかった人もいっぱいいて、このBR857便はかなりの混雑のよう。
このBR857便は、A321からA330-200やA330-300に機種チェンジされていることが多いようですが、この日は特に需要が高くて、エバー航空の機材の中でも最大定員を誇るボーイング777-300ERになったのかもしれません。



搭乗開始予定時刻になってもまだゲートは閉じられたままです。
そのうち、「整備に時間を要しているため、搭乗時刻は遅れます」と放送がありました。
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この間、放送で何人もの乗客が「ゲート前に来て下さい」と呼ばれていました。
様子を見ていると、みんな搭乗券の交換をしています。
どうやらエコノミークラスの乗客をビジネスクラスにアップグレードさせている模様。
エコノミークラスはオーバーブッキングするほどに盛況のようです。

実際、前日にはビジネスクラスのBコンパートはガラガラだったのに、このあと搭乗するとビジネスクラスは全席満席でした。


「ZONE1」の搭乗が始まったのは、出発時間をすでに過ぎた18時15分ごろ。
機内に入ると、リバース・ヘリンボーン式でソロシートが並ぶ「ロイヤルローレルクラス」の客室。
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「ロイヤルローレルクラス」の後方キャビンは、プレミアムエコノミーの「エリートクラス」
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エリートクラスの座席撮影と、さらに後方のエコノミークラスも見に行こうと思ったのですが、後ろからどんどん搭乗客が入ってきます。
ゲート前に集まっていた搭乗客の数を考えると、満席近い数の乗客がどんどん入ってくる中を逆流してロイヤルローレルクラスまで戻ってくることはかなり困難な上に、他の人たちにも迷惑を掛けてしまうので、これより奥に行くのはやめました。


乗客が次々と入ってくる中、隙間を見てはロイヤルローレルクラスの座席を撮影。
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ヘリンボーンタイプのビジネスクラスは、リアルで見るのは初めてです。
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通路を背中にして、窓のほうを正面に向いて座るので、プライバシー感にかなり優れています。
窓と席の間に小さなテーブルや小物を収納するスペースがあるので、長距離を乗った場合に「機内での生活を送るための自分の部屋」という感覚で過ごせそうですね。
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席に着いてあちこちをいじっていると、CAさんがあいさつに来ました。
手にしたトレイには、飲み物が入ったグラス。
台北-香港のような、ほぼ日本の国内線にも等しい飛行時間のフライトでも、ビジネスクラスではちゃんとウェルカムドリンクサービスが行われていました。
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ウェルカムドリンクの種類は、上海線と同じくシャンパン・オレンジジュース・パイナップルジュース・暖かいジャスミン茶・ミネラルウォーターから選ぶことができます。
上海から乗ったBR711便ではウェルカムドリンクもひとりひとりオーダーを取っていましたが、このフライトではトレイにあらかじめシャンパンとジュースを載せて乗客に好きなものを取ってもらい、お茶とミネラルウォーターはリクエストベースで、というスタイルでした。


私の席は、ビジネスクラスの一番後ろの席だったため、その後ろのエリートクラス・エコノミークラスの搭乗客が絶え間なく横を通り過ぎて行く、なんとも落ち着かない席です。
さらに、ロイヤルローレルクラスは通路幅がとても狭いため、後方席に向かう乗客の流れが滞留しがち。

そんな中でもCAさんはビジネスクラスの乗客への挨拶やウェルカムドリンクのサービス、機内食のオーダーをひとりひとり伺うなど、国際線ビジネスクラスとしてのサービスを省略するところなくこなしているのが、さすがエバー航空。

ビジネスクラスの乗客としては、おもてなし感をフルに感じられますが、早く自席に着きたいエコノミークラスの乗客にとっては、ビジネスクラスのサービスをするCAさんが通路の流れを遮ってしまうため、中にはちょっとイライラぎみのエコノミーのお客さんもいました。


コントロールパネルやコンセント、読書灯などはサイドパネルに集約されているので、使いやすいです。
窓側にある小物収納用のスペースは、カーブ形状で奥行きが狭いため、いまいち中途半端で使い勝手はあまり良くありません。
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足元にも収納スペースが確保されています。
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ちなみに、フルフラット時に足を伸ばすために空けられているスペースに荷物を置くことはできません。
ここに荷物を置いていると、CAさんから「荷物棚に収納して下さい」と注意されます。


パーソナルモニターは、前席とのパーテーションに収納されています。
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モニターの左下にある銀色のボタンを押すと、モニターが手前側に出てくる仕組み。
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スタッガードタイプのシートだとモニターをいつでも見ることができますが、ヘリンボーンタイプだと離着陸時はモニターを収納しなければならないので、この点は不便ですね。
(モニターを出したままにしていると、出発前と着陸体勢に入った時にCAさんが機内を見回る際に、モニターを収納するように注意されます)


ヘッドフォンは専用のポーチに収納されています。
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ポーチの中に入っているヘッドフォンは、先に乗った上海発のBR711便のものに比べると、簡素なものでした。
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リクライニングやフルフラットベッドに転換するための操作パネルはイラストで動きを表現。
直感的に座席を好きな姿勢に動かすことができます。
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ダイニングテーブルは、サイドテーブルの下に収納されています。
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引っ張り出すと、折り畳まれた状態でスライドして座席方向に出てきます。
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簡単なビジネスワークや書き物などをするには、折り畳んだ状態で。
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食事やパソコンを使う時などにはさらに広げて、テーブルを全開状態にします。
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満席のボーイング777-300ERだと、そう簡単には全員搭乗完了とはなりません。
しかもロイヤルローレルクラスのキャビンは通路が狭いので、荷物が多いエコノミーの乗客は、座席を覆うカーブ形状のシェルに荷物を擦ったりぶつけたり。
座って出発を待っていると、何度もキャリーバッグをぶつけられては「ガツン!」と衝撃があり、座席の痛みが相当早く進んでしまうのではないかと思いました。

もしエバー航空のボーイング777-300ERのロイヤルローレルクラスに乗る機会があるという方は、できるだけAコンパートの席を指定されたほうが良いかと思います。




通路を行く人の流れがだいぶ退いてきたので、もうすぐ出発かと思いきや、グラスを下げに来たCAさん
「2杯目はいかがですか?」


え?まだ出発じゃないの?もう定刻から30分近く遅れてるけど?

「まだ出発しないんですか?」と聞いてみたら、「まだ来ていないお客様がいるので、もうしばらく掛かります」ですってよー。

で、2杯目に温かいジャスミンティーをお願いしました。
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ジャスミンティーをすすっていると、何の前触れもなくいきなりドアが閉まって、出発。
定刻から45分遅れです。これじゃ香港に着いてから夜遊びしに行く時間も無くなってしまいそう・・・
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離陸前に機内の照明が全て落とされました。まるでロングホールの夜間フライトみたい。
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聞きなれたトリプルセブンの唸るエンジン音を聞きながら、満席の乗客を乗せたデカイ機体は空へ。
眼下には、桃園市街の夜景が流れていきます。
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・・・・・ウェルカムドリンクのマグカップを手に抱えたままの離陸はドキドキでした。

出発前に荷物棚やモニターの収納のチェックはしっかりするのに、ウェルカムドリンクのカップの回収漏れがあるとか、大丈夫なのか?!




(つづく)

成田空港で飛行機撮影

2017年2月の、前回とは違う、とある日の撮影記録です。

大韓航空 Airbus A320-300 HL7525
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チェジュ航空 Boeing737-800 HL7780
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フィンエアー Airbus A330-200 OH-LTN
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タイ国際航空 Airbus A330-300 HS-TBD
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ティーウェイ Boeing737-800 HL8294 【Traveling Booto】
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セブパシフィック航空 Airbus A320-200 RP-C3267 + Airbus A330-200 RP-C3341
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セブパシフィック航空 Airbus A330-200 RP-C3341
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JAL Boeing767-300ER JA610J 【ドラえもんジェット】
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エアカラン Airbus A330-200 F-OHSD
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スカンジナビア航空 A340-300 OY-KBI
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中国南方航空 Boeing737-800 B-1925
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シンガポール航空 Boeing777-300ER 9V-SWJ 【STAR ALLIANCE livery】
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廈門航空 Boeing737-800 B-5383
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ANA Boeing777-300ER JA789A 【ANA スターウォーズジェット BB-8】
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ヤクティア Sukhoi SuperJet100 RA-89038
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ユナイテッド航空 Boeing747-400 N122UA
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ANA Boeing787-8 Dreamliner JA820A
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ANA Boeing787-9 Dreamliner JA837A
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バニラエア Airbus A320-200 JA04VA
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デルタ航空 Boeing747-400 N668US
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チャイナエアライン Boeing747-400 B-18208
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デルタ航空 Boeing747-400 N668US + チャイナエアライン Boeing747-400 B-18208
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デルタ航空 NISSAN NV200 VANETTE
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アトラス航空 Boeing747-400F レジナンバー不明
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ユナイテッド航空 Boeing787-9 Dreamliner N35953
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ユナイテッド航空 Boeing737-800 N37298
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シンガポール航空 Boeing777-300ER 9V-SWJ 【STAR ALLIANCE Livery】
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デルタ航空 Boeing747-400 N666US
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大韓航空カーゴ Boeing747-8F HL7629
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ヴォルガ・ドニエプル航空  Ilyushin IL-76-TD-90VD  RA-76951
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JAL Boeing787-8 Dreamliner JA834J
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アメリカン航空 Boeing777-200ER N782AN
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中国国際航空 Airbus A330-300 B-5977 【50th A330 for Air China】
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ANA(ANA WINGS) Boeing737-500 JA356K
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タイ国際航空 Airbus A380-800 HS-TUC
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チャイナエアライン Airbus A330-300 B-18311 【SKY TEAM Livery】
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ニュージーランド航空 Boeing777-200ER ZK-OKB
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シンガポール航空 Boeing777-300ER 9V-SWN
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ANA Boeing787-8 Dreamliner JA807A
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中国東方航空 Airbus A321-200 B-1837  【SKY TEAM Livery】
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スタアラ特典でアジアぐるぐる 【13】 エバー航空 EVA/BR857便 台北桃園→香港  台北桃園空港 エバー航空ラウンジ「The INFINITY」

桃園空港でのBR711便からBR857便への乗り継ぎ時間は3時間。
実際にはBR711便は30分の遅れで桃園空港に到着したので、時間の余裕は2時間30分ですが、それでも乗り継ぎするには充分すぎるほどに余裕があります。

シンガポール航空のシルバークリスラウンジで1時間ほど過ごした後は、エバー航空のラウンジへ移動して、ラウンジのハシゴをしてきました。

桃園空港にはエバー航空のラウンジが4つもあります。
それぞれに入室資格が異なるので、誰でも全てのラウンジを使えるわけではありません。

それを知った上で、今回は全てのラウンジに入れるか突撃してきました。


まずは「エバーラウンジ The CLUB」
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ここは
・エバー航空と提携のあるクレジットカードの上級会員
・「インフィニティマイレージランズ」のシルバー会員
・エバー航空の国内路線を受け持つユニーエア(立榮航空)の利用者で、「インフィニティマイレージランズ」の上級会員
・香港航空のビジネスクラス利用者
に入室資格があります。

中に入ると、まず搭乗券の提示を求められました。
搭乗券を見せると、「これらのクレジットカードはお持ちですか?」とクレジットカードの一覧を見せられました。
「持ってません」と素直に答えると、「ビジネスクラスのラウンジは「INFINITYラウンジ」になります」と、丁寧に行き方を教えてくれました。

・・・というわけで、「The CLUB」への潜入は撃沈。



次は、「エバーラウンジ The garden」
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ここは4つあるラウンジの中でも、最も入室資格がハイランク。
エバー航空の「インフィニティマイレージランズ」のダイヤモンド会員だけしか入室が許されない、ファーストクラスの利用者でも入ることができないという、まさにエバー航空ファンなら「一生に一度は入ってみたい」ラウンジです。
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何食わぬすまし顔でラウンジの中へ。



・・・ものの数秒で追い返されました(笑)



「きゃー!小汚い貧乏旅行者が入ってきたわー!」
「お前のような貧乏人が入ってこれる場所ではないわ!」
「しかもこいつ、マイレージで無料ビジネスクラス乗りまくってるわよー!」
「出てゆけ!平スタアラ金会員め!」

などということはなく、ちゃんと「向かいのINFINITYラウンジをご利用いただけます」と笑顔でお引取り願われました。


(ちなみに、エバー航空のラウンジサイトで、Googleストリートビューによるラウンジ内部のバーチャル体験が楽しめます。今回潜入できなかった「The CLUB」や「The garden」も見ることができるぞ!)




というわけで、「The garden」のすぐ向いにある、「エバーラウンジ」へ。
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ここは「The STAR」と「The INFINITY」という2つのラウンジが入っています。
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「The STAR」は
・インフィニティマイレージランズのゴールドメンバー
・スターアライアンスのゴールドメンバー

「The INFINITY」は
・エバー航空のロイヤルローレルクラス・プレミアムローレルクラス・ビジネスクラスの利用者
・スターアライアンス運航便のファーストクラス・ビジネスクラスの利用者
・インフィニティマイレージランズのダイヤモンドメンバー
(ちなみにエバー航空はファーストクラスを廃止したので、ビジネスクラスの「ロイヤルローレルクラス」が最上級クラスになります)


今までスタアラゴールドの資格を使って「The STAR」のほうは何度も利用させてもらいましたが、これから乗るBR857便ではロイヤルローレルクラスの搭乗客なので、「The INFINITY」のほうへ案内されました。


「The INFINITY」へ入るのは初めてです。ドキドキ。
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ドアが開くと、中はサイバーな雰囲気。
なんかオシャレなバーにでも来たかのような、スタイリッシュな空間です。
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この空間は、初めて台湾に来た時に入ったことがあるのですが、その時はエバー航空の一般ラウンジでした。
その時の画像を改めて見返してみるとなんとも垢抜けないインテリアですが、改装によって全く違う雰囲気に変わったことが分かります。

天井には、星空を思わせる照明演出。
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ラウンジの一番奥には、まるで宇宙に向って伸びる大樹を思わせるネオン。
とにかく「ほえー、すげぇー」と驚くばかりです。
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別室にはパソコンとプリンターを備えたビジネスルーム。こちらはさすがに落ち着いた雰囲気です。
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ダイニングスペースです。
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羽田や成田のANAラウンジのそれと比べると、ダイニングスペース自体はそんなに広くはありませんが、準備されているミールの種類はかなり豊富で、「どれを食べようかな」と目移りしてしまいます。

ホットミールは中華料理や台湾料理がメインです。
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上海浦東空港の中国国際航空ラウンジのミールがあまりに不味かったせいもあってか、どれも非常に美味しく感じられました。
いや、元々エバー航空のラウンジのミールは美味しいです。
日本帰国時には、ラウンジで提供される美味しい食事を腹いっぱい堪能するために、あえて機内食をフルーツミールとかにしておくほどですから。
画像にはありませんが、魯肉飯にスープ、サラダも揃ってます。


点心類も食べ放題。
けっこう蒸篭の前で「どれにしようかな」と迷っている人は多いです。
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ケーキ類もいろいろ。マカオの名物「エッグタルト」もあります。
個人的には、下の段にあるカステラのようなパウンドケーキがイチオシです。
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アイスは「MOVENPICK(モーベンピック)」が食べ放題。
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日本人にはあまり馴染みがありませんが、それもそのはず、このブランドのアイスは日本未上陸。
ですが、世界的にファンが多いスイスのアイスクリームです。

このモーベンピックのアイスが激ウマなんですわ!
ひととおり中華料理を少量ずつ試食したあとは、モーベンピックのアイスを何度もおかわりして食いまくってました。
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さて、桃園空港第2ターミナルのラウンジは、出国審査場のほぼ真上のフロアにあるので、ラウンジでギリギリまでゆっくりしていると、搭乗口が遠い場合には最悪乗り遅れかねません。
出国審査場を抜けてちょっと歩くと、それぞれの搭乗口までの所要時間が書かれた大きな看板が出ています。
ラウンジを出てからの所要時間は、この看板の表示に+3分くらいかかります。
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これから乗るBR857便の搭乗口は、C1ゲート。
台湾-香港は重要なビジネス路線のはずなので、もうちょっと出発スポット的にも優遇されるのかと思ってました。
いつぞやのVエアーのことが思い出されます

というけで、早めにラウンジを出て搭乗口に行っておくことにしました。


途中、ドピンク一色の凄まじいワールドが。
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キティー姐さんプロデュースのベビールームです。
中に誰もいないのを確認してから、こっそり潜入してみました。
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オムツ換え台だけではなく、赤ちゃんのお尻拭きやら消毒液やらソープやら。
さらにはミルクを作るためのポットまで。
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小さなお子さんを持つお母さんから見ると、
「きゃー!こんな施設が空港にあるの?!台湾マジすごーい!」
って大絶賛・大賛同の嵐なんでしょうね。

さらにC3搭乗口あたりにも、ドピンクのゴイスー!なワールド。
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台湾の名所をキティー姐さんが紹介。
そこに佇んでいたのは、旅疲れたような暗い表情の野郎が2人・・・。
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マットを敷いたスペースには大きな滑り台。完全にお子様の天国です。
ここにはキティ姐さんによるワールドイメージのイラストが。日本代表は富士山です。
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天井近くにある世界時計もキティー姐さん。
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これを見ていると、「あぁ、もう世界はキティー姐さんの制圧下にあるんだなぁ」と思わずにはいられない。
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(つづく)


スタアラ特典でアジアぐるぐる 【12】 エバー航空 EVA/BR857便 台北桃園→香港  台北桃園空港 シンガポール航空シルバークリスラウンジ

エバー航空BR711便で上海から台北桃園空港に着きました。

桃園空港では、エバー航空の香港行きに乗り継ぎをする行程です。

上海浦東空港で搭乗手続きをした際、「台北でエバー航空の乗り継ぎカウンターに寄れば、入国せずにそのまま香港行きに乗り継ぎできます」と言われていたので、到着ゲートから入国審査場へ向う途中にあるエバー航空の乗り継ぎカウンターへ。

エバー航空のサインと「轉機」と書かれた看板が出ているカウンターがあったので、「ここかな?」と思って近寄ってみると、おっさんのスタッフに「乗り継ぎ?」と聞かれたので、香港行きの搭乗券を見せたら「こちらへどうぞ」と促されて、どんどん進んだら手荷物検査場があって、そこを通過したら、いつの間にか出発ロビー階にいたでござるの巻。

あっという間の流れで、写真を撮る間もないほど簡単でした。

このエスカレーターに乗れば、ひとつ上の出発ロビー階にすぐ行くことができます。
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簡単に出発ロビー階に出ることはできたものの、桃園空港第2ターミナルの航空会社ラウンジは、出国審査場のほぼ真上のフロアに固まって設置されているので、結局ターミナル内を延々と歩くことになりました。
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桃園空港の第2ターミナルには、エバー航空の各ラウンジのほか、チャイナエアラインの「梅苑」(ダイナスティクラブの最上位会員“パラゴンメンバー”専用ラウンジ)、シンガポール航空の「シルバークリスラウンジ」、プライオリティパスなどの保有者が使える「THE MORE」や「プラザプレミアムラウンジ」があります。

エバー航空のフライトからエバー航空のフライトへの乗り継ぎなので、指定されるラウンジは当然エバー航空のラウンジですが、上海浦東空港で搭乗手続きする際に桃園空港でのラウンジインビテーションは発券されませんでした。

SFC持ちでスタアラゴールドの資格を持っているので、エバー航空と同じスターアライアンスのシンガポール航空の「シルバークリスラウンジ」も利用できるのかな?と思い、ダメ元でシルバークリスラウンジへ行ってみることに。


ラウンジフロアに上がると、エバー航空の各ラウンジの案内はあちこちに大きく出ていますが、シンガポール航空のラウンジの案内は気が付かなければ素通りしてしまうほど小さいです。
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シルバークリスラウンジの入り口です。
実際には、画像で見るよりももっとこじんまりとした雰囲気です。
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ラウンジのカウンターで、これから乗るBR857便の搭乗券とSFCのラウンジカードを見せました。
「エバー航空のラウンジはあちらです」と言われるかと思っていましたが、笑顔で「どうぞごゆっくりお過ごしください」とラウンジの中へ通されました。
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片側の壁は窓ガラスになっていますが、ターミナルの内側に面しているため、窓から見えるのは駐車場。
滑走路や飛行機は全く見えません。


ラウンジの中は一組の家族がいるだけで、ほぼ無人でした。
ただ、ところどころのテーブルには食事し終わった皿やコップが残っていたので、さっきまで人がいたことが伺えます。

ラウンジ内のインテリアは「シンガポール航空らしい」という特筆するような雰囲気はありません。
こじんまりとしていて、席数もさほど多くないので、あくまでも「シンガポール航空のフライトの乗客専用」という空間なのでしょう。
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ダイニングコーナーもご覧のとおりコンパクト。
手前のマガジンラックには、シンガポール航空の機内誌や機内販売カタログも置いてありました。
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ドリンクコーナーには、アルコールからソフトドリンク、コーヒーマシンと一通り揃っています。
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このラウンジで提供されるミネラルウォーターはペットボトルではなく、エコノミークラスの機内食で出てくるような小さなカップにビニールのフタがしてあるものなので、飲みにくかったです。
ビールは缶の台湾ビールが置いてありました。
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ホットミールは画像の6種類だけですが、少量を一通り食べましたがどれも美味しかったです。
個人的には、チマキをほぐしておいたようなおこわがイチオシ。
これだけ食べに、またこのラウンジに寄りたいと思うほどです。
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ほかにもスープやおかゆ、魯肉飯もありました。
スープはちょっとクセのある味で、台湾風の味付けなのかなと思っていたのですが、帰ってきてから調べてみたら「バクテー」というシンガポールの名物料理だったもよう。


蒸し器の中には肉まんやシュウマイもありました。肉まんは一口サイズなので食べやすいです。
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デザートはクッキーとケーキがありましたが、こちらはあまり美味しくなかったです。
フレッシュなフルーツが冷蔵庫の中にあるので、デザートを食べるならフルーツのほうがオススメです。
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最初は「このあとエバー航空のラウンジもハシゴして、そのあとはビジネスクラスで食事も出るし」と思って少量だけ食べるつもりだったのですが、予想外にホットミールが美味しかったので、いろいろおかわりして食べちゃいました。
割り箸の袋には、ちゃんとシンガポール航空のシンボルマークが入ってますね。
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マガジンコーナーは、台湾やシンガポールの主要紙や雑誌が中心に置かれているほか、シンガポール航空の機内誌や機内販売カタログも置いてあります。
機内販売カタログをパラパラめくってみてみると、
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エアバスA350の1/500スケールモデルがさっそく販売されていました。日本円で約4,800円です。
うっひょー!! これは欲しいー!!!


