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京成スカイライナーの貸切ツアーに参加してきた その2

ツアー列車は、旧:成田空港駅(現:東成田駅)から、宗吾参道の宗吾車両基地へダイレクトに到着。
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車内のツアー客は1号車から順に外へ。
ドアの外は、車両基地の関係者だけが使っていると思われる小さなホームでした。
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車両基地らしい光景が広がっています。
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京成の通勤電車ですが、京成の電車はさっぱり詳しくないので・・・これで「勢揃い」なのか?
右の電車は、ツアー客の要望で行先表示とヘッドマークを変えてくれていました。
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京成上野から乗ってきたスカイライナー。 「止まれ」の位置が絶妙すぎる。
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こんなローアングルで撮ったり、
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真正面から撮ったりできるのは、イベントならでは。
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車両基地では、車内で一緒だったタレントさんと、サプライズゲストのAKBの人によるトークショーとかイベントが行われてましたがそういう方面には全く興味無くて、むしろお目当てはこちら。
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うおーーー!!! 初代AE形「スカイライナー」!!!!!
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しかもボディがピッカピカ!!
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乗降ドアが開いていて、車内も特別に開放されていました!これは嬉しい!!
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車内は、前方2/3ほどが往時の客室のまま残されていて、引退時まで使っていた座席もそのまま。
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リクライニングは、肘掛先のレバーを押し込むと倒れるタイプ。
フリーストップリクライニングではなく、最大深度だけで固定される1段階リクライング。
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最後方列に1客だけ、他とは違う座席がありますが、実はこれ、初代AE形が運転を開始した時に搭載されていた転換式シート!
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デビューから数年後に、当初の革張りからモケット張りに交換された後の座席ですが、まさかこれが見られるとは思っていなかったので、もうこれに触れることができただけで今回のツアー参加費用が全回収できたも同然の歓喜です!!


空港特急になくてはならない「荷物置き場」は、今のスカイライナーやN'EXに比べると、ビックリするくらい小さくて簡素な設備。
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デッキの窓越しに運転席も見えます。
広い運転室に、ポツンといった感じの小さな運転台が、なんとも不思議な空間です。
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客室後方の1/3は座席が取り払われ、ショーケースの中にスカイライナーに関する資料が大量に展示されています。
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個人的に、「初代AE」というとクリーム色とチョコレート色の塗装。
これが京成の花形新型特急だった頃、京成船橋駅近くに住んでいたことがあったので、この「エクレアみたいな色の特急」は私のヒーローでした。
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初代AE形にリニューアル塗装を施す際に、塗装検討に使われたモデル。
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実際に使われたヘッドマーク。 初代AE形は、1974年のブルーリボン賞を受賞。
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歌舞伎の「成田屋」の屋号にちなんだ「團十郎」号のヘッドマーク。
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そして、さよなら運転で掲げられた、初代AE形最後のヘッドマーク。
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ほかにも、AE100形が運転を開始した時のヘッドマークや、
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AE100形の塗装を検討する際に使われたモデルなど、まさに「スカイライナー博物館」のような充実の展示品です。
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AE100形も、きれいに整備されて、ピカピカの状態で保存されていました。
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AE100形のほうも車内が開放されていました。
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こちらは引退がわりと最近だったこともあって、見慣れた感じの客室と座席です。
初代AE形のほうには初期の転換シートがあったので、AE100形のほうにはデビュー当時の茶色のモケットの座席があるかな?と期待したのですが、さすがにそこまでは再現できなかった模様・・・。



スカイライナーの後ろのほうには、昔の通勤型電車が2両保存されていました。
昔の「京成」っていうと、このクリームと朱色の「ちょいダサ」塗装の印象がすごく強いです。
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これなんか、今見ると逆に新鮮。 時代が一周回って「次の新車の塗装はこれでいいんじゃね?」って思う。
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通勤電車の中も開放されていました。
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さりげなく天井や窓上に残されてる停車駅案内や広告が、時代がかってて思わず見入ってしまう。
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車両基地では、京成グッズ即売会もありました。
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1号車の乗客から順に案内されたので、最後の4号車の乗客の頃には人気商品やレアものは売れた後。
AE100形のグッズの売れ残りとかがたくさん売りに出てるかなと期待したんですが、もともと無かったみたい。
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で、買ったグッズ。
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下敷き100円。AE100形メモ帳100円。スカイライナー箸300円。スカイライナーチョロQ500円。
右端のスカイライナーのステンレスボトルはツアー参加記念品で一人1本配られたんですが、ツアー参加者が満員にならなかったので大量に余ったらしく、本来なら限定レアグッズのはずなのに車両基地で1本1,000円で売っちまうという暴挙に出た京成さんさすがですホント大好き!!
それでも売り切れなかったようなので、次回のツアーやイベントで販売されるかもよ?!

あと、参加記念に一人1枚配られた、スカイライナーとAKBの人のクリアファイル。
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おじさん、こんなのより「成田スカイアクセス」開業時に出回った超カッコいいデザインのスカイライナークリアファイルが欲しかったなー。


そんなわけで、AKBのトークショーとかタレントさんの撮影会とか、ツアー客と会場はまだまだ盛り上がっていたみたいですが、今回の目的である初代AE形とAE100形を「もう食べられないよ~」というほど堪能しまくったので、気分的には「もう帰りたいんだが」状態。
ツアコンさんに「帰ってもいい?」と言うと、「ここで自由解散なのでいいよ!」ということなので、車両基地脇の通用門から外に出て、徒歩約10分ほどで宗吾参道駅。
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宗吾参道から成田空港行きの特急(という名のロングシート通勤電車)に乗って、成田空港駅へ。

成田空港からは京成上野まで、スカイライナーに乗って帰ってきました。
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やっぱスカイライナーは下り列車に乗ってこそが至高。
上りは行程残り2/3が速度的にダレるので疲れるわー。





(おわり)


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京成スカイライナーの貸切ツアーに参加してきた その1

表題のまんまなんですが、京成電鉄のスカイライナーを使った鉄道マニア向けのツアーに参加して来ました。
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鉄道好きには有名なタレントさんが来るというのがこのツアーのイチ推しポイントらしいんですが、ぶっちゃけ私このタレントさんのこと全然知りませんでして「誰?」って感じなんですけど、むしろツアー参加の目的は「東成田駅の封鎖エリア潜入」と「宗吾車両基地でアレの中が見られたらマジ卍」なんですが。




そんなわけで、京成上野駅。
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京成上野駅って言うと、駅の周りでイラン人が偽造テレカ売りつけてくるってイメージだったんですけど、スカイアクセスが開通したこの時代に「テレカって何?」と逆に訊かれてしまいそうなんですが、今、時代は「上野」=「シャンシャン」らしく、JR上野駅から京成上野駅に向かう短い距離ですら、右も左もパンダパンダパンダ。



京成上野駅でツアー参加の受付をして、乗車証をもらって、ホームに入る。

入線してきたツアー用のスカイライナーには「ありがとう2,500万人」のステッカーが貼られていました。
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この「ありがとう」ステッカー、このツアー終了後に剥がされるそうで、このステッカーを貼った最後の姿が見られるというのもこのツアーのポイントだったらしい。


駅の出発表示は「団体専用」。
駅の人の話では、京成ではめったに見られない表示らしい。レアレア。
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スカイライナーの行先表示は「臨時」。 「団体」表示の設定は無いのかな?
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英語だと「Extra」。
当然のように外国人には通じないのか、スカイライナーを待っていたホームの外国人が乗り込もうとして混乱してた。
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「ありがとう2,500万人」ステッカーは車体の横にも貼られてました。
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ツアーは「満員御礼」にはならなかったらしく、ツアー参加者は1~4号車に押し込められ、5~8号車は無人。
(8号車は関係者控え車だったらしい)
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私の席は通路側だったので、ほとんど窓からの景色は見られませんでした。
そのかわり、ほぼデッキ寄りの席だったので、ドア上の液晶モニターで運転席からの前展望中継を見てました。

京成上野駅を発車したツアー列車は、まず「博物館動物園」駅に停車。
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「停車」といっても、ドアは開きません。「窓越しに駅の遺構をご覧下さい」的なウォッチングスポット。
廃駅になってからだいぶ経ちますが、閉鎖された時のまま残されてるそうです。



ツアー列車は、このあと「基本全列車停車」の日暮里駅を通過したり、北総線内の駅ではわざわざ待避線側の線路に入って駅を通過したり、高速運転のスカイアクセス線をチンタラ走ってみたり、たぶん「京成マニア」には「ウッヒョーたまりませんな」的な感じで成田湯川駅で後続のスカイライナーに抜かれてみたりしながら、成田空港駅へ。
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「ツアー参加のしおり」の封筒の中には、「京成スカイライナークイズ」の用紙が入っていて、全問正解者にはスカイライナーオリジナルグッズがプレゼントされるというイベントも。


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【AE車イベントクイズ】  ○か×かで答えよう!


(1)スカイライナーの愛称は公募により決定したが、「スカイライナー」の名称は第1位ではなかった。

(2)2代目AE形車両は在来線最速となる時速160kmで運転しているが、設計最高速度は時速170kmである。

(3)AE100形はリトラクタブルヘッドライトが特徴的であったが、曲線通過に合わせて動く構造であった。

(4)初代成田空港駅である現東成田駅は開業時1・2番線と3・4番線のホーム長が違っていた。

(5)本日乗車しているAE形は3代目であるが、初代AE車には通勤需要も考慮してつり革がある車両があった。

(6)本日乗車しているAE形は日本車輌製造と東急車輛(現:総合車両製作所)であるが、車両メーカーごとの両数は東急車輛の方が多い。

(7)今年はスカイライナー運転開始40年であるが、愛称が決まってから45年である。

(8)スカイライナーは平成29年10月28日改正から上り30本、下り29本で平日・土曜・休日ダイヤとも同じ本数で運転しているが、成田スカイアクセス開業時は上り27本、下り27本で平日・土曜・休日とも同じ本数であった。

(9)AE100形は都営浅草線を自力で走行したことがある。

(10)スカイライナーは千葉県内において8都市にまたがって走行している。


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ちなみに私は撃沈。何ももらえませんでした。

(しかし、このクイズの景品でもらえるグッズが、最終目的地で全て即売されている事実を知って、京成のやる気が無いんだか太っ腹なんだかよく分からない商魂に、ますます京成への謎を深めたのであった)






タレントさんによる「乗車記念きっぷにスタンプ押します」的な車内イベント。
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「素」のままの硬券とは別に、「スタンプ押す」用の硬券をもう1枚用意してる京成電鉄のマニア的配慮がなんかスゴイ。
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成田空港駅は、スカイライナーは普段入らない1番線に到着。
ここではドアは開かず、しばらく車内待機。
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で、成田空港~空港第2ビルから短絡線を経由して、京成本線の京成成田駅へ。
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京成成田駅からは、再び空港方面へ発車。


成田空港駅へ向かう短絡線と分かれてトンネルに入ると、いきなり車内の電源が全て落ちて、「異常事態発生」体験イベント。
車内放送も自動放送で「係員の指示に従って、落ち着いて行動してください」的なアナウンスが流れて、アレに着く前にツアー参加者のテンションをマックスに持っていくという、京成電鉄渾身の誰得イベント!
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いよいよ、アレが見えてきました!
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旧:成田空港駅(現:東成田駅)のスカイライナーホームに到着!
いやぁ~、ここに来るため(だけ)にこのツアー参加したようなもんだから、感激もひとしおです!!
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普段は照明は落とされていて、立ち入ることもできないゾーンです。
天井の作りや支柱、ホームベンチのデザインに時代を感じます。
飾り気の無い、無機質な感じがいいですね~。VIVA昭和!!