さらにキティ姐さんは、こんなところでも販売活動中!
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こちらは日本円で約3,200円です。


ラウンジ内では、フリーWi-Fiが使えます。
パスワードが必要ですが、パスワードは各テーブルの上に案内が出ているので、誰でもすぐにWi-Fiに接続できます。
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ラウンジの一番奥にはシャワールームがありました。
パッと見は古めかしい雰囲気なのですが、中はきれいに手入れがされていて、設備に経年を感じさせません。
ランの花が一輪挿しで飾られているのが、シンガポール航空らしいですね。
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インターネットで桃園空港のシルバークリスラウンジの評判を見てみると、エバー航空のラウンジよりも食事が美味しいという意見が多いようです。
たしかに一品一品はおいしいと感じましたが、用意されているミール類やスイーツ、フルーツの種類は、エバー航空のラウンジのほうが豊富でいろいろ選べる楽しみがあります。

エバー航空の「The STAR」と「The INFINITY」の両ラウンジは、一日中けっこう混んでいます。
こちらの「シルバークリスラウンジ」は、ミールやドリンクの種類は少ないものの、シンガポール航空の出発便が近い時間でなければ、ラウンジ内はおそらくこんなものでしょうから、静かな環境でゆっくり過ごしたい時には、エバー航空のラウンジよりも「シルバークリスラウンジ」のほうがおすすめかもしれません。

頻繁に桃園空港でエバー航空のラウンジを使っている方が、「たまには気分転換に・・・」とこちらを使用してみるのもいいかも。




(つづく)


成田空港で飛行機撮影

2017年2月の、とある日の撮影記録です。

ピーチ Airbus A320-200 JA817P 【Volkswagen NEW BEETLE】
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フィリピン航空  Airbus A330-300 RP-C8786
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ANA Boeing787-8 Dreamliner JA801A 【787導入記念塗装】
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エールフランス Boeing777-300ER F-GSQH 【2024パリ五輪招致】
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スクート Boeing787-8 Dreamliner 9V-OFG
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フェデックス Boeing777-200F N858FD
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ANA Airbus A320neo JA211A
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ベトナム航空 Boeing787-9 Dreamliner VN-A869
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KLMオランダ航空 Boeing777-200ER PH-BQA
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NCA Boeing747-8F JA17KZ
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タイ国際航空 Boeing777-300 HS-TKE
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ANA(ANA WINGS) Boeing737-500 JA301K
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JAL Boeing737-800 JA350J 【東京オリンピック2020】
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アトラス航空(ポーラエアカーゴ) Boeing747-8F N852GT
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ANA Boeing787-8 Dreamliner  JA878A
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バニラエア Airbus A320-200 + NCA Boeing747-8F JA15KZ
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エバー航空 Airbus A321-200 B-16207
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ANA Boeing777-300ER JA734A 【WE SUPPORT UNESCO】
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ジェットスター・ジャパン Airbus A320-200 JA12JJ
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マレーシア航空 Airbus A330-300 9M-MTJ + NCA Boeing747-8F
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ANA Boeing787-8 Dreamliner JA823A(左) + JA835A(右)
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ANA Boeing787-8 Dreamliner JA823A
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ユナイテッド航空 Boeing777-200ER N214UA
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ANA Boeing787-8 Dreamliner JA814A 【TOMODACHI】
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キャセイパシフィック航空 Boeing777-300ER B-HNO
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LOTポーランド航空 Boeing787-8 Dreamliner SP-LRD
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ガルーダ・インドネシア航空 Boeing777-300ER PK-GIC
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JAL Boeing787-9 Dreamliner JA861J 【JAL SKYSUITE 787】
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シンガポール航空 Boeing777-300ER 9V-SWS
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スイス・インターナショナルエアラインズ Airbus A340-300 HB-JMK
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JAL Boeing777-300ER JA741J
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ANA Boeing787-8 Dreamliner JA827A
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スリランカ航空 Airbus A330-200 4R-ALH 【Oneworld Livery】
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201702narita1-038.jpg

JAL Boeing787-9 Dreamliner JA865J
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KLMオランダ航空 Boeing777-200ER PH-BQA
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JAL Boeing777-200ER JA709J
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イベリア航空 Airbus A330-200 EC-MJT
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フェデックス B777-200F N886FD
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アリタリア航空 Boeing777-200ER EI-ISB
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アメリカン航空 Boeing777-200ER N778AN
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エティハド航空 Boeing787-9 Dreamliner A6-BLA
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エア・インディア Boeing787-8 Dreamliner VT-ANH
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JAL Boeing787-8 Dreamliner JA839J
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スタアラ特典でアジアぐるぐる 【11】 エバー航空 EVA/BR711便 上海浦東→台北桃園 Boeing747-400 プレミアムローレルクラス その3

PM2.5で汚れに汚れまくった空気に包まれた上海を飛び立ち、上空に出ると青空が広がっていました。
「あー、空が青いって素晴らしいなー」と、本気で感動した瞬間。
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エバー航空のフライトではベルトサインの消灯っていうのが無くて、基本的にずっとベルトサインが点いたまま飛び続けます。
どのタイミングで席から立ち上がっていいのかよく分かりませんが、周りの(乗り慣れている)乗客の様子を見ていると、キャビンアテンダントが立ち上がってサービスの準備を始めたら、乗客もベルトを外してリクライニングさせたり、トイレに行ったりしてました。


上海浦東空港から台北桃園空港までは、タイムテーブル上で1時間55分。
羽田空港を基点にすると、福岡空港までよりも短く、北九州空港くらいまでの距離です。

上空を飛んでいる時間=機内サービスを行う時間はタイムテーブル上の時間よりももっと短いので、キャビンアテンダントさんはアテンダントシートから立ち上がると手際良くスピーディに機内サービスを展開させていきます。


まず、新しいおしぼりを配り、ドリンクサービスのオーダーを聞いて回ります。
サービスの展開を見ていると、Aコンパートでは左側客席(A/C席)と、右側客席(H/K席)の2手にチームを分けているみたいです。


ドリンクサービスは短距離区間のフライトとは思えないほど、アルコールからソフトドリンクまで種類が豊富。
アルコールを飲まない私はソフトドリンク一択ですが、アルコーラーな方なら「どれにしようかな~」と迷ってしまうのではないでしょうか。
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ドリンクのオーダーを取り終わると、今度はテーブルにランチョンマットを敷いていきます。
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前日に成田から上海まで乗ったANAのビジネスクラスの食事では、ランチョンマットが使い捨ての不織布でした。
安っぽい雰囲気に非常にガッカリしましたが、エバー航空では短距離区間でもちゃんとした布製のものが使われていました。
しかも、よく見ると、機内食やドリンクのメニューの表紙にも使われている模様(トンボをモチーフにしたデザイン)がマットに描かれていて、こういうこだわりにも「さすがエバー航空」と思わせてくれます。


エバー航空のビジネスクラスの食事といえば、台湾の名店「ディンタイフォン(鼎泰豐)」のメニューが有名です。
今回も「エバー航空のビジネスにせっかくのるんだから、鼎泰豐メニューを食べるぞ!」と意気込んでいたんですが、搭乗前にBR711便での提供メニューをインターネットで確認したところ、残念ながら上海-台北のような短距離区間では鼎泰豐は提供されないようで・・・
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しかし、ネット予約限定の「オンライン特別メニュー」なるものが画面上に表示されたので、「サーモンフィレのフライ」をチョイスしてネット予約してみました。


で、機内で出てきたのがこれです。
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1時間55分のフライトでは、さすがにフルコースではなくワンプレートでの提供ですが、前日のANAのワンプレートミールよりも彩りが華やかで見た目にもおいしそうです。

メインのサーモンのフライですが、「揚げた」というより「じっくり焼いた」という感じで、外側はほどよくカリカリに、中はしっかり味が閉じ込められてて最後の一口まで味がいきわたってて非常に美味しかったです。

このメインのサーモンを食べ終わって、ふと思ったのが・・・・
台湾で調理したのを桃園空港で積んできて復路の上海発便で出しているのだとしたら、調理してからかなり時間が経っているのにこんなに美味しいのはすごいことですし、上海のケータリング工場で調理したものだとしたら、中国側でこれだけ機内食を美味しく作れるのは驚きです。

紫のちょっと毒々しい色の食べ物は、紫イモのポテトサラダ。甘い味付けなのでデザートなのかと思いました。
エバー航空なので、添え付けのフルーツが美味しいのはもちろんです。

短距離路線ということもあってか、中には機内食を食べていない乗客や食事の時間も寝ている乗客もいました。



食事を終えると、もうフライト時間も半ば過ぎ。
大きなシートに身を任せて、、まったり音楽でも聴きながら機内誌を見ていれば、じきに桃園空港に向けて着陸態勢・・・というところですが、せっかくエバー航空のジャンボに乗りたくて上海まで行ったのですから、ジャンボの機内をいろいろ見ておきたいところです。
しかも、もうまもなく全機引退となるエバー航空のジャンボですから、もしかするとこれが最初で最後の搭乗になるかもしれません。


機内食のプレートが片付けられてから、まずはプレミアムローレルクラスの座席を写真に撮っておきました。

リクライニングさせた、リラックスモード。
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そしてフルフラットモード。
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ライフラットでのフルフラットシートですが、最大角度まで倒しても「フラット」とは言い難い状態ですね。
2000年代初期に導入された、「プレミアムローレルクラスシート」のほぼ初代の座席ですから、スペックとしては17年前のもので、もはや時代遅れと言っても過言ではない代物です。

日本では、2002年にJALが「シェルフラットシート」を、ANAは「ニュースタイル・CLUB ANA」をそれぞれ導入していて、それらの時期とちょうど重なる頃の座席です。

同じくプレミアムローレルクラスを設定しているA330-200とA330-300の機材では、このタイプよりさらに進化した窓側席と通路側席が少しずれた角度で並んでいる新型シートへの交換が進んでいますが、B747-400は退役間近ということもあるので、この古いシートのままで引退まで活躍していくのでしょう。



そのあとは、席を立って機内を見て回ってきました。
エバー航空のB747-400は3クラス制です。
ビジネスクラスのブランド名は「プレミアムローレルクラス」
プレミアムエコノミーのブランド名は「エリートクラス」
そして、エコノミークラス。

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(シートマップは、エバー航空のサイトより)
プレミアムローレルクラスの設定はわずか36席で、あとはエリートクラスとエコノミークラス。
国際線のジャンボは、2階席をビジネスクラスに使うエアラインが多いですが、エバー航空はエコノミークラスを設定しています。
ジャンボの広い空間を贅沢に使うというより、ジャンボなんだからより多くの乗客を運ぶ・・・という「定員重視」の機材としてB747-400を使っているようです。


Bコンパートメントのプレミアムローレルクラス。
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ジャンボのビジネスクラスは、2+3+2で座席設定する航空会社が多いですが、エバー航空は2+2+2。
通路幅も、客室空間全体にもかなり余裕が感じられて、開放的な雰囲気でした。

浦東空港の搭乗カウンターで「後方席は誰もいませんから、ここに席を変えましょうか?」と言われたとおり、Bコンパ-トはガラガラでした。
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ボーイング747-400ジャンボ機といえば2階席ですよね。
プレミアムローレルクラスの後方は巨大ギャレイになっていて、ここに2階席に上がる階段があります。
ANAの国内線ジャンボでは、この空間も窓側に沿って座席が並んでいましたが、この機体では横にギャレイが続いているのがなんとも不思議な空間に見えました。
そういえば、ANAの「シカゴスタイル」のジャンボでは、ここにフリースペースのバーカウンターがありましたね。
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階段を上がり2階席へ。
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大きく湾曲した天井が独特の空間を作り出しています。
これぞ「ジャンボの2階席」って雰囲気ですね。
エバー航空のB747-400の2階席は、エコノミークラスなので3+3で座席が並んでいます。
ここがプレミアムローレルクラスだったら、迷わず2階席を指定していたんですけどね。

階段を降りて、さらに後方のエリートクラス(プレミアムエコノミー)とエコノミークラスを見に行こうと思ったのですが・・・
ギャレイとの仕切りカーテンを開いてエリートクラスが見えた瞬間、空席が全く無いほどビッシリ満席。
しかも食事を片付けたりドリンクを出したり、何人ものアテンダントさんが戦場さながらに、狭い通路をてんやわんやで動きまくっていたので邪魔になるかと思い、これ以上後方へと足を踏み入れるのを躊躇ってしまいまして・・・
結局、すぐにおとなしくプレミアムローレルクラスの客室へと戻りました。


AコンパートとBコンパートの間にある、プレミアムローレルクラス専用のトイレです。
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大理石風のシンクがエバー航空のテーマカラーのグリーンだったり、カガミの周囲が丸い電照になっていたりするのは、ビジネスクラスだけの装飾でしょうか。

備え付けのフェイシャルミストや乳液、香水は高級スキンケアブランドの「HARNN(ハーン)」。
世界の超一流のホテルのアメニティやスパのビューティーオイルとして採用されています。
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席に戻ると、日本語のできるCAさんが「京九サマ、お飲み物ハ何がヨロシイデスカ?」と聞きにきてくれてました。

温かいジャスミン茶をお願いするとすぐに持ってきてくれて、おしぼりも新しいホカホカに温かいものを出してくれました。
「アメをご用意シテイマスので、お好きなものをドウゾ」とキャンディの入ったかごを差し出してくれました。
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しばらくすると、CAさんが「写真をイロイロ撮ってイマシタガ、京九サマはヒコーキが好きデスカ?コレ、エバー航空ノイチバン新しいヒコーキですから、記念ニ差し上げマス」と言って、レターセットとポストカードのセットをお土産にくれました。
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ちょうど「絵はがきを貰おうかな」と思っていたところだったので、すごいタイミングで差し出してくれたのでビックリでした。

ポストカードは全てボーイング777-300ERの絵柄でした。
「イチバン新しいヒコーキ」と自ら言っているあたり、このB777-300ERはエバー航空としても一番推しの自慢の機材なのでしょう。

でも、ここはマニア的にB747-400の絵はがきがあれば欲しいところです。
CAさんに「このジャンボ機のポストカードはありますか?」と聞いてみたところ、CAさんの反応は「?」といった感じでうまく通じません。
北京語で「有没有波音747的明信片?」とあらためて聞いたら、「波音747(ボーイング747)?アルカ探してミマス。少々お待ちクダサイ」とギャレイに戻っていきました。


数分後。


「波音747ハ古いヒコーキナノデ、もうポストカードは無くなってシマイマシタ。波音777ダケ有りマシタ。トテモ残念で申し訳ゴザイマセン」と、こっちが恐縮してしまうような親切な回答。

このあとも着陸態勢に入るまで、しばらくこのCAさんと日本語と北京語を混ぜながら「Hello Kittyのヒコーキは乗りマシタカ?」なんて話から始まって、「CAさんの中では日本が好きという人はとても多いけど、日本語は難しいから勉強は大変」だとか、「エバー航空と呼ぶのは日本語だけで、中国語では長榮航空(チャンロン ハンコン)、そのほかの言葉ではE・V・A(イー、ブイ、エー)エアーと言います」だとか、エバー航空のことをいろいろ教えてもらいました。

このジャンボ機について「もうすぐ引退してしまいますね」と話を振ってみると、「そうなんですか?」と知らない様子。
「このヒコーキは古いデスカラ・・・」と、ジャンボ機に対する愛着とか特別な思い出とかも特に無さそうな感じでした。



飛行機は桃園空港に向けて着陸態勢に。
モニターのフライトマップにも、みんな大好き「バンギアオ」の文字。
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この「バンギアオ」を見ると、「あー台湾来たわー」としみじみしちゃう。


下降を続けて厚い雲を抜けると・・・
晴れていないけど、明らかに上海よりも視界は良い。
ホント台湾はいいところだわー。
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桃園空港に到着しました。
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桃園空港のターミナルは小さくてボロっちけど、そんなことでその国の良さは計れないのだよ。
デカくて(見た目だけ)きれいな空港ターミナルでも、国内の至るところがクソくそ&クソな某国だってあるのだよ。
(もしかすると、今回の旅行の一番の教訓がコレに尽きるのではないかと思われる)


飛行機を降りる前に、浦東空港で撮りそびれてしまった最前列の席を撮影。
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こうして見ると、2列目以降も座席間隔はかなり広いし、ANAのプレミアムクラスとかのように最前列は1人掛け席ってわけじゃないから、視界に広がる空間が広く見える、今回座った3列目の席が一番の当たり席って気がしないでもない。


飛行機を降りるときに、日本語でいろいろお話したCAさんにいっぱい感謝の言葉を伝えておきました。
「日本路線に乗ることもあるの?」と聞いてみたら、「いろんな路線に乗務するので日本線に乗ることもある」そうで、「ぜひまた、今度は日本路線でお会いしましょう!」とお別れをして飛行機を降りました。



ボーディングブリッジからターミナルへ向う途中、ブリッジの窓から「ぐでたまジェット」が見えました。
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今回乗った、エバー航空BR711便のフライトマップです。(FlightRadar24より)
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(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【10】 エバー航空 EVA/BR711便 上海浦東→台北桃園 Boeing747-400 プレミアムローレルクラス その2

いよいよエバー航空のジャンボ機の機内へ。

ドアの脇では、見慣れたグリーンの制服をまとったキャビンアテンダントさんから笑顔の挨拶。
「歓迎登機!」

こんな満面の笑みで「いらっしゃいませ」と出迎えられたのは、中国入国後初めてですよ。
(もうすでに中国を出国しているが)

一番乗りで機内に入れたので、「(北京語で)客室内の写真を撮りたいのですが、いいですか?」とアテンダントさんに話すとニコニコで「もちろんです。どうぞどうぞ」。

オレ何もしてないのにホテルでは威嚇されて、ラウンジカウンターでは怒られてシャンハイ。
それが今はこんな太陽のように暖かいの笑顔でお出迎えされてるなんて、もうまるでこの現実がウソみたいー!ユメみたいー!


もうね、ホント台湾って最高ですわ。エバー航空大好きラブラブ愛してる!!


で、お言葉に甘えて、次のお客が入ってくるまでキャビン内の写真を撮りまくりました。
(といっても、じきに次の乗客が機内に入ってきたので、そんなにいっぱいは撮れませんでしたけど)
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ジャンボの最前方Aコンパートは、デルタ形状の客室が特徴的。
この空間を見ると、「あぁ~、ジャンボに乗ってるんだな~」ってしみじみ実感します。
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Aコンパートのプレミアムローレルクラスは2+2が3列。わずか12席しかありません。
一昔前のファーストクラスのような、ゆったりした空間が広がっています。
(ちなみに、エバー航空がジャンボを導入した際は、このAコンパートメントは「スーパーファーストクラス」でした)
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客室の最前方はクロークルームになってました。
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プレミアムローレルクラスの座席は、ドッシリとした大型の座席で、いかにも「上級クラス」という雰囲気。
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しかし、A330シリーズに搭載されている同じタイプの座席と見比べてみると、B747のものはプレミアムローレルクラスシートの初期のもののようで、古いボロシートという感じがぬぐえません。
(現在A332、A333ともプレミアムローレルクラスは新型シートに交換が進んでおり、画像のシートは世代的に「旧型」となっています)
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パーソナルモニターも小さくて、いまどきのエコノミークラス並みのサイズです。
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■■■エバー航空について■■■

このブログを読まれている方は、筆者のエバー航空ラブラブぶりをご存知の方が多いと思いますので、いまさら「エバー航空って何?」という方も少ないと思いますが、もしかすると「だからエバー航空って何なの?」という方もいるかもしれませんので、エバー航空がどんなに素晴らしいエアラインなのかを簡単にご紹介するコーナー。


エバー航空は、台湾の世界最大級のコンテナ船運航会社「EVERGREEN」が母体の航空会社。
日本国内でも、でっかいトレーラーに「EVERGREEN」と書かれたコンテナが載っているのを誰でも一度は見たことがあるはずだ!
会社名が「エバーグリーン航空」とならなかったのは、当時すでにアメリカに「エバーグリーン航空」が存在したためで、それとの混同を避けるために「エバー航空」という名称になった。

1989年に会社が設立され、様々な準備を経て、1991年に台北-バンコク・ソウル間で運航を開始。
旅客サービス面ではANAを参考にしていて、ANAも乗務員教育などでバックアップしてました。
その後は東南アジアへ路線拡大を図り、新規路線を次々に就航。
1993年にはロンドン・ニューヨーク・シドニー・パリ・サンフランシスコなど、欧米に向けて一気に路線を拡大して大成長。

日本へは1994年に台北-福岡、1998年に台北-大阪、そして2000年についに東京羽田へと念願の乗り入れを果たしました。


台湾人の間では、最大手チャイナエアライン(華航)-準大手エバー(長榮)-第3位トランスアジア(復興)という位置づけでしたが、チャイナエアラインが「華航四年大限」と呼ばれる「4年に一度は事故っちゃう」という祭りを開催してしまう一方で、エバー航空は1991年の初就航以来、死者あるいは機体全損となる事故を一度も起こしておらず、台湾人の間では「死にたくなければ長榮に乗ろう!」という気質が少なからずあるようで、さらに2014年にトランスアジアが1年に2回墜落するという、なかなかできないことをやってのけたおかげで、台湾人の間では「もう長榮しか乗れない!」と讃えられている。
世界からも「超安全!」の折り紙つきで、2016年のJACDEC安全度ランキングで世界3位になるなど、その評価は世界的にも非常に高い。
ちなみに台湾第3位の航空会社、トランスアジアは2016年11月21日に「機材繰りに支障が生じたため、明日うちの会社のフライトを全便欠航しまーす」と突然発表し、その翌22日にはいきなり会社が解散し65年の歴史に幕を降ろすという、これまたエアライン界でなかなかできないことをやってのけた。(しかしVエアー(威航)を道連れにしたことは絶許)

さて、日本人にとってのエバー航空だが、知らない人にはぶっちゃけ「台湾のジミな航空会社」という印象の方が強い、というか「印象すらなかった」という人も多いかも。
それどころか、台湾の航空会社=チャイナエアライン=名古屋で墜落して沖縄では炎上したヤベェ会社=台湾行くのは命がけ、と負の連鎖を断ち切れずにいた人も少なからずいた。(ちなみに華航は名古屋と沖縄でやらかした間にも、桃園でA300を名古屋と同じ状況で墜落させ、さらにその後には海上でB747を空中分解させるという離れ業を成し遂げている)

そこでエバー航空が打って出た「日本でもうちの存在知ってちょうだいよ。台湾にもっと来てちょうだいよプロジェクト」のひとつが、サンリオと提携して登場させた世界初のキティーちゃんジェット。

次々と機材がキティーちゃんになり、まさに集中砲火のごとく全てのキティージェットを日本路線へ集中投入。
すさまじい時期には、新千歳・成田・羽田・関空・福岡へキティーちゃんが毎日日本へ飛んできては、空港で「何アレちょーかわいくね?」と、日本人旅行者から空港へ来てた一般人までの話題をさらい、空港で撮影された機体の画像はSNSに乗って日本中へさらに世界中へ拡散。
まさに「カワイイは正義」である。旅行雑誌(特に女性読者をターゲットにしたゆるい系マガジン)は「台湾へはキティーちゃんで飛んで女子力アップ」と煽った結果、キティー便は搭乗率が異常に高くなり、かくしてここでも仕事を選ばないキティー姐さんの勝利となった。
その後、キティージェットはアジアのみならずアメリカやフランスなどの欧米路線へも投入され、世界中の「KAWAII」ブームを触発しまくった。さらに台湾の新総統も初のアメリカ訪問時に「キティーちゃんで行きたいの~!」とダダをこねたのか真相は不明だが、キティージェットで渡米。
台湾のフラッグキャリアであるはずのチャイナエアにお呼びが掛からなかったという前代未聞の事態に、台湾国内の航空ファンは色めき立ったらしい。

そんなわけで、今の一般的な日本人の間でのエバー航空のイメージは、「あぁ、キティーちゃんの会社ね」という間違った認識があるとかないとかで、しかし今年2017年には新しいデザインのキティーちゃんジェットが登場するということで、その間違った認識に拍車が掛かりそうである。

成田に飛んできているA321の声「ぐでたまも忘れないで欲しいんだわぁ~~」

ちなみに、昔はけっこう年柄年中、格安のバーゲン価格を販売していたが、2013年にスターアライアンスに正式加盟したことで、世界のメガキャリアの仲間入りを果たした頃から、あまり安売りしなくなった。(それでも台湾の観光シーズンオフの頃は爆安価格がこっそりネット上に出てたが)
しかし、最近の日本-台湾路線はLCCの台頭が凄まじく、エバー航空も負けじと競争モードに入ったのか、航空運賃が以前よりやや安くなってきている傾向にある。
余談だが、日本に行く台湾人の間での一番人気はチャイナエアでもエバーでもなく、日本の「バニラエア」だそうだ。


2016年には世界の航空会社を総合的に格付けする「スカイトラックス」にて、エバー航空はファイブスターを獲得。
このファイブスターは世界に数ある航空会社の中でもまだ8社しか認定されておらず、滅多に取れる賞ではない。
台湾では、最大手のチャイナエアラインを抑えて、史上初のファイブスター獲得という偉業を成し遂げている。

エバー航空では最新機材にボーイング777-300ERを大量導入し、新ビジネスクラスサービス「ロイヤルローレルクラス」で、ライバルのチャイナエアラインとの差を引き離そうとする一方で、チャイナエアラインは「最近あまり墜ちなくなったよね~」という世間的なイメージが回復しつつあるところにエアバスの最新機A350-900を導入して「台湾のフラッグキャリアはわいやでー!」と、エバー航空の快進撃に真っ向勝負を挑む。
「チャイナエアラインがA350なら、うちはこれでさらにリードさせてもらいますよ!」と言ったかどうかは分からないが、エバー航空はボーイング787-9を4機、ボーイング787-10を20機発注中で、早ければ2017年にも787の初号機がデリバリーされる予定。

ますます台湾への旅が楽しくなりそうである。








閑話休題。




座席周りをいろいろいじくったりしてると、キャビンアテンダントさんが挨拶に回ってきました。

「京九サマ 本日はゴトウジョウ、アリガトウゴザイマス」

上海から台北へと飛ぶ飛行機なのですが、アテンダントさんは日本語でご挨拶。
ちょっとびっくりしました。

搭乗者名簿で私の名前を見て、日本人だと分かったので日本語でご挨拶してみました、とのことでした。
日本語ができるアテンダントさんが乗務しているということは、「この路線は日本人が多いのですか?」と聞いてみたら、「ごく時々いますけど、普段はほとんどいません。今日も日本人のお客様は京九サマだけです」とのことです。

「本日ハ、ご案内ハ日本語のほうがヨロシイでしょうか?」と気を利かせてくれる心配り。
もうね、このあと出てくる飯がゲロマズだろうが、乱気流に巻き込まれようが、全てが許せる気になれるこのホスピタリティですよ!

日本人だと分かってても自国の言語で捲したてるどこぞの国のクソくそ&クソな某ホテルや某ラウンジと比べて、やっぱりホント台湾のサービスって最高ですわ。
エバー航空大好きラブラブ愛してるー!!

ちなみに、このフライトでは日本語のできるこのアテンダントさんがほぼ専属で私に付いてくれて、マジでファーストクラスのような快適さでした。
お互いで交わす言葉については、ちょっと北京語ができる私と日本語ができるCAさんということで、北京語と日本語をチャンポンして会話してたので面白かったです。


出発時間をとうに過ぎていますが、プレミアムローレルクラスに乗客はまだ揃っていません。
後方のエコノミークラスもきっとまだ続々と搭乗が続いていることでしょう。

席に座って機内誌をパラパラ見ていると、「お飲み物はいかがですか?」と、ウェルカムドリンクが振舞われました。
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成田から乗ったANAのビジネスクラスではウェルカムドリンクサービスは無かったので、まさか成田-上海浦東よりもさらに短い上海-台北線でウェルカムドリンクがサービスされるとは思いませんでした。

飲み物はシャンパン・オレンジジュース・パイナップルジュース・ミネラルウォーター・温かいジャスミン茶から選べます。

続いて機内食のリクエストを聞かれました。
今回はネット上で機内食を搭乗前予約しておいたのでその確認だけでしたが、通常は2種類あるメニューのうちどちらにするかを出発前にオーダーします。


エコノミークラスのほうでまだ搭乗に時間が掛かっているのか、なかなかドアが閉まって出発する気配がありません。

ウェルカムドリンクを飲み終えてしまうと、すかさずCAさんがやってきて、

「ではグラスを回収いたします」

・・・・ではなくて、「2杯目はいかがですか?」と、ウェルカムドリンクのおかわりを勧められました。
すごいサービス満点だなエバー航空!
もうお師匠さんであるANAを超えてるよ君たちは。
エバー航空大好きラブラブ愛してる!!

で、お言葉に甘えて、2杯目はパイナップルジュースをもらいました。




座席周りの設備をご紹介。

手元を照らすリーディングライトは、座席中央から伸びたフレキシブルアームで角度や高さを自由に変えられます。
ちなみに、座席間にある銀色のツマミを引っぱると簡単なパーテーションが出てきて、座席間を仕切ることができます。
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搭乗すると、座席の上には枕やブランケットと一緒に、ヘッドフォンとスリッパがセットされています。
ヘッドフォンはエバー航空の長距離路線でも使われているのと同じ最高級のノイズキャンセリングタイプ。
スリッパは、ANAのビジネスクラスやプレミアムクラスでももらえるのと同等の品質のものです。
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座席のリクライニングは、外側のアームレストに埋め込まれているパネルで操作します。
リクライニングのほか、足元のレッグレストの伸縮や高さも電動で自由自在。
好みのリクライニング角度、レッグレスト角度や高さ、ランバー部分の膨らみが調節できます。
ベッドモード(ライフラット)への変更も「Sleep」ボタンひとつで、座席がベッドに早変わり。
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オーディオやムービーチャンネルのコントローラーは、センターアームレストに。
コントローラーの座席内側下部は窪みがあって、小物入れとして使えます。
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コントローラーは、アームレスト内に収納した状態でも操作できるようになっています。
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センターアームレストの先端には穴が開いていて、乗客が持ち込んだペットボトルを差し込んでおくことができます。
その下には、電源コンセントとLANケーブルの差込口。
(ただしLANによる機内インターネット通信サービスなどは行われておらず、ただ差込口があるだけ)
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マガジンラックには、いっぱい冊子が入っています。
左から、安全のしおり・機内食メニュー・ドリンクメニュー。
メニューはこの路線専用のもので、短距離路線のものとは思えない豪華な装丁。紙質も非常に良いものが使われています。
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左から、機内誌「en voyage」・機内販売誌・通信販売カタログ(台湾国内発送限定)
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機内誌には、特集記事のほか、エバー航空のトピックやニュースも盛りだくさん。
エバー航空の台湾国内路線を受け持つ「ユニエア(立榮航空)」がリゾート路線に登場させた「バッドバツマル機」の広告。
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こちらはエバー航空の新しいサンリオファミリージェット「ぐでたまジェット」の紹介記事。
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ぐでたまジェットはエアバスA321という小型機を使用しています。
しかし機内はキティジェットに負けないくらいの「ぐでたま」ワールドが炸裂。
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定刻の出発時刻から30分以上遅れて、13:50頃にBR711便のジャンボ機はプッシュバックを開始。
いよいよ上海の地からオサラバです。
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オープンスポットに見慣れないタイトルのエアバスA340-600が停まっていました。
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イランのテヘランが本拠地のマーハーンエア。
アジア圏への就航地は、ジャカルタとバンコクそして広州とここ上海だけ。
なかなか見ることができない、レアなエアラインの旅客機です。


誘導路を進んで巨大なターミナルから離れると、空き地では空港施設の拡張工事が大絶賛進行中。
まだまだ空港の巨大化が行われるみたいですが、中国経済の先行きも不透明と言われていますし、今後どうなることやら。
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誘導路の末端まで来ると、ANAのボーイング767が先に離陸待ちをしていましたが、遅れているBR711便を優先してか、こちらが先に滑走路へと進入しました。
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【エバー航空 EVA/BR711 Boeing747-400 上海浦東→台北桃園 浦東空港離陸 】





(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【9】 エバー航空 EVA/BR711便 上海浦東→台北桃園 Boeing747-400 プレミアムローレルクラス その1

中国国際航空のラウンジでひとしきり過ごした後は、搭乗ロビーフロアから窓の外に見える飛行機の撮影をしていました。
日本ではなかなか見ることができないエアラインの旅客機がいろいろ見られました。


ヴァージンアトランティック航空のボーイング787-9。
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日本線がまだ存続していたら、A340-600からこの機材に更新されて成田に飛んできてたかもしれませんね。
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これから乗るエバー航空のボーイング747-400がやって来ました。
台北桃園発のBR712便です。
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定刻だと12時05分着なのですが、30分ほど遅れていました。
BR712便からBR711便へのターンアラウンドは、国内線並みの1時間10分。
乗客が多くてしかもジャンボ機なので、出発が確実に遅れそうですが、搭乗ゲートではディレイのアナウンスや案内表示は出ていませんでした。



となりのスポットにはルフトハンザのA380。
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ルフトハンザのA380は、成田からは撤退してしまった機種ですが、上海浦東空港ではバリバリ健在です。
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エティハド航空のA330-200。マンチェスターFCの特別塗装機のA6-EYEです。
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日本ではセントレアにちょくちょく飛来しているみたいですね。私は初めて見ました。
よく見ると、ボディのベースカラーリングもサッカーボールの模様になってて、非常に凝ったデザインです。

窓から行き交う飛行機は実に頻繁に見ることができるのですが、ほとんどは中国系のエアラインばかりです。

吉祥航空のA320
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上海航空のボーイング737
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香港ドラゴン航空のA330
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中国国際航空のA330
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中国南方航空のボーイング737とA320
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もっと遠くのスポットにはニュージーランド航空やエミレーツの飛行機がスポットインしているのが見えたのですが、なにせこれから乗るエバー航空の711便の遅れの具合や搭乗開始時間がいつになるのか、まったくアナウンスや案内表示が無いので、むやみに搭乗ゲートから遠く離れるわけにもいかず・・・・
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機内に一番乗りして、ビジネスクラスの客室の写真を撮りたかったので、「ZONE1」のレーンに並んでおきました。
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日本だと、わりと早い時間から搭乗ゲート前に並んでいるのはごく普通の光景ですが、この時はゲート前に並んで立ってるのは私1人だけ・・・。
周りの乗客やゲートの係員の「この人なんでそんなに早くから並んでんの?」みたいな視線が痛いです(笑)


「機内整備(機内のお掃除)が遅れているため、搭乗開始時間は12時55分に変更となります」というアナウンスが流れ、ゲートにも小さく案内表示が出ましたが、結局12時55分になっても何も変わりません。

それどころか、12時55分近くになっても誰もゲート前に来ようとせず、みんなゲート脇のベンチに座ったまま。


「乗客が誰もいない客室の写真を撮りたい」という目的があるにしても、いつになるか分からない搭乗時間をいちいち気にしている自分がなんだかセコっちい人間に思えてきました。

要は「ゲートが開いてから立ち上がって乗り込めばいいんだし、座席は決まってるんだから誰かに席を取られるわけじゃないし、遅く乗っても自分を置いて出発するわけじゃなし、結局ゲート前に立って待つよりかはベンチで座ってたほうがラクだよねー」ってことなんですよね、きっとみんな。
だから、インフィニティマイレージランズ ダイヤモンド会員・ビジネスクラス・スターアライアンス ゴールドメンバーの最優先搭乗「ZONE1」レーンに並ぶ人も全くいないわけです。

こういうところで国民性がハッキリ出る=「律儀にゲートんとこで並んでるアイツ絶対日本人じゃねマジウケる」ってことですね。



で、何の前触れも無く、「ZONE1」の最優先搭乗はいきなり始まった。

13時15分頃に係員から「あなた、チケットとパスポート見せて」と言われ、搭乗券とパスポートを見せると「中に入っていいわよ」とゲートを通され、機内へ。

・・・・え?何なの?

「ただいまより搭乗を開始します」とか「ビジネスクラスのお客様はゲート前にお集まりください」とか、何のアナウンスも無いの?

っていうか、子供とかお年寄りとかの事前改札搭乗って無いの?