旧スカイライナーホームの駅名表示は「東成田」ではなく、「成田空港」のままです。
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ホーム中ほどには、水飲み場も残されています。
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スカイライナーの乗車目標表示の看板ですが、
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「6号車」より先には、乗車目標表示はありません。
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AE100形も短い間この駅に乗り入れていたはずですが、7号車・8号車の乗車目標は作られなかったようです。


そして、「東武特急スペーシア」の広告。
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フォトショップで明るくしてみました。
東武特急の予約コールセンターの電話番号にも時代を感じます。
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各国の言語で「ようこそ」と「さようなら」を書いた京成の広告。
今の「スカイライナー」では終着駅直前に液晶モニターで各国言語で「ありがとう」を表示してますが、それの原点になる広告かな?
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この広告に描かれたスカイライナーは、初代AE形。
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ホームにも、当時を忍ばせるいろんな表示が残っています。
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ホーム階よりひとつ上の、コンコースフロアも特別に開放されていました。
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スカイライナーのアイコンのモチーフは、初代AE形。
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奥のほうに、コンビニみたいなお店の跡が見えます。
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「COFFEE? SHOP エクレール」
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旧:成田空港スカイライナーホームの見学は30分ほどで終了。
ツアー参加者が多くなかったこともあって、けっこうのんびり隅々まで見ることができました。



ツアー列車の席に戻ると、お弁当が用意されていました。
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次が最終目的地なのですが、10分ほどで着いてしまうため、大急ぎでかっこんで食うというなんとも慌しい昼食・・・。






(つづく)





























































































































































































クイズの答えだよ。

(1)○ 第1位は「成田号」。 「スカイライナー」はたったの31票しか無かったそうな。

(2)○ でも時速170kmで走行できる区間は存在しない。

(3)○ 18m級車両で車体限界いっぱいまでの大柄なボディだったので、コーナーリングライトの意味を持たせてたそうな。

(4)×

(5)× つり革はなかったけど、座席はリクライニングシートではなく、転換式の簡素な設備だったそうな。

(6)× 日車・東急とも4本ずつで、同じ車両数。

(7)○

(8)× 上り28本、下り26本だったそうですが、誰がこんなん正解するんだ?!

(9)○ 都営地下鉄のイベントで展示するために、深夜にイベント会場まで自走したそうな。

(10)○

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その18

まだ続いてます。
しかも「JR四国の周遊旅行」のタイトルなのに、舞台は完全に九州に移ってます。
分かりにくくてホントすいません。



駅構内で電車を待つ乗客の約9割が中国人という状態のハウステンボス駅からは、後続の「シーサイドライナー」に乗車。
大村湾沿いに進むので、景色は大変美しいです。
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長崎駅に到着。
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長崎からは特急「かもめ」に乗り継ぎますが、右側の885系「白いかもめ」は見送って、

次の787系「黒いかもめ」に乗ります。だって787系乗りたかったんだもん。
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787系、やっぱカッコいいわ~。


個人的に「水戸岡デザイン」って、2000年代初頭の885系が出てきたあたりまでが「前・水戸岡時代」、それ以降の各地で水戸岡デザイン車両が増えだした頃から「後・水戸岡時代」に分かれるような気がする。
ここを境目に、大きく潮流が変わったと思うのです。

「前・時代」はパンチを効かせたデザインで鉄道車両の世界に殴り込みを次々に仕掛けてきた荒々しい時代で、
「後・時代」はここまでに生み出したモノをベースにして、それを武器に地方鉄道に手を差し伸べる救済の時代、
みたいな?

自分なんかは、アクアエクスプレスで「お!何か出てきた?」、赤い485系で「485ってこんなに生まれ変われるもんなの?」と驚かされて、787系でぶん殴られて、883系で脳天にいかづち落ちて完全にノックダウンされた人間なので、やっぱり787系や883系は水戸岡時代初期の頃の車両なんですが、これらが「水戸岡車両の真骨頂」と思ってしまうわけです。



で、グリーン車。
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観光・ビジネスともに博多に戻るにはちょうどいい時間の列車だと思うんですが、グリーン車は自分以外誰も乗ってきません。
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グリーン個室も無人。
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振り子運転ができない787系は、多停車タイプの「かもめ」号に使われているため、停車駅のほか単線での対向列車待ちも多めです。
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夕食は、車内で「大村ずし」。
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今の787系の行先表示幕対照表。
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「特急つばめ 西鹿児島」 「ドリームつばめ 西鹿児島」の幕がまだ残っているみたいですね。


結局、長崎から博多までグリーン車貸切という、最高に贅沢な気分が味わえる半面「JR九州大丈夫か?」と心配にもなるステキな時間をすごせました。
乗車後半なんか、車掌さんが「もう誰も乗ってきませんから、デラックスのほうに座っててもいいですよ」
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博多駅に到着です。
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今夜は、博多駅近くのビジネスホテルに宿泊です。
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何度か使ったことあるビジホですが、今回も窓から新幹線が見える部屋でした。
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(つづく)

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その17

大分から特急「ソニック」に乗って博多まで来ました。

博多からは特急「ハウステンボス」に乗り継ぎます。(画像は途中駅の早岐で撮影)
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特急「ハウステンボス」用の783系がリニューアルで、内外装とも今までとは全く違う姿に生まれ変わったというので、わざわざ乗りに来たのですが。

(↓ リニューアル前の「ハウステンボス」号。以前は真っ赤な顔でした。)
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実は、「もうかなりリニューアル更新が進んでいて、ハウステンボス編成の半分以上がリニューアル完了済み」とか勝手に思い込んで九州に来たのですが、この時リニューアルが済んでいたのはこの1編成だけで、2編成目のリニューアルが工場で工事進行中だと知ったのは、家に帰ってきてから。

確率から言えば、リニューアル編成に当たる可能性はかなり低かったわけで、偶然このリニューアル編成に乗ることができたのは相当運がよかったようです。


行先表示機。
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九州上陸後最初に乗った「にちりんシーガイア」でもそうでしたが、同じ編成の中に幕式とLED式がこの「ハウステンボス」でも混ざっていました。
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リニューアル工事では、このあたりは統一されてないみたいです。


さて、リニューアルで普通車は大幅に改装が行われたのですが・・・・
A室/B室ごとにモケット柄が異なり、さらにその半室の中でも前3列と後3列でモケット柄が異なるという、客室・客席を記録撮影したい一部マニアにとっては「鬼畜か!」と言いたくなるような、楽しい改装が施されました。
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幸いにも車内はガラガラだったので、全ての柄を撮影できましたが・・・
車内を移動しながら撮影しているうちに、だんだん訳が分からなくなってきました。


グリーン客室にいたっては、全4列の全てがモケット違いというふざけたステキな内装になっています。
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リニューアル後も、「ローレル賞」受賞記念プレートは健在。
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(もしかしてこのプレート、783系の全編成に必ず付いてるのか?)


さて、783系「ハイパーサルーン」に乗ったのならば、ぜひ先頭車の最前列からパノラミックな展望を楽しみたいですよね。
今回も、グリーン席の最前列席を買っておきました!






































































































↓ 現実。
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これもうね、ホント意味わかんない。
運転席との仕切り窓に「組子細工」をイメージしたステッカー?塗装?がプリントされてて、ハイパーサルーンのド迫力の前展望をわざわざスポイルするようなことになってて、ぶっちゃけこのガラスの組子細工模様が邪魔です。

基本的に私は「水戸岡デザインは素晴らしいな」派なんですが、たまにこういう目的不明な改悪リニューアルを目の当たりにすると言葉にならない思いになります。



席に座って前展望を向くと、組子模様が視界にチラチラして落ち着きませんが、ガラスにカメラを近づければ展望ビューが撮影できます。
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武雄温泉駅。将来ここから九州新幹線の長崎ルートがフル規格で分岐することになっています。
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車内でお昼ごはんに博多駅の駅弁を食べました。
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早岐駅で後ろ4両の特急「みどり」を切り離し、大村線に入るとすぐにホテルオークラJRハウステンボスが見えてきて、終点ハウステンボス駅に到着です。
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ハウステンボス駅で折り返しの上り特急を待っていたのは、ほとんどが中国人観光客でした。
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(つづく)


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小田急新型ロマンスカー70000形「GSE」に乗って来ました


小田急ロマンスカーに約10年ぶりに新型車両70000形「GSE」が登場しました。
「GSE」は「Graceful Super Express」の略で、歴代ロマンスカーの「SE」に「優雅」を意味する「Graceful」を冠した愛称になっています。

今回乗車したのは、デビュー初日の初便列車「スーパーはこね」5号です。
発売と同時に瞬殺売り切れとなった指定券は、いつものことながらお友達さんが予約して下さいました。
ありがたや、ありがたや~。



新宿駅には「スーパーはこね」5号発車の1時間前くらいにつきました。
この日、小田急では複々線工事の完成による列車増発と到達時間の大幅短縮が達成できた記念となる日でしたが、小田急新宿駅は「複々線化工事完成」をアピールする広告より、新型ロマンスカー「GSE」の装飾でいっぱいでした。
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購入した切符は「箱根フリーパス」。
「スーパーはこね」5号で箱根湯本に着いたあと、箱根をぐるっと回って観光してきます。
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「フリーパス」の料金にロマンスカーの特急料金は含まれていませんが、新宿から箱根湯本までの往復運賃と、箱根のバスや登山電車、ロープウェイにケーブルカーに芦ノ湖の海賊船などまでもが乗り放題なのに加えて、各種施設でこのパスを見せれば割引がきくという、箱根観光に行く人にとってはまさに「黄門様の印籠」のような、スゲェ切符です。

「箱根フリーパス」を購入した窓口には、直近のロマンスカーの空席状況が表示されたモニターが。
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一番上の、御殿場行きの特急に「ふじさん」という見慣れない愛称が表示されていますが、今まで「あさぎり」の愛称で親しまれてきた小田急・JR直通特急がこの日から、訪日客への観光アピールということで「ふじさん」という愛称になりました。




改札口の前では、「GSE」グッズの販売特設カウンターが出ていました。
ちょっと並んだだけですぐお買い物できたので、「GSE」グッズを2点買ってきました。
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黒いのはカードケース。引き出し型のケースには「2018.3.18 GSE DEBUT!」が刻印されたスペシャリティ溢れる一品。
革製のキーホルダーは3色ありましたが、GSEのボディカラーに近いレッド系のものひとつ購入。



改札内に入ると、これからGSEロマンスカー「スーパーはこね」5号の出発式を撮影しようという報道陣とファンが集結していて、こんな状態でした。(奥に見える水色の電車が1本前のロマンスカー「ふじさん」号)
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せっかくの初日初便なので出発式を見たいな~と思っていたのですが、とても見えるような感じではなかったので、ホーム中ほどまで移動しました。


ホームの支柱にも「GSE」の装飾。ひとつひとつが異なるデザインなのが凝ってます。
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「駅長のおすすめ情報」のポスター掲示スペースも、もちろん「GSE」。
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ホーム中ほどまで進むと、「スーパーはこね」5号に積み込まれるワゴンがスタンバイしていました。
GSEモチーフの商品もチラホラ見えますね。 果たして、このあと車内販売で買えるかな??
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そして、ワゴンの前には・・・
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ロマンスカーアテンダントさんが整列して「GSE」の初入線を待っていました。
アテンダントさんの制服も「GSE」デビューにあわせて新デザインのものに新調されたということもあって、記念撮影の的になっていました。




遠くから眩しいヘッドライトの光が見え、ミュージックホーンを鳴らしながら、「GSE」がホームに入って来ました。
整列したアテンダントさんは、「GSE」の入線にあわせて列車に敬意を表してお辞儀。
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車体各所に入れられたロゴマークのデザインや書体は、「VSE」や「MSE」と統一されたもので、今後「岡部憲明デザイン」で揃えられていく小田急ロマンスカーの一つの完成された「アイデンティティ」になるのでしょう。
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入線から発車まであまり時間の余裕が無いので、外観の撮影もそこそこに車内に入りました。
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天井は、「VSE」ほどではないもののヴォールド形状の丸天井で高さがあり、明るい白色LED照明と小さめの荷物棚で、非常に広々とした空間に感じました。

シートはサイケデリックな柄で、車内に入るとまずこのスゴイ柄に目が行くほどのインパクトがあります。
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シートは、先代の「MSE」に比べるとだいぶマシなものになりました。
「MSE」のがまさに「板張り」という固さだったのに対して、「GSE」では座面が「ゆっくり腰を降ろせる」ようなゆとり感が生まれています。

また、座席下に荷物を置けるようにということで、座席下に空間を持たせるためか座面高さがやや高めに設定されています。
この点は私はちょうどいいくらいの高さでしたが、人によっては違和感を持つかもしれません。

あと、座席下に荷物多く設定ですので、座席下の台座から伸びる、足で踏む回転レバーがありません。
座席の回転は座席袖体の下部にある灰色のレバーを引きながら回します。
この回転レバーに関する注意書きやワンポイントが、どこにも無いので、4人グループで椅子を向かい合わせにしようと思った時に「あれ?」と一瞬戸惑います。

肘掛が、「MSE」「EXEα」と同じ、鋳物っぽい素材なのはちょっとアレかなと。
腕を下ろしたときにゴツゴツした固さを感じるというのもあるんですが、着ている服の素材によってはこの肘掛の表面に服の繊維が引っかかってくるのが気になります。