やきもきしながら並んで待ってたのに、なんだか肩透かしを食ったような感じ。

(ちなみに、子供やお年寄りの事前改札はちゃんとあるのですが、ゲート前やゲート近くにそれらしき人が見当たらなければスルーするみたいです。係員が「お子様連れのお客様いませんかー?お手伝いが必要なお客様いませんかー?」と声を上げて該当する利用者を探す日本の空港とはエラい違いですな。
ただ、日本のそれも明らかにそれっぽい人がいないのに、時間を割いてまで探したりするのは過剰すぎると感じることもあるので、中国のやり方と日本のやり方の中間ぐらいがちょうどいいんじゃないかと思う。)




さて、いよいよエバー航空のジャンボ機の機内へ!
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(つづく)

久しぶりに羽田空港

先日、久しぶりに羽田空港へ飛行機の写真を撮りに行って来ました。

スターアライアンス特典旅行記の記事のストックが切れてしまったので、総数60数枚の旅客機画像をご覧になりながら、次のアップまでしばしお待ちください。


ANA Boeing787-8 DreamLiner JA822A
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ANA Boeing787-8 DreamLiner JA802A 787導入記念塗装
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JAL Boeing777-200 JA8984 エコネイチャー塗装
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タイ国際航空 Boeing747-400 HS-TGP
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JAL Boeing777-200 JA773J 東京オリンピック2020
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エバー航空 Airbus A330-300 B-16333 ハローキティジェット「Around the World」
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キャセイパシフィック航空 Boeing777-300ER B-KPW
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ANA Boeing787-9 DreamLiner JA873A スターウォーズ・ジェット「R2-D2」
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JAL Boeing777-200ER JA701J 「JAL SKY SUITE 777」
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ANA Boeing777-300ER JA731A 「STAR ALLIANCE」
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エバー航空 Airbus A330-300 B-16332 ハローキティジェット「Loves Apple」
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JAL Boeing737-800 JA331J + ANA Boeing737-800 JA54AN
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ANA Boeing777-300ER JA731A 「STAR ALLIANCE」
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ソラシドエア Boeing777-800 JA812X 「がんばるけん!くまモンGO」
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ANA Boeing787-9 DreamLiner JA833A
ANA Boeing737-800 JA54AN 
エアドゥ Boeing767-300 JA602A 「ベア・ドゥ 北海道ジェット」
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エアドゥ Boeing767-300 JA602A 「ベア・ドゥ 北海道ジェット」
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JAL Boeing787-8 DreamLiner JA826J
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エバー航空 Airbus A330-300 B-16332 ハローキティジェット「Loves Apple」
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ANA Boeing787-9 DreamLiner JA830A 「TOMODACHI」
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上海航空 Airbus A330-300 B-6096
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ANA Boeing787-9 DreamLiner JA873A スターウォーズジェット「R2-D2」
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ルフトハンザ・ドイツ航空 Boeing747-8intercontinental D-ABYT 「1950s Retro」
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ANA Boeing777-200 JA711A 「STAR ALLIANCE」
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ANA Boeing737-800 JA85AN 東北フラワージェット
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JAL Boeing777-300 JA752J 「one world」
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JAL Boeing767-300ER JA604J 「one world」
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スターフライヤー Airbus A320-200 JA20MC 「相棒 劇場版Ⅳ」
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シンガポール航空 Airbus A350-900XWB 9V-SMA
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ルフトハンザ・ドイツ航空 Boeing747-8intercontinental D-ABYT 「1950s Retro」
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デルタ航空 Boeing777-200ER N861DA
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ANA Boeing787-8 DreamLiner JA831A
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JAL Boeing787-8 DreamLiner JA827J
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ANA Boeing777-300ER JA789A スターウォーズジェット「BB-8」
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どうでしょう、朝から夕方まで、羽田にずっといたような気分を味わって頂けたなら幸いです。

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【8】 エバー航空 EVA/BR711便 上海浦東→台北桃園  上海浦東空港 中国国際航空ビジネスクラスラウンジ

2日目は、上海浦東空港から台湾桃園空港へ飛びます。

利用するのはエバー航空。
エバー航空の中でも残り3機となった(当時)、ボーイング747-400ジャンボ機に乗ります。

浦東空港は第一ターミナルと第二ターミナルがありますが、エバー航空は第二ターミナル。
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チェックインカウンターのインフォメーションボードを見ると、エバー航空はHカウンターのようです。
航空会社名の表記が中国の簡体字なので、「こういう漢字を当てて表記するのか~」と、見てると面白いです。

偶然、Hカウンターはリニアの駅から出てすぐ近くのところにありました。
これがAカウンターとかだったら愕然としそうな遠さ。それだけ浦東空港はデカいです。
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見慣れたロゴとカラーリングのボードと、信頼のグリーンの制服の空姐の看板が立ってるこの安心感。
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優先カウンターは、インフィニティマイレージランズのダイヤモンド会員、ロイヤルローレルクラス、プレミアムローレルクラス、ビジネスクラス、スターアライアンスのゴールドメンバーが一緒くた。
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言ってみれば、エコノミークラスとマイレージ一般会員以外はみんな優先カウンターが使えるって状態。
ちょっと順番待ちがあって、あまり「優先」って感じはしませんでしたが、これの手前にあるエコノミークラスカウンターの大混雑に並ぶのと比べればマシかも。

ちなみにBR711便の搭乗受付は、出発の2時間30分前(現地時間の10時45分)から始まります。(2016年12月当時)
浦東空港を出発するエバー航空の全てのフライトは、50分前には搭乗受付が締め切りとなるので、時間に余裕を持って空港に行くことをおすすめします。


前日、成田空港から出発する際に、BR711便の搭乗券も発券されていたのですが、カウンターの兄ちゃんに「当日にフライトに時間変更とかがあるかもしれないので、念の為、現地空港でもチェックインカウンターに寄ってくれ」と言われていたので、とりあえずカウンターでEチケットとパスポートを出しておく。


カウンターの受付のお姉さんは、同じスターアライアンスの中国国際航空のスタッフかと思ってたのですが、カウンターに座ってたのは中国東方航空のスタッフでした。
その後ろには、エバー航空の制服を着たお姉さんが1人立っていました。

Eチケットとパスポートを出すと、それを見て手元の端末をカチャカチャ操作しながら、エバーのお姉さんとなにやらヒソヒソ話をしています。

その後も一向に搭乗手続きは終わらず、端末をいじっては2人でヒソヒソ話・・・・

行程が複雑なので怪しまれてるのか・・・?
それとも、昨日成田ですでに搭乗券が発券されているので、端末にエラーでも表示されているのか?



で、5分くらいが経過して、やっとカウンターのお姉さんがこっちに話しかけてきました。

「(北京語)このあと台北で香港行きに乗り継ぎがありますが、間違いないですか?」

そうだ、と答えると上海から乗るBR711便と、台北で乗り継ぎのBR857便の搭乗券が発券されました。
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海外空港で国際線の乗り継ぎをするのは今回の旅行が初めて。
台北の桃園空港でどうしたらいいのかちょっと不安だったので、「(北京語)台北での乗り継ぎですが、一度入国して再出国が必要ですか?それとも台北で入出国せずに乗り継ぎできますか?」
と聞くと、後ろに立っていたエバー航空の制服のスタッフさんの回答。

「(北京語)桃園空港では入境審査の手前に乗り継ぎカウンターがあります。今回は同じエバー航空の乗り継ぎなので、入国せずに乗り継ぎカウンターで香港行きの搭乗券を見せれば大丈夫です。」


こっちの北京語も相手に通じるし、向こうの北京語も理解できたので、調子に乗っていろいろ質問。

ラウンジインビテーションが発券されなかったので、ANAのSFCカードを提示して、
「スターアライアンスのゴールド会員ですが、ラウンジに入るにはどうすればいいですか?」

搭乗券の券面を指差しながら、
「ここにプレミアムローレルクラスとNH*Gの表記があるので、搭乗券を見せれば大丈夫です。
乗り継ぎの桃園空港でも、同じように搭乗券を見せるだけでラウンジに入れます。」

わし「ラウンジはどこのラウンジを使ったらいいんでしょう?」
小姐「中国国際航空のラウンジです。出国審査場を出て、ひとつ上のフロアにに上がってください。71番ラウンジが中国国際航空のラウンジです。」

わし「私の席の隣りは誰かいますか?それとも空席ですか?」
小姐「今のところ空席です。今日は後ろのほうの席がほとんど空席なので、まわりに誰もいないほうがいいなら、後ろの席に変更しますか?」
わし「前のほうの席に座りたいので、もし(最前列の)6Aか6Kが空いてたら変えてもらえますか?」
小姐「ごめんなさい。6Aも6Kも指定済みです。」

さすがに「隣の席をブロックしてくれ」は、ずうずうしいと思いお願いしませんでしたが、

小姐「今日はビジネスクラスは空いてるので、あなたの隣の席はなるべく誰も座らないように情報を登録しておきますね。でも、もしあなたの隣の席を希望するお客さんが来ちゃった場合は、ごめんなさいね」

と気を利かせてくれて、ビックリ。
上海でこんなに親切にされたの、初めてだよー。感激のあまり涙が出そうだー!

もうね、上海に着いて、入国審査からホテルまでクソくそ&クソみたいなサービス応対しかされなかったので、(たぶんこれが普通なんだろうけど)エバー航空のカウンターの小姐の丁寧な接客に感動ー!
『あんた今回の旅で接した中国人の中で、一番サイコーだよ!』


最後に小姐に「あなたずいぶん中国語しゃべれるのね(上手いとは言っていない)。」と褒められて、いい気分で「ありがとう」と言ってカウンターから出国審査場へ向いました。


『国際、港澳台出発』
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まぁ、普通だったら「国際出発」だけでいいんでしょうけど、わざわざ「港(香港)」・「澳(マカオ)」・「台(台湾)」を表記しているあたりに「あー、いろいろ事情があるのねー」と感じずにはいられない。


昨日の入国審査の大行列と待ち時間を考えて、ある程度時間が掛かるのを覚悟してましたが・・・
壁の向こうに進むとけっこう混んでましたが、保安検査場も出国審査場も開いているゲートが多かったので、行列はスムーズに進みました。

昨日の入国の時とは時間帯が異なりますが、もしかすると出国審査場のほうに係員を多く配置して、待ち時間がないようにしているのかもしれません。
しかし、出国審査場の中国人係員の態度は入国の時と同じで、こういうところはしっかりブレてない中国にシビれるあこがれるぅ!


結局、エバー航空のHカウンターから、保安検査場と出国審査場を抜けてエアサイドに出るまで、わずか10分ほどしか掛かりませんでした。




以前、同じ浦東空港からANAのフライトで帰国する時に、浦東空港のラウンジは「上海航空」のラウンジが指定でした。
今回、カウンターで案内された「中国国際航空」のラウンジは、搭乗ロビーのひとつ上のフロアにあるフードコートの中に入り口がありました。
初めて利用しますが、出国審査を出たところにラウンジの案内板があったので、迷わずにたどり着けました。


「71 国航 头等舱(頭等艙)商务舱(商務艙)休息室」と書かれているのがラウンジの入り口です。
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一見、スタイリッシュでクリーンな印象のラウンジの入り口。(画像はラウンジを去る時に撮影)
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しかし、それは見かけ倒しであることをすぐに思い知る。

入室時にカウンターには2人のスタッフがいました。
ひとりは電話中。
そしてもうひとりは、すでにカウンターでは、欧米人のおっさんがカウンターのスタッフともめていた。

もうね、いやな予感しかしないんですわ、これが。

何で揉めてたのか聞き取れなかったけど、おっさんはプンプン怒りながらラウンジの奥に消えていった。


で、自分の番。
カウンターに座ってたスタッフに搭乗券を見せたら、何も言われずに搭乗券を返された。

「え?どういうこと?入っていいんだよね?」と思いつつ、おっさんの後に続いてラウンジに入ろうとしたら、
カウンターのスタッフにいきなり「おい!そっちじゃない!こっちだよ!」と怒られた。

欧米人のおっさんが入っていたのは「ファーストクラスラウンジ」(画像左側)でした。
私は画像右側のビジネスクラスラウンジでしたー。

てかな、お前、無言じゃなくて何か言えよ!
「お客様はビジネスクラスなので、こちらのラウンジへお入りください」って案内しろよ!
「そちらはファーストクラスラウンジですので、ご遠慮ください」って一言言えば済むだろうよ!
しかも外国人相手に中国語で怒鳴るなよ!せめて英語使えよ!

つーか、お前、ファーストクラスのお客と揉めて怒らせてたのかよ?!ハンパねーな!


「スターアライアンスメンバー・エアチャイナ」といえどもこのレベルです本当にありがとうございました。
(ちなみにエアチャイナのシンボルマークの鳳凰は、「お客様を第一に」の精神で「VIP」の文字をシンボライズしたものですとかマジウケる)

もうね、ある意味恐くてエアチャイナなんて乗れない。
(いや、中国へ留学に出発する時に初めて乗った国際線がエアチャイナだったんだけどね)

接客レベルについては、最後の最後までクソくそ&クソな国でした。
ホント、どうなってんだこの国は。


スターアライアンスメンバーのほか、ワンワールドのアメリカン航空もこのラウンジ指定のようです。
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ラウンジの入り口には、天井から映像投影の演出。あら、オシャレ。
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ラウンジは2層構造になっていて、エントランスを入ってすぐ目の前にエスカレーターがあります。
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まずは下のフロアを見て回りましょう。
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エントランスを入って奥に進むと、バーカウンターがあります。
バーテンダーさんがいて、カクテルなどを作ってくれるようです。
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まだお昼なので、さすがにアルコールで酒盛りをしているお客はいませんでした。
(ちなみに、画像のバーテンダーさんは突っ伏して寝ているわけではなく、何か字を書いているところでした)

バーコーナーのさらに奥に進むと、ソファーがずらりと並んだ広いラウンジスペース。
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浦東空港に集うスターアライアンス系のエアラインの乗客を一手に引き受けるラウンジなだけあって、席数はかなり多くて余裕があります。

ちなみに、ラウンジはターミナルの建物の内側に位置しているので、窓からは飛行機や滑走路を見ることはできません。



エスカレーターで上のフロアに上がると、そこはダイニングスペースを中心とした作りになっています。
(画像の右側にフードコーナーがあります)
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なぜだか照明が薄暗いパープル。うっかり居眠りしてしまいそうな照度です。

フードコーナーは中華料理が中心です。パスタなど西洋料理もちょっとだけありました。
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(フードコーナーは常に食事を取る利用者で混んでいたので、あまり写真が撮れませんでした)

パンもいろいろ置いてありますが、どれもパサパサであまり美味しくありませんでした。
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ドリンクコーナーのお茶は、トワイニングの紅茶のティーバッグのほか、菊花茶と緑茶の茶葉も置いてあります。
そして、中国ではおなじみの康師傅(カンシーフ)のカップラーメンも。
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ジュースサーバーにはオレンジ・トマト・パイナップル・ミルクがありました。
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ドリンクサーバーカウンターの下は冷蔵庫になっていて、アルコール類はここに置いてあります。
ビールはハルビンビール1種類のみ。あとは、シュウェップスのトニックウォーターと現地メーカーのミネラルウォーターだけ。
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ソフトドリンク類の冷蔵庫は、なぜかフードコーナーからちょっと離れたところにあります。
ペプシコーラ・ダイエットペプシ・セブンアップと、あとはミネラルウォーターだけと、こちらも種類が少ないのが残念。
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このあとにエバー航空のビジネスクラスで食事が出るので、ラウンジでの食事は少なめにしておきました。
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画像以外にも中華料理を少量一通り食べたのですが、どれも味が薄くて、ほとんど味がしませんでした。
クリームパスタは、クリームが固まってしまっている上にパスタがゴムみたいでかなりショッキングな味でした。
ミール類はそれも見た目はすごく濃そうな感じで、美味しそうに見えるんですけど・・・・

パンやケーキもパサパサで食べ残してしまいました。
唯一美味しかったのがお漬物で、キュウリの浅漬けやキムチなどはけっこう美味しかったです。

フードコーナーのある上のフロアもかなり広いつくりで、奥のほうに行くと誰もいないラウンジスペースが広がっていました。
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このほか、ビジネスセンターのようなパソコンが何台も並んだスペースもありましたが、電源が入っていなかったので使えませんでした。
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トイレやシャワーブースがあるエリアの一角に、イスラムの方のためのお祈り室がありました。
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下のフロアからエレベーターで上がってくるとすぐ目の前にカウンターがあります。
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たぶんシャワーを利用したい時やビジネスセンターのパソコンを使いたい時はここで申し込むのでしょうが、いかんせんずっと無人なのでどうしようもないです。

ラウンジスタッフがカウンターに駐在してない一方で、ゴミや残飯を回収するお掃除スタッフは「こんなにいっぱいいる必要あるの?」ってくらいの人数が常にラウンジ内をゴミ回収カートを押して歩き回っているので、ラウンジ内はかなりきれいです。
食べ終わったお皿なども、呼び止めればすくに来て持って行ってくれるので、自分で片付ける必要がほとんどありませんし、食べ終わったお皿が置きっぱなしのテーブルもほぼ見かけません。

ラウンジのエントラウンスカウンターのスタッフは非常にムカつく態度でしたが、ラウンジの中でお仕事しているお掃除係の方はみんな丁寧な接客でいい感じでした。
中には話好きなフランクなおじさんもいて、北京語で話をしたりできたので、楽しかったです。



日本のANAラウンジでは、カウンターにスタッフが常に駐在していて何でも頼みやすい一方で、ラウンジ内にはいつまでも食べ終わったお皿やコップが残っているのをよく見かけるので(まぁ、セルフサービスで片付けるってのが常識なんですけど)、今回浦東空港の中国国際航空のラウンジを使ってみて、お国の違いでだいぶラウンジの運営も異なるんだなぁと実感しました。


しかし・・・ミール類がどれも絶望的に不味いのはショックでしたね。
以前、同じ浦東空港で利用した上海航空のラウンジのミールはまだ食べられるレベルだったので。


前述のとおりですが、ラウンジの中は非常にきれいで、空間デザインや家具などもスタイリッシュで居心地がよかったです。
もっとアジアンテイストな感じなのかなーと思ってました。(デカい壷が飾ってあるとか、仕切りが真っ赤な緞帳に金の刺繍が入ってるみたいなイメージ)




BR711便の搭乗開始時間まではまだ時間がありますが、搭乗ロビーフロアからは窓越しに空港を行き交う飛行機の写真を撮ろうと思い、ラウンジは1時間ほどの滞在で退室しました。




(つづく)



スタアラ特典でアジアぐるぐる 【7】上海滞在 その2

翌日は朝早くから起きて、地下鉄1号線に乗って「陝西南路駅」で下車。
車の通りが激しい大通りから一歩中へ入ると、喧騒がウソのような静けさの下町が上海にはまだ残っています。
乾いた空気に街路樹が立ち並ぶ光景が、異国の雰囲気を感じさせます。
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朝食は「避風塘(ビーフォンタン)」という、手軽に飲茶を楽しめるレストランで。
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上海にはいくつもの支店があり、上海っ子には手軽なレストランとして親しまれているそうです。
あまりの人気に、同じ「避風塘」を名乗るニセモノの店舗があちこちに開店してしまったほど。
さすが中国。金のためなら節操がないですな。

お店によって営業時間が異なりますが、ここ錦江店は24時間営業です。

店内はカジュアルレストランといった雰囲気。
朝早い時間だったためか、お客さんは数人だけで、店内はとても静かでした。
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注文は、メニューを見て、オーダーシートにチェックを入れて店員さんに渡すスタイルなので、中国語ができなくても大丈夫です。

オーダーしたのは、「避風塘蝦餃5小宝(4色エビ餃子と上海風お餅のセット)」と、
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「香辣拌木耳(キクラゲのピリ辛和え)」、「芒果凍布甸(マンゴープリン)」、「葡式蛋撻(エッグタルト)」。
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無料で出てくるお茶は、中国レストラン定番のジャスミン茶ではなく、プーアル茶というのもちょっとオシャレ。

しかし、飲茶は一人で来るといろんなメニューを頼めないし、(この店の場合、食事メニューは1品が2~3人で取り分けるくらいの量)、飲茶本来の飲んで食べておしゃべりを楽しむことはできなくて、食べたらすぐ帰るという感じになってしまいますね。

ちなみに、これだけ食べて日本円で800円くらいでした。

http://www.shanghainavi.com/food/53/




食事のあとは、地下鉄1号線と8号線を乗り継いで、「虹口足球場」駅で下車。
駅から歩いてすぐの魯迅公園を訪れました。

朝の公園は、近所のお年寄りの憩いの場。
あちこちで太極拳や社交ダンスが繰り広げられていました。
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日本のテレビとかでよく見る「これが中国の朝です」的な、ステレオタイプなイメージの光景がまさに目の前で繰り広げられているのが和みます。

公園の入り口あたりにいる屋台で煎餅(ジェンピン)とか油条(ヨウティヤオ)とか買って朝の公園散策とか、マジで中国通っぽいぞ!
(この場合、屋台の多少の不衛生さは考慮しない)


公園のすぐ脇には、サッカースタジアムが建っています。
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公園内には中国の偉人で小説家の魯迅の墓があります。
今日は20年ぶりくらいにお墓参りに、この公園に来ました。
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公園内には、魯迅に関する様々な展示物がある魯迅記念館があります。
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インターネットで調べておいた情報では休館日は無いはずだったのですが、実際には月曜日が休館日になってて、残念ながらこの日は月曜日だったので参観できませんでした。

魯迅公園の近くには、魯迅ゆかりの建物が2ヶ所、今でも残されています。
ついでにそちらも見に行ってきました。

公園周辺は住宅地となっています。
このあたりも街路樹が高く茂っていて、異国の雰囲気が充分に感じられます。
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魯迅公園から歩いて10分ほどのところにある「中国工商銀行」。
ここはかつて、日本人の内山完造が経営していた「内山書店」がありました。
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魯迅はこの内山書店に足繁く通い、店主の内山完造とも深い交流があったそうです。
そのことを記した石碑が銀行の壁に埋められています。
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説明文が中国共産党に都合の良いように書かれてるのがアレですけど。

銀行の建物の2階は内山書店にまつわる資料館になっています。
ここも見学するつもりでしたが、あいにく銀行の開店時間前だったので見られませんでした。


内山書店跡からさらに歩いて、山陰路へと歩いていきます。
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歩いて数分のところに、魯迅が晩年を過ごした家が今でもそのまま残されています。

アパートが建ち並ぶ小さな路地へと入り、頭上に物干し竿が伸びる中を歩いていくと・・・
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「魯迅故居」と書かれた看板が出ているアパートの一室が、魯迅が実際に住んでいた住居です。
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20年ほど前、上海に留学していた頃に時々見学に来たことがあります。
ここも渡航前に調べておいたネット情報では年中無休だったのに、実際には月曜日が休館日でした。

魯迅記念館、内山書店資料館、魯迅故居と、楽しみにしていたところが3ヶ所とも見られずじまいで、非常に残念でした。

今回、上海は到着早々に嫌なことの連続で「もう2度と来るかー!」と思ってましたが、この3ヶ所が訪問できなかったのは実に心残りで、これらを再訪問するため(だけ)にまた上海に行きたいと思っています。




ホテルに戻り、チェックアウト。
(チェックアウト時にちょっともめたのは、「上海滞在 その1」をご参照ください)


地下鉄とリニアを乗り継いで、浦東空港へ向かいます。
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リニアの駅からは、3両編成の地下鉄が走っているのが見えました。
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数年前に上海に来た時にはまだ走っていなかった路線です。
中国全土を網の目のように結ぶ高速鉄道もそうですが、短期間にいくつもの新規鉄道路線が一気に開業するパワーには圧倒されます。
まぁ、ぶっちゃけ「安全」については「乗る人の自己責任」っぽいところもあるのが恐ろしいですが。




リニアが入線です。
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龍陽路駅は近未来的な雰囲気です。
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車内はご覧のとおり、ガラガラでした。
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今まで3度乗ったリニアは最高速度が300km/hどまりでしたが、今回初めて430km/hを体験できました。
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龍陽路駅を出て3分ぐらいで430km/hに達しますが、加速時の振動がそれはもうハンパないです。
「え?リニアモーターカーって浮いて進むから、揺れないんじゃないの?」って思ってた私が素人でした本当にごめんなさい。

もうね、離陸前の旅客機よりアブナイ感満載です。
明らかに300km/hを超えたあたりから、何かが怪しい。

走りながら分解→爆発するんじゃないか・・・・いや、もうすでに車体が分解し始めてて、部品をばら撒きながら進んでるんじゃないかってレベル。

速度表示が300km/hを超えてどんどん加速するので、「これは430km/h到達か!?」と思って、「430km/hになった瞬間を写真に撮ったるでー!」と、手に汗握ってカメラを構えてたのですが、実はその手の汗は違う汗だった。

「あーなんか軌道を外れて車体がぶっ飛んで乗客全員死亡とか起こってもおかしくないわー」


430km/h台で進むのは数秒間だけで、400km/h台も30秒間くらいです。


で、


無事死なずに、あっという間に浦東空港に到着。
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(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【6】上海滞在 その1

上海では、チャームスホテル(中福大酒店)に泊まりました。
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https://www.agoda.com/ja-jp/charms-hotel/hotel/shanghai-cn.html

地下鉄の「人民広場」駅から歩いて5分くらいの場所にあるホテルです。
AGODAで1泊5,000円くらいでした。
写真を見ると部屋のグレードも良さそうですし、上海イチの繁華街の南京路にも近いので、抜群の立地です。
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今回はこのホテルを選んだのは、地下鉄の「人民広場」駅に近いというのが決め手でした。
上海で行こうと思ってた場所が、地下鉄1号線と8号線の沿線にあって、1号線と8号線ともに「人民広場」駅を通ります。
さらに、浦東空港へ向かう地下鉄2号線もこの駅を経由するので、空港とのアクセスにも便利。





ホテルに入ってフロントに行くと、フロント嬢と中国人のおっさんが揉めてました。
なんか値段と部屋のグレードが見合ってないとかで、ギャーギャー口喧嘩してるんですよ。


はやくチェックインして部屋入って出掛けたいんですけど。


フロントにはもう1人小姐がいたんですけど、そいつも一緒になって喧嘩に参戦してるんですよ。



で、ほかにフロントスタッフいなくて、コンシェルジェとポーターはその喧嘩の仲裁に入ったりフロント業務を代行することなく、離れたところから「おーおーなんかやってんなー!」ぐらいな感じで楽しそうに見てるだけ。


見てるだけー。

見てるだけー。



なんなのこの国。
もうマジで日本に帰りたいんですけど?!



で、20分くらいギャーギャーやってて、どっちが折れたのかはわかりませんが喧嘩が終わったので、ようやくチェックインできました。

喧嘩のテンションのままのフロントの小姐。
なんかすげぇ勢いでこっちを睨んだままチェックイン手続きなんですよ。

当然「お待たせして申し訳ありません」なんてお詫びはありません。
この国では、先に謝罪したらそいつの負けです。


日本のパスポート出してんのに、英語を使うわけでもなく(当然日本語なんて出てくるわけもない)、さも当然のように中国語でまくしたててくるのに、いささかイラッとしたけど「こういう国だし、仕方ないか」と我慢する。

こういう場合、こっちが多少中国語ができる・分かると悟られると、さらに中国語で捲くし立ててきて優位に立とうとする人種なので、なるべく大人しくして英語で話すようにする。

パスポートの扱い方も雑だし、AGODAのコンフォメーションを出すとひったくるように取るし、レジストレーションカードとペンの出し方もパソコンの画面見ながら適当な対応だし・・・
徐々にイライラしてきたけど「こういう国だし、仕方ないか」と我慢する。


「デポジットで200元預かるからクレジットカード出せ」と言われたので、クレジットカード出しました。
そしたらカードリーダーに通した後、カードを投げて返してきたんですよ。

ちょっと手が滑っちゃって・・・・なんてレベルじゃなくて、マジもんで投げてきたんですよ。


さすがにカチンときて、
「クレジットカードをそのように返すのは、失礼じゃないですか?」と北京語で抗議しました。


それまでおとなしくしてた日本人が、突然北京語で怒ってきたのにビックリしたのか、そのあとは向こうが大人しくなりました。
まぁ、当然「すみませんでした」とか謝罪は無いですけどね。
この国では、先に謝罪したらそいつの負けです。


このレベルの接客で、このホテルは「中国ホテルサービスランキング」で4ツ星級です。(最高級は5ツ星)

まじでー、さすがーすごいねー(棒)




ちなみに、デポジットの200元を預けるクレジットカードは、JCBが使えました。
200元は一時預かり?って形になって、チェックアウトの時に預かり状態が解除されます。
ですので、あとでクレジットカード利用明細一覧を見ても、この200元は一切載っていません。




で、部屋です。
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接客レベルはドアホ級ですが、部屋は(金額にしては)広くてきれいでした。
ちなみにAGODAで1泊5,000円くらいでした。(朝食なし、ルームチャージのみ)

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部屋に電子レンジがあるのに驚きました。(一度も使わなかったけど)
電子レンジの下の棚に入っているミネラルウォーター2本は無料サービスです。

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冷蔵庫の中はカラッポ。近くにコンビニがあるので、飲み物は好きなものを買ってきて冷やせます。

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バスルームが謎の広さ。
「ここにもう一台ベッド入るんじゃねぇの?!」ってレベルの広さ。
広すぎて落ち着かないバスルームなんて初めてですわ。

シャワーの湯量は期待してなかったんですが、かなり快適な湯量が出てきたので大満足でした。
備え付けのボディーソープは肌がガサガサになるし、シャンプーは髪の毛がバサバサになってしまったので、使わないほうがよろしい。
朝シャワーの時は、日本から持ってきた使い慣れたものを使いました。

当然だが、トイレにウォシュレットは付いてない。


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バスルームの備え付けアメニティ。まぁ必要最低限は揃っているという感じです。
品質はお察しください。特にハブラシなんかは、使い慣れたものを日本から持ってきたほうが快適です。

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室内のコンセントはこの2タイプ。
下の独特な3つ口コンセントは、日本のコンセントを使うには専用のアダプターが必要です。
スマホやデジカメの電池の充電には、上の2つ口に差し込むことができます。


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部屋のあちこちに、いろんなアメニティグッズが充実の品揃えという謎のホテル。
男性用のビキニパンツ、女性用のショーツ、靴下、コンドーさん、大人の嗜みのアレ・・・・なんなのここラブホなの?!

さらに携帯用の歯ブラシや髭剃りなどがワンセットになった旅行用アメニティキットとか、靴の中敷とか、とにかく部屋にいろんなものが置いてあるんですけど・・・・・部屋のどこにも書いてないんですが、これら全て有料です。
持って帰るのはもちろん、箱やパッケージを開けて元に戻して置いても金を取られます。

「え?そんなのこっそり持ってっちゃえば分かんないじゃん?」って思うでしょ?

これは翌朝のことだ。
チェックアウトする時に、フロント嬢はまず客室係に「何号室チェックアウトです」って電話するんですよ。
最初は「お客が出たからすぐ掃除入っていいよ」って意味で電話してるのかと思ったんですよ。
もうAGODAで精算してるし、さーて帰ろーと行こうとしたら、フロント嬢が「帰るな」って言うんですよ。

何事かと思ったら、客室係からフロントに電話が掛かってきて、フロント嬢が「80元払え」って言うんですよ。
わけが分からなくて、「なんで?」って聞いたら、「部屋に置いてあった靴の中敷が見当たらないから、お前持って帰ってるだろ。1足40元で、2足セットしてあったから合計80元払え」って言うんですよ。

実は、部屋で荷物を広げて整理するのに邪魔だから、荷物台に置いてあったこの靴の中敷をベッド脇のナイトテーブルに移しておいたんですよね。
それを、客室係が「元置いてあった場所に無い」→「おい、そいつ持って帰ってるぞ!」って連絡してきたって次第。

・・・・なんという時間も人件費も無駄なシステム・・・

半分泥棒扱いされたような怒りを通り越して、頭がクラクラしてきました。

「ベッド脇のナイトテーブルの上に置いてあるから見てごらん」と話すと、また客室係に電話して、「ありましたー」ですって。

かるーく「ありましたー」ですって。


ちょーウケるんですけど!?


当然お詫びとかもなく、今日も中国は平常運転。
この国では、先に謝罪したらそいつの負けです。


というわけで、このホテルに泊まったら、部屋にある「誰もこんなダセェの使わねーよ。アホじゃね?」っていうアメニティグッズの数々は、いじらず、触らず、動かさずが原則です。


つーか、立地とコスパ以外でこのホテル選ぶ価値は無いですよ。
まぁ、中国で「このホテルは接客レベルに期待できますか?」ってのも愚問だがな。











さて、部屋で荷解きしてちょっと休憩したあとは、街中へ観光に出掛けます。
上海イチの繁華街の「南京東路」へは、ホテル歩いてすぐです。

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以前来た時(と言っても、もう20年も昔のことですが)は、狭い道にトロリーバスも走ってて道路は大混雑、歩道は多くの人で歩きにくい繁華街でしたが、道路は全面歩行者天国になってました。
しかし、それでもなお行き交う人でごった返しています。

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外灘に向って歩いてると、おばちゃんによく声を掛けられます。

「オニイサン! マッサージー! チ○チン、キモチイイー! カワイイオンナ!」

1人2人ならまだしも、この時だけで10人以上のおばちゃんに声を掛けられて、しかも「ノーノー」「不要(ブーヤオ)!」と言って早足で逃げても追いかけてくるので、ちょーウザい。

逃げ切った!と思っても、またすぐ前から

「マッサージババァがあらわれた!」

「 たたかう
→にげる」

「けいきゅうかいそくはにげだした!」

「しかし、まわりこまれてしまった!」
「マッサージババァはじゅもんをとなえた!」

「オニイサン! マッサージー! チ○チン、キモチイイー! カワイイオンナ!」

「 たたかう
→にげる」

「けいきゅうかいそくはにげだした!」

「しかしまわりこまれてしまった!」
「マッサージババァはたすけをよんだ!」

「マッサージババァBがあらわれた!」

「 たたかう
→にげる」

「けいきゅうかいそくはにげだした!」

「しかし、まわりこまれてしまった!」
「マッサージババァAはじゅもんをとなえた!」

「オニイサン! マッサージー! チ○チン、キモチイイー! カワイイオンナ!」

「マッサージババァBはじゅもんをとなえた!」

「オニイサン! マッサージー! チ○チン、キモチイイー! カワイイオンナ!」


・・・・・・・・・

もうね、マジでこんなのの連続なんですよ。
マドハンド並のしつこさなんですよ。
使えることなら本気で「イオナズン」唱えてますよ?!

ホント、なんなのこの国?!


南京東路の歩行者天国は途中までで終わりで、そこまで逃げ切るとマッサージおばちゃんもいなくなります。

大丸デパートでは「リラックマ展」をやってました。
リラックマはこっちの国では「軽松小熊」って言うみたいです。
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ビルの合間から、いよいよあの悪趣味なアレが見えてきました!(しかも紫色にライトアップとか)
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外灘(バンド)の夜景です。
PM2.5のおかげで、川向こうまでたいした距離じゃないのにネオンがボヤケまくりです。
(写真はフォトショップで見映えがいいようにかなり補正済み)
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今回このあと香港に行くんで、「ビクトリア・ハーバーの夜景と見比べてみよう!」と思って、外灘の夜景を見に来たんですけど。
ぶっちゃけ言うと、大して感動はなかった。

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川向こうの夜景は大して感動しなかったけど、租界エリアに立ち並ぶ西洋建築のライトアップは見に来てよかった!
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旧江海関大楼の時計台は、とりわけ美しかった。
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建物中央のドームが美しい旧匯豊銀行上海分行。
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もうちょっと気候が暖かだったら全ての歴史的建築物を見て歩いていったんですが、あまりの寒さに耐え切れず、途中までで引き返してきました。


このあと、ネットで調べておいた上海料理の店へ向ったんですけど。

地図を頼りにそのレストランが入ってるはずのビルの前まで来たんですが、ビルは建ってるんですけどそれらしきレストランが見当たらないんですよ。
エレベーター前のフロア案内にも、そのレストランの名前は無くてですね。

ウロウロしてたら、通りかかりのおじいさんが「どしたん?(北京語)」と声を掛けてきて、そのおじいさん、このビルの管理人だそうで。
「このレストラン、ここじゃないですか?(北京語)」って聞いたら、「もう1年以上前に潰れてなくなったよ(北京語)」ですってー。







もうね、寒いし、腹減ってるし、「なんでもいいから、暖かい室内でなんか食いたい」っていう結果。

ホテルへの帰り道にあった「肯德基(ケンタッキーフライドチキン)」で晩飯。




ちーん。





しかも、ケンタッキーフライドチキンなのに、チキンが不味いとか。

ホントなんなのこの国?!





初日は、なんかもういろんな点で「中国に負けた」って感じでした。
まったくもって不甲斐ない。


(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【5】 ANA/NH959便 東京成田→上海浦東 Boeing787-9 ビジネスクラス その3

空いていたビジネス席で撮影した画像で、ANAボーイング787-9のビジネススタッガードシートをご紹介。
以前、成田-伊丹線で撮影したB777-300ERのビジネススタッガードシートの画像も織り交ぜながら、B787-9用のシートがどう進化したのか見比べてみます。

B787の胴体口径で1-1-1-1配列にするためか、B777-300ERのスタッガードシートよりも、かなりスリムになったように見えます。
しかし「安っぽくなった」という感じはなく、マイナーチェンジでB787-9に合わせて進化したという印象です。
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B777-300ERのスタッガードシート。B787-9のと比べてみると、座席周りの付帯設備が多くて一見豪華ですが、反面ゴチャゴチャしたような印象も受けます。
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ダイニングテーブルを引き出してセットすると、こんな風になります。
テーブルは前後にスライドはできないので、席を立つ時はテーブルを収納しなければなりません。
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B777-300ERやB787-8のダイニングテーブルは、モニターの下から引き出して展開させます。
大きさはB787-9の1.2倍くらいの大きさがあります。
このテーブルの便利な点は、テーブルに食事や物を広げた状態でも、テーブルをモニターのほうに押し下げれば席を簡単に立つことができることにあります。
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サイドテーブルは、B787-9用のスタッガードシートでは表面が木目調になりました。
パッと見た感じでは、この木目調はナチュラルな風合いで落ち着いた雰囲気、優しいイメージなのですが・・・
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個人的にはB777-300ERやB787-8で採用されている、表面がコバルトブルー1色で、テーブルの縁に沿って青いネオンが灯るあのサイバーな雰囲気が、ANAらしくて好きですね。
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座席はリクサイニングさせていくと、そのままフルフラットベッドになります。
液晶モニターの下が空洞になっているので、足はその空洞の中に入るようになります。
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座席をベッドにして寝っ転がってみましたが、通路側だと人が横を通るのが気になりますが、窓側のA/K席や完全に内側になるE/F席だと、まるで完全な個室の中にいるみたいに周囲の気配や視線が気になりません。

B777-300ERのシートのフルフラット状態。
B787-9では内側の肘掛がフルフラットシートと連動して沈み込み、ベッドの一部になるように改良されているのが分かります。
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座るとこんな感じです。(もうちょっと目線は低いかな)
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液晶モニターの下は2段になっていますが、上の段はフルフラットベッドにした時に脚が入るスペース。
一番下の段は荷物を入れることができます。
この荷物スペースに入るのは、アタッシュケースとか小さめのリュックとかトートバッグ程度の大きさの荷物になります。

座席に座って、横に目線をやるとこのとおり。
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サイドテーブルがあるおかげで、通路側からは距離感があります。
またパーテーションがあるので、通路向こうの席の人も気になりません。




今回、B787-9のスタッガードシートを利用してみて、「これは・・・・」とどうしても気になってしまう点がひとつありました。
前の席を覆うシェルのデザインなのですが、なぜか座席ヘッド部分を覆う部分が一段低くなっているため、前の席の人の頭が斜め横から丸見えとなってしまっています。
後ろ斜めからその人の顔も見えてしまうので、後ろの席からは自分の顔も見えていると思うと、なんとなく落ち着きません。

(↓ボーイング777-300ERのスタッガードシート ヘッド部分の後方シェルは、ヘッド部分を完全に覆っている)
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(↓ボーイング787-9のスタッガードシート ヘッド部分の後方シェルは、ヘッド部分でえぐられている)
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おそらく、通路を歩くCAさんから乗客の顔が見えやすいようにこのようなデザインになったのでしょうが、B787-8やB777-300ERのスタッガードシートではこのようなことはなく、運航側としては改善であっても、乗客にとっては改悪となってしまっているのが残念です。




「D'ont Disturb」のサインは、手元のボタンひとつで座席上部にサインが点灯。オシャレですね。
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今、世界中の多くの航空会社がビジネスクラスの新プロダクトを開発する際に、スタッガードタイプの座席配置を取り入れていますが、ANAのスタッガードシートと他社とでは大きく違う点があります。
それは、2人が横並びですぐ隣同士で座れるシートがあるかどうか。

ANAでは全ての席が1人掛けとなっていて、2人がすぐ真横で並んで座れる席はありません。
おそらくANAは、ビジネスマンの1人利用がビジネスクラス利用者の大半を占めるから、オール1人掛け席を採用したのかもしれません。

しかし、オール1人掛け席の中でも、恋人同士や夫婦で搭乗する場合におすすめの席があります。
B787-9では246席仕様と215席仕様の2タイプのシートコンフィグがありますが、246席の場合は8EG席と11DF席、215席の場合は7DF席と13EG席です。
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これらの席では、ご覧のとおり、座席間にサイドテーブルがあるものの、パーテーションがありません。
すぐ真横の席との間に隔てるものがなく、お互いを見渡せるので、フライト中に会話を楽しんだりできます。
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しかし、一人旅の見知らぬ人同士がこの席で隣になる可能性もあるわけですが、その時はスライド収納式のパーテーションを引き出せば、このように両席を仕切ることができます。
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座席のマガジンラックには、座席の使い方を記した説明書がセットされています。
説明書の画像で、この座席のいろんな機能をご覧下さい。
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成田から浦東空港までのフライト時間は約3時間40分。
成田を出発して、福岡手前あたりでちょうど中間地点という感じです。
機内食が広島上空手前で出てきて、それを食べて、食後の機内サービスを受けて、機内をぐるっと回って・・・・
なんてやってると、もう、じきに「浦東空港に向けて着陸態勢に入ります」という時間。

あとは、おとなしく自席に着いて、機内エンターテイメントシステムをいじってました。

フライトマップはかなり鮮明な画像がモニターに映し出されます。




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映画チャンネルには「君の名は。」もありました。
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ANAの国際線定期便就航30周年を記念して作成された番組。
トライスターやスーパージャンボ・テクノジャンボが活き活きと大空を舞っている懐かしい映像が満載!
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↓機内で放映されているのと同じものがYouTubeでも見られます。



いよいよ、上海浦東空港に近づいてきました。
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雲海の中へと徐々に沈んで行き、窓の外の雲が切れると・・・・
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なんじゃコリャァーー!!??
「ちょっと大気が汚れているようですね」なんてレベルじゃねぇぞ!!

PM2.5なの?