今回は、初日初便ということで落ち着いて車内やシートの撮影はできませんでしたし、お友達さんたちとワイワイ喋ったりしながらの乗車でしたので、「座席探訪」的なシートインプレッションは、また後日乗車時にということで。


今回、「GSE」で「うわ、これはスゲェ!」と思ったのが、窓の大きさ!
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一見、写真で見るとそんなに大きくは見えないと思いますが、実際に乗ってみると窓がすごい大きくワイドで、これまでのロマンスカーに乗りなれていると、「昨日までの景色が違って見えるみたい!」くらいの開放感とインパクトがあります。


シャンパンゴールドのヘッドレストカバーには、「GSE」の刺繍が入っています。
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座席のシートポケットに入っていたもの。
左から「GSE登場告知パンフ」(駅配布と同じもの)、ロマンスカーメニュー(別紙版で「春のおすすめメニュー」)、ロマンスカー車内販売メニュー(GSE登場による新版)、「るるぶFREE 小田急ロマンスカーバージョン」
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「スーパーはこね」5号はたくさんのギャラリーに見送られて新宿駅を出発。
小田急線の各駅や沿線にはGSE初便を見に、たくさんの人が来ていました。


発車後しばらくすると、車掌さんが乗車記念証の配布に来ました。(写真は帰りの上り列車で撮影)
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車掌さんの制服も、「GSE」登場に合わせて新調されました。
これまでは「VSE」に乗務する時だけ特別な制服を着用していたそうですが、今回「GSE」が登場したことで「VSE」のみの特別扱いをやめ、全列車で同じ新制服を着用することになったそうです。


記念乗車証明書は、初日の3月17日と、翌3月18日のみの配布ということで、手にできた人には「いち早くGSEに乗ったぞ!」という証明になる嬉しいモノです。
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「GSE」のカードは、新宿駅で乗車時にドア脇で駅員さんが配布していたもので、乗車した場所によって(号車によって)デザインが異なっていたようです。
今回4人組で乗ったのですが、みんなそれぞれ乗り込んだドアが違ったので、違うデザインのカードを見ることができました。


乗車した隣りの車両が1号車展望車両だったので、ちょっと見に行ってみました。
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客室の奥までズンズン進んでいくのは気が引けたので、車端部から望遠ズームで展望席のほうを撮影。
展望席の窓が「VSE」に比べても大きくなったことがここからでもよく分かるほど、距離があっても前展望がよく見えました。

ちなみに、展望車の1号車と7号車は、後方の一般客室部分の頭上に荷物棚がありません。
後ろの席からでも前展望がよく見えるようにというコンセプトで荷物棚を廃したそうなんですが、帰りに7号車に乗った身で言わせてもらうと、後方席に座ってると前展望なんてろくに見えないし、それよりリュックにお土産の紙袋がひとつで、行きよりも荷物が一つ増えたので座席下にリュックを入れるとお土産の紙袋を置くところがなくて結局は膝の上。
これがグループ客だと自席周りに置き場の無い荷物が増えてしまって、最終的にみんなの意見「荷物棚無いと不便だよね」

GSE乗車時には、(特に箱根観光後にお土産品購入で荷物が増える上り列車では)1号車と7号車の乗車は、展望席以外は絶対おすすめできません。


「GSE」では車内Wi-Fi回線を使った、新しい車内サービスが展開されているので、こちらも試してみました。
まず、スマホやタブレットで「Romancecar-Link」を選択します。
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ブラウザを広げると、自動的に「ロマンスカーリンク」のメニュー画面が表示されます。
まずは言語を選択。
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次にいろいろなコンテンツメニューが表示されます。
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展望映像から「前展望」を選ぶと、運転席からの展望映像がリアルタイムで見られます。
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「後展望」は、後ろの運転席からの映像。
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(ちなみに画像は下り列車の入生田駅での交換シーンですが、なぜか表示が「次の停車駅は小田原」のままです)

「現在地」を選ぶと、マップから現在走行している場所を知ることができます。
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「エンターテインメント」から「乗車記念証」を選ぶと、GSEの画像とともに、日付と列車名入りの、まさに「その日その列車に乗りました!」という証明書が画面に表示されます。
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案の定というか、予想通りというか、車内販売のワゴンが全く来る気配が無いので、ワゴンがいるところまで出向いてお買い物してきました。

左から「GSE弁当」「GSEクッキー」「GSEデビュー記念ピンバッチ」。
クッキーの箱の上に乗っているコースターは、車内でドリンク類を買うと一人一枚プレゼントされました。
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もうまもなく小田原に着こうかというところでしたが、各商品ともかなりの数を余裕を持って搭載していたのか売り切れ品は無く、グッズ類も余裕で買えました。


複々線の完成ということで、3月17日から「スーパーはこね」もスピードアップがなされ、新宿-小田原間でついに1時間を切る、最速59分運転が実現。
この「スーパーはこね」5号がその59分運転の列車でしたが、体感以上の速さを感じました。
(実際に小田原には1分早着だったらしい)



小田原からは、箱根登山線をゆっくりのんびり山登りのGSE。

箱根湯本駅では、GSEの到着式が行われました。
GSE「スーパーはこね」5号の到着にあわせて駅長さんや観光協会や温泉旅館の女将さんがくす玉を割ってお出迎え。
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到着側が観光地で特に温泉地だとすると、鉄道会社からのグッズや観光協会から現地観光地のパンフや割引クーポンの配布、さらには温泉まんじゅうなんかのプレゼントがよくあったりするのですが・・・・今回は何も無しでした。


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箱根湯本駅のGSE。真っ赤な車体が道路側からもよく目立ちます。
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「箱根湯本」駅からは、箱根フリーパスを使ってぐるっと観光地めぐり。

ロマンスカーから箱根湯本で登山電車に乗り継いで進むいわゆる「ゴールデンルート」とが逆周りで進んで行ったので、いろんなところで人が少なく、待ち時間などもほぼ無しで周れました。これはオススメです!

ますは箱根湯本駅から芦ノ湖行きのバス。
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芦ノ湖畔の「箱根の関所」を見物。
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初老の身には、段の揃っていない石段を登るのは大変ですよ?


芦ノ湖の海賊船。センスの悪い装飾がステキ!
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桃源台からは、命の危険を感じつつロープウェイ。
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すごい勢いで煙がモクモク沸いてます。
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大涌谷の「この世の果て」「世界の終わり」感がハンパ無くて感動した!
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そんな「この世の果て」みたいなところにもいる姐さん。
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ロープウェイから見下ろす大涌谷が一番印象的だったなぁ。
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しかし、硫黄臭と噴煙と極端な気温差に体が反応したのか、この後くしゃみと鼻水が止まらないという悲惨な行程後半を迎える。


早雲山からケーブルカーで下山。
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ケーブルカーの車体がすごいGSEっぽかったので、これも岡部憲明デザインかと思ったら、スイス製の1995年生まれだそうで。
20年以上前の車両なのに、ずいぶん先鋭的なデザインですね。


で、強羅からは箱根登山電車。

GSEで着いた箱根湯本駅で窓のすごい大きな「アレグラ」とかいう鼻炎薬みたいな名前の新型登山電車を見かけたので、それに乗りたかったので、強羅駅で待ってたポンコツ電車を見送って、次に新車が来るのを期待したのですが・・・

来たのはこれでした。
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感想:「なんか江ノ電みたいな顔の電車だなー」

「ベルニナ号」という電車でした。
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新型ではなかったですが、クロスシートのボックス内空間に余裕があって、4人向かい合わせで座っても狭く感じないステキな電車でした。

帰ってきてから調べたら、1981年からもう40年近くも走ってる、箱根登山鉄道の主みたいな電車だということを初めて知る。
しかも1982年のブルーリボン賞を受賞しているというすごい電車でした。
ベルニナ号さん、知らなくてすいませんでした。





箱根湯本からの帰りも、GSEに乗ります。列車は「はこね」26号。
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満席かと思ったら、箱根湯本発車時点ではかなり空席がありました。
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箱根湯本駅でも、空席状況表示に「本厚木まで空席あり」になってました。

さすがに展望席は箱根湯本から満席です。
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行きの「スーパーはこね」5号で購入した「GSEロマンスカー弁当」をいただきます。
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お弁当の中は、お子様ランチ的な内容でした。
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これで1,100円ですが、まぁGSEを模したお弁当ケース代って感じですね。
持って帰れば弁当ケースは小物入れとして活用できます。



帰りも記念乗車証明書をもらいました。
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「はこね」26号は途中停車駅があるので、その都度乗ってくる乗客に証明書を配るので車掌さんは忙しそうでした。

スマホでロマンスカーリンクに接続して、こちらの乗車記念証もダウンロードしておきました。
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新宿駅に到着です。
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出発式が行われた「スーパーはこね」5号のときほどではありませんが、それでもたくさんの鉄道ファンやファミリーがGSEの写真撮影に集まっていました。

この角度で見ると、やっぱり「小田急ロマンスカーの新車」っていうより、「名鉄パノラマカーの新型」という感じです。
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ボディが真っ赤な展望車両というのもありますが、小田急ロマンスカーの展望車両というと「低重心」で「横長にやや平べったく」て、「先頭のバンク角がかなりキツイ」という形状の印象が強いので、背高ノッポの面長顔のロマンスカーはまだ今のところは(EXEとはまた違う)「ロマンスカーの異端児」というイメージが先行しそうです。

今後GSEはもう1編成が増えて、7000形のLSEが完全退役となるそうで。
「7000 → 70000」の世代交代となりますね。
LSEが消えると、展望席のあるロマンスカーは真っ白なVSEと真っ赤なGSEの2本立てに。

VSEもまだまだ主役級の活躍を張れる存在感のある列車なので、「モダンなGSE」と「ナチュラルなVSE」のどちらのロマンスカーに当たっても、ロマンスカーの展望席に乗る楽しみが増えそうです。





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今回一緒に乗ったお友達さんのGSE乗車レポート。
うちのブログよりも情報量や異なる視点での写真や感想が多いから、為になりますよ!

のまゆ」  小田急新型ロマンスカー70000形GSEデビュー!

駅旅・ゆけむり研究室」  特集:ロマンスカーGSEデビュー

たけりんの旅と酒とホニャララと」 





(おわり)



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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その16

フェリーで四国の八幡浜から九州の臼杵に渡り、JR特急で大分まで移動してJR九州ホテル「ブラッサム大分」に宿泊。

朝食もホテルのレストランでいただきました。
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朝食は、バイキングではなく画像のような定食スタイルですが・・・
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JR九州が展開する「たまご」ブランドの「うちのたまご」とご飯とお漬物が食べ放題。
つまり、「卵かけご飯」が食べ放題なのです。
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ご飯は大分県産の「つや姫」
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ドリンクバーでは、大分の特産品の「かぼす」を使った「かぼすはちみつジュース」が飲み放題!
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「てんくう」の展望露天風呂は、朝の時間は宿泊者専用で9:00まで入浴できます。
もちろん朝からひとっ風呂浴びてきました。



水戸岡デザインのホテルでゆったり過ごしてチェックアウト。

大分駅からは日豊線の特急「ソニック」に乗って、博多へと向かいます。
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乗車口からこちらの空間を通り抜けて・・・
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グリーン車に乗車です。
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大分から別府までは海岸線ギリギリのところを走るので、車窓の眺めも素晴らしいです。
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グリーン車は大分と別府からの乗客で半分くらいの席が埋まりました。


883系「ソニック」の車内をぶらぶら歩いて見学。
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もうすでに、登場から20年以上が経っている車両なのですが、全然古臭さや時代を感じさせない、登場当時の「斬新さ」を今でも感じられるところがこの車両のすごいところだと思います。
電解着色の技術によって作られたこの雰囲気は、この883系「ソニック」だけで味わえるものです。

デビューしたばかりの頃は「ケバケバしすぎる」「軽薄な印象」といった批判的な声も上がりましたが、20年後でもその時のデザインで通用する、唯一無二である事実を知ると、水戸岡先生がいかに「先見の明」に長けていたかを思い知らされます。



大分から約2時間で、特急「ソニック」は博多駅に到着しました。
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(つづく)

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その15

「四国旅行」のタイトルにもかかわらず、旅の舞台が九州に移ってしまったのですが・・・
そのまま続けます(笑)




臼杵フェリーターミナルの案内やフェリー会社のホームページでは、フェリーターミナルからJR臼杵駅までは「徒歩10分」の案内でしたが・・・・
がっつり歩くこと約20分。JR臼杵駅に着きました。
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駅のポスター。
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「あ~、九州に来たんだなぁ~」と実感します。