これが「本場中国のPM2.5」ってヤツなの?!



最初は靄がかかっているのかなと思ったのですが、進んでも進んでも、高度をどんなに下げてもこの光景は変わらないので、やっぱり空気が汚れているんだと確信。

マスクを持ってこなかったのを、この時初めて思い出しました。
軽く絶望です。
もう健康な体で日本に帰れる気が全くしません。





だだっぴろい浦東空港に着陸。
着陸した滑走路からターミナルまでの移動距離も長くて、中国の広大さを実感します。

ターミナルに近づいてくると、中華系のエアラインに混じって、異国の飛行機がいっぱい駐機しているのが見えてきます。
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日本にはA380を飛ばしていないキャリアのA380がいくつも停まっているのを見ると、上海は人と物が集う巨大ハブ空港なんだと実感します。
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スポットに入ると、なぜか最前方のL1ドアにブリッジは据え付けられず、L2ドアのブリッジだけで降機となります。
まずはビジネスクラスの乗客が優先降機。
ビジネスの乗客が全て降りたら、そのあとにエコノミーの乗客です。

CAさんにお願いして、機内の写真を撮らせてもらいました。
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ターミナルから乗ってきたB787-9を撮影。
左後方にはアメリカン航空のB787。右後方にはエチオピア航空のB787。
世界のトレンドは、すっかりドリームライナーが主役の座になったのを上海の地で実感しました。
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ターミナルもバカでかい浦東空港。
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到着スポットから入国審査場までの移動も大変でしたが、入国審査の行列も大変でした。


だって、ですよ?!
外国人用の審査場のゲートが4つしか開いてないんですよ?!
数百人がわんさかわんさかしてるのにですよ?!

そのくせ、行列を整理する係員は10人以上いるのに。
そのうち半数以上はプラプラしてて、なにもしてないのに。
ホント意味不明。



全然行列が捌ききらないうちに次の到着便がどんどん来るもんだから、次第に入国審査場は、行列を1列に並ばせるためにロープで順路を作った場所に外国人が入りきらなくなって、人が溢れかえってました。
スーパーマリオみたいな顔の白人のオッサンが、進まない行列にキレてて、マジもんの本場の「F○CK」を連発してた。


そしたら、何のタイミングなのか分かんないんですけど、奥のほうから審査員が10人以上ぞろぞろ歩いてきて、一気に審査ゲート開放!!


なんなの?休憩時間だったの?お前ら休憩時間が終わったから出てきたの?


まぁ、そっからは行列の進み具合はハンパなくスピードアップしたんですけど・・・



まー、入国審査員の態度が悪いこと。
パスポート出したら、ひったくるように持ってくし。
隣りのゲートの係員とべちゃくちゃおしゃべりしながらパスポートチェック。

「まぁ中国だし、こんなもんか。」とは思ってたんですよね。
「ひまわりの種食って、食べかす地面にペッペッ吐き捨てながら、瓶に入れたお茶ズーズーすすってパスポートチェックしてないだけマシかなー」って、俺ってかなり寛大だネ!

そしたら、最後にパスポート投げて返してきやがった!!!


しかも、入国審査場では液晶ビジョンで、浦東空港のスタッフがキビキビ整列して歩いたり、笑顔でパスポートを返したりするPVがエンドレスで流れてて、最後に「私たちは懇切丁寧な接客で海外からのお客様をお迎えし、中国でのご旅行を快適で楽しいものにいたします」的なメッセージが流れてんの。

ちょーウケる!

どのツラ下げて懇切丁寧なのか、まじウケる!


ホント中国ブレないわー。平常運転さすがだわー。





そんなわけで、入国できました。



・・・・やっと入国できたんですけど、さらなる試練が!!


税関を通過して到着ロビーに出る前に、日本円をいくらか人民元に両替しておこうかなって思ったんですよね。
でも、税関の手前には、両替ができる銀行が小さいのが1店舗しかなかったので、「外に出れば銀行がいっぱいあるのかな?」と思ってそのままスルーしたんですよ。


そうしたら、到着ロビーに銀行全然ないんですよ。
見るからに怪しくて胡散臭くてボッタクる気マンマンの銀行が1店舗あるだけなんですよ。
その銀行の窓口のおばちゃん、カウンターに肘付いてスマホいじくり倒してて、業務やる気ゼロなんですよ。

「マジかー」と思って、到着ロビーを散々歩き回って銀行探したけど、本当にここしかないんですよ。

「マジかー」って、でも手持ちの人民元、全く無いし。
ぶっちゃけ今の俺には、水1本買う金すら無いって状態。

THE無一文。



で、仕方ないから、見るからに怪しくて胡散臭くてボッタクる気マンマンの銀行で両替しました。

銀行のカウンターに出てる日本円のレートは、1元=17.9円でした。
何年か前に上海に来た時はたしか1元=12円くらいでした。

ここの銀行のレートがオカシイのか?!ボッタクリレートなのか?
スマホでレート確認しようと思って、空港のフリーWI-FIに繋いだんですよ。
電波はビンビンなのに、ネットに繋がらないんですよ。


なんなの、この国。
もうマジで日本に帰りたいんですけど。



で、両替しました。とりあえず5,000円だけ。

したっけ、手数料60元も取られてた。(約1,060円)

5,000円両替して、手数料1,060円ってオカシくねぇか??!!

手数料分引くと、1元=22.8円。


なんなの、この国。
もうマジで日本に帰りたいんですけど。


もう、この時点で、極力この国には金落とさないと心に誓ったのであった。

ふざけんな上海。
てめぇなんかただの乗り継ぎ地点にしか過ぎねぇんだよ!
そもそもANAのスタッガードビジネス乗りたかったから寄っただけだ!
いい気になってんじゃねぇぞ?!






今日のフライトはここまでで、今晩は上海に1泊ステイします。
上海の中心部にあるホテルを予約してあるので、浦東空港からはまずリニアモーターカーで移動。
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コンコースにリニアの模型がありました。
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以前上海に来た時にも乗っているので今回は2度目。
初めての時ほどの感動はなく、単なる「移動交通手段」って感じです。
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今回も最高速度は300Km/hどまりでした・・・・。
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リニアの終点は、上海の市街から遠く離れた「龍陽路」駅。
ここで地下鉄に乗り換えて、ホテル近くの駅まで行きました。




今回乗ったANA959便のフライトルートです。(Flightradar24より)
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(つづく)


スタアラ特典でアジアぐるぐる 【4】 ANA/NH959便 東京成田→上海浦東 Boeing787-9 ビジネスクラス その2

成田空港を離陸した飛行機は、九十九里浜の上空で東へ向って急旋回。
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上昇して行く途中で、富士山のシルエットが見えました。
富士山の前をシューッと、ものすごい速さで横切っていく飛行機が一機。
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東京湾の上空を通り過ぎていきます。
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眼下に羽田空港がはっきり見えました。
空港内や滑走路をちょこまか動くたくさんの飛行機が、まるでおもちゃみたいです。
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そして富士山のすぐ近くを飛んでいきます。
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「すぐ右側には富士山がご覧いただけます」と日本語と英語で機内アナウンスがあると、右側席の乗客はみんな窓をのぞきこんで、スマホやタブレットのカメラでシャッターを切っていました。
私の前後の席は外国人だったのですが、スタッガード配列で通路側になるのに、窓に向って大きくを身を乗り出して写真をいっぱい撮ってました。
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ベルトサインが消えてしばらくすると、CAさんがカートを引いて、前から順番に回ってきました。
「機内食の配膳かな?」と思い、テーブルをセット。
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B787-8やB777-300ERのスタッガードシートのテーブルは液晶モニターの下から引っ張り出して展開させますが、B787-9のものはサイドテーブルの下からスライドさせて展開させます。


テーブルに濃紺のランチョンマットが敷かれて、出されたのは機内食ではなく・・・・
なぜか、おつまみのあられとドリンク。
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出発前に「先に出すお飲み物は何がよろしいですか?」と聞かれたオーダーは、ウェルカムドリンクじゃなくて、ここで出される飲み物のことだったんですね。
その時にかぼすジュースをお願いしていたので、何も言わずにかぼすジュースが出されました。

それにしても、これから機内食が出てくるのに、おつまみのあられが食後や到着前ではなく、食前に配られるというのはなぜ?
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ちなみに、このランチョンマットなんですが、不織布でできているので、テーブルの上でスルスルと滑って、何度もテーブルから落ちそうになりました。
この上に飲み物の入ったグラスや機内食のトレイが置かれるので、食事中はランチョンマットごとテーブルから滑り落ちるんじゃないかとヒヤヒヤでした。





飛行機はもうすぐ大阪上空に差し掛かります。
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そして、大阪上空を通り過ぎたあたりで前から順番に機内食の配膳が始まりました。
さっきのおつまみのあられは、機内食が出てくるまでの「つなぎ」で食べてね。ってことなのかな?


出発前にオーダーしたとおり、洋食の機内食です。
東京-上海は近距離アジア路線なので、フルコースではなくワンプレートで、前菜もメインもデザートも、まとめて配膳されます。
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アペタイザーは「ローストビーフ」と「ずわい蟹のサラダ 林檎のコンフィ添え」
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メインディシュは「ビーフとポークのハンバーグ」と「ポーチドエッグ」
左側の黄色い謎の食べ物は、ジャガイモをふわふわに漉して絞ったものを蒸したあとに軽く焼いたもの・・・という感じの味と食感でした。
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デザートは「ヨーグルトムース 紀州南高梅ジャム」
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初めてのビジネスクラスで食べる、初めての洋食プレートだったので、気分が高揚してるやら緊張してるやらで、なんだか落ち着いて味わうって感じじゃなかったんですが・・・・

正直、味は「・・・・・?」というのが感想。
ネットでビジネスクラスの旅行記を書いたブログやホームページを見ると、けっこう「ANAの機内食は、和食は美味しいけど、洋食はいまいち」って感想が多いんですが、実際に乗ってみて、その先人たちの感想を理解できました。

となりの席の外国人のお客さんは和食を食べてたんですが、ちらっと見ただけでも、「和食の方が美味しそうだな~」と感じました。





機内食のプレートも片づけが終わり、機内はまったりとした雰囲気。
席を立って、機内をぐるっと一回りしてきました

ビジネスクラスのAコンパートメント。
両サイドのA/C席・H/K席は満席でしたが、真ん中のD/E/F/G席は前3列が埋まっているだけで、後方は空席でした。
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ビジネスクラスのBコンパートメント。
こちらはもっと空いてて、前の方が埋まっている以外は、後方の席はほとんど空席でした。
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一方、エコノミークラスは超満員。満遍なく、ぎっしり席が埋まっています。
ビジネスクラスのすぐ後方にあるプレミアムエコノミーも、もちろん満席でした。
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ビジネスクラスのトイレには窓がついています。
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洗面台の脇にはアメニティ。
歯ブラシ・マウスウォシュ・フェイスシートが自由に使えるようにセットされていました。
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ビジネスクラスだと、フライト中に自由に乗客が使えるバーコーナーも楽しみの一つです。
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しかし、B787-9のビジネスクラスには、B787-8やB777-300ERにあるようなバーコーナーは設置されていませんでした。
バーコーナーがある機種では、運航路線にもよりますが、フライト中にドリンクやおつまみやアメニティ類がセットされてビジネスクラスの乗客はそこで自由に憩うことができるフリースペースになっています。
今回、初めてビジネスクラスに乗るのに、このバーコーナーも楽しみにしていたのですが、B787-9にはそれがなくてちょっと残念でした。


バーコーナーはなかったのですが、AコンパートとBコンパートの間にあるギャレイには、キャンディやポストカード、ボールペンを入れたカゴが置かれていたので、その中にあったものをいただいてきました。
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機内食が終わって一段落すると、機内販売タイムです。
LCCだと、「ここで稼がず、いつ稼ぐ?!」と言わんばかりに凄まじいまでのワゴン販売攻勢が掛かりますが、FSCだと実に静か。
乗りなれたエバー航空と比べても、ANAの機内販売タイムはいつ始まっていつ終わったのか分からないくらい静かでした。
そんな感じの機内販売なので、事前予約をしてなければ、うっかり買い忘れるところだったかもしれません。

今回は、プリオーダーでスターウォーズのBB-8ジェットのモデルプレーンを購入しました。
このモデルプレーンは、中長距離路線のみでの販売で、近距離アジア路線では取り扱いしていない商品なのですが、プリオーダーしておけば全路線で購入できるので助かりました。
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右側にある丸いプレートのようなものは、コースターです。
ANAの国際線機内販売でプリオーダーサービスが始まって10周年ということで、それを記念して、プリオーダーを利用した乗客にプレゼントしている記念品だそう。

ダイキャストではなく、プラスチック素材にインクプリントしたような塗装が施されているモデルですが、BB-8のこまかいところまで緻密に表現されていて、なかなか良い出来栄えのモデルプレーンです。

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上海へのフライトは、順調に進んでいきます。
窓の外には雲海が広がっていますが、自分の乗っている飛行機よりもさらに上を、ちぎれたような雲がいくつも流れていくのを不思議に見てました。





(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【3】ANA/NH959便 東京成田→上海浦東 Boeing787-9 ビジネスクラス その1

これから乗るANA959便の出る34番ゲートは、第5サテライトのANAラウンジとは反対方向にあるので、ラウンジからゲートまでの移動が大変です。
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34番ゲートのすぐ近くにはこれがあったのを忘れてた・・・・
こっちのラウンジを使えばよかったな。
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ここもゆくゆくは「ユナイテッド・ポラリス・ラウンジ」が併設されるのだろうか。
スタアラゴールド会員はポラリスラウンジの入室資格がないみたいだから、関係ないか。



これから乗る飛行機。 ボーイング787-9  機番はJA839Aです。
2015年7月受領、ANA5機目のB789なのでわりともうベテラン機材ですね。
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ちょっと早めにラウンジを出たつもりだったのですが、ゲートに着いたのは搭乗開始予定時刻の10分前でした。
普通だったら、ゲート前に行列ができててもおかしくないのですが、運良くビジネスクラスのラインの1番先頭に並べました。
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とは言え、事前改札の次はダイヤモンドサービスが最優先のANA。
ANA便ということでダイヤモンド会員が5人もいた。さすがです。



「ただいまより、ビジネスクラスとスターアライアンス・ゴールドメンバーのお客様の優先搭乗を開始いたします」

はーい!今日の私はビジネスクラスでスターアライアンス・ゴールドメンバーですよ!





機内に入りました。
うっひょー!すごい! なんか「箱」が整然と並べられてるみたい!
今までの「座席が並んでいる機内」とは、雰囲気がもう全然違う!
(画像右のほうの前方にはダイヤモンド会員様がすでにご着席済みだったので、全景右側は切って撮影)
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前方のドアからはAコンパートメントのビジネスクラスの乗客しか入ってこないので、エコノミークラスの乗客の搭乗が始まっても、Aコンパートのビジネスクラスはゆったりした空気が流れています。
(Bコンパートのビジネスクラスだと、エコノミークラスの乗客が全員通るので、優先搭乗しても落ち着かなさそう・・・・)

自分の座る4K席を撮ろうと思ったのですが、奥まっていて上手く撮れません。
つまり、それだけ座席そのものに「個室」感があるということでしょう。
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空いてたAコンパート最後列の7H席の画像で失礼します。
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1人掛けの座席に、大きめのサイドテーブルが備わっていて、パーソナル空間のゆとりがハンパないです。
窓側席だと、このサイドテーブルが通路側になって通路からの距離感があり、さらに座席全体を包むシェルタイプのパーテーションが通路側との視界を遮ってくれるので、もう完全に「個室」と言えるぶっちぎりのプライベート感。
通路を人が通っても、全然気にならないどころか、通路を通り過ぎるCAさんに声を掛けるタイミングを掴むのが難しく感じちゃうくらいです。(あとでCAさんから「いつでもコールボタン押して下さいね!」と優しく言ってもらえたので心配はない)


座席に着くと(着くというか・・・パーテーションとサイドテーブルをすり抜けて奥まった「座席に入っていく」という表現の方が正しいかも)、ブランケットとヘッドフォンとスリッパが座席に置いてありました。
(ブランケットとヘッドフォンは画像で見て分かりやすいように、袋から取り出してあります)
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画面もデカくて、映像がすごくクリア。大きさは18インチだそうです。
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このシートの付帯設備はサイドテーブル周りにすべて集約されてるので、とても分かりやすく使いやすいです。
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雑誌類を収めておくマガジンラックの仕切りから出ているフック。
何に使うんだろうと不思議に思ってあとでCAさんに聞いたら、こんな感じでヘッドフォンを掛けておくのに使うのだそうだ。
新しいシートを開発する時に、「こういうのあると便利だよねー」と出た意見が反映されてのことなんでしょうね。
航空会社もいろんなこと考えますね。



座席の前後スライド/リクライニング/ベッドモードのコントロールは、サイドテーブルの縁部分にあるパネルで簡単に操作できます。
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マガジンラックに入っている冊子類。
機内Wi-Fiの案内、座席の使い方の案内、安全のしおり、機内食のメニュー
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機内販売カタログ「ANA SKY SHOP」、映画や音楽チャンネルの案内「ANA SKY CHANNEL」、機内誌「翼の王国」
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機内誌見開きの裏側には、長年「翼の王国」の表紙のイラストを描いてきた作家さんが逝去されたことが告知されていました。
「翼の王国」と言えば、このタッチのイラストの表紙というイメージが強い方も多いと思います。
次号の2017年1月号からはどのようなデザインの表紙が採用されるのでしょうか。
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座席に着いていろいろいじくっていると、CAさんが席まで挨拶にまわってきました。
チーフパーサーさん直々のご挨拶。しかも「京九さま、本日はご搭乗、誠にありがとうございます」と名前で呼んでくれるー!

先に機内食のオーダーを取るということで、メニューを広げて「和食と洋食のどちらがいいか選んでください」ということでした。
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昔から「初めてビジネスクラスに乗ったら、機内食は洋食のコースを食べるんだー!」などという願望を密かに心に秘めていたのですが・・・
和食の「あられ海老団子」「サーモントラウト寿司」「鶏南蛮」も気になる・・・・

で、結局、

「洋食でお願いします」

あと「最初にお持ちするお飲み物は何がよろしいでしょうか」って聞かれたんで、「お!出発前にウェルカムドリンクのサービスがあるんだ!」と思って、メニューの中から「ANAオリジナル 香るかぼすジュース」というのが目を惹いたのでそれをお願いしました。



チーフパーサーさんが次の席へあいさつに行くと、すぐに別のCAさんが来て、カゴを差し出して「どうぞお好きなものをお取りください」
何かと思ったら、ビジネスクラスのアメニティサービスでした。
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やっぱり東京-上海のような短距離だと、エアラインオリジナルのおしゃれなポーチに入ったアメニティキットは貰えないのね・・・。
とりあえず、差し出されたアメニティの全種類をひとつづつ貰っておきました。






ANA959便はほぼ定刻にドアクローズ。成田空港を出発しました。
ボーイング787だからか、滑走路まで移動する際の走行速度がえらく速いのでビックリ。
揺れも少なくてタキシー中も、実に快適です。

A滑走路16Rからの離陸のようで、途中第1ターミナルに入っている旅客機をいろいろ見ることができました。
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滑走路手前で3機ほど連続で着陸を待ったあとに、いよいよ離陸です。




・・・・・あれ?

さっきの「先にお届けする飲み物のオーダー」って、ウェルカムドリンクじゃないの?




(つづく)


スタアラ特典でアジアぐるぐる 【2】 ANA/NH959便 東京成田→上海浦東  成田空港ANAラウンジ

旅立ちは成田空港から。

ここのところ海外旅行は、LCC(はっきり言ってしまえばVエア・・・ううぅ威熊たん・・・号泣)ばかりで茨城空港からの出国が続いていたので、成田空港を利用するのも久しぶりです。


ANAをはじめとする成田空港へ乗り入れるスターアライアンス加盟各社は、第一ターミナル南ウイングへ集結しています。
以前はクラス別カウンターでの搭乗手続きでしたが、久しぶりにターミナル内に足を踏み入れてみると・・・なんか前に来た時といろいろ違うんですけど。

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2016年6月に、チェックインカウンターの区分けをクラス別から航空会社別に変えたそうです。

Aカウンター:オンラインチェックイン
Bカウンター:ANA・エアージャパン(ビジネスクラス・スターアライアンスゴールドメンバー)
Cカウンター:ANA・エアージャパン・エチオピア航空
Dカウンター:ANA・エアージャパン・ユナイテッド航空
Eカウンター:ユナイテッド航空・ルフトハンザドイツ航空・オーストリア航空・スイス航空
Fカウンター:タイ国際航空・中国国際航空・シンセン航空・トルコ航空
Gカウンター:シンガポール航空・シンセン航空・エティハド航空
Hカウンター:アシアナ航空
Iカウンター:エバー航空・スカンジナビア航空・エアカナダ
Jカウンター:ニュージーランド航空・LOTポーランド航空など
Zカウンター:ANAファーストクラス・ANAダイヤモンドサービス


今回はビジネスクラスでの旅立ちなので、Bカウンターへ。
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エコノミークラスのカウンターはそこそこ混んでいましたが、ビジネスクラスカウンターは待ち時間0分。
Eチケットとパスポートを見せてすぐに搭乗手続き完了です。

カウンターで対応してくれたのはANAのお兄さんでした。
ホントはきれいなお姉様のカウンターで搭乗手続きしたかったんですけど。
しかし、このお兄さんが飛行機好きのめっちゃ気さくな人で、話好きらしくて面白かった。

「うわー、すごいですね。こんなに一気に回るんですか!」
「僕も飛行機乗るの大好きなんですよー。乗りまくりで羨ましいです!」
「959便、スタッガードの787ダッシュ9ですよ!うちの機種でも最新型ですよ。」
「僕一度だけトリプルでスタッガードシート乗ったんですけど、どこのビジネスにも負けてないですよ!」
「959便ってたまにスターウォーズの飛行機入ることあるんですけど・・・今日は普通の787みたいです。」

こういうマニアックな面白い人なら、野郎が受付のカウンターでの旅立ちも悪くない(笑)


発券された搭乗券。
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うおー!大きな「C」が眩しいぜー!
今まで「Y」しか見たことないぜー!

ちなみに、カウンターのお兄さん「香港までの乗り継ぎ分の搭乗券も発券しておきますね!」
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「うおおぉぉーマジかよぉー! 余計なことすんなぁぁーー!!
俺は現地の各空港で発券される、各航空会社の仕様の搭乗券が欲しかったのにー!!」

しかも「香港までの乗り継ぎ分まで」と言ってるのに、香港→台北まで発券されてるしー!!
一気に4枚もまとめて発券しやがってー!!!


「上海からの搭乗券には搭乗口が入っていませんし、時刻変更などもあるかもしれませんので、念の為、それぞれ現地の空港で搭乗手続きカウンターに寄って下さい。」

「なんじゃそりゃぁぁぁーーー!!
それじゃぁ、ここでまとめて発券した意味無ぇぇぇぇぇーーー!!」



ちなみに、その後。
「念の為それぞれの現地空港で搭乗手続きカウンターに寄ってくれ」を言うとおりにしたら、それぞれの空港で搭乗券がその都度発券されて、同じフライトの搭乗券が2枚づつ手元にあるという謎展開になったのであった。




「Zカウンター」
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「Z」の意味---アルファベットの最後であることから、これより上位のものは存在しない・最終・最高・究極、などの意味を込められる。(Wikipediaより)

あぁ、赤いロゴサインが眩しすぎる。
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せっかく初めてのビジネスクラスでウキウキ気分だったのに、目に悪いものを見てしまった・・・・



搭乗手続きを終えたら、すぐにでもラウンジに行きたーい!

でもアジア便の出発時間が近いせいか、保安検査場はけっこう混んでました。





なってて良かったSFC。
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プライオリティレーンで、ここも待ち時間0分で保安検査場を通過。



そのあとの出国審査場ですが、ここはさすがにちょっと時間が掛かるだろうと思ってたのですが。
意外とゲートに審査員の人がいて、使われているゲートが多かったので、2~3分くらい並んだだけで出国できました。



エアサイドに出たら、目の前にANAの787が見えました。
34番スポットに止まってるから、これが今日乗る飛行機かな?
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免税店に用事は無いぜー!
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搭乗手続きを終えてから10分以内で、第5サテライトのANAにラウンジに到着。
今までの中でも最短記録かも。
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ラウンジの中は10人もいませんでした。
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奥のほうは人っ子ひとりいない。なんかここまで人がいないラウンジというのも不気味である。
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飛行機がよく見える窓側の席に陣取って、さっそくお楽しみのフードコーナーへ。
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鶏だし塩やきそば。美味しそう!
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みんな大好き、フライドポテトと鶏の唐揚げ。
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おにぎりと巻き寿司といなり寿司。
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パンは、クミンフォカッチャと海苔バゲットとオレンジショコラ。なんか「ANA厳選のこだわりブレッド」みたいな?
一番右のはキャラメル風味の鈴カステラのようなスイーツでした。
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ほかにもサンドイッチや酸辣湯やフルーツポンチなどがありました。
まぁ、ぶっちゃけって言うと「いつものメニュー」ということです。
(ANAプラチナとSFCになったばかりの頃は、ANAラウンジで提供される一品一品に感動してたのに、今ではこんなにスレてしまいました。ANAさんごめんなさい)


今回ヌードルバーは使わなかったのですが、うどんやそばのほかにとんこつラーメンもありました。
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今日はこれからビジネスクラスで機内のお食事が待っているので、ガッツリ食べず、軽めに。
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軽めに食べた後は、大きな窓の向こうを行き交う飛行機を眺めながら、ドリンクを飲みつつチーズやチョコレートをおつまみます。

ANA ボーイング787-9 ドリームライナー
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ピーチ A320 機体の後ろのほうに「RUNE」って書いてあった。
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ピーチ、内藤ルネの特別塗装機 ファッション誌とコラボ(Aviation Wire)
うん、おっさんにはよく分からん!

ブリティッシュ・エアウェイズ B787-9 ドリームライナー
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エティハド航空 B787-9 ドリームライナー この新塗装すごくイイですね。しゃれおつー!!
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エア・プサン A321
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フィン・エアー A340-300 ワンワールド塗装 
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個人的には、スターアライアンス塗装やスカイチーム塗装よりパンチが弱い気がするのですが、嫌いじゃないです。
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もうすぐ搭乗開始時間なので、搭乗ゲートに向かいます。


(つづく)

スタアラ特典でアジアぐるぐる 【1】プロローグ



冒頭の特典航空券の説明については、知識をお持ちの方には「今さら・・・」って感じなので、飛ばして読んでいただくことを推奨いたします。






ANAのマイレージが、2016年12月で約3,000マイルの有効期限切れを迎えることに気が付いたのが、今回の旅行の最初のきっかけでした。
その後も毎月1,000~2,000マイルづつ有効期限が切れていくので、一気に特典航空券に交換してマイレージ消化することにしました。

ANAのマイルは、ANA便のみ利用の「ANA特典航空券」と、ANAが加盟している「スターアライアンス」に加盟している航空各社のフライトも利用できる「提携航空会社特典航空券(いわゆる「スタアラ特典」)」のどちらかを利用することができます。

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以前、同じようにANAのマイルの期限切れが近づいてきた時に、羽田-台北松山の単純往復で、往路にスターアライアンスに加盟しているエバー航空を利用、復路にANAを利用する「スタアラ特典」を利用したことがあります。


今回も羽田か成田から出発して、アジアのどっかとの単純往復で消化してしまおうと最初は考えていましたが、「提携航空会社特典航空券」についてのルールなどをANAのウェブサイトで見ていると、単純往復ではなく、目的地までいろんなところを経由していくことができるというルールがあることに気がつきました。


しかし、この「いろんな地点を経由しながら移動する提携航空会社特典航空券」はいろいろ決め事があり、なかなか単純ではありません。
ANAの予約サイトの特典航空券申し込み画面をいじくり倒して、いろいろ勉強してみました。


簡単なルールとして分かってきたのは、

(1)日本-海外の単純往復と、いろいろなところを経由しながらの乗り継ぎ往復では必要なマイル数が変わってくる。

(2)日本から海外に出る(海外から日本に帰ってくる)にも、ゴール地点となる日本国内の空港まで、国内線の乗り継ぎが2回できる。
(この場合、たとえば羽田-新千歳-成田-ニューヨークのようなルートは、羽田発で成田経由だと「東京」と言う括りで地点がダブるのでダメ)

(3)日本の出国空港と帰国空港は違ってもOK(たとえば、羽田から海外へ飛び、海外から関空に帰国することもOK)

(4)日本から海外の目的地へは、24時間以内の乗継であれば、目的地までに着くまでに2地点を経由できる。

(5)海外の目的地から日本へ帰国する場合、24時間以内の乗継であれば、日本国内の空港に着くまでに海外の2地点を経由できる。

(6)経由地での滞在が24時間を超える場合は「途中降機」となり、往路・復路のどちらかに1回だけ可能。

(7)経由地に日本国内の空港は使えない。
(たとえば、羽田-インチョン-関空-上海というルートは、羽田で日本を出てしまっているので、経由地に日本国内である関空を使うことはできない)

(8)乗り換え可能な地点は、出発地から目的地に行くより必要なマイル数が高くなるゾーンの都市は使えない。
 (たとえば、東京から香港へ向かう場合、香港へ行くよりマイル数が高くなるバンコクを経由地にすることはできない。)

「経由地」「乗り継ぎ」といったルールが多数を占めているので、提携航空会社特典航空券の醍醐味は、やはり「いろんなところに寄りながら、スターアライアンスに加盟しているいろんな航空会社の飛行機に乗って日本と海外を往復できる!」という点にあるでしょう。


ほかにもいろいろと細かいルールがありますが、「特典航空券初心者」の私はとりあえず、この8つのルールに気をつけて、ルート作成に手を付け始めました。



予約前の時点で、手持ちのANAマイレージは約36,000マイル。
これだけのマイルで行ける場所をまずは決めなければなりません。

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単純往復と経由しながらの往復では必要なマイル数が異なってきます。
スターアライアンスのいろんなキャリアの飛行機に乗って、各地を寄り道しながら飛べるんであれば、飛行機好きならいろんなところを経由しながら往復するほうが絶対に楽しいですよね。
というわけで、経由しながらの往復の旅程で必要なマイル数を調べます。

36,000マイルだと、アジア1(ゾーン3)の往復でエコノミークラス23,000マイル消化というのが使えるだけでした。
アジア2(ゾーン4)へは往復で38,000マイル必要で、2,000マイルほど足りません。
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アジア1(ゾーン3)に含まれる国は、グアム・台湾・中国・フィリピン・香港・マカオ。
アジア2(ゾーン4)に含まれる国は、インド・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアなど。
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あと2,000マイルあれば、シンガポール航空やタイ航空に乗って東南アジアの国々まで、比較的長いフライトを楽しめたのに~!
このときほどANAのマイレージに「マイレージ購入」というシステムがないのが恨めしかったです。
(海外系キャリアのマイレージクラブだと、足りないマイレージを「購入」できるところがけっこうあるんですよね)

まぁ、これっばかりは仕方ありません。
有効期限切れの12月末までに2,000マイル分ANAに乗ってくるというのもアリかもしれませんが、敢えてそこまではしませんでした。


アジア1のエリアに向かうためにいろいろルート作成して遊んでいる時に、ルールのひとつに「クラス混在」という予約方法があることに気がつきました。

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「クラス混在」とは、片道にエコノミークラス・もう片道にビジネスクラスというように、2つのクラスを混在させて予約する方法です。
これだと、目的地までの必要なマイル数が、それぞれのクラスに乗るのに必要なマイル数の2分の1ずつを合わせたマイル数になるというもの。
日本発・アジア1(ゾーン3)往復だと、エコノミークラスは23,000マイル。ビジネスクラスは43,000マイル。
片道ビジネスで片道エコノミーにすると、ビジネス利用分は43,000÷2→21,500マイル。エコノミー利用分は23,000÷2→11,500マイル。
この2つを足すと、21,500+11,500→33,000マイルとなり、なんと、手持ちの36,000マイル以内に収まるじゃないですかー!

さっそくこの「クラス混在」で予約して、齢40歳にして生まれて初めて「国際線ビジネスクラス」とやらを体験することにしました。


この「クラス混在」で予約するとなると、目的地とそこまでの往路と復路をしっかり決めて、往路と復路のどちらをエコノミーにするかビジネスにするかを決めなければなりません。

たとえば、東京→グアム→台北→香港→北京→東京の順で回るとします。
東京→グアム ビジネスクラス利用
グアム→台北 ビジネスクラス利用
台北→香港 エコノミークラス利用
香港→北京 ビジネスクラス利用
北京→東京 エコノミークラス利用

このようにビジネス/エコノミー混在にすると、この行程で最も遠い地点(目的地となる地点)は「香港」なので、東京から香港に行くまでにビジネスクラスを利用している区間があり、香港から東京へ戻る区間にもビジネスクラスを利用している区間があるので、予約システムは「全行程ビジネスクラス」と判断してしまい、最後の画面で「マイレージ数が足りません」というオチで終了してしまいます。
この場合、香港→北京→東京の復路の全区間でエコノミーを選択すれば、ビジネス/エコノミーの「クラス混在」予約となります。
逆を言えば、東京→グアム→台北→香港の往路区間では全区間でビジネスを利用できるということになるので、台北→香港でエコノミーを選択してしまうのはもったいないということになります。



さて、まずは最終目的地となる地点を決めて、ルート作成に取り掛かります。

東京発で一番遠いのは、香港・マカオ・マニラ・成都あたりです。
このあたりの都市を目的地に決めて、ルート作成をします。
意外だったのが「グアム」で、東京からさほど遠くないため、経由地として使えるようです。

しかし、中華圏が目的地だと予約システムが提示してくるエアラインは、ANAはもちろん、中国国際航空・アシアナ航空・エバー航空ばかりです。

ルートの中に大きなハブ空港を取り込むと、そのハブ空港を経由して遠方のエリアから飛んで来るスターアライアンス加盟航空会社を予約システムが提示してくるようになります。

「グアムを経由すると、ユナイテッド航空のビジネスクラスに乗れるな~」
「香港からインチョン経由するとタイ国際航空のA330使えるな~」
「香港から日本直行だとエアインディアとかエチオピア航空の787に乗れるのか~」

などなど、いろんな誘惑が予約システムから提示されるのですが、これらに浮気すると決まってどこかでルーティングに無理が出てくるというオチ。

何日も連休が取れて、羽田や成田への到着が深夜でも余裕で帰宅できる・・・という環境にいれば好きなように乗りまくれるのですが、なかなかそうもいきません。
仕事の都合で長い休みは取れないので、行程は2泊3日から3泊4日程度が限界。
茨城の自宅へ帰るためには、特に羽田着が深夜になってしまうのは避けたいところです。

予約システムをいろいろいじっては、区間や時間の訂正をしながらベースとなるルートを作り出し、最終的に候補となったのがこれらのルートです。




【1日目:上海ステイ】
東京(羽田)0925→北京    1235 NH961 788
北京    1930→上海(虹橋)2140 CA1857 744
【2日目:香港ステイ】
上海(浦東)1315→台北(桃園)1510 BR711 744
台北(桃園)1810→香港    2000 BR857 332
【3日目】
香港    1425→東京(羽田)1915 NH860 789




【1日目:北京ステイ】
東京(羽田)1725→北京    2035 NH963 772
【2日目:台北ステイ】
北京    0800→香港    1125 CA101 321
香港    1530→台北(桃園)1710 BR870 332
【3日目:上海ステイ】
台北(桃園)1630→上海(浦東)1820 BR722 744
【4日目】
上海(浦東)0955→東京(成田)1350 CA929 772 




【1日目:上海ステイ】
東京(成田)0940→上海(浦東)1210 NH919 788
【2日目:台北ステイ】
上海(浦東)1315→台北(桃園)1510 BR711 744
台北(桃園)1810→香港    2000 BR857 332
香港    2150→台北(桃園)2335 BR810 321
【3日目】
台北(桃園)1255→ソウル(仁川)1615 TG634 333
ソウル(仁川)1850→東京(成田)2100 OZ108 321




【1日目:上海ステイ】
東京(成田)0940→上海(浦東)1210 NH919 788
【2日目:香港ステイ】
上海(浦東)1315→台北(桃園)1510 BR711 744
台北(桃園)1635→香港    1825 BR871 332
【3日目】
香港    1530→ソウル(仁川)2005 TG628 333
ソウル(仁川)2120→東京(羽田)2320 OZ178 321




【1日目:香港ステイ】
東京(羽田)0715→大阪(関西)0830 NH093 763
大阪(関西)0930→上海(浦東)1115 NH973 763
上海(浦東)1315→台北(桃園)1510 BR711 744
台北(桃園)1810→香港    2000 BR857 332
【2日目:北京ステイ】
香港    0745→ソウル(仁川)1205 AI310 788
ソウル(仁川)1515→北京   1625 OZ335 321
【3日目】
北京    1535→東京(羽田)1955 NH962 772




【1日目:台北ステイ】
東京(成田)1345→上海(浦東)1620 NH959 789
上海(浦東)2010→台北(桃園)2205 BR721 77W
【2日目~3日目】
台北(桃園)2255→グアム   0440 BR020 332
グアム   0610→台北(桃園)0830 BR019 332
台北(桃園)1520→東京(成田)1920 BR196 321





【1日目:上海ステイ】
東京(成田)1345→上海(浦東)1620 NH959 789
【2日目:香港ステイ】
上海(浦東)1315→台北(桃園)1510 BR711 744
台北(桃園)1810→香港    2000 BR857 77W
【3日目】
香港    0950→台北(桃園)1130 BR892 321
台北(桃園)1255→ソウル(仁川)1615 TG634 333
ソウル(仁川)1850→東京(成田)2100 OZ108 321




「せっかくスタアラ特典を使うんなら、スタアラ加盟航空会社にひとつでも多く乗りたい」「いろんな機材・機種に乗ってみたい」という欲が出てしまい、なんだかまとまりのないルートばかりになってしまいました。


そこで、本当に「乗りたい!」と思うエアラインや機種を主軸において、あまりに無茶な乗り継ぎや滞在はしないでルートを考え直して、再び作成することにしました。


そして、最終的に決めたのが、このルートです。
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今回、ビジネス/エコノミーのクラス混在で予約するにあたって、真っ先に乗ってみたいと思ったのがANAの「ビジネス・スタッガード」だったので、ビジネスクラスを使えるのであれば絶対乗りたい!と思って、「ビジネス・スタッガード」を使っている機材・路線を探すところから始めました。

ところが、このANAビジネス・スタッガードでいきなり躓いてしまいました。

というのも、ちょうどルートを作っていた9月・10月頃は787のファンブレード破損問題が尾を引いていて、整備スケジュールの関係からか、東京北京線・上海線はボロ767か旧CLUB・ANAシートの777ばかりで占められていました。
787が入っていても各路線にせいぜい1本、しかもビジネスクラスはクレードルシートの787-8が投入されている程度。
もちろん近距離アジア路線で、スタッガードシートを装着したB777-300ERが定期的に飛んでいる路線はありません。

スタッガードの787は、B787-9が羽田香港線に毎日1便が確定投入されていましたが、人気が高いのか、シートマップで空席を見てみるといつもけっこう混んでいるようです。
しかも、香港は今回のルートでは「目的地」になるので、いろいろなところに経由することなく、羽田から一気に香港に飛んで目的地に到着になってしまいます。

それが、11月に入ると、12月のスケジュールで北京線・上海浦東線にかなり787が戻ってきていました。
多くがクレードルの787ですが、成田-上海浦東線に毎日一便、ボーイング787-9が入っています。
シートマップを見るとスタッガードシートを装着した機材でした。
さらに北京線にもスタッガードシートを装着したB787-9が毎日一往復入ってきていました。

次に乗りたいと思っていたのが、エバー航空のB747-400ジャンボ機です。
エバー航空のジャンボですが、B777-300ERの増備に追われて、旅客型ジャンボはわずかに3機が残るだけとなっています。
これも2016年か2017年には全機退役と言われています。

エバーのB747-400は主に台北桃園-バンクーバー、台北桃園-シアトルの往復に使われているほか、間合いで台北桃園と上海浦東の往復にも入っています。
さらに、冬季は台湾人の冬の北海道観光がピークを迎えるので、エバー航空は台北桃園-新千歳にジャンボを飛ばしています。
せっかくなので長距離・長時間ジャンボに乗れる台北桃園-新千歳のフライトを予約しようと思ったのですが、マイレージ開放している席が少ないのか、予約できない日がけっこうありました。

そこで、まず往路の出発は成田-上海(浦東)-台北(桃園)を、ANAのB787-9とエバー航空のB747-400ジャンボでリレーさせるルートにすることにしました。
これなら成田-上海(浦東)でANAのスタッガードシートを装着したB787-9を絡めることができます。
上海と台北は2時間ほどで飛んでしまう短距離区間ですが、成田→香港の往路でビジネスクラスを使うのなら、エバーのジャンボのビジネスクラスにも乗ることができます。

しかし、日にちをずらして予約を入力していくと、毎週日曜日の上海浦東-台北桃園線はB747-400ではなく、B777-300ERにシップチェンジされているのが分かりました。
ここの部分を日曜日に掛からないように気をつけなければなりません。

台北桃園まで来れば、香港はもう目と鼻の先といっても過言ではありません。
フライトも(エバー航空ですが)いくらでもあるので、特に何に困ることも無く、目的地の香港まで辿り着くことができます。

台北桃園-香港は、旅客流動に加えて貨物輸送も多い区間だろうから大型機材が頻繁に飛んでいるのだろうと思っていたのですが、意外にもこの区間のエバー航空の主力機種はA321でした。
朝から晩まで約2時間おきに飛んでいるのですが、夕方にA330-200が飛んでいるのが一番大きい機種です。

目的地が香港なので、この区間もビジネスクラスが使えますが、A321のビジネスは古いタイプのシートなので、787-9と747-400のリレーのあとでは消化試合という感じ。

ところがです。
予約画面を見てると、ごく稀に、夜に桃園を発つ1便だけにB777-300ERが桃園-香港線に表示されることに気が付きました。
最初は脈絡なくランダムな日にちにB777-300ERが投入されているのかと思ったのですが、さらに詳しく調べていくと、毎週月曜日だけこの区間のアルバイトフライトがあるみたいなんです。
ビジネスクラスのシートは何が使われているのかさらに調べてみたら、欧米路線で使われているリバース・ヘリンボーンスタイルの最新型ビジネス「ロイヤルローレルクラス」でした。
これはもう、ここを狙って乗るしかない!