ホームには、まだこんな停車目標が残っていました。
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下り線ホームに入ってきたのは、787系つばめ型車両。
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いまだに「お、『特急つばめ』だ!」とか思ってしまう私は、どうやら九州時間が1990年代で止まってしまっている模様。


臼杵駅から乗るのは、こちらの電車です。783系「ハイパーサルーン」にちりん号。
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博多まで直通する、数少ない「にちりんシーガイア」号です。
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1つの編成の中に、行先表示機が幕式のと、LED式の車両が混ざってました。
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グリーン車(半室構造なので「グリーン室」かな?)に乗りました。
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どっしりとした大きな座席が並ぶ光景は「グリーン席」にふさわしい雰囲気。
他には一人も乗客が乗っておらず、優雅な空間を貸切です。


デッキ仕切り壁には「ローレル賞」受賞記念プレートが飾られていました。
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「にちりんシーガイア」号を大分駅で下車。
大分駅の改札コンコースは、JR九州のマスコット「くろちゃん」がいっぱい!
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大分駅の構内自由通路。水戸岡デザインが炸裂の、ミトーカマニアには楽しい空間。
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大分駅ビル1階の商業施設のトイレが大変なことになってました。
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これ、子供用のトイレではありません。普通の男性用トイレです。
(なお、女性用トイレがどうなっているのかは不明)



大分駅ビルの屋上がすごいことになっているというので、見に行って来ました。


屋上広場の入り口からして、もうすごいことになっていた。
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外の屋上広場に出てみると・・・・下手な市営の公園よりも広い空間が。
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ビルの屋上に庭園やコリドーがあって、四重の塔が建ってるとか、もう完全に何かがおかしい空間(凄)
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JR博多駅ビルの屋上の「鉄道神社」が、大分駅にもありました。
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屋上から、一気に地上に降りてきました。
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駅の入り口の脇に、小さなエレベーターホールがあります。
駅舎の堂々とした佇まいの脇にホントにこっそりある空間なので、秘密の入り口っぽい感じ。
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中に入ると、水戸岡デザインの真っ白なソファーが置かれている、清楚な雰囲気の空間。
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ここからエレベーターに乗って一気に上に上がると・・・・



ホテルのロビーに直結!!
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今夜は、ここ「JR九州ホテル ブラッサム大分」にお泊りです。

今回の旅行・・・
1泊目:「サンライズ出雲」(しかも運転打ち切りで強制退去)
2泊目:中村のビジホ(狭い)
3泊目:高松のビジホ(クソ狭い)

4泊目にしてやっと、ちゃんとしたホテルに辿り着けました。


客室の廊下からして、この雰囲気ですよ!
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部屋はダブルルームのシングルユース。
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画像を見てのとおりですが、ロビーから廊下から客室まで、全てが水戸岡デザイン!
ミトーカマニアが歓喜の雄叫びを上げて発狂してしまう、夢のようなホテルです。

木材や石材をふんだんに使い、組子細工を部屋のアクセントにしていて、照明は全て柔らかい光が灯もる飾り照明になっているので、「ななつ星」や「或る列車」に乗っているかのような雰囲気が味わえます。
家具類はもちろん、ファブリックや絨毯・壁紙の生地・模様までもが、全て水戸岡先生のオリジナルデザイン。
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凝りに凝ったお部屋ですが、バスルームは一転していたってシンプル。
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これには理由があって、その理由はのちほど分かります。



各フロアのエレベーターホールは、階ごとに壁の模様が異なる水戸岡デザインになっています。
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今日まで夕食は、駅弁やコンビニ惣菜、現地の居酒屋で地元産の一品料理なんぞを食べてきましたが、今夜はホテルのレストランでディナーなんぞを食べますよ?!

ホテルのロビーフロアにあるレストラン「庭の食卓・四季」
ここもご覧のとおり、全てが水戸岡デザインで統一されている、夢のようなレストラン。
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「豊後牛ステーキ膳」  お一人様、よんせんえん!!!(税・サ別)
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見た感じでは量が少ないように見えますが、けっこうなボリュームで超腹いっぱい、大満足でした!



食後は、お風呂です。

ホテル宿泊客は、駅ビル屋上にある「シティスパ てんくう」という温浴施設が無料で利用できます。
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大分の街と海が一望できるという、とんでもない露天風呂があり(しかも天然温泉)、ジャグジーやらサウナやらまで利用できるっていうんだから、部屋の狭いユニットバスを使う必要が無いわけです。

展望露天風呂は、すごかった。マジで。
写真でご紹介できないのが残念なくらいなので、ぜひググってください。
「CITY SPA てんくう」






(つづく)

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その14

特急「宇和海」号に乗ってやってきた八幡浜。

次はバスに乗るんですが、てっきり駅前広場のバス乗り場から発車するバスだと思ってて、乗り場を探したんですが目的地の行先のバス乗り場が無い。

偶然、回送でバス乗り場に入ってきたバスの運転手さんに聞いてみたら、駅前バス乗り場からではなく、駅前通りをちょっと進んだ先にあるバス営業所前の停留所から発車だそうで。
この回送バスが来なかったら、危うく予定のバスに乗り遅れるところでした。

で、やってきたバスはなぜか高速仕様のバス。
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バスの中も3列シートで、高速バス仕様。
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このまま高速道路に入って、目的地と全然違うところに行っちゃったらどうしようと心配になりましたが、無事目的地に到着。


やってきたのは、八幡浜港フェリーのりば。
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「バースデイきっぷ」の有効期限はこの日までなので、まだあと半日はJR四国の特急が乗り放題なのですが、今回の旅行では、ここ八幡浜港からフェリーに乗って、九州へと向かいます。




四国と九州はすぐ隣同士の島なので、フェリー航路がいくつかあります。

宇和島運輸フェリー 八幡浜~別府  八幡浜~臼杵

九四オレンジフェリー 八幡浜~臼杵

国道九四フェリー 三崎(愛媛)~佐賀関(大分)

宿毛フェリー 宿毛~佐伯

松山・小倉フェリー 松山~小倉


今回は、最初から四国から九州へと渡る予定で計画を立てていたので、「バースデイきっぷ」利用の乗り放題と同時に、フェリーへの乗り継ぎも考慮しながらルート作成をしました。

結局、四国最終日に「伊予灘ものがたり 大洲編」の指定券と食事券が予約できたので、「伊予灘ものがたり」が走る予讃線沿いにある八幡浜港からフェリーを利用することにしました。

ちなみに、
国道九四フェリー → 三崎・佐賀関ともに、マイカー利用でないと各港へのアクセスはほぼ不可能
宿毛フェリー → 宿毛港・佐伯港ともJR駅からのアクセスがよいが、一日3本と本数が少なすぎ
松山・小倉フェリー → 夜行便のみの運航で、昼行便の設定が無い
と、それぞれに一長一短。


結果、2社が競合することで本数も多く、各港からのアクセスもよい八幡浜便が一番使い勝手が良いです。
どのくらい運航便があるのかというと・・・

八幡浜00:20 → 別府 03:10 宇和島運輸
八幡浜01:15 → 臼杵 03:40 オレンジ
八幡浜02:50 → 臼杵 05:15 オレンジ
八幡浜05:50 → 臼杵 08:15 宇和島運輸
八幡浜06:20 → 別府 09:10 宇和島運輸
八幡浜08:40 → 臼杵 11:05 オレンジ
八幡浜09:40 → 臼杵 12:05 宇和島運輸
八幡浜10:15 → 別府 13:05 宇和島運輸
八幡浜11:45 → 臼杵 14:10 宇和島運輸
八幡浜12:45 → 臼杵 15:10 オレンジ
八幡浜13:00 → 別府 15:50 宇和島運輸
八幡浜14:35 → 臼杵 17:00 オレンジ
八幡浜15:35 → 臼杵 18:00 宇和島運輸
八幡浜17:25 → 別府 20:15 宇和島運輸
八幡浜18:45 → 臼杵 21:10 オレンジ
八幡浜20:30 → 別府 23:20 宇和島運輸
八幡浜21:00 → 臼杵 23:25 オレンジ
八幡浜22:00 → 臼杵 00:25 宇和島運輸
八幡浜23:50 → 臼杵 02:15 宇和島運輸

朝から晩までこの本数。(一部土日休航便あり。2018年2月現在)




フェリー乗り場へ歩いていくと、ちょうど九州からやってきたフェリーが入港するところでした。
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接岸すると、フェリーは船首部分を大きく開いて、トラックを受け入れる準備に入りました。
ボーイング747貨物機のカーゴノーズを思わせる光景です。
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八幡浜港のフェリーターミナルは、天井照明が少なくて昼間でも薄暗かったです。
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1階には売店があり、乗船前にお土産や軽食・お菓子や飲料を買うことができます。2階には喫茶レストランもあります。
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こちらは宇和島運輸フェリーのチケット売り場。
ちょうど運航便が無い時間帯なので、窓口はカーテンで閉じられています。
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こちらは九四オレンジフェリーの窓口。
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窓口に行き、これから乗る便のチケットを買おうとしたら、「乗船名簿を記入して下さい」と言われました。
乗りなれない乗り物なので、どうも勝手が分からず戸惑います。
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発券された乗船券です。ちなみに支払いは現金のみ。クレジットカードは使えません。
(インターネット予約でも乗船券は窓口購入となり、ネット決済はできないので、結局は現金精算になります)
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乗船開始時間になりました。
改札口のようなものは無く、乗船員さんが「こっちでーす」と乗客を引率して船内に連れて行くスタイル。
九四オレンジフェリーには「おれんじ四国」と「おれんじ九州」の2隻のフェリーが在籍しています。
これから乗るのは「おれんじ四国」でした。(ちなみに2つに、設備の違いは全く無いらしい)
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船内に入ると、売店と窓口カウンターがあります。(画像右端の自動ドアがフェリーの入り口)
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売店ではおみやげや軽食などいろいろ揃っていて便利に使えそうです。
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売店カウンターの反対側は、3階客席に上がる階段。
このあたりの大掛かりな設備と空間の広さは、さすがフェリーという感じです。
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順に客用設備を見て行きます。

まずは、さきほどの階段を上がらず、その奥にある2階客席。
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客席入り口のエントランススペースです。
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その奥には、広めのカーペット敷きの2等客席が8区画あります。
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この日の乗客は10人ほどとかなり少ない人数だったので、1グループ2~3人でこの広い区画を占有できるほどでした。
私は一人で一番広い区画を貸切利用できたのですが、広すぎて逆に落ち着かなかったです。


売店カウンターの裏手には、カフェテリアがあります。
船内では軽食の提供も行われていて、温かい出来立ての食事をここで食べることができます。
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階段を上がって、3階です。
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3階の2等客席は、2階の客席よりこじんまりとしているので、少人数ならこちらの方が落ち着きそうです。
実際、左舷側の2区画は真っ先に使われていました。
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階段の吹き抜けを3階から見下ろしたところです。
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3階の船尾部分には、カーペット席とは違ったスペースがあります。
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2等椅子席です。
客席というより、シアタールームという感じで、何かのドキュメンタリー番組が放映されていました。
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マッサージコーナーには、マッサージチェアが置かれていました。ちなみに、有料です。
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ゲームコーナーです。古い旅館を連想してしまいました。
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3階船尾の一番奥は、展望ラウンジスペース。
見晴らしも良く、ソファーもフカフカで居心地が良い空間ですが、なぜか終始無人でした。
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このほか、3階には特等洋室・1等洋室・1等和室という特別ランクの客室があるみたいです。
特等洋室には専用のシャワーとサニタリースペースが完備されているよう。
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空室があれば、船内でも差額を払ってクラスチェンジできるようです。
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3階の2等客室スペースの真ん中にはシャワールームがあります。
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シャワー室の中は、お世辞にも「新しくてきれい」とは言えないものですが、シャワーブースは広く、水圧も良いのでけっこう使えます。
無料で利用でき、予約不要で空いていれば誰でも利用できるので、乗船中にこのシャワーを使わせてもらいました。
真夏の旅行時や、夜間の乗船時にはありがたい設備ですね。
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ちなみに、シャワー室にはシャンプーとボディーソープは備え付けがありますが、タオルはありません。
売店でシャワー用のアメニティグッズが販売されているので、手持ちのタオルが無ければ船内で購入できます。
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このほかに、長距離トラックドライバーのための専用のベッドルームとシャワールームが完備されています。
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船内には、GPSを利用した現在の航行位置を知ることができるモニターが設置されています。
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船内では無料のWiFiサービスが使えます。
スマホで実際使ってみましたが、速度はさほど早くなく、長時間安定して繋がっていたと思ったら、短時間の間に何度も受信が途切れたり、接続状況はあまり安定していません。
ポータルサイトなどを軽く見る程度のものと考えて、Youtubeなどの動画閲覧はかなり厳しいと考えたほうが良いかも。
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八幡浜港を出航したフェリー。
宇和海を航行していきますが、右舷側にはずっと佐多岬半島が見えるので、あまり「今まさに海のド真ん中を航行している~!」という感じはしません。
逆に、「周りに何にも見えない一面の海の風景が不安になる」という人には、ずっと陸地が見えているので安心かも?!
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港を出てしばらくは、フェリーに乗るという物珍しさから海の風景を眺めていましたが、進んでも進んでも風景があまり代わり映えしないので、シャワーを浴びて、カフェテリアで名物の「フェリーちゃんぽん」食べて、カーペット席で昼寝してました。
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八幡浜港を出て約2時間30分で、九州は大分県の臼杵港に入港です。
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接岸、そして上陸です。もうすっかり夕方の空になってしまいましたね。
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臼杵港のフェリーターミナルです。
八幡浜のターミナルよりも薄暗くて、ちょっと不気味に感じるほどでした。
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臼杵側からフェリーに乗る際も、ターミナルには売店や軽食スタンドがあるので乗船前に便利に使えそうです。
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ターミナルの外に出ました。建物が想像以上に小さかったのでビックリしました。
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こうして見ると、やっぱりフェリーは大きいですね。
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臼杵港から一番近いJRの駅は臼杵駅です。
バスのアクセスはありませんが、ターミナル内の案内ではタクシーで3分、歩いても10分ほどということでした。