というわけで、ここのフライトに当たる日が「月曜日」に固定されたので、日本出発日がかなり制限されることになりました。
しかし、B787-9でANAのスタッガードシート、B747-400でエバーのライフラットシート、B777-300ERでエバーのリバース・ヘリンボーンシートと、3種類のビジネスクラスシートの乗り継ぎができるワクワクなルートになりました。

復路はエコノミー利用なので、あまり深く考えずに、香港からエチオピア航空やエアインディアで日本に戻るか、インチョン経由でタイ国際航空とアシアナ航空の乗り継ぎで日本に戻るルートを考えていました。

結果としては、これらのスターアライアンスに加盟しているいろんな航空会社を乗り継いで日本に帰るルートではなく、エバー航空のみを乗り継いで日本に帰るルートとなってしまったのですが、これには訳がありまして。

ひとつは、香港での滞在時間を少しでも延ばしたかったというのが大きな理由。
もうひとつの理由は、エバー航空は香港空港に自社ラウンジを持っておらず、とある別の航空会社のラウンジを使うことになるのですが、この「とある別の航空会社」があまりに意外すぎる航空会社だったので、香港空港でこのラウンジを使ってみたいためにエバー航空で香港空港を出発する行程にしたためです。

台北からは福岡行きのエバー航空のキティージェットを使うことで、搭乗する機材にアクセントを持たせてみました。
日本に入国したあとは、「スタアラ特典航空券」のルールでANA国内線を2路線まで乗り継ぎをすることができるので、福岡-沖縄那覇-羽田と遠回りをして帰ってきました。

ちょっと悔しかったのが、予約完了したあと2週間後くらいにエバー航空が台北桃園-成田線に「ぐでたまジェット」の11月下旬就航をいきなり発表したことでした。
これが事前に分かっていたら、台北から福岡に飛ばずに、成田直行の「ぐでたまジェット」を迷わず予約していたのですが・・・


予約完了したあとは、座席指定です。
好みの席、希望する席を事前に指定できるかによって、当日搭乗した時の快適さや旅の楽しさを大きく左右するので、個人的には事前の座席指定はとても重要だと思っています。


予約直後のANA959便のシートマップです。
スタッガードシートなので、シートマップの表示も不思議な感じですね。
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ほとんど空席ばかりだったので、前方の窓側席にしました。
前方だと機内食の配膳が早めなので、食後の時間をゆったり取ることができます。
成田を午後に出発して夕方に上海に着くフライトなので、K席側なら眩しい陽射しに悩まされることもありません。

実際に当日乗ってみると、Aコンパートメントは8割方の席が埋まってました。
Bコンパートメントも予約時は貸切り状態で1席も事前指定が入っていなかったのですが、搭乗当日は前半分は座っている人がいました。
東京上海線はビジネス利用でギリギリに予約が入ることが多いのかもしれません。


今回の予約はANAのウェブサイトから全て入れましたが、エバー航空はANAと同じアマデウス・アルテアという予約システムを使っているので、ANAのサイトからエバー航空の全てのフライトの座席指定をすることができました。
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予約直後のエバー航空BR711便のシートマップです。
B747-400ジャンボなのでAコンパートメントは2+2配列で座席数が少ないですね。
せっかくジャンボにのるのですから、Aコンパートメントの独特な空間のビジネスクラスを体感したいと思い、この席を指定しました。
1席だけ窓側席が空いていたのでラッキーでした。
それにしても、1番からではなく6番から座席番号が始まるのが不思議です。

ジャンボといえばアッパーデッキですが、エバー航空のB747-400のアッパーデッキはエコノミークラスとなっています。
アッパーデッキもビジネスクラスだったら、間違いなくアッパーデッキをの席を指定していたんですけどね。


ちなみに、ANAのアルテアで発券された予約番号は、エバー航空のシステムでも共通で使うことができます。
今回はエバー航空のウェブサイトから、ANAの予約番号を使って機内食の事前予約をしました。
ビジネスクラスにはウェブサイトからのみ予約できる機内食メニューもあるので、予約システムが共通化されていると、こういう場面でも非常に便利ですね。





で、いよいよ出発当日を迎えます。




(つづく)



伊豆クレイル乗車記 その2



!!!ご注意!!!

前編に続いて、超絶辛口評価のレポートです!
あまりにズケズケと言いたい放題なので、ご覧になられる方によっては、気分を害する可能性が充分にございます!!
表題の列車に「これから乗るんだ~!楽しみ♪」という方は、絶対にお読みにならないほうがよろしいかと思われます!!
あくまでも個人の感想ですので、ここで書かれていることが全てではありません!!
それらをご理解・ご了承を頂けた上で、本文をお読みください。







熱海を出ると、食事の進み具合によってですが、順番にスイーツセットが配膳されます。
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(上)ピーカンナッツの入ったしっとりガトーショコラ
(下)伊豆みかんのプリン


カトラリもスイーツセットの配膳に合わせて、新しいものが提供されます。
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3本入ってるうちの左にある、ナイフのようなマドラーのようなものは何に使うんでしょうか。
女子力の無い野郎4人組には、なんのために付いてきたのか誰も分からなかった。


スイーツセットにはコーヒーが一杯付いてきます(たぶんお替りできないと思う)

私はコーヒー飲めません。
でもスイーツメニューには、お飲み物として「コーヒー」しか書いてありません。

思い切って「コーヒー飲めないので、紅茶に変えられますか?」と聞いてみました。
そしたら、紅茶がちゃんと出てくるじゃないですか。
だったら、最初からメニューに「コーヒー」以外にも提供できるものを記載しておいて欲しいですね。

まさか、「コーヒー以外のものを出すのは手間だし、コーヒーだけ出ればコスト削減になるしね!」なんて考えじゃないですよね、NREさん?

あと、コーヒー・紅茶用のポーションとスティックシュガーを、ホットドリンクと同じカップに入れて出すのは、貧乏臭いのでやめて下さい。
こういう些細なところで、乗客の気分を盛り下げていることを早く理解して下さい。
せっかくのリゾート列車なのに、コップにポーションとシュガーを入れて出すなんて、センス無さすぎってレベルじゃねぇぞ?



車窓には、海が近づいたり離れたり。
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となりの2号車はカフェバーカウンターとラウンジのフリースペース車両です。
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黒板にチョークでイラストやおすすめ商品が描いてあります。
おしゃれなカフェでよく見るアレを車内に持ち込んだ感じですかね。
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飲食物の販売メニューはそんなに多くありません。
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「乗車記 その1」でも書きましたが、食事コースのドリンクはフリードリンクではないので、飲み物が欲しい場合はわざわざその都度このバーカウンターに来て購入する必要があります。

ミネラルウォーター・お茶が150円 コーヒー310円 みかんジュースやコーラが260円

食事コースの乗客も、飲み物が欲しくなったら毎回これらを買わなければなりません。
なかなか酷い商売してます。


軽食・・・というより、おやつ程度の食品も販売してます。
ブールサンドイッチは、箱根ベーカリーが「伊豆クレイル」のために作った車内限定販売メニュー。
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物販は伊豆の特産品を揃えた品揃え。
今から伊豆に行く人が車内で伊豆の特産品を買うのかという疑問はさておき、「こういう商品もあるんだ~」と勉強?になります。
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ちなみに、「伊豆クレイル」グッズは、手ぬぐいと脂取り紙だけです。
これらは、3号車のセミコンパート席ののれんに描かれた花柄模様を描いた商品で、「伊豆クレイル」のロゴマークや車両がモチーフになった商品はひとつもありません。


2号車では、伊豆や静岡県にゆかりのアーティストを招いての車内ライブイベントも行われます。
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楽曲はそのミュージシャンが作成したオリジナルの曲を演奏したり歌ったりで、あまり伊豆とは関係ありません。
路上ライブを車内に持ってきた、という印象でした。


ちなみに、1号車はこんな感じのインテリアになってます。(伊豆急下田駅到着後に撮影)
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海側を向いた2人掛け席と、山側は向い合わせの2人掛け席。



ランチセットは、成人男性の腹には量的に少ないので、道中半ばですでに腹が減ってきました。
カフェカウンターで「伊豆みかんジュース」と「ニューサマーオレンジタルト」を購入してきました。
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プラコップには「伊豆クレイル」のロゴが入ってますが、市販の汎用コップにシールが貼ってあるだけです。


片瀬白田駅と伊豆稲取駅間の、もっとも海に接近するポイントでは列車は徐行運転。
車窓いっぱいに海が広がる絶景ビューポイントです。
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パンフレットにも「ビューポイントで徐行運転」というのがこの列車のひとつのウリとして書かれているくらいだから、もう今にも停まっちゃいそうなくらいのゆっくりした速度で走るのかと思ったら、そこまでのそこそこ速い速度に対しての「徐行」のようで、せっかくのビューポイントもあっさり通り過ぎてしまいました。
単線の伊豆急行線のダイヤ構成の事情もあるのでしょうが、乗客の期待をここまで裏切る例も珍しいと思います。

ちなみに「伊豆クレイル」のパンフレットには「あえて“ゆっくり行く”リゾート列車で記憶に残る旅を」と素敵なキャッチコピーが書かれていますが、全体的に格段ゆっくり走っているという感じはありません。
最高速度130km/hで爆走してた頃に比べればゆっくりかもしれませんが・・・・そういうことじゃないか?


伊豆急行線内の「伊豆クレイル」停車駅には、この列車を歓迎する看板が掲示されていました。
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伊豆急下田駅に着きました。
到着ホームでは観光協会の方や駅員さんが歓迎の横断幕を持ってお出迎え。
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「スーパービュー踊り子」と「リゾート21黒船列車」と「伊豆クレイル」が並んで、下田の駅はリゾート列車勢揃いで華やかな雰囲気です。
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しかし、1990年代の花形列車がまだこうして第一線で主役を張ってるって、伊豆観光への足がおざなりにされている感がしないでもない。

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伊豆急下田駅は出口の改札と入場改札が分かれています。
出口の改札は黒船を模したデザイン。
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そして出口の改札を抜けると、のれんの掛かった大きな「関所」をくぐって外に出ます。
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駅前広場にも黒船の大きな模型が置いてありました。
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これだいぶ昔から置いてあるけど、ボロボロなところがなくてちゃんとお手入れされてるのが偉いなぁ。


「伊豆クレイル」の伊豆急下田駅到着時刻は14時06分。
日帰り観光するには非常に中途半端です。
かといって泊りがけで下田入りするにも、これまた非常に中途半端な時間です。

「車内でランチする」というのがコンセプトの列車ですが、小田原発車時間を10時頃にして、車内で早めのランチ(量的に腹いっぱいになるようなものでもないのでブランチ感覚)を提供して、下田に12時前後ぐらいに着けるダイヤなら、下田を日帰り観光しやすいし、泊りがけの人も下田駅界隈を観光して回ってからホテルに行くのにちょうどいい時間なんじゃないかなと思うのですが。
伊豆急行線のダイヤの関係もあるのでしょうけど、JR東日本の「作って走らせるけど、あとのことは知りません」的な、よくある悪いパターンの典型ですね。


日帰りで帰るツアープランもあるのですが、片道に「伊豆クレイル」利用の場合、片道は「踊り子」「スーパービュー踊り子」「マリンエクスプレス踊り子」が利用できます。
しかし、これらの「踊り子」には東京駅発着列車のみで、新宿・池袋(大宮)行きの列車は使えません。

実は、下り「伊豆クレイル」を利用すると、東京駅行きの「スーパービュー踊り子」は、「伊豆クレイル」が下田駅に到着した数分後に発車する列車が最終列車で、結果的にボロい「踊り子」号を利用せざるを得ないという、とんでもない罠が仕掛けられています。

今回は、最初この日帰りプランを利用するつもりでしたが、結果的に帰りに「スーパービュー踊り子」が使えないということが分かり、片道「伊豆クレイル」利用の片道プランで申し込んで、帰りの列車は自分たちで手配しました。

伊豆クレイルに料理つきプランで乗車する人数なんてたかが知れてるの(最大46人)だし、新しく作った「リゾート列車」を快適に利用してもらうためにも、「東京駅発着列車のみ」という制限は作らないほうがいいと思うんですけど。
JR東日本の看板特急として認知度の高い「スーパービュー踊り子」に、片道に乗って帰りたいという一般利用者は多いと思います。
それを「こういうルールだからダメです」とあっさり切り捨てるような設定をするのは、利用者にとってマイナスイメージが強く残ってしまうんじゃないかと。




というわけで、中途半端な時間ですが、下田駅周辺をプラプラ歩いて観光してきました。

ペリーロード。
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下田旧澤村邸。
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下田の街中には、こうしたウロコ壁の建物がところどころに点在しています。
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下田市内には、びゅうで「伊豆クレイル」の食事付きプランを購入した利用者に特典を用意している店舗があります。
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海が見えるところまで来ました。小さな湾になっていて、漁船がいっぱい係留されています。
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ペリー艦隊来航記念碑。もっと大きいものが建っているのかと思ったら、意外と小さかった。
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道路沿いの花壇にハイビスカスの花が咲いてました。
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あと、道の駅にも寄ってきましたが、お土産屋さんがちょいちょい開いてるだけで、館内の観光案内とか見学スポットとかは観光客どころかスタッフさんすらも無人で、なにも見られず。日曜だってのにやる気なさすぎ。

結局、1時間半ほどプラプラ散策して、駅に戻ってきました。
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さて、伊豆急下田駅なんですが、

駅構内は、どっかで見たことのある風景。
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鉄道ファンなら、もう分かりましたね。



水戸岡ワールドに徐々に染められ始めている伊豆急下田駅。

この時はまだ「ザ・ロイヤルなんちゃら」が正式発表される前でした。

前発表で伊豆急のアルファリゾート21のリニューアルをドーンデザインと水戸岡先生が手掛けるという発表はあったのですが、すでに下田駅は一足先に水戸岡ワールドへの変身が始まりつつあったようです。


帰りは池袋行きの「スーパービュー踊り子10号」に乗ります。
伊豆急下田駅の改札は、発車時間の10~15分前から始まり、それまで改札口は閉鎖されているので自由にホームに入ることはできません。
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席は池袋寄りの先頭車になる10号車です。トップナンバーの車両でした。
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展望席の最前列をお友達さんがゲットしておいてくれました。
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展望席の階下には「こども室」。
すでにブーブークッションはなくなったみたいですね。
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とにかく子供がはしゃぎまくっているため、展望室にもその声が響いてきて非常にやかましいです。
子供が大声を上げながら階段や通路をドタバタ走って、10号車全体が「こども室」みたいなものになってます。
ゆっくりのんびりしたいという人は、10号車はおすすめできません。
マジで。ガチで。



展望席は、最前列ならけっこうダイナミックなパノラマが楽しめます。
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海の遥か彼方に浮かんでいる島は、大島です。
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車内販売が回ってきたので、やまももドリンクを買いました。
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画像になぜ旧・成田エクスプレスが写っているのか?

車内販売の乗車記念グッズに、なんでか成田エクスプレスグッズがあるんですよね。
その中に、「さようなら253系成田エクスプレス」のグッズがあるんです。驚きました。
ポストカードセットを購入しました。他にはノートとクリアファイルがありました。

トンネルに入ると、まるでSFチックなワープシーンのような光景が広がります。
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列車は途中で東海道線から横須賀線へ転線。
そこから、蛇窪信号所で大崎支線へと入り山手貨物線へ繋がるルートは、鉄道ファン垂涎のマニアックルート。
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終点の池袋駅に到着しました。
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本文で散々「残念」「ありえない」を連呼してしまったので、だいたいの感想はご理解いただけかと思います。
全国的に大ブームとなっているレストランタイプのリゾート列車ですが、これまで「東北エモーション」「富士山ビュー特急」「52席の至福」に乗った経験があります。
これらよりもかなり後発となる今回の「伊豆クレイル」ですが、これまでに登場した同タイプの列車を研究し尽くして、さらに上をいくレベルの列車に仕上がっているはずなのに・・・・。

はっきり言いましょう。
「ガッカリ」レベルなんてものじゃありません。

同じようなサービスを提供してるレストラン列車は、各地の地方鉄道が自社の看板列車に、そして地元の観光の目玉に育てようと、いろんな趣向を凝らして、地元ともいろいろ連携して頑張っているのが感じられますが、この「伊豆クレイル」は「こういうのブームだし、これ系で行っとく?」みたいな感じで作って走らせてるだけな印象しか受けません。

JR東日本とNREという大企業が走らせているのに、「このレベル」というのが非常に残念。
ブームにかこつけて宣伝打って集客して、利用者に「レストラン列車ってこんなもんなんだね」というイメージを植えつけて、地方で頑張って同様の列車を一生懸命に走らせている小さな鉄道会社の企業努力を無にしているようで、腹立たしさすら覚えます。


近々、ほぼ同じ路線・区間に伊豆急行と東急が「ザ・ロイヤルエクスプレス」をデビューさせます。
このタイプの列車が同じ走行区間で競合するというのは、全国的にも珍しい例だと思います。

ご存知のとおり、デザイン総指揮は水戸岡鋭治先生とドーンデザイン。
完成予想イラストを見る限り、「どっかで見たことある」が満載な感じで、もはやファンの間では「食傷気味」「またかよ」と言われていますが、かの先生が手をつけるということは、ハンパ無い大改造をして、驚くべきモノが仕上がってくるに想像は難くありません。
メディアで何度も取り上げられて、一般の人にも認知度の高い「ななつ星in九州」や「或る列車」の流れを汲む列車が関東でも手軽に乗れるようになるとなれば、人気沸騰はもう間違いなく約束されたようなものです。

「伊豆クレイル」のツアー代金が1万円台なのに対して、「ザ・ロイヤル~」のほうは2~3万円台にして棲み分けを図るそうですが、こんなの出てきたら、誰もがお金をプラス1万円してでも「ザ・ロイヤル~」のほうに乗りたがるに決まってます。

「ザ・ロイヤルエクスプレス」が出てきたら、今の「伊豆クレイル」には、それに太刀打ちできるものが何もありません。
料理はしっかりしたものに仕上がっていて満足できますが、それに付随するサービスがすべてにおいて全くダメなのです。
ダメ出しは記事内でさんざん書いたので、ここではもう書きません。


本文でも書いたのですが、ポーションとスティックシュガーがホットドリンクと全く同じカップに入って無造作に出される時点で、この列車の全てがお察しでした。


以上。



ちなみに、冷静なご意見はお友達さんのブログを読まれたほうが、論理的に述べられているのでご理解しやすいと思います。

のまゆ
食と酒と会話を楽しむ伊豆クレイルに乗ってきた~前編~
食と酒と会話を楽しむ伊豆クレイルに乗ってきた~後編~





「伊豆クレイル」の座席や車内設備の詳細については、「座席探訪 651系「伊豆クレイル」」を参考にするといいらしいよ?




おわり

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ちょいちょいアップします。

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