「暑いし、タクシー使っちゃおうかな!」と思ったのですが、タクシーが一台も待機してない・・・・

結局、歩いて臼杵駅まで向かいました。



(つづく)


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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その13

伊予大洲駅で、「伊予灘ものがたり」から上り特急「宇和海」10号で、松山駅へと戻ります。

大洲城をバックに、特急「宇和海」がやって来ました。
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「予讃線宇和海アンパンマン列車」でした。
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車内は普通の2000系気動車で、「南風」や「いしづち」のアンパンマン列車のような「アンパンマンシート」客室はありませんが、天井にはアンパンマンキャラクターのステッカーがたくさん貼られています。
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乗車したのは、「カレーパンマン号」でした。
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「宇和海アンパンマン」は3両編成。1両ごとにメインキャラクターが異なっています。
松山方の先頭車は「カレーパンマン」。
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真ん中の車両は「おむすびまん」
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宇和島方の先頭車は「ロールパンナ」
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アンパンマンのキャラクターをよく知らない私が知っている「カレーパンマン」が採用されているのは分かりますが、「おむすびまん」や「ロールパンナ」といったキャラクターが採用されているのが不思議です。(私が知らないだけでメジャーなキャラクターなのか?)

実はこれにはカラクリがあって、2000系気動車が「しおかぜ」「いしづち」にも使われていた頃には11両の「予讃線アンパンマン列車」が存在しました。
その中には「ばいきんまん」「ドキンちゃん」「しょくぱんまん」などの有名なキャラクターの車両が多く含まれていました。

(当時の「メロンパンナ号」)
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(当時の「ばいきんまん号」)
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(当時の「どんぶりまんトリオ号」)
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しかし、「しおかぜ」「いしづち」が電車型の特急車両に統一されることになり、予讃線で活躍していた2000系気動車は土讃線特急「南風」「しまんと」に使われることになりました。
この時、「予讃線アンパンマン列車」の2000系は、「宇和海」で使用される3両を残して全て一般塗装に戻され、松山から高知へと移籍。
予讃線特急「宇和海」で残ることになった3両が、この「カレーパンマン」「おむすびまん」「ロールパンナ」だった、というわけだそうです。



松山駅からは、特急「宇和海」13号に乗車して、再び宇和島方面へと向かいます。
今回の旅行では、四国初日にもこの「宇和海」13号に乗っています。
その時と同じく、車両は2000系の試作「TSE」車両です。今日も3両全てがオリジナルのTSEで揃っていました。
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車内はガラガラでした。
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松山駅の駅弁「愛媛甘とろ豚 そぼろ弁当」でお昼ごはんです。
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大洲城を車窓から。
山の中の自然に囲まれた立派なお城なので、江戸時代にタイムスリップしたかのような気分になる眺めです。
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「宇和海」13号を八幡浜駅で下車しました。
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終点の宇和島駅に向かって走り去るTSE車両。
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八幡浜駅です。立派な駅舎ですが、特急が到着したというのにほとんど人影がありません。
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(つづく)

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その12

松山駅を発車後、アテンダントさんが「1号車の海向き席に空席が一つあるので移動されますか?」と声をかけて下さいました。

指定された席は2号車の山側対面席で、見知らぬ人と向かい合う相席だったので助かりました。

移動した先の席は、縦に細長い小さな窓の席でしたが、右隣りは車椅子スペースで空いていたのでとなりに気を遣わなくて済みました。
なにより、窓サイズが小さいとはいえ、真正面に瀬戸内海の絶景を見ながら旅が楽しめるので最高の気分になれました。
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食事前にアテンダントさんからひとりひとりに「沿線マップ」が配布されました。
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イラストメインで手作り感満載。
「伊予灘ものがたり」の、温かみのあるサービスがこの手作りマップによく表われていると思います。



松山駅を発車して15分後くらいに、いよいよ食事サービスが始まりました。

まずは、食事予約券のバウチャーの回収。
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そして、カートに載せた食事がアテンダントさんによって手際良く配膳されます。
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「大洲編」の食事は、松山市内にあるレストラン「ヨーヨーキッチン」による「モーニングプレート」です。
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松山市郊外の契約農園で取れた生野菜を、収穫してすぐの新鮮なうちに料理して盛り付けた、健康志向に溢れた朝食です。
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夏野菜たっぷりの「シャクシュカ」 ~イスラエル風目玉焼き~
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契約農家の奥村さんちのこだわり野菜で作った新鮮生野菜サラダとフライドポテト
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季節野菜の冷製ポタージュ
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ほんのり甘い湯だねパンのトーストと、あまおとめ・紅ほっぺ・レッドパールの3種ミックス苺ジャム
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そして、食後にはコーヒーか紅茶。カップはもちろん沿線の特産品、砥部焼です。
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砂糖や爪楊枝などが収まっているケースは、「伊予灘ものがたり」のマークが入った凝ったデザイン。
個人的に、デスク上の小物入れに使いたくなりました。(残念ながら非売品)
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食事を楽しんでいると、車窓にはいよいよ瀬戸内海の穏やかな海が見えてきました。
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松山駅を出て約1時間で下灘駅に到着。
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もはや説明不要の超有名駅です。
数々のポスターや広告物に使われたあの絶景が目の前に。
想像していたよりも海に近くて、海風が非常に気持ちよかったです。

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海と列車を絡めた記念撮影は、もちろん順番待ちができるほどの人気です。
ほかの人が写らない写真は、発車時間が近くなった頃にパパッと撮っておくのがおすすめ。
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下灘駅では8分停車。
もっと停車時間を長くしてほしいところですが、これでも以前よりも停車時分がちょっと長くなったんだそうです。

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駅の中をプラプラ歩いていると、「記念にいかがですか~?」とカードをもらいました。
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JR四国が作ったものではなく、個人の方が作ったものみたいです。
乗客全員分はないみたいで、もし貰うことができたらラッキーかもしれません。


席に戻ると、まだ食事を終えていない人のプレートにはラップが掛けられていました。
私はすでに食事を終えて食後の紅茶を飲んでいたのですが、飲みかけの紅茶にもラップが掛けられて、ホコリが入らないようにされていました。
こういう心遣いが、些細なことですがとても嬉しくなります。

しかも、下灘駅を発車して、席に戻った私を見かけたアテンダントさんがすぐに席まで来てくれて、
「紅茶、飲みかけでしたよね? 冷めてしまってるでしょうから、新しいのに淹れ直しましょう」
と、淹れたての温かい紅茶に取り替えてくれました。
ほぼ満席の車内で、誰のお茶が飲みかけだったかを覚えていて、それを放置せず「淹れ直しますね」と声を掛けてくれる気遣いには感動しました。




下灘駅の次の串駅のちょっと先では、鉄橋の上からエメラルドグリーンの海岸線が見下ろせます。
鉄橋の上で一時停車してくれるので、きらきら輝く美しい光景を眺めることができました。
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ここでも、座席位置によっては真下の風景が見えにくいところがあるのですが、その席の人にはアテンダントさんが「ここからならよく見えますよ!」と乗降ドアの窓や空いている席の窓に案内していました。


串駅の次の喜多灘駅は・・・・
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大洲市と伊予市の境目にあり、それぞれの土地に伝わる美女伝説をモチーフにした看板が設置されています。
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「大洲編」のモーニングプレートは、食事の画像を見ても分かるとおり、量が非常に少なめです。
なので、食後もなんだか食べ足りない気分になります。
メニューを見ると、スイーツがいくつか用意されているようです。
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「伊予灘のらぶかん」と名付けられた、ジュレとムースとスポンジケーキが段になったスイーツを注文しました。
飲み物には、道後サイダー。
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伊予長浜駅を過ぎると、海岸沿いから山間の川沿いへと風景が変わります。
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五郎駅では、名物のたぬき駅長が「伊予灘ものがたり」の通過をお見送り。
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旅も終盤になると、乗車記念グッズのワゴン販売が行われます。
伊予灘ものがたりのロゴ入りグッズや砥部焼き、地元の名産品などはもちろん、沿線の小さな商店が作った手作り菓子などのようなものまで揃っていて、おみやげの取り揃え内容からも「伊予灘ものがたり」がJR四国と沿線住民の盛り上げで走っていることが伺えます。
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最後に、大洲の街で使えるクーポンブックや観光マップ、そして「伊予灘ものがたり」運転開始3周年を記念して伊予市のマルトモさんの協賛でかつおぶしが乗客全員に配られました。
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終点の伊予大洲駅に到着。松
山駅から約2時間の、海と山と川を愛でる自然がいっぱいの列車旅でした。

下車する時も、乗降口の前でアテンダントさんがお見送りしてくれます。
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ホームには大洲市の商店街の方々が仮設カウンターを出して、地元の名物パンやお惣菜を用意して乗客を出迎えてくれました。
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今回乗った「伊予灘ものがたり」。
これまでに乗ったことのある「レストラン列車」の中では、一番の満足と感動を感じられました。

とにかく地元沿線のみなさんの歓迎っぷりがハンパじゃなくすごい。
「JRに頼まれてるから出てきた」という義務的な雰囲気が全然無くて、自発的に線路端に出て手作りの旗やら看板やらを振ったり掲げたり、中には仮装やコスプレをして来る人までいて、もう「お祭り騒ぎ」的なはしゃぎように、こっちまでテンションが上がってきます。
これが昨日今日走り始めたばかりではなく、この時ですでに「3周年」だというのだから、この列車がいかに地元民に愛されて、地元民に支えられてきたのかと思うと、胸が熱くなります。

JR四国の努力と工夫も随所に感じられ、国鉄時代からのロートル車両を限られた予算でいかに美しく懐かしさが感じられるものに改装するか、お金のない鉄道会社が頑張りに頑張りぬいて作り上げたのがよく分かります。
アテンダントさんの素朴で温かく、だけど小さな心配りも漏れずに提供するヒューマンサービスは、正直かつての「つばめレディ」以上のものを感じました。
こう言っては失礼かもしれませんが、四国のすみっこの田舎を走るこの列車の乗務員が、こんなにも人をもてなして喜ばせてくれるサービスマインドに溢れているとは予想すらもしていませんでした。

リピーター率もかなり高い列車であるというのは当然だと感じ、指定席と食事予約がなかなか取れないというのも納得でした。


かの「伊豆クレイル」とは、全てが間逆の位置にあるのがこの「伊予灘ものがたり」であると実感しました。
お金持ちの鉄道会社がかつての花形特急をお金をかけて派手に改装し、テレビで度々取り上げられる有名店の人気シェフとコラボした食事を出し、日本有数の車内販売運営会社がアテンダントを投入してでさえ、四国を走るこの小さな2両編成の気動車の中に詰まった努力と情熱と結束には遠く及ばない。

今これから、こうした「レストラン列車」を投入しようという鉄道会社や地域が参考にして学ぶべき存在は、JR九州でもJR東日本でもなく、JR四国が走らせるこの列車なのかもしれないなと思いました。




偶然にも、ほとんど同じ時期にお友達さんも同じ列車に乗っていたので、そちらのブログレポートも参考にすると、さらに「伊予灘ものがたり」に乗った気分になれるかもよ?

のまゆ JR四国のバースデイきっぷでリッチな乗鉄~その18~ 伊予灘ものがたり 車内編
のまゆ JR四国のバースデイきっぷでリッチな乗鉄~その19~ 伊予灘ものがたり 乗車編



(旅行自体は、まだつづく)


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加油、台湾!!

台湾東部地震の被害が想像していたより甚大で、大変なショックを受けています。

今回の地震で被害が大きかった東部のいろんな都市へは、台湾へ旅行に行く度に足を運びました。

台湾の人々は、いつ行っても、どこに行っても、日本人に対してとても親切で優しくしてくれます。
お店やホテルの方々はこちらが日本人だと分かると、嬉しそうに知っている日本語を使って話しかけてくれます。
台鐵の職員さんは「普悠瑪や太魯閣は日本製だぞ!」と、誇り高そうに喜んで自慢してくれます。

今度は、私たち日本人が3.11の時の恩返しをする時だと思います。
あの時、「もう日本はダメだ」と諦めた日本人に、台湾の人々が生きる強さをくれたような気がしました。

現地の人たちの無事と、一日も早い復興を祈ります。

加油、台湾!!

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その11

松山駅からは、JR四国のレストラン列車「伊予灘ものがたり」に乗ります。
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電光表示装置の行先のところが「大洲編」となっていますが、運転日には4本が運転される「伊予灘ものがたり」はそれぞれの列車に「○○編」と、「ものがたり」にちなんだ名前が付けられています。

朝一番の松山→伊予大洲でモーニングを提供する「伊予灘ものがたり1号」に相当する列車は「大洲編」。
午前中の伊予大洲→松山で早いランチを提供する「伊予灘ものがたり2号」に相当する列車は「双海編」。
午後の松山→八幡浜で遅い時間のランチを提供する「伊予灘ものがたり3号」に相当する列車は「八幡浜編」。
夕方に八幡浜→松山でアフタヌーンティーを提供する「伊予灘ものがたり4号」に相当する列車は「道後編」。

「伊予灘ものがたり」は非常に人気が高く、現状では指定席と食事を予約するのは「至難の業」と言っても過言ではないと思います。
私も最初は「四国の片隅を走ってる列車だし、デビューして3年も経っててブームも一段落してるだろうから予約は楽勝っしょ!」とナメていました。

そうしたら、全然予約が取れない。
本気のマジで、先の先まで予約で満席。
松山発が朝の8:26という、お食事系の観光列車としてはクソ早すぎる時間に発車する列車ですら、本気のマジで毎回満席。

どうなってんだ、これ?
四国で何が起こってるんだ?
今、時代は四国なのか?四国が熱いのか?

本当は、本格的な食事が提供され、乗車時間が長い「双海編」か「八幡浜編」に乗りたかったのですが、朝イチの「大洲編」にキャンセルが運良く出てなんとか席が確保できて乗ることができたという状況での乗車でした。

ちなみに、JR四国のホームページには「伊予灘ものがたり空席情報」が出ていますが、リアルタイムで更新されない(たぶん1週間に一度くらいの頻度での更新)ので、「あ!空いてる」と思って予約しようとしても「満席です」というオチがかなりの確率であります。



入線してくるのは、発車時間の15分ほど前。入線後に食材の積み込みなどを行うので、出発前はけっこう慌しいです。
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一見すると、JR九州の「いさぶろう・しんぺい」に似ているので水戸岡デザインの車両のようにも見えますが、車内外全てがJR四国オリジナルのデザインです。


乗車位置にはアテンダントさんが立ち、入線時に列車に一礼。みきゃんも一礼。
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入線直後は車内で提供される食事の積み込み作業などがあり、すぐには車内には入れません。
準備が整うと、アテンダントさんが乗車口に立ち、席の場所の案内をしてくれます。
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列車は2両編成。
2つの車両の客室の基本的な作りはほとんど同じですが、配色が大きく異なっているので、全く違う作りに見えます。
こちらは松山寄りの2号車。イエローとライトグリーンがベースで「黄金の章」というテーマになっています。
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こちらは八幡浜寄りの1号車。レッドとモスグリーンがベースで「茜の章」というテーマになってます。
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いずれの客室も、海側が窓を向いたカウンター席、山側が2人向かい合わせのテーブル席。
運転席寄りにはグループ客向けの4人用ボックスシートもあります。


こちらは2号車にあるビュッフェカウンター。
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食事の配膳準備から後片付けまでは全てここで行われるので、運転走行中はこのスペースはアテンダントさんがひっきりなしに行き交う大忙しのスペース。ですので、あまりビュッフェとしての機能はありません。
しかし、乗車中はアテンダントさんが頻繁に客室に来て追加オーダーなどのリクエストに応えてくれるので、このカウンターに来て何かを頼むということはほとんど無かったです。

お手洗いなどのサニタリースペースは1号車に。
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見てのとおり、木目調のインテリアで統一されていて、その雰囲気は観光地にあるようなレトロなカフェのそれと見間違うほどの美しい作りになっています。
洗面台のシンク部分は、砥部焼でできています。
ちなみに2箇所のトイレは洋式に改造されていて、どちらもウォシュレットが完備されています。

最近のイベント向けの改造車でも、客室はよく作りこまれていても、デッキやトイレ周りが中途半端な改装で仕上げられてしまっている車両が見受けられますが、「伊予灘ものがたり」のこのあたりは、徹底的に女性目線で作られたのがよく分かり、おそらく女性客からはかなり支持を得られるんじゃないでしょうか。

デッキや乗降口もこのとおり。
のれんに、行灯を連想させる飾り照明。壁に掛けられた時計も、さりげなくレトロな雰囲気の文字盤を使ったものになっています。
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私の席は、2号車「黄金の章」の2人掛け向かい合わせ席で、知らない人との相席でした。
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テーブルには、ランチョンマットと割り箸、おしぼり、そして「伊予灘ものがたり運行開始3周年」を記念した特別プレゼントのうちわがセットされていました。
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割り箸やおしぼりは、業務用の汎用品かと思いきや、イラストや刻印が入った完全オリジナル品。
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使い捨ての消耗品に、ここまでこだわっていることに驚きました。
JRグループの中でも、経営が非常に苦しいほうに入るJR四国が、お金をかけてこんな小物にまでオリジナルデザインのものを用意しているとは、小さなことですがものすごい努力です。

こういう小さなところにまでロゴが入っているとか、オリジナルデザインになっているというのが、実は乗客にとっては心をくすぐられるもので、旅行の楽しさを大きく盛り上げてくれるものだったりします。
お金持ちの某緑のJRの「伊○ク○イ○」とかは、こういうところを見習ってほしいですね。



「伊予灘ものがたり」号は、松山駅を出発。
ホームには駅員さんや車両積み込みのお手伝いのアテンダントさん、お弁当売りのおばちゃんから駅構内の清掃員さんまでが勢揃いで手を振って出発を見送ってくれます。
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ホームと反対側では、車両基地の鉄道員さんたちが仕事の手を休めて、総出で手を振ってお見送り。
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決して派手な見送りイベントではありませんが、会社一丸となって盛り上げようというアットホームな感じがして、出発直後から感動に包まれるような気分になりました。




(つづく)

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その10

四国3日目の朝です。
バースデイきっぷの有効期間は3日間なので、四国島内の乗り放題もこの日が最終日。

朝早い時間から高松駅へ。特急「いしづち」101号に乗車します。

ホームで待っていたのは、この電車ですよ。
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某和歌山電鉄の「おもちゃ電車」以上におもちゃみたいな雰囲気全開。

四国初日に見かけた、8000系アンパンマン列車です。
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いやはや、2000系アンパンマン列車以上のすさまじい「痛車」っぷりです。
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ホームで電車待ってて、やってきたのがこれだったら「え?乗ってもいいのか、コレ?」ってなりそう。
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8000系も、1号車のグリーン室と合造になっている半室指定席が「アンパンマンシート」になっているんですが・・・
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イベント列車じゃないんですよ、これ。
普通に毎日走ってる特急電車です。しかも岡山・高松~松山間のビジネスユースの割合がかなり占めると思われる特急です。
これ普通に、アンパンマン好きな子連れファミリー客じゃない人がこの指定席にあてがわれたら「気まずさ全開」の空間。
上司との出張でピリピリした空気感が予想されたら、あえてこの「アンパンマンシート」を予約しておけば上司との会話も弾むかも?!

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床には、主な停車駅がひらがなで。
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洗面台は「ドキンちゃんのお部屋」がテーマらしいです。
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「食ぱんマン様~(ハート)」
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隣接するトイレには、子供用のアンパンマン補助便座を用意しているという徹底ぶりに、JR四国のすごさを知る。
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「アンパンマンシート」席以外の普通車は、ご覧のとおりノーマルな仕様ですが・・・・
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気を抜いて天井を見上げると、アンパンマンキャラクターが空を飛び交っているというトンデモワールド。
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グリーン席は、アンパンマンたちが全く潜んでいないので安心して?ご乗車いただけます。
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車内で朝ごはん。
高松駅の駅弁屋は朝早い時間だとオープン前なので、前日の夜に駅弁を買っておきました。
(岡山の弁当業者が作ってる駅弁なんですけど)
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「栗おこわ」です。
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朝早かったので、途中ウトウト居眠りしたり。
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終点の松山駅に到着です。
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高松→松山間は基本編成の5両編成ですが、松山到着後に高松方に3両の付属編成を連結して、堂々8両フル編成のアンパンマン特急が完成します。
(折り返し列車は、5両編成が岡山行きの「しおかぜ」、3両編成が高松行きの「いしづち」になります。)
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(つづく)


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09

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松本にあずさを見にいく


「新しいの、デビューまで待ちきれないのー!」

というわけで、E353系見たさにはるばる松本まで行って来たんですが、12月23日のデビュー当日の指定券は予約しているわけではなく、「お前どんだけE353愛を語れんの?」と言われれば、それほどでもないんですが、どうもすいません。






松本駅着いたら、さっそくいたお! しかも2つもいた!
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試運転に出てて見られないかなーと思ってたので、いきなり2本も見られて、おっさん完全にテンアゲー!

横顔もすごい。なんか先頭の部分だけ「いきなり未来」感がハンパない。
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しかし、2本とも停まったまま動く気配はない。
テールライトが点灯してるんで通電はしてるみたいなんですが、今日は試運転しないのかな?

というわけで、E353系が出てくると必然的に引退となるであろうE351系を撮っておく。
一部の「スーパーあずさ」は、松本駅到着後に車両基地へ回送される際、基本編成と付属編成をバラす作業をします。
車両基地の有効長の関係なのかな?
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というわけで、普段は拝めない付属編成の「バッタ顔」先頭車が先頭に立つシーンが見られます。
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こうして見比べると、E353系の顔はE351系バッタ顔の進化形のような気がしてきた。
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車両基地にE351系がいっぱい並ぶ光景ももうすぐ見納めですかね。
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所用を終えて、夜も松本駅に出撃ー!

「ドット欠けってレベルじゃねーぞ!」なスーパーあずさに遭遇。
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最初に登場した先行量産車の第2編成の付属側なので、たぶんこのLED表示は修理されないまま引退かも。

新宿から到着したスーパーあずさ(右)と、1分間だけのE351系の並び。
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E351系とE257系の並びも撮っておきましょうかね。
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「アタシも撮ってー!」
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ホームにあった、備品入れのロッカー。
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「E353系の試運転見られなかったなー」と諦めかけた瞬間、長野方からE353系の試運転列車が帰ってきました!
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うっひょー!! ナニコレ!? ちょーカッコイイんですけど?!
うちの地元のE657系も、KEN OKUYAMAにデザインして欲しかったー!!

左:1993年 右:2017年  四半世紀を掛けての鉄道デザインの進化がこれです!
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うっひょー!! 何このロゴマーク!? ちょーカッコイイんですけど?!
うちの地元のE657系も、KEN OKUYAMAにデザインして欲しかったー!!
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基本編成と付属編成の連結部分に漂う「ヤベェ雰囲気」なんて、もう狙ってるとしか思えない。
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しかし、サロは外観からして相変わらず嫌な予感しかしない。
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そして、登場告知のポスターがこれですよ。反則級のカッコよさ。
「中央線特急あずさに新型車が登場します」って日本語で全く書いてないのに、パッと一目で「富士山、松本城・・・あずさの新車か?」って分かるのすごい。
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朝です。
車両基地には見事に特急車しかいません。
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昨日の夕方にはいたE353系が1本いません。深夜のうちに試運転でどっかに行ったのでしょうか。
(右端のE353系は、前の晩に松本駅で撮影した試運転の編成)

あずさ3世代。ここに183系も入ったら、E257系だけ「なんでこうなった?!」感ハンパないんだろうな。
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こんな荷物電車、まだ現役で走ってるんですね。霜取り電車かな?
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E351系が出区。E353系と先頭がぴったり並んだ瞬間が撮れました。
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帰りは「スーパーあずさ」に乗車。振り子ブンブンがハンパない高速運転を堪能してきました。
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E351系が完全引退する前に、あと10回くらいこの「振り子ブンブン」を楽しみたいですね。ブンブン!



(おわり)

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07

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その9

特急「うずしお」号で徳島から高松まで移動してきました。

高松からは快速「マリンライナー」に乗ります。
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マリンライナーの2階建て車には、桃太郎をモチーフにしたシンボルマークが貼り付けられています。
3種類あるので、どのマークの車両に当たるかという楽しみもあります。

・桃太郎とサル
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・桃太郎とイヌ
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・桃太郎とキジ
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マリンライナーの走る区間は「モモタロウ・ネットワーク」という愛称があるみたいですね。


JR四国のエリア内であれば、バースデイきっぷでマリンライナーのグリーン席にも乗れます。
運転席のすぐ真後ろのパノラマ席を予約したのですが、上り列車だと運転席を背に向くので、全然パノラマでは無かった・・・
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マリンライナーで瀬戸大橋は渡らず、大橋の手前の坂出駅で後続の快速「サンポート」に乗り換えて多度津駅へ。
多度津駅には、さっき大歩危駅で見かけた「四国まんなか千年ものがたり」がちょうど到着するところでした。
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今回の旅程では、予讃線の移動に使った特急が全て8000系で、四国の新型特急8600系の列車を行程内に組み込むことができませんでした。
せっかく四国まで行って、8600系に全く乗ることができないのは悔しいので、余った時間にちょこちょこと短区間往復移動で8600系に乗ることにしました。

多度津からは8600系の特急「しおかぜ」24号のグリーン車に。ただし次の宇多津駅までの5分ほどの乗車。
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宇多津駅からは、特急「いしづち」24号の指定席に移動。
「なんか座り慣れた感があるな~」と思って座席周りをよく見てみると、常磐線のE657系の普通席と全く同じものでした。
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高松駅前のホテルにチェックインして、荷物を置いたあとは、再び8600系に乗りに出撃。
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高松駅の吹き抜けの2階にはアンパンマンのプレイスペースがありました。
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「いしづち」23号で高松から多度津へ。
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フルカラーLEDのヘッドマークは、シャッター速度をあわせるのが大変。
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多度津では、特急「いしづち」から特急「しおかぜ」のグリーン席に移動。
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多度津から川之江までの30分ほどの短い間ですが、8600系グリーン席を楽しんできました。
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まんま「E5系のグリーン席」なんですが、E5系で乗った時にはそうでもなかったのが、在来線サイズの8600系でこの座席に座ると異常なまでに快適に感じるので不思議です。
JR東日本も特急グリーン席にこの座席を採用すればいいのになぁ。

川之江からは、行きと同じ乗継で高松まで戻ります。
特急「しおかぜ」30号~「いしづち」30号も、もちろん8600系です。
8600系に往復乗るために、わざわざ川之江往復という中途半端な行程にしてあるのです。

さっきの「しおかぜ」23号のグリーン席は混んでいたため、座席の写真がほとんど撮れませんでした。
次に乗る「しおかぜ」30号のグリーン席はガラガラみたいなので期待が掛かります。




何事も無かったかのように川之江駅のホームに入ってきたのは、これでした。
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ち~ん・・・・・


ふざけるな8000系!お前はお呼びじゃないんだよ!チェンジだよチェンジ!今すぐ帰れ!!
こちとらわざわざ茨城から来てんだ!8600系呼んでこい!!!





事実、所定8600系のところ、8000系が代走というのはよくあることらしいです。


というわけで、今回の旅行では8600系に関しては欲求不満の消化不良という感じでした。


高松駅に着くと、一番端っこのホームに「サンライズ瀬戸」が停まっていました。
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東京行きはこの時間の発車なんですね。
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ホームの人の流れを見ていると、サンライズに乗り込んでいく人はわずか。
大盛況の「出雲」に比べて、「瀬戸」のほうはだいぶ厳しい環境のようです。

というわけで、四国2日目が終了です。
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(つづく)


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04

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その8


阿波池田駅からは、特急「剣山」に乗り換えます。

国鉄時代の車両のDNAを色濃く残すキハ185系。
四国でも新鋭車両が次々と出てくる中、「あら~懐かしい~」と感じさせる車両です。
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行先表示も、国鉄仕様の懐かしいスタイル。
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後ろの車両は、カラーリングがちょっと異なっていました。
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普段は2両編成の特急「剣山」ですが、これから乗る列車は3両編成。
真ん中には、ゲテゲテしい塗装の車両が連結されています。
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「ゆうゆうアンパンマンカー」なる、1両丸ごとアンパンマンワールド全開の特別車両です。
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「ゆうゆうアンパンマンカー」が連結される「剣山」のヘッドマークは、このようにアンパンマン仕様に。
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「ゆうゆうアンパンマンカー」は、車両の半分が指定席になっています。
今日はわざわざ、このアンパンマンカー指定席を取っておきました。指定券には「剣山8アンパンマン」の表記。

そして車内に入ると・・・・
「南風」号のアンパンマンシートをも超える、すさまじいワールドが。
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「平日だし、きっとガラガラだろう」と思っていたら、ファミリーばかりで見事に満席。
40過ぎのおっさんが一人で乗るには、非常にキツい環境でした。
ちなみに、自分の前の席には、スーツ姿のビジネスマンが2人並んで座っていた・・・・何の間違いでこの指定席を買ってしまったんだろうなと。

車両のもう半分はプレイルームになっていて、子供たちは道中ほぼずっとここで絶叫の雄たけびを上げながら遊びまくっていた。
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このアンパンマン車両には、「アンパンマンカー指定席」の指定券を持ってないと入れません。
車内には、保母さん兼監視員の女性が乗っていて、この車両に入ってくる人にはすかさず指定券の提示を求めるという徹底ぶり。
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列車が走り出すと、乗客のほぼ全員がプレイルームのほうに行ってしまうので、指定席の方はガラーンとして静かです。(プレイルームから子供の絶叫が響いてくるが)
しかし、静かな客室にアンパンマンのテーマがエンドレスでBGMとして流れています。発車してから終点に着くまでずっとです。
まさにアンパンマンによる「洗脳」空間、恐るべし!
“アンパン”なだけに、ラリってくるとはまさにこのことかもしれません。


座席周りは床も壁もブラインドも、徹底してアンパンマンです。
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ブラインドは全て違うキャラクターが描かれているので、それを記念撮影する親子も多いです。
ですので、この列車では基本ブラインドを下ろしておいてあげたほうが親切です。
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天井には「ゆうゆうアンパンマンカー」が通る駅名がキャラクターとともに描かれています。
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デッキ仕切り壁には、アクリル板でカバーされたイラストが。
アンパンマンの作者、やなせたかし氏の直筆イラストとサインです。
なんか、ドキンちゃんがアニメのキャラクターと比べると、さらに小悪魔チック。
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車内には簡単なライブラリーもあって、アンパンマンの絵本が自由に読めるようになっています。
テレビアニメ版の絵本がほとんどなんですが、その中に原作バージョンのアンパンマンの絵本もありました。
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お腹を空かせた少年に顔を分け与えて飛び去るアンパンマン。
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推定年齢50歳の渋いアンパンマン。
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ここまでくると、車内でアンパンマングッズや飲食物を売っていてもおかしくないのですが、車内販売はありません。
ちなみに、JR四国の主要駅にあるベーカリーでは、「アンパンマン」パンを売っています。
高知駅のベーカリーで、アンパンマンのあんぱんとカレーパンマンのカレーパンを買って、車内で食べました。
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記念乗車証の配布もあります。
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「ゆうゆうアンパンマンカー」の前後の車両の車内は、ご覧のとおりごく普通の仕様なので、ゆったりマッタリ徳島線の旅を楽しみたい方は、こちらの普通車を選択されたほうが賢明です。
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徳島駅に着きました。
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徳島駅の構内では、キハ185系が多く見られました。
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徳島からは、特急「うずしお」で高松へ向かいます。
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2000系気動車の進化系、N2000系でした。ロゴがかっこいいです。
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2両編成の「うずしお」号は大混雑でした。指定席は満席、自由席はデッキにまで立ち客が溢れていました。
車窓には、ところどころで鳴門海峡から瀬戸内に続く海の風景を眺めることができました。
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徳島から高松までは、1時間ほどで到着です。


(つづく)

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その7

四国に渡って2日目の朝です。

2日目は「アンパンマン」をメインに攻めて行くスケジュール。

まずは、中村駅から特急「南風」6号に乗車。
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2000系の「土讃線アンパンマン列車」です。
「土讃線アンパンマン列車」は「オレンジ」と「グリーン」の2編成あって、この列車は「オレンジ編成」です。
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グリーン席はさすがにアンパンマンの装飾はありませんでした。
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昨日乗った「南風」13号や「あしずり」12号のグリーン車と比べると、シートカラーがモノトーンで落ち着いた雰囲気。
こちらが原型で、昨日乗ったブルーのシートカバーはリニューアルした編成だそうです。


落ち着いた雰囲気のグリーン客室と壁一枚を隔てた半室指定席がとんでもないことに。
「アンパンマンシート」と呼ばれる区画です。
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座席表面のアンパンマンプリントだけでは飽き足らず、テーブルを出すとこんなところにも・・・
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ヘッドレストカバーにも。
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乗降口の注意喚起のテープにも!
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「ふうぅ~、アンパンマンのすさまじい攻勢だったぜ~」と次の車両へ移ると、
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一見、普通の車両のようですが、天井を見上げると・・・
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「アンパンマンシート」のある1号車には、乗車記念のスタンプ台もありました。
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(季節ごとに行われている「アンパンマン列車スタンプラリー」のスタンプがコレ)


「南風」6号は、アンパンマン車両4両が所定の編成ですが、この日は高松方に量産車が1両増結されていました。
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中村駅を出発した「南風」6号。
こまめに停まって、車内の乗客を少しずつ増やしながら進みます。
須崎駅までの間、ところどころで太平洋に近づくところもあり、変化に富んだ車窓が楽しめます。
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中村駅からずっと貸切状態だったグリーン席も高知駅からは数人の乗客が乗ってきましたが、満席にはほど遠い乗車率。
普通席のほうは、高知駅で乗客が入れ替わるような感じでした。


後免駅を出て、山間の急カーブが連続する区間に入ると、2000系気動車の本領発揮。
崖の上の単線のカーブもハイスピードのまま、振り子で車体をぐりゃんぐりゃん傾けながらブッ飛ばしていきます。
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吉野川に沿って走る渓谷では、美しい車窓が右に左に楽しめます。
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琴平駅で「南風」6号を下車しました。
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「こんぴらさん参り」の玄関口の琴平駅。
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和洋折衷の瀟洒な建物は、昔の姿を復元したもので、つい最近その復元工事が終わったばかりということで非常に美しい姿でした。

琴平駅からは、「南風」3号で高知方面へと戻る行程。
「南風」3号は、「土讃線アンパンマン列車」のグリーン編成のはずなのですが、やって来たのは・・・普通の車両でした。
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先頭から ←高知 「一般車」-「アンパンマン」-「一般車」-「アンパンマン」 岡山→
という見事なまでの混成状態。
1両から組み替え自在なディーゼルカーの自由度ここに極まれりという感じです。
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「アンパンマンシート」を予約していたのですが、先頭車が一般車両だったので普通の指定席なのかと思ったら、車内はちゃんとアンパンマン仕様になっていました。
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この日の先頭車「2006」は、所定のアンパンマンシート車が検査で編成から外れる際の「予備」ということで、外観は一般車のままで内装だけアンパンマンにしてあるそうです。
車内にはちゃんとアンパンマン列車乗車記念スタンプも設置されていました。


高知までの1時間40分、ジャムおじさんと見つめ合う、素敵なひととき・・・・
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高知駅に到着しました。
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高知駅の改札内には「アンパンマン列車ひろば」という、アンパンマン列車をイメージした子供のプレイスペースがありました。
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高知駅からは、特急「南風」14号で再び高松方面へと戻ります。
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「南風」14号のグリーン席も貸切状態でした。
こんなにどの列車もグリーン席がガラガラだと、2000系を置き換える次の新車はグリーン席が無くなるか、大幅に席数が減りそうですね。


ちょうどお昼時だったので、高知駅で駅弁を買って車内で食べました。
土佐の名物を欲張りにいっぱい詰め込んだ「龍馬弁」です。
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大歩危駅では、「四国まんなか千年ものがたり」とすれ違いました。
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この「四国まんなか千年ものがたり」、とにかく大人気らしく、今回は全然指定券(+食事)が取れませんでした。
この列車に乗る気満々だったので、今回の旅程もこれを中心に組んでおいたのですが、結果大幅に旅程の作り直しとなってしまいました。

次の四国訪問では、ぜひ「四国まんなか千年ものがたり」に乗車したいと思います。


高知から乗ってきた「南風」14号を、阿波池田駅で下車。
ここで次の列車に乗り換えです。




(つづく)


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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その6

宇和島からは、予土線で四国を北から南へ縦断。
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乗車するのは、「四国新幹線」です。
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写真だけで見ると「ゲテモノ」感しか感じられませんが、実物を見ると「ローカル用のディーゼルカーをよくぞここまで新幹線に似せようと頑張ったな!」と、ある種の感動すら込み上げてきます。(ホントに!)

先頭部分を横から見て、比べてみると・・・・
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なかなかのモノです。


山間部を走る予土線は、うっそうと茂った木々の枝が列車にバシバシ当たるし、線路はヘロヘロだし、まるで鉱物でも運ぶトロッコ貨物運搬線みたいな雰囲気です。
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江川崎駅で10分ほど停車。
四国新幹線の車内にはトイレが無いので、車内放送でも「トイレは江川崎駅でお済ませ下さい」と案内がありました。
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それにしても、思いっきり田舎のローカル駅に単行の新幹線が停まっている光景は、シュールそのもの。

クッソ暑い駅らしいですよ?!
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「らぶらぶベンチ」
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クッソ暑い駅のベンチで寄り添って、さらにクッソ暑くなるという、「リア充○ね!」的な「インスタ映え」スポット。

宇和島駅を発車した時は、高校生を中心に車内はいっぱいの乗客が乗っていたのですが、駅ごとに乗客がポツポツ降りていって、江川崎駅を出ると貸切になってしまいました。
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壁も床もロングシートもブルー一色という、不思議な空間。

窪川方には、0系新幹線で使われていた転換シートが2脚設置されていて、記念写真スポットになっています。
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新幹線とはいえ、ワンマンカーなので運転席の後ろには精算箱と運賃表があります。
運賃表には東海道新幹線の駅も書かれていますが、さすがに料金は表示されていませんでした。
(金額表示も4桁じゃ足りないな)
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宇和島方には、ロングシートを取っ払って、プラレールの展示棚が設置されています。
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最新の新幹線から、SLや485系・165系といった国鉄型電車まで、プラレールの守備範囲の広さには驚きです。


窪川駅に到着。宇和島駅から約2時間20分、平均時速約40km/hのローカル新幹線の旅でした。
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列車は折り返し、宇和島行きになります。
ここまで先頭だった流線型の先頭車が、今度は後部になるわけですけど、「テールライトはどうするのかな?」と思っていたら、運転士さんがヘッドライトに赤いフィルターを差し込んで、黄色いヘッドライトが赤いテールライトに早変わり。
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ローカルな駅に流線型の0系新幹線・・・やっぱりシュールな光景です。
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窪川駅からは、特急「南風」に乗車します。
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2000系ディーゼル特急で、さきほど松山から宇和島まで「宇和海」で乗った「TSE」の量産型車両です。

窪川からは土佐くろしお鉄道に乗り入れて、終着駅の宿毛まで直通運転です。
「バースデイきっぷ」では、土佐くろしお鉄道区間もグリーン車や特急に乗車することができます。
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グリーン車は、大型のハイバックシートが横3列で並びます。
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ヘッド部分の両脇が大きく張り出し、背面はバックシェルが覆い、茨城県民には651系「スーパーひたち」のデビュー当時のグリーン席を連想させます。
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中村駅から先はほぼ全線が高架で、山を迂回することなくトンネルで一直線に結ぶ形で線路が敷設されているので、ローカル線の特急とは思えないほど高速でブッ飛ばして走ります。
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終点の宿毛駅に到着。
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宿毛駅というと、圏外から来た人間はすぐあれを思い出してしまうんですが・・・



「南風」号で到着した列車は、折り返し「あしずり」号になるので、ヘッドマーク幕の回転が見られました。

「いしづち」号。
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「うずしお」号。
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「宇和海」号。
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「あしずり」号。
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そのまま折り返しの「あしずり」号に乗って、来た道を戻ります。
グリーン車は宿毛から下車駅までずっと貸切でした。
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「あしずり」号を中村駅で下車。
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中村駅近くのビジネスホテルに泊まって、四国島内一日目が終了です。
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(つづく)

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その5

「四国鉄道文化館」を見学後は、伊予西条駅から特急「しおかぜ」5号に乗車。
この列車も8000系特急電車です。
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この列車もグリーン車はガラガラでした。
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振り子車両なので、急カーブが連続する区間では車体を右に左に豪快に傾けて疾走します。
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伊予西条から約1時間ほどで、終点の松山駅に到着。
特急しおかぜ号が到着したホームに、反対側から特急宇和海号が入ってきて、向かい合う形になりました。
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以前はディーゼル特急のしおかぜ号やいしづち号が松山から先の宇和島まで直通運転していましたが、松山までの電化が完成(実際には松山のちょっと先まで電化されている)したことから、しおかぜ号といしづち号はディーゼルカーから電車になり全列車が松山止まりになり、松山-宇和島間はディーゼルカーの宇和海号に分離されました。
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しかし、列車が分離された後も、双方の列車を乗換えて通しで乗車する利用者が多いことから、このような形で同一ホームに2本の列車を着けて、乗り換えの利便性を高めているというわけです。
実際に、階段を上り下りせずにホームを歩くだけで別列車に乗り換えられるのは、かなり便利に感じました。

宇和海号には2000系ディーゼル特急が使われていますが、一部の列車は試作編成の「TSE」が固定運用で投入されています。
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「TSE」は世界初の振り子式ディーゼルカー。平成元年(1989年)に登場しました。
営業運転開始後は、四国島内の各地で運用され、「剣山」と「むろと」を除く四国島内の全ての特急に投入された経歴を持っています。
2017年現在、「TSE」は基本的に特急「宇和海」7・13・31号と2・12・18号に運用固定されています。

しかし、ディーゼルカーは自由自在に編成内の車両が1両から組み換えが可能なことから、この「TSE」編成も3両全てが「TSE」車両ということはそう多くないようで、「TSE」の中に量産車が組み込まれていることもしばしばあるようです。
この日は運良く、3両全てが「TSE」車両でした。


先頭車の左側上部には「TSE」のロゴ入り。「TSE」は「Trans Shikoku Experimental」の略称です。
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行先表示機は、試作車両らしくシンプルな表示。
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世界初の振り子式ディーゼルカー、日本初の制御付振り子式車両という技術的な部分が評価されて「ローレル賞」を受賞しました。
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さらに「日本機械学会賞」も受賞しました。
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「試作」らしい光景が客室内部でも見ることができます。
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高松寄りの先頭車「2101」は、連結面寄りの4列だけがバックシェルタイプの座席となっています。
「TSE」の登場時、この4列分の空間には「ソファー」席が置かれていました。
もし2000系気動車の開発に失敗した際には「TSE」をイベント列車に流用する予定があったため、車内客室設備にジョイフルトレイン的な要素を持たせていました。
2000系気動車は無事に量産・実用の目処が立ち、試作の「TSE」も後から製造された量産車に混ざって特急列車に投入されることになりました。
幸か不幸かこのソファー席は不要という事になり、ソファーが撤去された後には量産車と同じタイプの座席が追加搭載された、という経緯があります。

TSE宇和海号の車内でお昼ご飯。松山駅で購入した「マドンナ弁当」です。
もちろん、夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場する「マドンナ」がモチーフのお弁当です。
(ぶっちゃけ、「坊ちゃん」の「マドンナ」は小説内での出番はかなり少なく、背の高い色白な美人という表現が作中に出てくるぐらいなんですけど)
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そんなことを考えると、「う~ん、このお弁当の何が「マドンナ」なんだろうか?」と思わずにはいられないわけですが、とりあえず2段重の見た目に華やかなお弁当、美味しく頂きました。
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宇和海号は山側のトンネルが連続する内子線を経由するので、海沿いを走るシーンは多くありません。
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その分、内子線内は高規格軌道になっているのか、ものすごいスピードでぶっ飛ばして走るので、特急らしい爽快な高速運転が味わえます。
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松山-宇和島間は予讃線の末端区間なので列車本数もそんなに多くないような気がしますが、特急宇和海はほぼ1時間に1本という高頻度で運転されています。
ですので、特急宇和海同士の行き違いもけっこう頻繁にあります。
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宇和島に着く直前の伊予吉田駅のあたりで、ちらっと海が見えました。
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終点・宇和島駅の手前の車両基地には、単行のディーゼルカーがいくつも停まっているのが見えました。
・・・おっと!新幹線が!?
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松山から約1時間半で宇和島駅に到着です。
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宇和島駅は駅の建物の上部がステーションホテルになっているので、地方駅とは思えない堂々とした佇まいです。
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(つづく)

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JR四国のバースデイきっぷで周遊旅行 その4

伊予西条では、「四国鉄道文化館」を見学してきました。

まずは、駅舎のとなりに建っている「北館」から。
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館内に入ると、目の前にドドーン!と0系新幹線とDF50形ディーゼル機関車。
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建物は奥行きがあまりないので、0系新幹線は1/3くらいの長さにカットされています。
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「四国になぜ0系なのか?」と言うと、新幹線の生みの親と言われている第4代国鉄総裁「十河信二」氏が、ここ西条の出身という縁から。
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0系新幹線にまつわるグッズがたくさん展示されていました。
開業前の試乗会の参加券から、開業記念切符、食堂車で使われていた食器類、そしてJR西日本で迎えたラストランの関連品まで。ぜひ時間を掛けてじっくり見たくなります。
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「ブルーリボン賞受賞記念プレート」もありました。
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0系新幹線は車内も見学できます。
窓が2列で1枚の「大窓」仕様。リクライニングシートですが、3列席は回転できない固定席です。
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運転席にも入れます。
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行先表示装置。文字が消えかかっている「07」は「赤いひかり東京行き」。「08」は「赤いひかり博多行き」です。
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こちらはDF50機関車の運転席。
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そのほか、四国島内を走った列車のサボや、歴代特急のヘッドマークのレプリカなどが飾られています。
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「四国鉄道文化館」は、予讃線と伊予西条駅を挟んで「南館」もあります。
「北館」と「南館」は、駅と線路を跨ぐ橋でほぼ直結されています。

「南館」へ行く途中、ちょうど上下の「しおかぜ・いしづち」号が伊予西条駅で行き違いをするところでした。
上り列車は8600系特急電車がやって来ました。なんとも奇抜なデザインです。
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一方の下り列車は8000系でしたが、「いしづち」のほうが台湾鉄道管理局とのコラボレーション塗装編成でした。
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台湾の800型通勤電車を模したカラーリングです。
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800型もステンレスボディなのに、なんで8000系はボディを白く塗ってしまったんでしょうね。


こちらが「南館」です。
屋外に電車がドカーン!と置かれているので、「電車の博物館だな!」というのがすぐ分かります。
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この屋外展示の電車は、フリーゲージトレインの第二次試験車両。
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ボディの側面を見ていると、なんとなくJR東日本のE3系新幹線を連想させます。
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「南館」には、C57蒸気機関車と、JR四国島内の急行列車として活躍したキハ65が展示されています。
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キハ65は車内に入ることもできます。独特な形状のボックスシートはJR四国によるアコモ改造でしょうか。
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窓下のテーブルには、センヌキが付いています。
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こちらはC57の運転台。
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30分毎に自動運転が行われる鉄道模型ジオラマ。
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2時間ほど掛けて四国鉄道文化館を見学したあとは、再び伊予西条駅から乗り継ぎ旅行を再開です。


(つづく)

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京九快速

Author:京九快速
ちょいちょいアップします。

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